万引き家族のレビュー・感想・評価

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万引き家族

劇場公開日 2018年6月8日
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曖昧な境界線に立たされる人々

家族とは何か、という問いはあまりにも多くなされているものだが、是枝監督の描く家族は常にその存在に揺らぎがある。家族であるかどうかギリギリの線を常についてくるというか。それによって家族とは何かという輪郭を浮かび上がらせる。家族であることが自明ではない共同体が、家族としてもし機能するなら、それにはどんなことが必要なのか。
『誰も知らない』の母親は子ども達を見捨てたが、なおも彼らは家族であるのか。『そして父になる』は育てた子どもが実は血のつながらない他人だった、それは家族であるのか。あるいは『ディスタンス』で浅野忠信が演じた元新興宗教団体の信者は、教祖はお父さんみたいな人だったと言う。家族と単なる共同体の違いはなんだろうか。
経済的困窮という理由で一緒に暮らす本作の家族は、ふとしたきっかけでバラバラにされてしまう。彼らは家族だったのか、ただの共同体だったのか。問いに答えはなく、監督は見つめるのに。安易に答えを出せないことが監督の誠実さの現れだ。

ローチ
ローチさん / 2018年7月29日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:映画館
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みごとな演技、みごとな映像。

多くの人が口をそろえて言う通り、安藤サクラはすげえなあ。ほかのキャストもツワモノ揃いでみごとだと思う。ただ、どこかに作品が、セリフのひとつひとつが、演者に頼りすぎているような違和感も覚えた。世の中から見向きもされない人たちに光を当てている意図はわかるのだが、さすがに名演技に、映画的なロケーションと撮影に、役者そのものの魅力に負い過ぎてはいないだろうか。例えば風俗に通い詰める聾唖の男性が池松壮亮だと分かったあのシーンで、自分は引いてしまった。あそこにナイーブ風な男前が現れてしまった時点で、見栄えのいいファンタジーになってしまっていないか。それが映画だもの、と言われてしまえばそれまでだが、社会的に阻害されている者を描くには作品自体がカッコよすぎないか。好みの問題でしかないかも知れないが、どこかしっくりしないものを抱えて劇場を出ました。

バッハ。
バッハ。さん / 2018年6月30日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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あれもう終わり? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

終わり方が中途半端でモヤモヤが多くあまり感動は出来ませんでした。
ストーリー自体は面白く最初から惹き込まれました。
序盤中盤あまり人間関係についての描写がなく、予想しながら見るのもまたこの映画の楽しみ方だと思いました。

最後の方で明かされるおばあちゃんと亜紀の関係性。そして発覚するおばあちゃんの本当の狙いにとても胸が苦しくなりました。結局亜紀は客の男とはどうなったのか、帰る居場所はあるのか。どういう形であれ、亜紀にはつらい思いをした分幸せになってほしいと思いました。

ヨッシー
ヨッシーさん / 2019年5月19日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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リテラシーの判定に

この映画に冷評をつける人のレビューでもっとも多いのが、親が子どもに万引きさせるのは、いかんじゃないか、という倫理への非難です。
しかし、それは言うまでもないことかと思います。

滔滔と倫理を説かれ、ひょっとしたら映画レビューを通じて、自らの正義感を披露しているのでは?と思えるのものもありました。映画レビュー枠を利用して「私は万引きを許さないモラリストです」と主張するのは、いささか効率の悪い自己主張ではないでしょうか。
また、それを言うなら、根本的に、深作やタランティーノの映画を好きなら、暴力を肯定することになってしまう、かもしれません。

もちろん、映画をどう見ようと個人の自由です。
個人の自由ですので、言ってしまうと、万引き家族に倫理観を持ち出すのは、映画を見慣れていない人の意見だと思います。
もちろん、映画を見慣れている人は、映画を見慣れていない人に比べて、優れているわけでも偉いわけでもありません。ぜんぜん、どっちでもよいことです。
ただ、さまざまなレビューを読んだり、身の回りの意見を聞いて、この映画をDegradeする人は、どちらかといえば映画を見慣れていない人に多い、と思ったのです。

NewsWeekでこの映画の海外の高評価を説明するコラムを読んで、納得したことがあります。
それには、(海外においては)文芸映画を見る人種/層だけがこの映画を見たから(高評価だらけになった)、とありました。反して日本では、話題も手伝って、様々な層の人々、普段映画を見ない人も見たから、過度な酷評もあらわれた──という説明でした。
なるほどと思いました。

