クレイジー・リッチ!のレビュー・感想・評価
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内容としては王道のシンデレラストーリーで、スカッとお金もかかり楽し...
内容としては王道のシンデレラストーリーで、スカッとお金もかかり楽しい話。前提にアジア人だけでハリウッド映画を作る重要性をラジオで聞いていたから、そういう意味で楽しかった。
アジア人である前に…
キャストがほぼ全員アジア系のハリウッド作品で、初めて全米興行1位となった作品!
それも納得の面白さ!!
描かれているのは、家柄・格差・人種・アイデンティティーと、物語の軸は万国共通の人間ドラマなのだが、脇を固める各国アジア系曲者俳優達がサイコー!
アメリカ育ちの中国人を揶揄した
あんたはバナナ!
というセリフがサイコー(意味は劇中にて)
舞台となるシンガポール、行ってみたくなっちゃった。
過去ベストロマコメのうち観てないのを観てみようシリーズ第2段。20...
過去ベストロマコメのうち観てないのを観てみようシリーズ第2段。2018年の「クレイジー・リッチ(Crazy Rich Asian)」は、アジア系フルキャストとしてはアメリカで異例のヒットとなった最新コメディ。なのだが、アメリカ系中国人は進歩的で、そうでない中国人はまだまだ、みたいな前提がどうにも非進歩的。シンガポールをビバリーヒルズに見立てたような、男女二組オープンカープロモビデオも、マリーナベイサンズの絢爛豪華パーティも、どうにも気持ち悪い。ストーリーも表面的で単純。金儲けのうまいアジア人という思い込みを笑いにしただけのC級作品。アフリカはメインストリームになってきてるのに、アジアはまだ遠いところにいるのは残念。
恋人の家族についに紹介されることに!すると何と恋人は不動産王の御曹...
恋人の家族についに紹介されることに!すると何と恋人は不動産王の御曹司であり超絶お金持ちだということが分かります。
初めは軽く「何だそれ。ラッキーじゃん」と思っていましたが、規格違いの金持ちを取り巻く友達や家族、生活は何もかもが別世界でいやな目にあってしまいます。そんな苦境から持ち前の賢さと明るさで乗り越えてハッピーエンドに!!というお話。
感想としては可もなく不可もなくでした。シンデレラガールの話なら「プリティ・ウーマン」の方が上だし、魅力は「キューティー・ブロンド」の方が圧倒的。一度でいいかなと思います。
やったぜ!アジアンパワー‼︎
自分には全く関係のない世界だけど、
そのアジアンパワーに誇らしい気持ちになった。
今作がアメリカで一位を取ったと言う事は、
アメリカ人の憧れがアジアになった
って事じゃないのか?と思うとワクワクしきりだった。
ストーリーはプリティ・ウーマンだし
目新しさこそないけど、とにかくゴージャスだし
シンガポールの魅力は満載、アジアンパワー全開で
映像にとてもチカラがある。
世界が違いすぎて、逆に夢でも見てるようで、
夢(映画)の中に自分もいるような気分になれた。
結婚式の演出もとても良かったし、
単純な話のはずなのにラストの飛行機の中のシーンで
ウルッと来た。
麻雀のルール分かってて良かった。
意義ある王道ラブコメだが、これってアジア風? ハリウッド向け?
いつにも増して人種の多様性が叫ばれる昨今のハリウッド。
それを象徴するかのような本作。
ハリウッド映画としては『ジョイ・ラック・クラブ』以来25年振りに主要キャストがアジア人。
その設定と新鮮さがウケてか、全米大ヒット。
今後のハリウッドの新たな金脈を振り当てたような、話題と意義を含めた大ヒットとなった。
ニューヨークで産まれ、経済学の教授として働く中国系アメリカ人のレイチェル。
恋人ニックの親友の結婚式に出席する為、彼の故郷シンガポールへ。
そこで驚くべき事実を知る。
実はニックは、シンガポールでは知らぬ者は居ない超大金持ち一族の御曹司だった…!
