メイズ・ランナー 最期の迷宮のレビュー・感想・評価
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あまりにも出来過ぎた展開
味方にはなかなか当たらない弾、ベストタイミングで現れる味方の飛行機など。
おそらくテーマは「友情」なのですが、もう少し人間関係を丁寧に表現して欲しかった。
がんばったなあ、という
がんばったなあ、というのは伝わってきた。2がイマイチで酷評もあったとは思うので。
シナリオ的に驚くような切り札がない状態だったとは察するので、気合いと根性で仕上げた感じか。駄作シリーズとは呼ばせんぞ、みたいな。その可能性は十分にあっただろうし。
突っ込みたい点はおそらく多くの人といっしょ。1で惹きつけた要素は何だったか?やっぱり迷路だったわけだが、そこは外した。。ミンホが最初の迷路に戻されたところで、おおっ、と思った人は多いはず。しかしちょい出しで幻覚。
しかし、十分楽しめる内容だった思う。長いがハンガーゲームみたいに2パートに分けられるよりはいい。
久しぶりにつけてみた
1も2もほとんど覚えておらず、繋がりや裏切りエピソードも曖昧…ただメイズでもランナーでもなく、1、2はまだその要素はあったような。
あとは、無謀な計画が良く出来過ぎな、ところも気になりましたが、飽きずには見れました。
ちゃんと見返してから見たほうが良かったのかな?ただもう一回3部作見返すことはないかも。
敵がザルすぎる
アクションシーンはわりと多め。
感染者や、ラスボスとの攻防が見所。
しかし、道中の雑魚敵の射撃スキルがなさすぎて、緊迫感はあまりなかった。
個人的にはヒューマンドラマの部分が良かった。
ニュート、テレサとのやりとりとか。結末も納得。
最後は迷走
謎の巨大迷路からの脱出も第1作目だけ。
前作から感じてはいたけど、すっかり何処かで見たような設定・展開になってしまったYA小説原作若者向けサバイバル・アクション最終章。
主演ディラン・オブライエンの怪我で公開が遅れ、その間に話の続きも興味も薄れ…。
一応見て来た訳だし、最後まで付き合おうと前2作も再見してから見たんだけど…、最後の最後で迷路の中で迷ってしまったようだ。
(もう一度断っておくけど、もう迷路でもないんだけどね)
やはり第1作目がシンプルに面白かった。
第1作目でああいう面白味ある設定にしちゃうと、後が困る。
結果、迷路から脱出した先にあったのは、お決まりの展開。
ウィルスによる終末世界(とゾンビ)、秘密組織の陰謀、若者たちのレジスタンス、主人公たちの友情、葛藤、仄かな恋愛感情、特別な存在の主人公…。
あの映画やこの映画がパッと思い付く。
ありきたりでも、面白かったのなら別にいいんだけど…。
若者をターゲットにしたアクション映画なので、話自体は複雑ではない。って言うか、前2作うろ覚えでも何となくついていける。
WCKDに翻弄されてきた主人公トーマスたちだったが、仲間ミンホを救出する為、WCKDのアジトである“ラスト・シティ”に潜入する。いよいよ決着の時…。
冒頭の列車襲撃アクションはなかなか大掛かり。
迷路、砂漠と来て、最後の舞台は都市。
難攻不落の要塞のようなビルへの潜入&脱出、都市ならではのクライマックスのスリリングな市街戦…一本のアクション映画としては迫力や見せ場をたっぷり盛り込んでいる。
…でも、アレ、『ハンガー・ゲーム』も最後は同じだったような…。
結局、話の展開・設定に留まらず、アクションも二番煎じ。
トーマスたちを裏切ったテレサなど若者たちのドラマも彼らに感情移入や愛着あれば見応えあるんだろうけど、そうでもないし…。
アクションもドラマもとりわけ新味や面白味に欠け、140分は長い…。
登場人物では、第1作目で死んだと思ってたアノ人物が思いがけないカムバック。『レヴェナント』『デトロイト』などこの若いキャストの中でも彼が一番の出世頭だね。
トーマスたちにとっては全ての元凶である迷路。
その果てに遂に掴んだ自由と勝利。切ない別れ。
でも見る側にとっては、あの迷路が懐かしい…。
その後の展開は?
人質になった友を救うために難攻不落の場所に行く行くトーマス達。
そこで、トーマスの血液を調べたら、ウイルスを殺せることがわかり、彼の血で大勢の命が救えることが分かった。
トーマスにとって大切な人達を失ってしまう内容だった。
結局、トーマスの血が特効薬なのはわかりましたが、その後世界はどうなったのかわからなかった。
人間同士で争うなんて、人間の方がよっぽど怖いと思った。
ニュートが死んでしまうところは感動した。
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