劇場公開日 2018年6月8日

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万引き家族のレビュー・感想・評価

全931件中、301~320件目を表示

4.0グランプリはどうかと思うが良い映画だ

2019年3月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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☯️しゃむ猫☮️💟✡️☪️

3.0あれだけ騒がれてこれなら他も推して知るべし、無駄な時間と金を映画に費やすのは今後やめよう。

2019年3月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

単純

血縁と戸籍だけが家族のつながりではない。実に全くその通り、異存ない。ではあるがそれだけで感動とか重みとか言われると今さらどうしたと言いたくなる。昔から大衆芝居・浪花節・小説で、手を替え品を替えなぞられてきたことだ。
犯罪者仲間内の絆を描いた物というのも古今東西の物語り映画に数えきれない。手を替え品を替えの中に現代の万引きが加わったにすぎず、これはこれで面白いと言うものの、もしその点に感動を求めよとかいうなら実在の愛情深い里子里親あるいは各種支援施設の一日を追うほうがもっと質も価値も高い映画ができるだろう。啓発的な内容の重みという点から言うとそうなる。

ただ殊更なことを言わず単純に大衆娯楽映画として楽しむならそこそこには面白い。すぐ身近に接している筈でありながら目に触れることの稀な万引きを、犯行当事者世界から描いているのが面白いと言えば言える。また日本の貧困事情を時宜的に捉えている点でも共感を呼ぶでしょう。
あくまで商業目的の産物だから単なる娯楽映画であって悪いことは何一つない。だからあまりに勿体つけた宣伝をしなければいいのだが、どれほどのものかとつい見てしまった結果としてむしろ悪感情が働くぞ。

気になるのは演技の質で、特に悪くはないがいいとも言えない。一番の不満はこれ。
演技者本人以外にカメラワークや振り付けなどにも原因がありそうな気がするが、総じてわざとらしい。主役のリリー・フランキーが特にそうだが、さり気なさを演じすぎて却って不自然さが浮き立つ。さりげなさに人情味を滲ませようというのだろうが、まあそのあたりの塩加減の難しさが訳者の感性を超えるのだろう。早い話がヘタクソ。
中でプロらしい才能と力量をうかがわせる演技ができていると思ったのは唯一風俗勤めの娘くらい。あとはちょっとましな感性と練習があれば素人でも、例えば私でも、なんとかなりそうなレベルで特に褒めるほどのものはない。
多くのレビューで樹木希林がやたらと高く評価されているが、彼女の場合は風貌自体が演技に勝るはまり役であるにすぎないだろう。加えて、失礼ながら「映画女優」に対する一般認識からはほど遠い外貌に対する一種の判官びいきが赴くところの凡俗受けに過ぎない。だから彼女に関して言うならば、セリフも演技もむしろ極端に削ればもっと味が出ていただろうし、いっそ終始無言の置物くらいに位置付ければなおいいかもしれない。私が監督ならそうするか。あるいは全編通じてしゃべるのはたったひと言、とかいうのも話題を呼びそう。
子供の演技は基準が全く異なるので評価対象外。

万引き場面にリアリティーの無さを指摘する感想もうかがえるが、これは映画用演技として見過ごすしかないと思う。もっとも、いかにもの映画演技をさせてしまうところが監督の才能の程度とか限界とかいうことにはなるだろうが、まあ俗受け観点からはこんなものなのかもしれない。中途半端な社会的配慮もあるだろう。

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山茶花Q

3.5期待しすぎました。

2019年3月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

昨今の社会問題と、家族のあり方を考えさせる映画なんでしょうか?

万引家族という題名は面白いアイディアだと思いますが、万引きをすることで家族全員が生計を立てているわけではないので、違和感がありました。

また、キャストは良い役者さんがチョイ役で出ていたりして贅沢な映画だと思いますが、見ている側の解釈に任せます的な部分が多すぎて、何故こうなったかのプロセスを省きすぎてもやもやする作品でした。