何もかも常識外れ、タイトル通り“クレイジー”なリッチさ、ゴージャスさ。
それ故のヒロインの価値観の違いや超格差ギャップ。
乳母を恋人のおばあ様と間違えたり、クスクス絶妙な笑いを生む。
しかし、突然お姫様になった夢物語ではない。
レイチェルに次から次へと試練が襲い来る。
ニックはイケメンで優しくて、理想の王子様。
シンガポール中の女性の憧れであり、誰もが彼の恋人の座を狙っている。
そこへ突然現れたレイチェルは、言わば女性たちの敵。何、あの女!?
元カノやセレブ女子たちの嫌がらせの連続。
ベッドの上の“あれ”は、嫌がらせを通り越してもはや戦慄!
レイチェルの最大の難敵は他でもない、ニックの母親。
家柄を重んじ、シングルマザー家庭のレイチェルの育ちや“中国系アメリカ人”であるレイチェル本人に対して快く思っていない。
と言うか、あからさまに冷たく、嫌っている。
果たして、この厳格な母親から交際を認められるのか…?
船や飛行機を貸し切り、豪遊やパーティー三昧。
半端ないリッチ振りには暫し金持ち気分に浸らせてくれるが、何処か滑稽で呆れ、辟易もする。
我々もヒロイン目線で金持ち連中の馬鹿さ加減を目の当たり。
金持ちであれば金持ちであるほど傲慢。
恋人の母親は何故頑なに交際に反対するのか…?
冒頭、母親が昔あるホテルで受けた人種偏見。
偏見が偏見を生む。
親友の結婚式やクライマックスのプロポーズ・シーンなど、ロマンチック。
一見明るく楽しい作品に散らばる、人種の問題や文化や生まれや価値観の違い。
それらにめげず、果敢に挑み、恋人との愛を成就させようとするヒロイン。
その姿に万国共通、共感必至。
王道のシンデレラ・ストーリー的ラブコメ。
主演のコンスタンス・ウーは飛びきりのアジアン・ビューティーではないが、チャーミングで魅力的に見えてくる。
イケメン男性陣はセクシー筋肉美をやたらと見せびらかせてこれと言った個性に欠けるが、ヒロインの親友役のオークワフィナは好演で快演。
こうして改めて見るとなかなかキュートでもあり、親しみ易さから、今後ヒロインの良き親友という役回りが増えるだろう。
でも、キャストで誰よりも存在感を放つのは、恋人の母親役のミシェル・ヨー。
時にヒロインの最大の障害であり、時にワチャワチャ騒がしい本作をビシッと締めてくれる。
誰もが見れ、素直に楽しいのは楽しいが、全米での大ヒットほど響かなかったのも事実。
と言うのも…
キャストがアジア系というのが本作一番の見所だが、話は特別アジア系でなくとも成り立つ。
平凡なヒロインとイケメンリッチ王子様の恋。
言ってみれば日本の少女漫画実写、話自体はズバリ『花より男子』まんまである。
アジア系で固められたキャストだが、そのほとんどが“○○系アメリカ人”。
一応物語上意味ある設定なのだが、生粋のアジア人ではない。
このキャスティングに関しては一部論争も巻き起こしているとか。
アジア系キャストも中国系とか台湾系とかシンガポール系とか偏っている。
他のアジア諸国、韓国や我が日本は蚊帳の外。
どうせなら生粋のアジア諸国のキャストを集めて、それで見たかった気もする。
ハリウッドが手掛けたアジアン・ムービーと謳っておきながら、実際は、アメリカ人に向けた、アメリカナイズされた、アジア風ハリウッド・ムービーなのである。
再三言うが、楽しい娯楽作。
ベストセラー小説が原作。
全米大ヒットを受けて、続編製作が決定。3部作構成になるとか。
今回はプロポーズまで。
婚約中、結婚、新婚、子供誕生まで、人種の問題や文化や生まれや価値観違いの超格差ラブストーリーはまだまだ続けられそう。
願わくば、次はもっとアジア色を打ち出して欲しい。
もう少しアジア人以外も参加させて良かったのでは?
