ガンズ・アキンボのレビュー・感想・評価
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メタ的な視点の難しさ
ゲーム感覚でバンバン人が死ぬコメディアクション映画。
こういうジャンルの映画は見てる最中に爽快感を味わいたかった。
だがそれが配信されて見世物になっているという設定なので映画内でリアクションされてしまってどうしても一歩引いた目で見てしまう。
ストーリーも特に面白いところはない。
入れ墨禁止。飾りつけ厳禁。
いやぁ、このハンドガン、元は何なのさ。スライドに妙な落書きしたり、訳わからん飾り付けたり。こう言うの嫌いです。銃器は、使い方によっては人の命を奪うもの。また非常時に自らと誰かの命・安全を守るもの。機能追及であるべきで、遊び心が入り込む余地はありません。
などと。ポスター見た瞬間に、ちらりと嫌悪感が沸き上がるんですけどね。組織側のスタンスと素性が、ラドクリフの両手に固定されたEMG TTI(conbatmaster?)に象徴されてます。
マジ殺人ゲームを配信しても、国際テロ対策部隊が出動しないほどの世紀末ですよ。南半球の人、世紀末案件、すきやなぁw
ストリーは、もうハチャメチャです。リアリティなんかくそくらえワールド。ガンファイトゲームを、そのまま劇場版映画にしてやれ、的なノリのバカバカバカなガバガバシナリオ。ガンヲタの萌え要素も、ありそで乏しいバイオレンスアクション。
小難しい映画にあきあきしたよ、って言うあなたにはお勧め。
できる。
かも。
いや、やっぱり、これは....
とりあえず、ニックスに萌えたから、良いかw
血みどろと銃弾とタトゥーと落書き
ネット配信番組にコメントを書き込んだオタクが、無理やり殺しあいゲームに参加させられる。
ライバルと手を組んで共通の敵と戦ったり、元カノを人質に取られたり、物語はありきたりだけれども、R15+指定の、血みどろと銃弾とタトゥーと落書きに満ちた画面を走り抜ける感覚は意外に心地よい。
きれい系の女優であるサマラ・ウィービングが、顔やのどにまでタトゥーを入れた凶悪な殺し屋を演じるのも潔くてよい。
B級の楽しさ爆発
もー最高。コロナ禍のせいで大声出せませんが、心の中で大笑いしましたよ。
ハリーポッター改め両手拳銃のオトコ(ガンズアキンボ)だー!
たった一つのアイデアを映画にしたというところが素晴らしい
両手に拳銃を固定したらどんなことが起きるか。
これです。
①脱ぎ着ができない→ズボンが履けないのでパンツだけで歩き回る。当然不審者。
②誰かに助けて欲しくても手を出せば拳銃→警官に助けを求めても「銃を捨てろ!」と言われる。
③ホットドックを食べるのもひと苦労→うっかり力をいれるとBAN!
④殺し屋を差し向けられる→銃を撃ったことがないので、グダグダ
はっはっはっ
ラドクリフ君、前作では木の鍵を作って脱獄するひと、その前はおなら推進する死体(爆)
いやあ、やってくれます。
体格と言い、今作品の演技と言い、まるでマイケルJフォックス君みたいだけど、ヒット作に甘えずチャレンジする気迫を感じるよ。マイケル君は超えたね。
ラドクリフ版のジョンウィックとほめておこう!
