アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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レディガガの熱唱がすべて伝えている
無名の女性シンガーがスターへと成長していく物語。過去何度も映画化されているが、今回は現代版の「スター誕生」だ。まずレディガガの歌声が素晴らしい。特に初めて観衆の前で歌うシーンとラストのシーンは重要な場面として、本物の音楽の力が持つメッセージを十分に伝えていた。しかし単純にスターになっていく過程に拍手する明るい内容ではなく、音楽と人生とは何かと考えさせるような深い、やや暗い内容も含んだ作品になっている。音楽で才能がある者は少なくない。しかし世に出て活躍できる者はわずかである。またその人気を続けていくことも大変難しい。レディガガもブラッドリークーパーもそこが分かっているからアリーとジャックに生命を吹き込むことができたのだろう。音楽は人生そのものだから、嘘があればいずれ飽きれられ、忘れられていく。そんな厳しい世界に自分たちはいるのだと。
脚本はテーマにそって念入りに作られていることは分かるが、ポイントがいくつもあって、結局何を言いたかったのか分かりにくい面もある。しかしながら、自分にとって音楽とは何かを考えるきっかけになる映画である。
ガガもいいが、クーパーの歌手ぶりに拍手
ブラッドリー・クーパーは、長編初監督とのこと。
デビュー作品とは思えない、卓越した演出だと思う。
加えて、クーパーの歌声(本人なんだろうと思うが)もレディ・ガガに負けず、魅力的だ。
大筋はオリジナルを踏襲。
映画スターから歌手に設定変更した'76年のバーブラ・ストライサンド主演版を継承している。
ストライサンドの「愛のテーマ」は世界的に大ヒットしたし、名曲だが、
ガガの歌唱は当然に素晴らしく、本作の挿入歌のいくつかは涙すら誘う胸を打つメロディーだった。
オリジナルではないが、「La Vie en rose」は出会いの場面ということもあって、秀逸だった。
鼻の大きさも、ガガはストライサンドに負けていないし。
邦題はわざわざ「アリー」を付け足しているが、主人公はクーパー演じるジャクソンだと思う。
監督が自ら演じているのだから、思い入れがこちらに傾いたのではないか。
髭でハンサムな顔を覆っているからこそ、クーパーの青い瞳が際立って、儚げだ。
落ちぶれて酒に溺れていくのもオリジナル通りだが、
その過程にリアリティーがある。
マネージャーの兄の設定も活きている。
さて、圧巻なのはラストのガガの熱唱だが、
じっくりとガガの歌唱を聴かせておきながら、最後のフレーズにあのシーンを持ってくるとは、脱帽!
平成30年音楽ものの仕上げ
ブラッドリー・クーパーと言えば、「アメリカン・スナイパー」は印象にのこっているものの、私の中では「ハングオーバー」のイメージなので、本作の酔っ払いミュージシャンはイメージぴったりだった。先日、エリック・クラプトンの映画見たばかりで、キャラ的に完全にダブった。まぁ、あっちは本物だけど。
ブラッドリー・クーパーの唄も上手いが、レディ・ガガはさすがの歌唱力で、物語の合間合間に挟まれる歌唱シーンは、それだけで聴かせる。
映画の内容としてはサクセスストーリーで、プリティウーマン風の物語だ。それほど捻りも無いので、素直に2人の心情を追え、感情移入しやすい作りだ。
3時間と長い映画だが、歌のシーンのおかげで中だるみもなく、最後まで見れた。まぁ、悪くはないけど、2時間で収めでもよかった内容といえばそうだろう。デートには良いかもね。
ガガはやっぱ歌うまい‼︎
番宣のLiLiCoじゃないけど
レディガガってこんな顔だっけ⁇
結構前だけど
病気になったとか言ってませんでした?
治ったのですね。(良かった)
サントラ欲しくて
グッズ売場見たけど置いてありませんでした〜
まだ出てないのかな⁇
ブラッドリークーパーの
気持ちは
わからなくは無いけど
あの逝き方は
どうなのでしょう...