シンガポール不動産王の御曹司と中国系アメリカ人女性との恋をリッチに少しラブコメにした映画。
御曹司の実家に行って悩む女性の物語だ。
リッチでグローバル感たっぷりなので、閉塞感ありで日本に住んでいる方は馴染みも少なく「なんでこんなのがハリウッド映画?」な感じでつまらないだろう。
もはや、金持ちなアジア人は世界にやたらと居るし、こんな映画をハリウッドで映画化しヒット出来た事は褒めたい。
しかし、内容が逆の意味で閉塞感あり。アジア人以外の主要人物が居ないのだ。これには大変残念である。
これではヒットした頃は、中国、香港、シンガポールに所縁のある系にしか話題にはならなかっただろう。
脚本も「プリティ・ウーマン」の様な貧富格差の面白さを利用した様なものでも無く、あるあるお金持ち家のお嫁さん選びストーリー。
御曹司の母親「アメリカ人は自分らの事しか考えない」、、、お前らもだろうが!
他のレビュアー様で麻雀の所が分からなかったとの事だが、あればツモアガリしていた(勝った)のにワザと御曹司の母親にアガらせた。譲ったと言う意味。
指輪話はまずまず
旅客機内のあのプロポーズは良く考えれば凄い迷惑。
限定的プリンセス・ストーリー。
私的には「久しぶりにミシェル・ヨーを見たなぁ〜。」と。
相手の為に身を引く
カップルが相手の家族に会い、相手の家庭の文化の違いや親族の嫌がらせと戦いながら絆を深める…という、古典的な内容なんですけど、最後に相手の幸せを願って身を引くのも良くあるパターンだと思うんですけど、この映画がスマートで他の映画と一線を画すのは、相手の母親に、私はあなたから息子を奪う事も出来るけど、敢えてやらないというのを、麻雀の役で表した所かなと思いました。語るのでは無く、見せる。うまい。
華やかさ、どきどき。
シンガポールが舞台になっているとのことで、飛行機の中で鑑賞。
本当は劇場に見に行きたかったが、なかなかチャンスが無く、行けていなかった。
カラフルな描写に、テンポの良い会話とストーリー展開。
キラキラ輝く世界に、主人公2人のやりとりに、こちらまでハッピーな気持ちに。
可愛くて、シンガポールの景色も堪能でき、音楽も良い、素敵な映画だった。
人種についても、家族についても考えさせられた。
必ず、もう一度見ようと思う。
新しい環境に立ち向かうための映画
彼氏が頭おかしいレベルで金持ちだった。
めっさ面白い!!映画館で見なくて後悔…
話自体は嫁姑(手前)問題と非常にシンプルでわかりやすい。
その上で、例えば登場人間は皆魅力たっぷり。仲間は最高に頼り甲斐があってみんな大好き。一方、敵は本当に憎たらしい奴らばかり。登場人物は多いのに、良くも悪くも本当に特徴的。
そして話も伏線や背景がしっかり練りこんであり、非常に丁寧。クライマックスとかもう…だからその職業なのね、だからあの話があったのね、めちゃくちゃスカッとした。
スゲ〜金持ち
「エクスマキナ」で
綺麗な女優さんだなと思ってた
ソノヤミズノが出てました。
ジェンマチャンの
いじりまくった顔面が気になって(崩壊気味⁈)
浮気だ何だと悩んで
離婚する事になっても
ピンと来ませんでした。
整形しないと
大体が
レイチェルチュウ役の女優さんみたいな
顔なんでしょうね
ミシェルヨーは歳を重ねても
凛としたカッコいい女性のままですね
何やかんやで
ハッピーエンドでした‼︎
尊厳 >> 愛 > 金
ニックを賭けたマージャン勝負???
