ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowのレビュー・感想・評価
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OVAみたいで映画にする必要は無かった
μ'sと比べるのはお門違いなことはわかっていますが前作はきちんと完結していてこれがスクールアイドル!みたいな印象を受けましたが今作は全体的にストーリーがばらけていてこの設定はいらなかったんじゃ…という内容が多々ありました。
そのひとつに鞠莉の母親を説得する流れ。あまりにも陳腐な設定で、はぐぅとですわは面白かったがわざわざこの内容を映画化する必要があったのか、海外にAqoursを行かせたかっただけではないのかと思ってしまいました。
1番見ていて意味がわからなかったのがラブライブの決勝をもう一度やりますというシーン。
ラブライブは遊びじゃないという理亞の考えと真っ向から矛盾するあの茶番。ライブそのものはとても良かったですがもやもやした感じが残りました。セイントスノーのライブ納めということでラブライブと関係のないような描写にしてればもっと素直に見れたと思いました。
勝手に感動する映画だ。と印象付けて見に行った自分も悪いと思いますが見終わった後にあの描写はどういう意図だったんだろう、物足りないと思ってしまいすこし期待はずれでした。
製作陣のTwitterを見ていると映画が完成されたのもギリギリだったしもう少しストーリーも練って同じ100分でも密度のある100分にして欲しかった。設定をつめこんで場面をころころ変えればいいってもんじゃないと思いました。
ライブシーンは見事かつ豪華で可愛い
相変わらずストーリーの整合性がおかしい(なんでそこで踊り出す、皆が踊る?、予算は?カメラは?関係者への根回しは?)
でもライブシーンは見事かつ豪華で可愛い。
前作劇場版よりは手に足の付いた内容になった。
(廃校後Aqoursをどうするかの話)
次のAqours
三年が卒業し、新たなaqoursの始まりの映画。
内容はひっかかる部分があったが、
甘い目で見ると出来は良かった。
●ひっかかった部分
1.曜ちゃんのいとこである月
(出なくてもストーリーは進んでおり、
出るなら出るでTVアニメに絡ませて欲しかった)
2.イタリアへ向かう理由
(本来は「新しいaqoursを作るためにどうしたらいいのか?」を
聞くはずだったのに、母の和解が中心すぎて、根本的に本来の
目的が変化していた)
3.母との和解
(和解までの道のりが急ピッチすぎた
急ピッチにする位だったら無くても良かったのでは)
余談だが、千歌たち2年と善子たち1年生が卒業したら
「Aqours」はどうなるのかが素直に気になった。
まだ見ぬ新世代のメンバーに「Aqours」という名を預けるのか。
それか、善子たち卒業と同時に「Aqours」は終わる・解散するのか。ぜひ見てみたいと素直に思った。
割り切って観れば良作
なんだか、おもちゃ箱をひっくり返したような作品でした。
μ'sが終焉を選んだのに対してAqoursは続けていく事を選択した。すなわち本作の主題は母校や卒業生との別離を乗り越え、新生Aqoursの形を模索して行く「死と再生」ということになる。
なので物語の純度を高める上では、当然「6人のAqours」を強調すべきでしょう。けれどやはり「9人のAqours」のイメージを切り捨てることはできないマーケティング上のディレンマがあるわけです。
さらにSaintSnowのエピソードの方が下手に良い出来だった為、かえってますますAqoursの「死と再生」の主題の方は相対的に霞んでくることになる。
そういうわけで本作は関係各所方面への配慮からか色々詰め込みすぎて焦点がとっちらかってしまっているのは否めないでしょう。
劇中歌や作画の出来は普通に良いので、プロモーションビデオあるいはファンムービーとして割り切って観ればそれなりに楽しめると思います。
何をしたかったのか…
前半50分は映画の半分を使う価値のないもので埋め尽くされてました。
曲も印象に残ったのはsaint snow のものだけでした。
μ’sの結末にとらわれず、Aqoursだけの答えを出していたのは良かったです。
なんか物足りない…。
全体的には良いと思う。作画など。
ただいくつか、不思議な点も感じるね。
・曜ちゃんの従姉妹が急に登場
まあこれはどうでも良いのかもだけど、統合先の学校に従姉妹が居るのもアニメ本編で話していても良いような内容かも。しかも偶然にもイタリアに暮らしてたこともあるし。
・マリーの母親の無言の立ち去り
あれだけ結婚させようとしていた母親がライブ見せただけで、よく無言で立ち去り、マリーを自由にさせてあげることが出来たな…と感じる。しかも結婚相手の事は一切話題出ないしw
更に最後のライブでも居たし、関係あるの?