ラストの
ジャクソンとアリーが
一緒に歌う回想シーン
泣けました。
スターは、なってからが大変
日本風に「苦労して苦労して、やっとスターになりました」っていう展開を予想していたが、やはりレディ・ガガ、もう速攻スターダムを駆け上がっていくところが只者じゃない。 ただ、スターになってからの恋愛、ビジネスの展開から、のアップダウンのあるストーリーが、ハラハラさせるところと、やはり歌唱力の才能が開花していく流れにあっという間の時間だった。 まさかこういう結末!というエンディングながら、聞かせる歌に会場からすすり泣く声が一気に聞こえ、それでも前向きな主人公アリーの姿が、印象的でした。
途中までは100点
俳優のブラッドリー・クーパーが監督をしたというからどうかなと思ったが、冒頭から出会い、二人の関係が深まっていくアリゾナのコンサート辺りまでは、カット割りやアングルなど素晴らしく、あっという間に作品に引き込まれた。
だが、アリーがデビューする事になる辺りから、結婚、すれ違い、グラミー賞授賞式までの間が、ひどく長く感じる。二人の関係性や酒を断ち切れないジャックなど丁寧に描いているが少しダレを感じる。
レディ・ガガが脱いでるのもあってシーンを落とせないしがらみのような感じを受けた。
デビューする事が決まった辺りから結婚までをもっと早く描いて、ジャックのラストまでをもっと丁寧に描いて欲しかったと個人的に思う。なぜジャックが酒やドラッグに溺れてしまうのか、何が心の傷なのか。ラストも自殺するに至る理由が分からなかった。
レディ・ガガよかった(´∇`)
何故だろう?
いい歌を聞くと勝手に涙が出てしまう(´•ω•̥`)
アリーが登り詰めて行く状況とジャクソンの落ちぶれて行く状況が上手く交差されていました。
初監督のブラッドリー・クーパーと映画初出演のレディ・ガガ。とてもいいタッグが組めたと思いました。
主演の2人の演技に胸あつ
主演の2人の演技がとにかくよかった。
クーパーはとにかく典型的なアメリカ人の役の印象が強かったけど、今回は酒やドラックに溺れるダメな役なんだがとても上手かったと思う。
本当に酔っぱらってるじゃないかなって思うし、口数は少ないけど表情で感情が伝わってくる。
ガガは、派手な衣装と歌という印象しかありませんでしたが、役柄にとてもマッチしていて自然な演技が好感を持てる。
てか今後もガガの演技が見たいと思いました。(ただどんな役が良いのかは不明)
後は2人の歌も凄い良い。ガガと比べられるとかわいそうではあるがクーパーも味がある歌だと思う。
ラストにアリーの歌で閉まるのですが最後にこの映画の題名の意味が分かります。
彼女が夫の死を乗り越えて歌い上げる姿はこれからアリーが本当のスターになる(誕生)を示したシーンだと思います。
ただ何が悪かっただろかと思うと、細部のストーリーがあまり良くなかったから長く感じてしまったのではないかと思いました。
作品賞はないけど、監督賞、主演、などには何かしらにはアカデミーにノミネートされる作品です、。
年末でお時間ある方は期待値を上げすぎないで見ていただければ、楽しめると思います。
ベタでベター
まーそりゃアリー歌が上手い! いっそのことミャージカル映画にしたほうがよかったかも。劇中の歌詞もストーリーにそっててわかりやすいし、レディガガならマッチしそう。
時間が長かったと言ってる人ポツポツいるけど、無駄なシーンはなかったように思います。
ベタなストーリーなんで退屈したんだろうが、それほど悪くない。
ただ、タイトルはちょいダサいかなー。
ちょっとペンチを貸してくれ
容姿に自身がなく、顔で拒否られるって・・・つけ眉毛のせいじゃないの?と、最初からツッコミ態勢で鑑賞してしまいましたが、細かなところで音楽映画の素晴らしさを堪能することができました。さすがに全体的にはジュディ・ガーランド版『スタア誕生』(1954)もバーバラ・ストライザンド版『スター誕生』(1976)も観ているので、男が落ちぶれていく展開は知っていた。言ってみれば、ストーリー的には安心して見れたのです。
細かな点でちょっと使えそうな、また今後流行るかもしれないペンチでギターの弦を切るエピソードがお気に入りです。ギターを弾いたことのある人しかわからないかもしれないのですが、古くなった弦の処分、分別は困りものなのです。ゴミの分別がうるさくなってからは、細い弦は丸めて、太い弦はペンチで切り刻んで空き缶の中に入れてゴミ出しする方法をとっています。そんな処分に困る不要弦を指輪にしてプロポーズするという画期的なアイデア!世の男性ギタリストたちが真似すること間違いなしと思えるシーンでした。