主役以外はあっさり死にます。血しぶきもいっぱい。でも、何故か楽しい。
これぞ、B級の極地。地上波には絶対に載らないので、ビデオ借りて自宅で大笑いしてください。
タイトルなし
あり得ないストーリーだけど、この痛快ノリノリ感はコロナ始まって以来最高な気がする❗
『ベイビードライバー』に似たノリで最後まで一緒に駆け抜けた爽快感。たまにはこんなの必要ですよね♪
最後元カノとはうまくいかなかったのは残念ね😆
B級アクション作品なのでとやかく言っちゃあダメなんでしょうが、それでもB級感満載な作品ですw
ダニエル・ラドクリフと言えば、あの「ハリー・ポッター」シリーズのハリーで有名ですが、個人的にはハリー・ポッター以降は変な作品に変な役で出ると言うイメージが強くてw、その際たる例が「スイス・アーミー・マン」かと思いますが、今作もなかなかB級臭がしていますが気になって鑑賞しました。
で、感想はと言うと、なかなかなB級作品ですw
主人公のマイルズはネットの掲示板や動画のコメント欄に過激なコメントを書きこむのを趣味としているが、ある日の夜、マイルズはスキズムという違法な格闘技をネット上で観戦しつつ、いつものように攻撃的なコメントを書きこんでいた。スキズムを主催するリクターはそのコメントに激怒し、マイルズの身元を特定した後、部下に命じて彼を拉致、マイルズは両手に拳銃を固定され、戦闘狂のニックスとの戦いを命じる。臆病なマイルズは逃げ回るばかりだったがニックスの執拗な戦闘と、元カノのノヴァが人質に取られたことを知るや否や、意を決して反攻に転じるのだった…
アメコミ風のB級アングラアクション感万歳で、両手に銃を固定されたなんて「片腕マシンガール」のパクリやん!と思いますわなw
煮え切らないマイルズにイライラとまではいかなくても、ヒーローとしての期待も薄で感情移入も特に無い。
そもそもネット番長には“自業自得やん”感が強い。
どちらかと言うとニックスの方が好感アリでターミネーターの「T-1000」の様に追い掛けてくる姿はなかなかカッコいいw
アクションはそれなりでも両手の銃がそれぞれ50発ずつの弾数制限にも捻りは特に無し
正直、これなら片腕は剣かマシンガンの方が良くない感がありますがそうするともう片腕マシンガールか「どろろ」の百鬼丸や「彼岸島」の宮本明になってしまうんですがw、それぐらい振り切っても良いのではと思ってしまいます。
ラストもネットに煽った奴らを成敗しに行くぜ的に終わったのもなんか消化不良。
パンキッシュでポップカルチャー感があって、くだらないカッコ良さが感じたんですが個人的にはニックスにイケてるクール感のイケクールを持っていかれている時点でノレなかったかなw
正直「何故ダニエル・ラドクリフはこの手の作品に出演するのか?」かが謎なんですが、もうこういう作品が好きでこういう役柄が好き♪としか言いようがないんですよねw
ハリー・ポッターで地位も名誉もお金も十分に得たから、後の残りは余生の様に好きな作品だけを出演していこうと言う感じなんでしょうか。
ハリー・ポッターの出演時ではいろんな苦労があって、自身が望んでなくても、作られたアイドル像として振る舞わなければいけないと言うプレッシャーも多々あったと思うだけに、一般人から見たら「勿体無い!こんな変な映画なんて出ずにもっと高貴でイメージの上がる様な映画に出た方が良いよ」と思うんだろうけど、「もうそんな作品はまっぴらなんだよ!」と言う思いから、反抗心で変な映画に出ているかと思うけど、こうも変な作品三昧が続くと「好きだから」としか言いようがないんですよね。
「ハリー・ポッターと賢者の石」の時は12歳だったおぼこい少年が今やヒゲモジャの30代のオッサンですから、好きな様にやらしてあげてもいいんでしょうが、見る側がいつまでも“あの”ハリー・ポッターのイメージで過保護に考えてしまうんでしょうねw