・イタリアに着いてからの不思議なこと
元3年メンバー探し当てて、マリーの母親が探してる旨を話すと急に居なくなり、ヒントのような書き置きを残してく。別にこれは場所でも良かったんじゃない?もしくは一緒に逃げても…。
・SaintSnowのライブは良いものの…。
SaintSnowの理亞の夢を叶えるための独断のラブライブ決勝延長戦とか言ってるけど
理亞は姉とまた歌いたいことだと思うのだけど、Aqoursが歌う必要がわからない…。
・そもそも分校なら…。
そもそも分校という形なら、今までの学校でも良いのでは?なんでわざわざあのボロ校舎を?最終的になんにも使うことなかったじゃん。最後のライブの準備くらいで。
・イタリア編がメインに感じる
そもそもこのラブライブの映画は何のため?序盤の統合先の父兄を納得させるためでしょ?ならそれをメインで尺取ろうよ
まあμ'sの時の真似て、あれが海外行ったからこっちもとなったのだろうけど。
・最後のライブでの不思議な点多々
まず、あのボロ校舎で歌うのじゃないの?(一般論的に無理だろうけど。入るのは。)準備のためだけの演出なの?
それと、千歌達以下(旧2年、1年)だけのAqoursを見せるためのライブなのに、なんで大学生になった、果南達が一緒に歌ってるの?(たぶん実際ステージには居ないのだろうけど。心の中では一緒というね。)
・その後のエピソードが尺の都合なのか視聴者にはわかりづらい
ED中に、SaintSnowの理亞がビラ配りしてたけど、これはたぶんその後のエピソードでしょ?Aqoursの方も分校は罰印で消されてるし。ただ読み取れるけど、ED後のCパートでも良いから見せてよ…。
・Cパートが謎
ED後のCパート、声と最後の砂浜に『Aqours』よくわからない…。
と辛口コメントはしましたけど
でも、千歌達の私服も良かったですし、 ルビぃちゃんとかツインテばかりだけど、髪型変えてるキャラも居たし。笑えるところもあったから星4.5かな。
苦悩成長を描いた歌と青春のグラフィ
TVシリーズの後日譚となり卒業で3年生が抜けたグループの在りように迷う彼女たちの苦悩成長を描いた歌と青春のグラフィティ。
(今回は劇場版なので)途中舞台はイタリアへ飛んだりします。
メンバー9人ひとりひとりがとても個性豊かに描かれていており、これまでTVシリーズからのファンにはいろいろうれしい内容ですが、はじめて観た方でもそこそこ(雰囲気で)楽しめるのでは?という内容になっております。
ちかっちが妙に集中してる
ちかっちが前よりめっちゃ変わってた前は歌詞なんて全然書かないし浮かばなかったのに今だと浮かんだ歌詞を書けるようになってる。
善子は善子で変わらないくらいむしろ可愛い、花丸ちゃんのあ〜んって飲食する時めっちゃ長い、ルビィちゃんは前と違って1人でも出来るようになってたし、セイントスノーのりあちゃんは自分に責任を背負い過ぎだけどそこが可愛いでも、姉様のことはちゃんと考えてる、マリーの母さんはマリーちゃんにキツかった言うことがマリーちゃんは一生懸命Aqoursのことや将来のことを考えてたその後、新生Aqoursが来てから3年生だった3人が町中逃げ回ってた、最後の曲はとても素晴らしかったです。
期待し過ぎていたのかも…
率直な感想は「物足りない」でした。
直面している問題に対してAqoursが葛藤し努力する描写が少なく、観る側が感情移入し辛いと感じました。
ラブライブの魅力の一つであるライブシーンも、本題の描写が少ないせいで間延びした印象を受け、なんだか勿体なかったです。
曲自体は凄く良かっただけに残念です。
ファンのニーズを満たすには100分の映画では収まりきらないのは想像がつきますし、制作者も凄く苦労したんだろうなと思います。
良くも悪くもファンムービー。シナリオは賛否両論か
本作はテレビシリーズを通してみてきた人向けのファンムービーであり、基本的に新規向けではありません。
作品的にもファン層を意識してか「キャラの可愛さ」「ライブ感」を意識した作りで、観ていて楽しい、というエンタメ性を重視した作品という印象でした。
