IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 : 特集
【自己責任でご覧下さい】恐怖、謎、感動…すべての要素が“超倍増”!
IT=“それ”が明らかになる―― 歴代No.1ヒット“社会現象ホラー”完結!
ホラー映画としては歴代No.1となる世界的大ヒットを飛ばした「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」(2017)。日本でもIT=“それ”のキャラクター性や、アトラクションのようなホラー要素などが人気を博し、女子高生らも多く劇場に詰めかけた結果、爆発的なヒットを記録した。
そしてファン待望の続編「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」が、11月1日に日本公開を迎える。恐怖、謎、感動……前作と比較してすべての要素が大幅にパワーアップ! 社会現象ともなった人気ホラーが完結する瞬間を、今回も「自己責任でご覧ください」。
前作の“楽しい”要素はもちろんそのまま! でも完結編は…何かが違う!?
“それ”の恐怖、明らかになる謎、そして最高のラスト――全部がすごさ倍増!
メガホンをとるのは、その手腕からハリウッド版「進撃の巨人」の監督に抜てきされたアンディ・ムスキエティ(前作から続投)。観客を大いに楽しませた要素はそのままだが、完結編は“何かが違う”。あらゆる側面の“すごさ”が、見事に倍増しているのだ。具体的にどこがパワーアップしているのか、3つのポイントで紹介していこう。
[倍増ポイント①] あなたの予想の数倍、“それ”が怖い!まず、“それ”の怖さがめちゃくちゃ。今あなたが想像している数倍、怖くて不気味で恐ろしく、そしてなんだかカワイイ立ち居振る舞いを見ることができる。さらに今回は「え、そんな風になるの!?」と驚くくらい、ダイナミックに姿かたちを変形させたりするので、その様子を見るだけでも楽しくなってくる。
「前作は見られたけど、そんなに怖いホラーは無理……」という読者も、なかには当然いるだろう。しかし前作を鑑賞した“あのころ”から、あなたも成長しているはず。「ルーザーズ・クラブ」の面々が勇気を振り絞り、再び“それ”と対峙するように、強い心をもって劇場へ向かってもらいたい!
[倍増ポイント②] 遂に完結! すべての謎が明らかになる!
なぜ、その町では子どもが消えるのか? なぜ、事件は27年周期で起きるのか? “それ”の正体と目的とは? 張り巡らされたすべての謎が、はじけるように次々と明らかになる……その過程はひたすらにスリリングだ。モヤモヤを晴らすため、前作鑑賞者は漏れなく劇場で見るしかない!
[倍増ポイント③] 最高のラスト! 子どもたちの友情物語がエモすぎる
強烈な恐怖に興奮し、謎の解明に快感を覚えた観客を、“最高の結末”が待ち受けている。子どもたちの友情や、主人公・ビルたちが過去の記憶とトラウマにケリをつける姿が、ただただエモくて泣けてくる。なお前作に登場した子どもたちは、本作でもふんだんに出演シーンが用意されている。つまり……あの子たちに、また会える!
あのキュートな子どもたちが…27年後“こうなっている”!
“あの日、あの夏”の直後、ルーザーズ・クラブの仲間たちに何があった?
前作から27年後が舞台となるが、ルーザーズ・クラブの彼らはどのように成長しているのだろうか。物語の序盤、観客は「キュートだった子どもたちがこんな大人に!」という、新鮮な驚きに心を弾ませるはず。そして、ある“違和感”にも気が付くだろう……。
◇27年間で彼らも成長… え、このイケメン誰!?弟ジョージーを失い、“それ”に毅然と立ち向かったビルは、27年後にはハリウッドで活躍する売れっ子脚本家に。額のシワが、仕事の苦労を物語っているようにも思える。そしてヒロイン・ベバリーは上品な美女へと成長を遂げ、軽口ばかり叩いていたリッチーはコメディアンとして活躍している。
神経質で心配性のエディは、その性格を生かしてリスクマネジメント専門のコンサルタントに。アフリカ系の少年マイクは、田舎町デリーに残り“それ”を追う。そして太っちょ転校生のベンは、超絶イケメン社長へと変ぼう! この変身っぷり、「誰!?」と二度見してしまうほどだ。
また、予告映像などを注意深く見ているとわかるが、ルーザーズ・クラブのメンバーが1人足りない……。なぜなのか、理由は本編で確かめてほしい。
◇前作の直後、何が起こった? なぜ“それ”を忘れている?
大人になりデリーを離れた面々が、ことごとく“それ”の存在を忘れていることが、上述の違和感の正体だ。あれだけの死闘を繰り広げ、「再び現れたときは……」と誓い合ったにもかかわらず……。この27年間で、何があったのか? 子どもたちが経験し、これまで語られることのなかった“あの日、あの夏の直後”が、今、明らかになる。
【どうかしてるぞ】 「IT イット」が世界中に残した、
怖すぎて逆に“見たくなる”数々のエピソード
世界中で目玉が飛び出るくらいの歴史的ヒットを記録した前作「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」。観客に与えたインパクトはすさまじく、世界各国で怖すぎて逆に面白い“どうかしているエピソード”が多数報告されている。
17年、前作公開直前のアメリカ・ペンシルベニア州リティッツボローで事件は起きた。排水溝に赤い風船がくくり付けられていたのだ。“それ”の実在を示すこの出来事により、田舎町は大騒ぎになってしまった。……が、実はこれ、住民によるイタズラ。現地の警察は恐怖におののいたようで、「風船を取り除くとき、めちゃくちゃ怖かった。お願いだから二度としないでほしい」と声明を発表した。
世界中でこんなことが…
[アメリカ] 排水溝に赤い風船のいたずら… 警察「マジやめろ」 [ロシア] バーガーキングが上映中止を訴える 理由がやばい [オーストラリア] 広告看板が怖すぎて撤去 [日本] 不憫な“それ”を励ます応援上映が開催さらに同17年、ロシアではハンバーガーチェーン「バーガーキング」の現地法人が、映画の上映中止を訴えた。理由は「“それ”がドナルド・マクドナルドに似ている、マクドナルドの宣伝になる」というもの。結構な言いがかり!
また、19年にはオーストラリアで続編の広告看板が撤去。「怖すぎて子どもが悪夢を見るようになった」というクレームを受けての処置だった。日本ではTwitterユーザーの声を受け、“それ”を励ますための応援上映が実施。恐怖シーンでは観客のタンバリンが鳴り響き、「後ろ、後ろ!」「だから言ったのに!」などトリッキーな声援が飛び交っていた。
エピソードは枚挙に暇がないが、「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」の公開後、さらなる話題を提供してくれそうだ。