ダニエル・ラドクリフ演じるマイルズはネット番長のどうしょうもないダメ野郎ですが、元恋人のノヴァが人質にとられてからの中盤辺りから戦う事を決意して話のテンポも上がっていきますが、そこまではかなりフラストレーションが溜まる。ラストではダークヒーロー的になっていて、トム・クルーズが主人公のジャック・リーチャーの様にも感じますが、あそこまでのヒーロー感はないんですよね。
ニックスの方がパンキッシュで爽快感があって好きなんですよね。ニックス役のサマラ・ウィーヴィングは何処かハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーな感じがします。
作品はホント、B級作品なので、そう以上でもそれ以下でもないのでその点を踏まえずにあ〜だこ〜だと言うのはナンセンス。名作を目指して作られた訳ではないと思うし、合わない人間にとってはとことん合わない作品でしょうね。
最近では珍しい感じのB級作品である意味狙った通りなんですがw、やっぱりダニエル・ラドクリフは出来ればもう少し高貴な作品に出演して欲しいなあ…としみじみ感じたりもしますw
ノリがよい
死体になったり、奇抜な役が多い、ラドクリフさん。今回はネットを荒らしたばかりに、銃を手に固定されデスゲームに参加させられる可愛いそうなオタク。
主人公の設定が奇抜だけど、それを抜きにするればありそうな設定のB級映画。ベタな展開。でもアクションはスピード感があって、スタイリッシュでカッコいい。ダニエルくんはいいとして、ニックスはカッコ良かった!どこかおバカなシーンもメリハリが効いてて良かったよ。元恋人と理想通りの展開にならないオタク主人公が最高。
終盤が緩い。
ネット拡散系の物語でも終盤で物語を拡散させず締まりある脚本にも出来たろうに。
ターミネーター1は終盤で拡散どころか更に物語を小さく隠密化しサイバーダイン社破壊に迄は至らないのが味噌と知る。
本作はその逆で終盤が緩い、序盤は楽しんだが。
元名子役、面白い役者だが。
大味なストーリーと銃撃が魅力
殺しを含む決闘を配信するサイトにクソリプを書き込んだオタク、マイルズはクソリプがきっかけでその決闘に強制出場させられる。手に穴を開けられてボルトで拳銃を固定され、刺客を送り込まれたマイルズは逃げて逃げて逃げまくるが…
と、話だけ見れば面白そうなスプラッタアクションコメディ。だがしかし、送り込まれた刺客の素性が明らかになり、マイルズがなぜか才能を覚醒させたりしてからは、大味な銃撃のアクション映画になってしまった。
好きな人は好きなのだろうけど、ちょっと特殊なアクションコメディを期待していたのに、どこかで見たような主役が一方的に雑魚を蹴散らす銃撃アクションになってしまったのは残念。ちょくちょくこの映画ならではな展開もあるにはあるが、フリが丁寧なので予想の域を出ない。
フリの丁寧さはストーリーにも悪影響を及ぼしている。刺客には何か過去がありそうだ。警察が刺客を捕らえられないのはなぜか。などなど。どこかで見たような設定が多く、映画好きの予想の域を出ない。
クソリプがきっかけで殺人サイトに補足されるのは新しかっただけに残念。
ガンズ・アキンボ!
予想以上に良かった!
とてもおもしろかった!
マイルズの馬鹿らしい姿はもはや笑える!
バイオレンスなガンアクションもとても良かった!
音楽とアクションがマッチしていた!
リズムのテンポが最高!
最後は意外だったけれど、楽しめた!
ヒーロー爆誕でした。
両手が銃になった主人公?!と思って見に行くと、なかなか荒治療な二丁拳銃でした…!
最凶に強くて危険なヒロインはとてもかわいいし、オタクだけどやる時はやるヘタレ主人公も見ていて楽しいのでなんだかアニメを見ているような楽しい気分になりました!笑えるシーン多めですが、かっこいいシーンもあるのでおすすめです〜!
ハリー・ポッターが!