ラブライブシリーズが好きで、サンシャインのキャラクターも好きという方であれば十分楽しめる内容だと思います。
一方で、シナリオに関しては賛否両論かな、という感じがします。
※以下ネタバレを含みます。
本作のシナリオを分解していくと、まず作中における最大の課題として
①廃校が決まった浦の星の受入れ先である高校との統合がうまく進んでいない
というものがあり、これを解決することが劇中の目的となります。
その解決にあたり必要なのが、
②3年生組が抜けたことで6人体制となったAqoursが、新しいAqoursとしての再出発を果たす
ことであり、これが全編を通したテーマになっています。
そして、②のために必要な成長のピースとなるサブストーリー的な位置づけで
③小原鞠莉の家庭問題
④SaintSnowの最後のライブ
という2つがあり、これがそれぞれ
⑤学校(親元)を卒業し羽ばたいていく3年生たちの成長・自立
⑥先輩たち(姉)との別れに区切りをつけて、再出発していく1・2年生たちの成長
を描くためのエピソードとなっています。
⑤⑥を経て成長したことで、②の再出発を果たし、みんなで①を解決する、というのが本作の大まかな流れです。
これはμ'sを終わらせる決断をした前作と大きく異なり、ただ前作をなぞるのではなくAqoursだからこその物語として描かれている点です。
この点に関しては私個人としては非常に良かったと思っています。
続いて賛否のある(のではなかと個人的に思った)部分ですが、大きく以下の2点があります。
1.話の詰め込みすぎによるシナリオとキャラのバランスの悪さ
2.微妙に大人の事情を感じさせる楽曲の選定
まず1.ですが、上述した通り本作はメインとなる①②を解決するためのサブストーリーとして③④が登場します。
題材としてはどれも悪くないのですが、わずか100分の中で(特にギャグ描写等に多分に尺を割いている中で)これらの要素をすべて消化しきるのはかなり無理があります。
話がどうしてもあっちこっちに飛んで行ってしまう印象がありました。
特に鞠莉の母と曜の親せきとして登場した月、という2人のオリジナルキャラクターは、1個1個の話を繋げるための接着剤として使われている印象が強く残ります。
まず③の鞠莉の家庭問題については障害となる鞠莉の母についてですが、娘を道具のように扱い勝手に婚姻まで進めようとしている、スクールアイドルをくだらないと切り捨て否定する、など表面的な部分だけをなぞるといわゆる「毒親」的な存在です。彼女が発端となって1・2年組はイタリアを訪れることになるわけですが、鞠莉の母がなぜそのような行動をとったのか、といった部分の掘り下げは特にありません。
結果的にはライブを一回やっただけで改心し、上記の問題は割とあっさりと解決してしまいます。
問題解決までのプロセスもないわけではないですがどうもつたなく、キャラクターとしてはAqoursの面々をイタリアに行かせるためだけに存在している駒のような扱いに見えます。
同様に月も、①の問題における浦の星側と受入先の高校との間の接着剤的な役割と、せいぜいがイタリア編で現地をガイドする程度の扱いであり、映画オリジナルのキャラクターとして登場したにしては印象に残りづらい存在でした。
月はスクールアイドルではない立場からAqoursを眺めていくことでスクールアイドルたちを知り、応援していくことになる、いわば我々観客に近い立場の存在です。前作で言えば妹たちのような立ち位置ですが、大きく異なる点は彼女がAqoursと行動を共にする中で成長を果たし、劇中で何らかの成長や結末を見せるわけではない、という点です。
結果的に彼女はモブというほど出番がないわけではなく、かといってメインキャラといえるほどの存在感があるわけでもない微妙な存在であり、先述の鞠莉の母同様、物語を動かすための駒に過ぎないような印象が残りました。
とはいえ、これらのシナリオのとっ散らかり具合やキャラの扱いについては、脚本側も織り込み済みではあるのだと思います。