もうひとつ、音楽映画特有のものですが、あり得ないやろ!とも批判される重要なファクターがあります。古くは『ベニイ・グッドマン物語』(1956)で、ライオネル・ハンプトンがいきなり乱入してセッションを始めるシーンだとか、『スウィングガールズ』(2004)で遊びまくってた女の子がいきなり楽器店で管楽器を購入して主人公のバンドで演奏するとか、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ではフレディが歌う「Doing All Right」にいきなりハモるブライアンとロジャーだったり、練習してないのにできるわけないやろ!と感じるシーンが必ずあるものなのです。このレディー・ガガ版でも、酔っぱらったジャックがアリーの口ずさんだ曲を次の日のコンサートでいきなり編曲し、完成された曲としてアリーとデュエットするという凄技がありました。こういう「嘘やろ!」的なエピソードが音楽映画独特の手法(?)として存在しています。ミュージカル映画ではもっとあり得ないシーンがいっぱいありますので、元々はミュージカルから来てるのでしょうね。
さて、このレディ・ガガ版というより、ブラッドリー・クーパー版といった方がいいかもしれない今作品では、聴力を失いかけて酒に溺れる男を好演していましたが、もっと聴力が失われるシーンを重く描いてほしかったと感じました。これじゃ、単に禁酒できない上にドラッグ漬けになっただけの男のような気もする。頭の中で想像していた音というエピソードも良かっただけに残念でした。あ、それと、いつの間にか酔っぱらってるジャックというのも不自然でした。
なにはともあれ、シャロウを聴くだけでも価値のある映画だと思います。
んー
とにかくテンポが悪い。最初にジャクソンとうたを披露するところまでだな。
長かった。悪い言い方すると長ったらしい。
中だるみ感。
宣伝がちょっと過剰だな。
こうゆう王道系ストーリーってもっと疾走感に溢れているのを想像してみてた。ボヘミアンラプソディーと同じ時期だからよけいそう思ってしまう。
アリーは歌も曲も素敵でスター性に溢れていたけど、ジャクソンは正直、そんなみんなが憧れるほどの存在か?ってほど輝いて見えなかった。(アル中とか薬中とかそうゆうのではく)
レディガガをつかっているというだけの映画。
ちょっと残念だったな。
ボヘミアンよりアリー
人生で初めて歌で泣いた。
心を揺さぶるパフォーマンス。
秀逸のラストカット。
素晴らしい映画。ストーリーがベタといえばそうだが、、。
ただただ素晴らしかった。
日本では、ボヘミアンラプソディの方が圧倒的に人気。
アリーはボヘミアンに比較されているようではあるし、ボヘミアンの方が優れているという評価が多いが、アリーがボヘミアンより下だという評価をとても悲しく思う。
ただCDかTVか何かの音源流して、人物を描かない、ドラマを描かない映画より評価されないって何なんだろう。
素晴らしい映画に出会ったものの、自分の気持ちに共感してくれるのが少ないのは悲しい。
まあ映画は好みなので共感してほしいと望むことがおかしいとは思うが。
少しでも多くの人にこの映画を観てほしいと思う。
もう少し…
ガガさんとブラッドリーの歌は最高でした
最後も涙が止まらなかった
ですが、少し長かった
途中飽きてしまうシーンもあり
期待よりは下回ってしまった
思ったよりも…と思う映画でした
素敵な映画ではありますが、2度目も!と思うほどではなかったです。
歌声が映画の質を上げた
アリーがガガだと見終わった後知った。
ストーリー自体は標準的と言うか流れが予想できるというかいわゆる平凡です。したがって、俳優次第で容易に学芸会に落ちてしまうなと最初は不安げに見てました。 ただ、歌声による説得力が全然違っていてアリーや、クーパーの演技力は役者として見るならば及第点(褒めてます)だったが歌声を聴いた瞬間にストーリーの重さが何倍にも身に沁みこんできて上映中は映画の世界に入り込んでいました。
主演2人の芝居も抜群!勿論歌唱力も最高に迫力有って楽しい!