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ikki

4.5描き切らないリアルがジワる

2019年3月3日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

大袈裟ではなく善も悪も偏らず、全役者がごくごく自然過ぎて、ドキュメンタリーを観ているかのようなリアルがあった。最後の池脇氏だけ、あえて正義感を押し出したのだろうって感じたかな。
それくらい、そうそうたる役者陣が地で行くガチ映画だと僕は感じた。暖かさも絆も、冷たさも汚らしさも、全てが真に刺さりながら、それでいて現実に身につまされる展開。
よくある一つの答えに行き着かない、そこまで描き切らないリアルが逆にジワジワ来ました。
「親から必要ないと言われて育った子が、あんなに自分より他人の事を気遣える筈がない」は、めちゃくちゃ深い。この話の帰結にも通ずる何かを感じざるを得ない。
観れて嬉しかった。

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ハラマスコイ

0.5害獣映画

2019年2月25日
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悲しい

怖い

単純

タイトルだけ見て敬遠しているあなたへ。この映画は、あなたが想像している通りの作品です。

人間の言葉を使う数匹の害獣が、私欲の限りを尽くして生きることを『家族』というキーワードを用いて美化している映画です。
それを分かっていて、それでもこのクズワールドをあえてその目で確かめ、無駄にした時間とお金を後悔したいのなら、観てみたらいいのではないでしょうか。

最後に、この映画のことが好きな人の意見を代弁して…

「俺たち家族のためだもの。物を盗んで金払わないのも仕方ないよね!あっ、でも映画見るときは無料動画サイトは使うなよ!ちゃんと金払えよな(笑)」

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映画通(年間400本)

0.5最低な映画としか言えなくないですか⁉️

2019年2月23日
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犯罪を肯定して、そこで繰り広げられる人間ドラマ。
キャストは間違いなく素晴らしく申し分はない。
しかし窃盗やら詐欺などを行って食い繋ぐ家族を描いた苦悩と人間ドラマを映画にするっておかしくないですか⁉️アカデミー賞とかいって、日本の恥を世界へ配信してるとしか思えない。

犯罪を通して描かれる人間ドラマで感動したとか言う人達が世の中に溢れたら、世も末だね。

この映画の本質は犯罪。

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ウィリー

4.5ドーンときた

2019年2月22日
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酷い児童虐待のニュースや事件ばかり目にするのでますます映画がドーンど響きました。何が正しくて何が幸せなのか色々考えさせられます。安藤サクラさん、少し苦手意識を持っていましたがこの作品で引き込まれました。特に取り調べのシーンは圧巻です!!

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フラニー

5.0邦画の中では好きな映画です。

2019年2月21日
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泣ける

単純

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まーちゃん

5.0さすが是枝監督

2019年2月17日
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知的

難しい

「そして父になる」と同じく家族をテーマにした映画だが、メッセージが随分と違う。

こちらは家族とか血縁がどうのこうのよりも、社会底辺に生きる人たちの生活を垣間見ることで、色々と考えされられる映画だと個人的には思った。
生活保護とか犯罪者を擁護するつもりはないけど、そういう人達への見方が変わったかも。
しかし、自分も家族の一員になったかのような気分になり、言ってはいけない事ではあるが、気持ち悪くなった。
もう二度と観ないだろう。

それはそれで描写が上手い証拠なのである。
さすが是枝監督。

これからも監督の映画は必ず観ます。

そして、安藤サクラ、樹木希林、リリーフランキー、あと子役の女の子、すごくよかった。

2018年7月鑑賞

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素人の覚書き

2.5前評判は良かったが・・・

2019年2月16日
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賞を貰ったのは良かったが残念です。期待していたほどでも・・・ 題名も悪すぎて!

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おっさん

4.0個人的には是枝監督の中でも上位争い

2019年2月12日
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泣ける

笑える

悲しい

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まめこ

5.0エスプリ

2019年2月11日
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俳優陣の素晴らしさはもちろん、スタッフ全員で作りあげたチーム是枝自体の完成度の高さを感じた。
家族って何? という普遍的で答えが簡単ではない問いに真正面から取り組んだ誠実さに脱帽! フランスでは特に受けがいいということはあるだろうか? 本当に考えさせられた。こうかなと思うとすぐ、違う視点が顕われて頭を抱えてしまった。
何より、家族についての固定観念が木っ端微塵になった感じ。陳腐な家族のイメージは、社会の変化に伴って変わるもんだね。