そういった細かい部分はあえて切り捨てて、エンタメ性を重視したのかな、と。
この点は恐らく賛否両論になる部分であり、単純に楽しめれば、という人もいれば気になってしまって楽しめない、という人もいると思います。
次に2.の楽曲についてですが、これはもう一言で、
「3年生が卒業したのに最後まで9人で歌うの……?」
というものです。
正直歌わせても歌わせなくても批判のあるものだと思うので、どちらが正解というわけではないのですが、折角3年生が卒業して6人体制で再出発を果たしたのに、エンディングまで9人で歌う必要は個人的にはないと思いました。
劇中では実際に歌っているのは6人で、3年生が歌っているのは旅立っていく中でお別れをしていくイメージ、という形で消化されていましたが、これは正直3年生を参加させたいがための苦し紛れ感が否めません。
エンディング曲を6人だけで歌うことに反発を覚えるファンへの配慮なのでしょうが、3年生の旅立ちと後輩たちの自立、という点で言えばこれは②のSaintSnowのエピソードで行われるべきであり、成長した結果を示す6人での初ライブを無理して9人で歌う必然性は見受けられません。
むしろ、②のSaintSnowのライブがテレビシリーズからの繋がりやそれまでに描かれた姉妹の絆もあって強く印象に残るのに対し、その後に続けてAqoursが9人でいつも通りに歌っていたのが勿体ないように感じられました。
折角あそこまでSaintSnowのライブを力入れて描いたのなら、いっそAqoursのライブはあの場面ではなくても良かったのかな、と。
というわけで楽曲のチョイスや挿入される場面が「まさに!」という感じだった前作の映画に比べ、やや残念な印象が残りました。
単純に曲そのものを見れば悪くないのでしょうが、彼女たちがライブをする必然性と、なぜその曲だったのか、という点のハマり具合が足りなかったように感じられます。
以上、長文となりましたが、何度も申し上げている通りエンタメ作品としては十分楽しめる内容だと思います。
キャラを可愛く描く、という点についてはこれ以上ないくらいだと思いますし、余計なことを考えずに、ノリと勢いで楽しむのが吉かと。
1からその先へ
アニメ視聴済みの上で観賞。
アニメに引き続きスクールアイドルユニット『Aqours』を中心とした歌とダンスありのストーリー。個性豊かなキャラクター達が可愛い。
Aqoursを3年生が卒業してしまい「足りない」と感じる1・2年生。私が高校生の時の部活動を思い出して懐かしさをも感じる。それでも前に進もう、向き合おうとするメンバー達に心打たれる。
ドタバタシーンは突っ込みどころが満載だが、感動的なシーンではきちんと感動できる。かと思いきや、ライブシーンではキラキラと輝く。表情豊かなAqoursの魅力が詰まった作品だった。
また、Aqoursのライバルユニットである『Saint Snow』の2人との掛け合いシーンやライブシーンも見所。
スクールアイドルのストーリーとしてとてもよかったと思います
私は通常舞台挨拶の日に映画を見に行きました。
私はいきなり曲が来て、そこで高まってギャグシーンも感動するシーンもありで退屈しませんでした。
ただ、私はSaintSnowも好きなのでとても楽しめましたが、Aqoursだけが好きな人からすると出しゃばるな!と言う感想を持つ人もいるかもしれない映画ですね。
ラブライブ!サンシャイン!!はスクールアイドルの物語なのでSaintSnowもAqoursもどちらもアニメを作り上げたスクールアイドルなのだ私は必要だと思いました。
AqoursもSaintSnowも3年生が卒業してからの苦悩などが主に描かれており、それを乗り越えるストーリーだと思います。
私は今回の映画はスクールアイドルの映画としては名作だと思います。
Aqoursだけを見たい方には評価が低くなってしまう映画になるかな、、、と思います。
でも、とても良い映画なので迷ってる!って人はぜひ見に行って欲しいです!👍
私はとても楽しめて何回でも見に行こうと思えるくらい良かったですよ!