今年は、「ボヘミアン」が観られただけでも最高に嬉しい年だったけれども、更に本作「アリー」が観られて今年の自己映画観賞ラインナップは大満足で言う事無い!
最高にご機嫌!楽しい年だったと言っても過言では決してありません。
ここ数年来クラッシックミュージック関連音楽とその演奏者或いは、声楽家達との人間模様がテーマの作品が多かった。「オーケストラ・クラス」「プラハのモーツアルト」に代表される様な作品群。これらの作品は好きだけれども、もう食傷気味であった事も確かだった。
そして「アリー」は「スター誕生」のリメイクなので、今度は4度目?5作目なのかな?前作のバーバラとクリス出演作からは40年以上が経っているのだけれど、タイトルはスター誕生ではなかったけれども物語自体は同じストーリーのオスカー受賞作品「アーティスト」が制作されてから6年が経つ。
これほど再三リメイクされる作品もそうそう無いだろう。
と言う訳で、ストーリー自体はお馴染なので、誰もが知っている物語だから、その話に何か新しい良さを求められてしまう分だけ、作り手は苦労が付き纏う作品だと思う。
しかし、本作は全く古さを感じさせないストーリー展開で、演出も良いし、レディーガガの芝居も、クーパーの芝居も共に良い。
そして何よりも最高に純!ピュアーでピュアーな純愛映画に徹しているのが、更に良かった!
特にクリスマスデートにぴったりの作品でもあるので、丁度良いタイミング!
これは絶対に見逃せない、映画館でこそ観たい作品だ。
また映画音楽の名曲が誕生したね!音楽を聴きに行くだけでも楽しい映画!
ファーストシーンからラストまで歌は効果的に巧く使われていて最高に良かった!
そして何と言っても今年は犬年だから、ラストの方で、犬がガレージの前に動かずにいたシーンが切な過ぎた!
犬が大活躍の〆の大役と言うのも今年にこそ相応しい作品だった!
歌を聞くだけなら良し
予告でレディーガガの歌に魅力され
あの歌を大きなスクリーンで見たいと思い鑑賞!
レディーガガの歌声はよかった!
ライブにいった気持ちになる!
ただ話の内容は、、、
アリーが次第に有名になるにつれてジャックの嫉妬がエスカレートしてくる
アリーの顔にケーキをぬるシーンは不愉快でした。
素敵なラブストーリー
I MAXで鑑賞。
タイトルは「スター誕生」ですが、物語の軸はサクセスストーリーよりもラブストーリーの要素のほうが多いです。
ということでサクセスストーリーの映画と思って観るとその辺りは大雑把にしか描かれていないので少し物足りないかもしれませんが、はじめからラブストーリーの映画と思って観ると感動できます。
同じ音楽系映画でクイーンを描いた傑作のボヘミアンラプソディと公開時期がカブってしまったのはちょっと不運だったと思いますが、その残像を忘れて観ればこの作品はこの作品でとても素敵な映画だったと思います。
映画を盛り上げるレディーガガさんの歌が素晴らしいのはもちろんですが、演技も上手いのに驚きました。
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