レイチェル、そんな事言ったか?
この下り、原作とは違うみたいです。
問題のマージャンシーンです。
レイチェルのプライドは、ニックの母エレノアと祖母の言葉に負けて帰国するのだと思われる事が許せませんでした。尻尾を巻いて帰るのではない。何にも増して、私は財産目当ての嘘つきでは無いし、母への侮辱は許せない。
マージャンの前に、卓の他の二人は彼女達の会話が理解出来ない事が告げられます。うるさいマージャン店が、壁の無い密室となりました。レイチェルはニックのプロポーズを辞した事を伝えます。理由はニックに母を捨てさせたくなかったからだと。
レイチェルの手役は「索子(ソーズ)」を使った「混一色(ホンイーソー)」。彼女はローソーを引き当て「和了」。手役が完成し上がりの状態となりますが、上がりを宣言せずに、あえてパーソーを捨てます。パーソーはエレノアの当たり牌。エレノアは上がります。レイチェルは手役を見せ、あえて上がらずにわざと振り込んだ事を知らしめる。欲しいものを、なりふり構わずに取ろうとしている盗っ人呼ばわりされた事に対する、レイチェルの意地の自己証明。レイチェルは母親とマージャン店を後にします。
このシーン、結構しびれました。カッコ良いぞ、レイチェル。
全般に、クオリティ高かった。クチコミ通りの大当たりで満足です!
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追記
「母親を二度捨てる」の意味と、プロローグのホテル買収のエピソードの意味が、やっと解りました。ちゃんと繋がってた。解釈、変わりました!
レイチェルはニックにプロポーズされたことをエレノアに告げマージャン店を面会場所に指定します。それがニックを賭けた勝負である事を察するエレノア。
しかし勝負の途中でレイチェルはプロポーズを辞した事、彼に二度エレノアを捨てさせたくなかった事が理由だと話します。プロポーズを受ける事で一度。家を捨てる事で二度。そうなればエレノアの尊厳は傷つけられます。
レイチェルは上がりを捨てて、あえてエレノアに勝ちを譲った後、手の内を明かし、それがレイチェルの意思による選択である事を知らしめます。
レイチェルが身を引く事でエレノアの尊厳は守られますが、同時に財産目当ての盗っ人母娘と罵られ失った、レイチェル親娘の尊厳も回復出来ます。
昔、ロンドン(?)のホテルで尊厳を傷つけられたエレノアは、シッペ返しでホテルを買収しました。エレノアが重んじたのは尊厳。レイチェルに、ヤン家の嫁は無理だと考えた理由は、彼女ではヤン家の尊厳を守れないと感じたから。
マージャン勝負の落とし前の付け方に若かりし頃の自分を見た気持ちになったエレノアは、ニックに自分の緑色の指輪を持たせ、レイチェルを迎えに行かせる。指輪は、それがエレノアの意思による選択である事をレイチェルに知らせる事になります。
この、ラストのオンナの駆け引き、痺れるくらいにカッコ良い。
割と面白かったです
よくある話?
筋書きがよくできてると思う。
ゴージャスさも
それほどでも??
でもシンガポールだから飽きなかったのかな。
LAやNY舞台のアメリカドラマより面白かったです。
正直
麻雀からの展開は、驚きました。
ツモってあがったけど
勝負にこだわるならば、あがってもいいけど
これであがっても、つまらない。
迷ったけれども、
降りて、
おまけに勝負にこだわる義母に、わざとふりこむ。
勝ったと有頂天の義母に
カラクリを見せつける。
妥協して安くあがっても、勝っても仕方ない。
性急に勝負にこだわるならば、
降りてやる。
私を排除して、あなたはその場は勝った気になっても、
それは真の勝者ではない。
あなたと家族は偽りの勝者だ。
私は自分の幸せ、人生の真の勝者になりたい。
安易な勝ちを求めるくらいなら、私は降りる。
なのかなあ
やるなあ
面白かったです。
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