曲も良曲ばかりでしたし!
オススメです😊
いい話をつくりたいと言うことは
わかりました。
しかしそのためにまたセイントスノーをゴリ押しするのはどうなんですか?まるでサンシャインメイングループかのような扱い。
見たいのはAqours9人の話であり、成長です。
Aqoursだけじゃいい話は作れないと言うことなんでしょうか。別にみんなでわちゃわちゃする日常映画で大満足できたと思います。
セイントスノーに乗っ取られたような劇場版がAqoursの終わりなんて悔しくてたまらない。
新キャラ登場も必要性が全くわからず、ただただ9人のAqours、3年生がいなくてもみんなで頑張る1.2年生6人の話が見たかった。
一体だれのための劇場版なのでしょうか。
楽曲もPVも先代に遠く及んでいなかったですね。
“0”から始まった輝きは、新たなスタートへ
劇中のスクールアイドルグループ“μ's”として紅白にも出場し、アニメの枠を超えた人気の『ラブライブ!』。
2015年に公開された劇場版は、同時期公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『海街diary』を抑え3週連続1位、興収28億円の大ヒットとなった。
その新シリーズとして始まったのが、『ラブライブ!サンシャイン!!』。別の高校、別の主人公たちによる“Aquas”。
でも、紅白も映画も伝説的存在のμ'sだけ…?
ブッブー!ですわ!
Aquasも昨年末紅白に出演し、遂に大スクリーンへヨーソロー!
最初はどうしてもμ'sと比べてしまう。
でも、見ていく内に。
皆美少女なのは勿論、各々キャラも立っている。個人的にお気に入りは、普通にしてりゃ美少女なのに、コメディ・リリーフ&堕天使キャラの善子…いや、ヨハネ!
だんだん愛着沸いてくる。
それに、彼女たちにだって彼女たちのドラマがある。
活動の始まりは、憧れのμ'sと同じ。
閉校の危機にある母校を救う。
彼女たちが通う浦の星女学院は、のどかな自然や美しい海に包まれながらも、地方故入学希望者が集まらず、常に閉校の噂が。
そんな大好きな母校をPRする為に、救う為に、スクールアイドルグループを結成。
“Aquas”として、スクールアイドル最大の祭典“ラブライブ!”出場を目指す。
…と、ここまではμ'sと同じ。
でも彼女たちの場合、状況が一変していた。
μ'sが立役者となり、スクールアイドル戦国時代。
ちょっとやそっとじゃ通用しないほどハイレベルに。
案の定、Aquasとして初めて出場したイベントでは、人気投票数“0”…。
この“0”がAquasの土台となる。
“0”を“1”へ。
徐々に実力や知名度を上げていくも、地区予選敗退。
追い打ちを掛けるように、期限までに入学希望者数が集まらず、閉校が決定。
しかし、再び挑んだ地区予選を見事通過、夢にまで見た全国大会出場も決める。
彼女たちは歌う。母校の名を残す為に。彼女たち自身の為に。
そして、奇跡を起こす…。
見終わってみれば、μ'sにも負けない魅力と努力と感動があった。
さて、前置きがチョー長くなってしまったが、劇場版の感想を。
“ラブライブ!”優勝を果たしたAquas。
μ'sはあくまで9人で居る事に拘り、3年生卒業と共にスクールアイドルとしての活動も終了したが、Aquasは3年生が抜けても、残った2年生と1年生の6人で活動を続ける事に。
ところが、新たな編入先の学校で思わぬトラブルが。
さらに、3年生が卒業旅行で行ったイタリアで行方不明に…!?