個人の自由ついでに言うなら、映画をレビューするばあい、映画を見慣れていることは、あるていど必要だと思います。見慣れている人が見れば、この映画への倫理批判は、お門違いですから。
つまり、これに倫理うんぬんする人は、カーレースの客席から、レーサーたちのスピード違反に腹を立てているようなもの、です。

mos89
mos89さん / 2019年5月17日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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万引きがメインではない ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

レビューに感想が思い浮かばないって方がいたけど、私もその一人。私も含め、そういう人は
幸せな日常を送ってきたのだと思う。

血が繋がっていなくても、
努力次第で、絆はできると描かれていたけど、その絆はものすごく脆く
すぐに壊れてしまうものなんだと感じた。

maimai
maimaiさん / 2019年5月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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家族とは

後半にぐいっと心を持ってかれました。

家族とは?
繋がりとは?
は、もちろんのこと、低所得層の暮らしについても考えさせられました。

hon
honさん / 2019年5月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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評価高いが駄目だった

高評価だから題名から内容不安だったが期待してみたが想像通りで自分的には駄目だった。

ま~太郎♪
ま~太郎♪さん / 2019年5月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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家族とは?

本当の家族とは何かを考えさせられる映画。

あっちゃんのパパと
あっちゃんのパパとさん / 2019年5月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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どの目線から見るかで社会は全く違って見える ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

つきことさんのレビューに触発されて、遅まきながら目黒シネマで鑑賞。
現代の家族とは?人と人が一緒に生きることとは何なのか?格差社会、家庭内暴力、児童虐待、高齢化社会…現代の日本が抱える社会問題を凝縮した形で見せながら、しかもどこか明るさや人の優しさ、親しみなども感じさせる秀作でした。
カンヌ映画祭や日本アカデミー賞で、この映画が高く評価されたことに、現代の都市が抱える問題の根深さを痛感するとともに、でもそれを直視しようとする「まっとうな人」がまだまだ多くいることに、一縷の望みを感じました。
ロードショーの時期はとっくに終わり、WOWOWでも放映されるというタイミングでしたが、目黒シネマは朝一の回でも満席でした。観に来ていた人は、60代ぐらいの人が多かったけど、その中に混じって20〜30代ぐらいの若者も何人かいたことが、印象的でした。

先日の池袋駅近くで起きた交通事故の加害者がいまだに逮捕されず、マスコミでも「さんづけ」で報道されていることに対して、ネット上で「上級国民は社会で優遇されてる」と騒ぎになっていると聞きます。こうした問題も、「物事を誰の立場から見るか」によって、見方が大きく変わる問題だと感じます。「万引き家族」は、世間一般から弾き出されてしまった弱い立場の人たちが、一般の社会規範から見たら「違法な行為」によって生計を立てていますが、「こうした人たちの目線から社会を見ると、こう見える」というのを徹底して描いており、しかも映画として高く評価されているという点がとても素晴らしいなと思いました。
日本映画らしい、大げさでないリアリティ重視の表現、役者さんたちの真に迫る熱演、とりわけ安藤サクラさんが終盤の警官による取り調べで心情を訴える場面の演技は、「演技」を越えて役になりきっているように感じました。

Rosa
Rosaさん / 2019年5月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 笑える 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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揺さぶられる

邦画界のトップランナー是枝裕和監督の新作。
都会の片隅にある、あばら家のような家にひしめき合う“家族”は家族というより“生き物の群れ”という感じで、芝居とは思えない生々しさと、どこか原風景的な印象がある。

そのへんはドキュメンタリー出身の是枝監督の手腕と、それを支えるリリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林、松岡茉優という実力派キャスト陣の演技力だから成せる技なのかも。

身内を虐待する血の繋がった家族と、犯罪でしか繋がれなかった擬似家族。
どちらも間違っていて、じゃぁどっちがマシなのか。
それを一体誰がジャッジするのか。
自分の中の色んな「何か」を揺さぶられる作品だった。

青空ぷらす
青空ぷらすさん / 2019年5月7日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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家族

家族の形に多様性など無いと改めて知らされたような気がする。
世間はステレオタイプの幸せから逸脱した途端に、生きる意味を奪うのである。

ヨッシー
ヨッシーさん / 2019年5月6日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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家族てなんやろねって考えさせられる

家族て誰がどうやって決めるねんってなったわ。すごいいい映画や。これは本当に見てよかった。

たね
たねさん / 2019年5月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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家族とは?

