劇場公開日 2018年6月15日

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「最後は迷走」メイズ・ランナー 最期の迷宮 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

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2.0最後は迷走

近大さん
2018年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

謎の巨大迷路からの脱出も第1作目だけ。
前作から感じてはいたけど、すっかり何処かで見たような設定・展開になってしまったYA小説原作若者向けサバイバル・アクション最終章。
主演ディラン・オブライエンの怪我で公開が遅れ、その間に話の続きも興味も薄れ…。
一応見て来た訳だし、最後まで付き合おうと前2作も再見してから見たんだけど…、最後の最後で迷路の中で迷ってしまったようだ。
(もう一度断っておくけど、もう迷路でもないんだけどね)

やはり第1作目がシンプルに面白かった。
第1作目でああいう面白味ある設定にしちゃうと、後が困る。
結果、迷路から脱出した先にあったのは、お決まりの展開。
ウィルスによる終末世界(とゾンビ)、秘密組織の陰謀、若者たちのレジスタンス、主人公たちの友情、葛藤、仄かな恋愛感情、特別な存在の主人公…。
あの映画やこの映画がパッと思い付く。
ありきたりでも、面白かったのなら別にいいんだけど…。

若者をターゲットにしたアクション映画なので、話自体は複雑ではない。って言うか、前2作うろ覚えでも何となくついていける。
WCKDに翻弄されてきた主人公トーマスたちだったが、仲間ミンホを救出する為、WCKDのアジトである“ラスト・シティ”に潜入する。いよいよ決着の時…。
冒頭の列車襲撃アクションはなかなか大掛かり。
迷路、砂漠と来て、最後の舞台は都市。
難攻不落の要塞のようなビルへの潜入&脱出、都市ならではのクライマックスのスリリングな市街戦…一本のアクション映画としては迫力や見せ場をたっぷり盛り込んでいる。
…でも、アレ、『ハンガー・ゲーム』も最後は同じだったような…。
結局、話の展開・設定に留まらず、アクションも二番煎じ。

トーマスたちを裏切ったテレサなど若者たちのドラマも彼らに感情移入や愛着あれば見応えあるんだろうけど、そうでもないし…。
アクションもドラマもとりわけ新味や面白味に欠け、140分は長い…。
登場人物では、第1作目で死んだと思ってたアノ人物が思いがけないカムバック。『レヴェナント』『デトロイト』などこの若いキャストの中でも彼が一番の出世頭だね。

トーマスたちにとっては全ての元凶である迷路。
その果てに遂に掴んだ自由と勝利。切ない別れ。
でも見る側にとっては、あの迷路が懐かしい…。

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近大
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