これはμ'sの劇場版でも書いたが、物語としてはTVシリーズで完結してしまっているので、幾ら話を続け、広めようとも、“+α”感は否めない。
μ'sの劇場版はあんなに話題になったのに、今回は興行ランキングで初登場8位、厳しい声もちらほら…。
…それでもいいずら!
だってこれは、リトルデーモンたちの為に堕天した究極の贈り物なのだから。
何を言われようともどーだっていいし、そもそもファンじゃなければ見なければいいのである。
それに、例えばファンの為のファンムービーであっても、コナンは良くてこちらはダメなんて事は決してない!
話的にはちょっと欲張り過ぎた気もする。
6人で新たなスタートを切った千歌たちAquasだが、思いの外芳しくない。やはり3年生の存在は大きかった…。
これが話の主軸になるかと思いきや…。
行方不明になった3年生を捜しに、イタリアへ。理由は違えど、海外旅行は二番煎じ。
このひと騒動の原因である鞠莉と母の確執も呆気ない。
そこに、良きライバル的存在の“セイント・スノー”。姉妹2人で活動してきたが、3年生の姉の卒業により、たった独りになる妹は…。
エピソードはふんだんだが、約100分の尺に納めるには…。TVシリーズなら1クールに出来そう。
でも、言うだけ野暮。
彼女たちを大スクリーンで観られるだけで“シャイニ~!”なのである。
彼女たちの魅力。
劇中彩る楽曲の数々。
本格的なダンス。
時折挿入されるミュージカル風演出はμ's同様、劇場版のお約束となった。
TVシリーズが“0”からの輝きなら、この劇場版は新たなスタート。
“0”から始まったAquasの新たな輝きは、まだまだ終わらない。
走り続ける。歌い続ける。
TVアニメをしっかり追った人でないと少しハードル高め?
重大なネタバレはしませんが一応作品の構成などは少し言及してるため、ネタバレ注意を置かせていただきます。
今回の作品、前作映画の感想を少し頭に残して鑑賞しました。前作は良くも悪くも言えない自分にとってなかなか半端な作品に感じてしまっているので、期待値はそれほど上がってはいません。ただ個人的にはその感覚で行ったのが大当たりだったのかもしれないのか、最終的にはリピートしたいという気持ち湧きました。
まず、開始1分程で最初のライブパートがあります。ネタバレ防止のためこれ以上は言えないですが、自分はここですぐに泣くという自分でもあまり良くわからない状況に陥ってしまいました(笑)
ただ、その理由はハッキリ解り、アニメを1期2期としっかり追った上での視聴で、その様子が頭の中によぎった上でこのライブパートを見たためなのです。
私は涙脆いほうなのでちょっとした演出で心を揺さぶれることが多いため、この性格も相まった結果だろうと踏んでいます。
続いて感じたことは主に物語の進みが前作同様早いのです。100分で続編を作る、これにまず賛否ありそうですが、個人的にはゆとりがありません。ぶっ通し感あって目が離せないです(笑)
前作においてもオープニングですでに海外まで発っていたと思うと、少しはマシかなとも思うのですが、1つ一つがやはり少々説明不足感で、気がついたら別の場所ということが多かったです。尺の短さが露呈する…というと言葉が良くないですが、テンポが早く、もう終わっちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしながら見る感じでした…
全体的なマイナスイメージとして、やはり見る為にはTVアニメを見た上でAqoursに感情移入し、「ここからはどう成長していくんだ?」とファンさながら見守るような心持ちで見たほうが気持ちよく見れるのではないかなと思いました。そういう点で未視聴、特に誘われて見る方には誘ってくれた人の感動ポイントが少々わかりにくいと思います。