家族というのは何を持って家族なのだろうか。
家族の意味を考えさせられた。。
結局は人が決めたものであって心が寄り添っていれば一緒にいてもいい。
ただし、世の中にはルールがあって一緒には入れないこともある。
あとお金が全てではないが暮らしていけるレベルないと幸せにはなれない。

ペキ
ペキさん / 2019年5月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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難しい… ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

疑問がたくさん残る映画でした。
・しょうたがなぜわざと捕まったのか
・りんちゃんの最後のシーンは何を意味しているのか…
・お姉ちゃんはなぜお客さんを抱きしめて、語った?のか

私には難しくて理解することができませんでした。
しかし、血が繋がってないからこそある絆というものは作品を通して、感じ取ることができたと思います。

Quynh_Kuin
Quynh_Kuinさん / 2019年5月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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カンヌの人にはこの作品は日本社会の縮図と思われているらしいけど、そんな風に思われては困る。もっと酷いと思う。

カンヌ映画祭の最高賞を受賞したらしい。

今までの作品全部での受賞ということなんだろうけど、単品で見ると見劣りするような気がする。

名作風のシュチュエーション作って役者さんにそれなりの演技をさせて、時系列でずっと追っかけていくだけ。

説明的な部分が全くないし、思い出しシーンもないし、なんでこうなっているのか、どういう気持ちなのか、登場人物の関係性も不明で、あまりストーリー性や演出的なものがない。

ヨーロッパでは訳の分からない芸術映画がうける傾向にあるので、よくわからないところが感性で見る芸術映画っぽくていいのかもしれない。

今村昌平監督の『うなぎ』も見たけど、この作品と同じような感じの作品でよくわからなかった。

河瀬直美監督の『もがりの森』もカンヌで何かしらの賞とったような気がするけど、無視されてるような・・・あれは何だったんだろう?

設定はわからないのだけれど、全体的な映像の雰囲気はドキュメンタリータッチ。

でも出演者は有名な役者さんばかりだから、演技はうまいけれども何か浮いている。

欧米の人が見たら誰だかわからなくて、ドキュメンタリーみたいに見えるのだろうけど、日本人はそういうわけにはいかない。

カンヌの人にはこの作品は日本社会の縮図と思われているらしいけど、そんな風に思われては困る。

もっと酷いと思う。

本当はもっと救いようのないどうしようもない感じだと思う。

この映画見ながら、そのうち闇金ウシジマくんみたいな人が出てきてたいへんなことになると思っていたけど、結局出てこないで、なんだかいい話みたいになって終わった。

ウシジマくんが出てきたら、逆に本当っぽくなったかもしれない。

だいたい万引きの認識が基本的に間違っていると思う。

この映画みたいに生活が苦しくて万引きしているのなら盗人にも三分の理で、悪いけれどもなんとなくしょうがないかな?という感じになるけど、日本人は生活が苦しくて万引きする人などほとんどいない。

日本人の場合は老若男女問わず、なんでこの人がそんなことするの?みたいな、何かに取り憑かれてやってしまうような、病的な人が多い。

他のことも、設定がよくわからないのでなんとも言えないけど、そのままいったら本当に救いようのない悲惨なことになっていくような気がする。

この作品は日本の社会問題にひっかけてはいるけれど、別に掘り下げているわけではなく、実際はファンタジー的な映画だと思う。

Push6700
Push6700さん / 2019年5月3日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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奥が深すぎる

奥が深すぎる

kiiima
kiiimaさん / 2019年5月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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じわじわ来る

いい映画だった。じわじわと感動が来る。
見終わった後に、いろいろ考えさせられる映画。
別れた後に、また会いたいと思うのが本当の家族かな。

ともくん
ともくんさん / 2019年5月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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何、あの終わり方。スッキリしない

前半何やらほっこりしながら見てたのに、後半から最後までイライラ、ムカムカしながら観てました。無駄な時間を過ごしました。
最後の終わり方にも 不満爆発です。もう見ることは無いな。

カンダタ555
カンダタ555さん / 2019年5月2日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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マン引き家族

松岡さんの胸がすごいなぁ
というだけの作品

Katsuyoshi Yamazaki
Katsuyoshi Yamazakiさん / 2019年4月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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日本映画における久々の良作

今の日本で、このような物語を実写で作ったことがまず素晴らしい。
テレビでドキュメンタリーを作ってきた監督が、テレビという媒体では表現できなかったであろう自分の思いもまた込めて、貧しさや家族の有り様などを様々な角度からたっぷりと描いた。週刊誌やワイドショー、コラムのようにありきたりの表現でオチをつけることはすまいという、粘質の覚悟が細部にまで感じられた。
巷で言われ尽くしているが、役者たちがまた凄い。特に安藤サクラ、樹木希林の二人は狂気がかった迫力がある。

よ
さん / 2019年4月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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