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キンタ

4.0良かった

2019年2月10日
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良かった

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Yuichiro

3.5つまらなくはないが自分には合いませんでした。

2019年2月8日
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悲しい

つまらなくはないが自分には合いませんでした。

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stn

5.0富裕層にはさっぱりピンとこないアジアの異世界

2019年1月14日
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 凍てつく冬の東京の下町。治と祥太はスーパーで万引きして帰宅する途中に団地の廊下で蹲っている少女を見つけ家に連れて帰る。ゆりと名乗る少女を家主の初枝と孫の亜紀は暖かく迎えるが治の妻信代は不満顔。深夜にゆりを帰そうと治と信代は団地に向かうが外に漏れ聞こえてくる声は普通の家庭のそれではなかった。

 狭くて小汚くてガラクタが積み上がったあの家は思春期の原風景そのもの。あの世界から何としてでも這い出したい、その切実な願いだけで思春期をやり過ごしてきた自分にとっては全然シャレになっていませんでした。運良くあの世界から抜け出せたのに似たような世界は中川沿いに今も横たわっている、これは物凄く痛い。

 触れられたくない過去から逃げて来た者たちが肩寄せ合って暮らす様を暖かく見つめる目線と、彼らがふと零す言葉の端々に滲む社会に対する憤りが深い余韻を残す作品。是枝監督の作品は今回初鑑賞ですが社会の底辺で逞しく生きる人々の心情を日常のあるあるを織り交ぜながら丁寧に描写する演出は見事としか言いようがなく、それに応える演技陣の巧さにも感銘を受けました。特に樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優、それぞれの立場で母性を滲ませる演技には何度も泣かされました。“捨てたんじゃない、拾ったんです。捨てた人は他にいるんじゃないですか?”とボソッと吐き捨てる安藤サクラのセリフが特に印象的。

 ちなみに本作を鑑賞したのは高級コンドミニアムが建ち並ぶ界隈にあるシネコンのプレミアムスクリーン。客層は近所に住む富裕層ばかり。貧乏をした経験もなければ下手すれば汗水垂らして働いたことも家事も洗濯もしたことがないような人達にとって、遠いアジアの小国にも厳然と横たわる貧困は全くの異世界だったのか全くピンときていない様子でした・・・まあそりゃそうでしょうけど。

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よね

3.0エンタメではないので

2019年1月14日
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ipxqi

5.0家の中の雑多な生活感が見てて楽しい

2019年1月14日
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ミニシアターでの見逃し上映回で、遅れての観賞。
「自分で選んで来た家族の方が絆は強いのかも」に同感。役者全員の演技が素晴らしい。面白く笑えるシーンもあったしお奨めできる。
夕立のシーンはスクリーンのこちら側まで風が吹いてくるような臨場感があった。

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れい

4.5心の1番奥の部分をえぐる作品。傑作。

2019年1月13日
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泣ける

悲しい

怖い

心の1番奥の部分をえぐる作品。傑作。

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oilon

5.0家族が、ほしくなった

2019年1月3日
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泣ける

幸せ

是枝監督が描く「家族」の作品はいつも心に沁みる。
そして、彼が投げかける家族の理想の在り方は、おそらく私が理想とするそれとよく似ていて、それでいつも切なくなるんだと思う。
肩書で見えなくなってしまう本質とか。一緒に過ごす時間の大切さとか。お互いを真摯に見つめることの難しさとか。

本作は、ものすごく極端な家族の話であった。倫理的に問題ありありなんだけども、貧しくも温かくて小さな幸せと笑いに溢れており、ある瞬間は奇跡のように「美しく」すら見える、という皮肉さ。

ただ、単なる美談に留まらないのがこの話のキモであり面白いところ。
成長と老いにより、家族のバランスは少しづつ狂っていってしまう。

リリーフランキー演じる治は子供がそのまま大人になったようなオヤジで、ダメさ全開なんだけど憎めない。安藤サクラ演じる信代もちょっと人生に疲れた力の抜けたおばさん、くらいに思ってたんだけど後半の展開でいい意味で裏切られた。
もう信代の事情聴取のシーンは思い出しても涙が出てくるし、治が面会に来るシーンの信代の「本当に幸せだったからこんなんじゃおつりがくるくらいだよ」という言葉にも号泣。

もちろん犯罪であることも問題があるのもわかってるんだけど、どうかこの家族を元に戻してやってくれないだろうか、一緒に生きる道も探してあげてくれないだろうか、と願わずにはいられない自分がいる。

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sannemusa

4.5安藤サクラの背中のラインが美しい

2018年12月31日
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asica
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