ここまでマイナスイメージなのですが、もちろん良いイメージもあります。
まず、私服ですね。全体的に可愛らしい服装で、ファッションにあまり興味がない自分ですが、これは可愛いなって思いました。もちろん種類もいくつかあるのでどんな服装なのかなって言うのを自分は楽しめました。
続いて挿入歌、これは賛否あるため期待値はあまり上すぎないようにしたいです。しかし、自分はこの挿入歌がなんとも良くて、言うなれば2期終了から1年、長い間アニメ世界のAqoursの姿をほぼ見てなかったために動くAqoursを見てボロボロ涙流してました。PVのクオリティも流石最新作、といったとこです。でもやはり個人差は大きいと思います。
これ以上はほんとネタバレ言いそうなのでここでやめておきますが、こういった心持ちで見た自分としては、細かいところは置いて得点の高い映画となりました。
大人の事情もやはりあるかもしれませんし、細かいとこで粗探ししちゃいたい気持ちもわかるのですが、せめて一度くらいはとりあえずファンであれば純粋に見ても楽しめるのではないかなと思います。
長々と綴ってきましたが、ここまで読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。
過度な期待はよくないですね。
一作目と比較する人が多いですが、一作目未視聴なアニメからの人から言わせてもらうと、ラブライブサンシャインはまず声と演技の違和感が拭えませんでした。全員ってわけじゃないですけど特に3年生が。慣れると思ってたんですが…。
上手くなるかなぁと応援してきたのですがあまり変わってない人も多かったです。残念ながらキャラに救われもしてませんでした。
ずっと応援していただけあって、少しショックでした。
本題です。ネタバレになってしまうことはできるだけ避けて…。
何回も見ようとは思いませんでした。期待してきただけに胸を落として帰宅することになりました…。
予想がついてしまう展開だったと思います。
中毒性のない曲ばかりでした…。そこが一番ショックです。
感動して鳥肌たつくらいの期待していました。
自分はスッキリしなかった感じですね…。
キャラクターが喋って歌うだけで幸せ!な人向けかなぁと。
そんなに絶賛されているなら前作見てみようかなぁ。
心に穴が空いた気分です…。
期待値があまりにも高すぎた(修正版)
1作目劇場版の28億という興収にも、当時は紅白出場などファン内外で話題になった人気コンテンツの2作目。紅白は姉貴分にならい今回も出場を果たし公開前のPRにはこれ以上ないお膳立てで、否応なしに膨れ上がった期待値は破裂寸前に。さて今作は何が飛び出すのか‥‥。
この作品の見所は『キャラの可愛さ』『楽曲の楽しさ』の2大柱でストーリーでソレを引き立てる訳ですが、今作はそこに幾つか馴染みにくい『穴』が見受けられ舵取りを手こずった感が否めません。柱さえ強固ならストーリーは二の次では決してなく、そう言う意図に則ってシッカリ練り上げるべきで、残念ながらその結果が期待に反し平凡に収まった、という感じです。
脚本の花田氏は数々のヒット作の脚本を手がけ、当シリーズも1作目から関わっておられますが、今作においては随所に疑問が浮かびます。100分という尺も不可解で大人の事情でもあったのでしょうか、9人の魅力を盛るには短い?と思われます。
ですがソレら、今作に限った事ではなく前作 μ’s だって似た様なものでした。では何が違ったか、恐らく上記2大柱を鞏固に引き立てるアイデア不足が災いし、進化しきれなかったからと思いました。難しいのは重々承知ですが、かと言って前回並みではあまり評価されないかなと。ファンも感覚が進化していますし。
前作やTVからの進化は唯一、CGや絵面の綺麗さが印象に残るのみでした。
鑑賞しイササカ平凡な印象を受けたファンが当初の高い期待値を凌駕できずソレが不満に変わり、その理由を粗探ししてしまった、と言う経緯が伺えます。
その逆に面白ければ、満足すればそれらは全て些末な事と納得してもらえるのです。ファンや観客ってのは手のひら返しの我儘な存在ですが、興行ビジネスである以上顧客に背を向ける訳には行きません。そもそもファンは作品に魅了されて支えてくれる作品愛を示している存在です。その期待に些か届かなかったのは残念ですが。
言うは易しで創り手には相当厳しい環境でしたでしょう、μ's が28億もの数字を叩き出し、Aqours もソレに続いてココまで来ました。そんな重圧を受けて制作者一同皆ストレス満載で諸々窮屈だったのでは?と個人的には察します。
仕上がった作品は〝伸び〟や〝余韻〟が足りないと感じました。難なら楽しければいい、面白おかしくしちゃおうぜ!的に開き直っても良かったのではないでしょうか。計策にハマりそれが結果的にストーリーも楽曲も平凡にしてしまった可能性も妄想できます。
肉付けにアレもコレもと欲張ると重心がブレてとっ散らかると懸念したのでしょうか? ファンの数だけ好みがある様に、一方に力点を注ぐとソコにツボがないファンが不満を示しかねないので、或いは八方美人の幕の内弁当でも良かったかも知れません。その意味でも100分は短いと思うのです。
最後に、個人的に楽曲が悪くはないけど平凡の域を出ませんでした。『青空JH』『ハピトレ』などの様にキャッチーでも伸びのある、パァー!と広がる曲の方が劇場映えすると思うし、何度も聞いて味わうスルメ曲じゃなく1回聞いたらサビが耳にこびり付く印象曲を創るべきかと思います。
そんな強い印象曲を何故『SS』に当てたのかも謎。伝説の山田たえ宜しく主役を喰いかけてしまう程に感じたのは私だけでしょうか。
3回目を鑑賞して細部の補完や理解が行き届いてきたせいか、1回目よりは印象は良く感じました。が、こんな鑑賞の仕方は普通ではないので1回目でこの印象が得られれば良かったのになと思います。
2次元コンテンツとしてはお役目御免かな?
1~2回では直情的になってしまうので、3回鑑賞後の投稿。
完全にファン向け。
それも大きなスクリーンで新曲をキャラが歌って踊ってヤッター!という層。
ええ私のことです。よって点数は甘めかな。
曲は全体的に○
Aqoursはユニット曲以外少し弱い印象だったので、安心。
作画は楽曲中以外はところどころ怪しいけれど、楽曲中に全力したと思えば目を瞑れる。
問題なのはストーリー
まずアニメ作品の劇場版なので、TVシリーズを視聴済であることが前提なのは仕方がない。
更にAqoursの宿命というか、最初からμ'sとの対比として描かれている以上、μ'sの物語を知っていることも前提かもしれない。
TVシリーズ以来となるキャラの掛け合いにクスリときたり、1、2年生の成長だったりと楽しめる要素は勿論ある。
しかし「卒業後」がテーマのストーリーでは、どうしても先代の二番煎じ感が否めない。
また結末も、Aqoursの選択自体はともかく、「私達の闘いはこれからだ!」的な、まるで打ち切り作品かのような演出。
意図は解るがもっと魅せ方があったのではないかと思う。
これからのAqoursは3次元のライブコンテンツとして生きていき、2次元がバックダンサーになるんだろうか。
サンシャインの終わりが見えてしまったようで、少し哀しくなった。
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