あのハリー・ポッターが冴えないゲーマーでネットへのアンチコメントを書き込む事でストレス発散してるオタク青年、がひょんな事から二丁拳銃で殺しまくる殺人ゲームの主人公になる痛快ブラックユーモアムービー、面白かったです。
【ネットの「荒らし」の頭のなか】
所謂、ネットやSNSの「荒らし」の頭のなかを覗くと、こんな感じなんだと思った。
ストーリーは、荒らしにも、少しはまともなところが残っている「感」を出しながら進んでいく。
ろくでなしと同僚や世間に思われていることを自覚しながらも、衝動を止めることなんて出来っこないのだ。
だから、自らを僅かでも正当化するために、自分の行動は他者がきっかけになっていると主張してみたり、少し元カノへの想いを言ってみたり、父娘(ニックス)の悲しいストーリーを入れたりもする。
そして、もっとも重要なのは、同僚も、仲間も、敵も死にゆく中、荒らしの典型的なエゴ、最後は自分だけはサバイバーと云うご都合主義のエンディングを見せる😁
これは、荒らしにとっては当たり前のことなのだ😁
昔、ネット右翼のTwitterの所謂荒らしのプロフィールを覗いたことがあって、趣味サバゲーと書いてあった。
やっぱり、そうだなんだ😁
確信した😁
こうした人の頭の中は、サバゲーなのだ😁
敵が必要なのだ😁
そして、それを攻撃しなくてはならないのだ😁
バンバーン、ドッカーン、グシャ肉体が潰れる音)、ドバーッ(血が飛び散る音)😁
まあ、血肉飛び散りはしないけれども、最近の愛知県知事リコールの不正をめぐる事件で、元は仲良く代表写真に収まっていたのに、事件が明るみになると「俺(私)、かんけーない」みたいな態度を決め込んでいる、卑怯者のネット言論界の荒らしも似たようなものだ。
コミカルなラドクリフも悪くないが
これは何も考えずに楽しむべきバイオレンス・アクション。
「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ演じるマイルズはネットの書き込みで憂さを晴らすクソ野郎。本物の殺し合いを配信するサイト「スキズム」への執拗な書き込みで、サイトを運営する闇組織のボスを怒らせた。
両手にボルトで拳銃を固定されてしまったマイルズは「スキズム」で最凶の殺し屋ニックスと戦うことに。
身から出た錆とは言えとんだ災難という感じのマイルズがコミカルで面白いが、自分はスリムで美しいニックス役のサマラ・ウィービング推しに。
残念ながら、その後の展開で特筆すべきものはなく、作品としてはイマイチだった。
悪くないけど物足りない
リズム感のある音楽と派手なアクション、スタイリッシュな映像、いろいろと見どころはありましたが、結果的には何か物足りない。リアル感がないのは仕方ないにしても、「シン・シティ」のようなインパクトが欲しかった。
ダニエル・ラドクリフは『スイスアーミーマン』でも一風変わった役を演じていたが、多分自分で脚本選びをして出演しているのだろう。
ブルース・ウィリスのように若手監督にチャンスを与え応援する俳優になって欲しい。
二丁拳銃=アキンボ
監督の前作「デビルズ・メタル」から明らかに予算も倍増、ラドクリフ君の同僚役は嬉しいサプライズ、メタル一辺倒かと思いきや使う音楽もハイカラで古い曲からカバーまで、ギリギリにダサい雰囲気をワザとらしく様々なジャンルをスタイリッシュに、次のエドガー・ライトに相応しいジェイソン・レイ・ハウデン。
指、ブッた斬りは「マッドマックス2」みたいで「トゥルー・ロマンス」でのアラバマを超えるボコられっぷりが悲惨なニックスの魅力的なキャラ、ラスボスはパルパティーンみたい!?
ニックスのバイクと車同士の衝突は「デス・プルーフ」の衝撃を超えられないCG臭さが全面に、最後までマイルズはパンツ一丁のバスローブ姿で獣スリッパのままだったら良かったのに。
物語上、必要不可欠ではあるにしても絶対に離さないスマホに対する執着心は現実世界においても恐ろしい??
予定調和を拒絶した凄惨なバイオレンスと乾いたギャグが印象的、とことんアナーキーなニュージーランド産“ダーティハリーポッター“
本物の殺し合いを生配信する闇サイト“スキズム“が人気を博す街シュラプネル。うだつの上がらないゲームプログラマーのマイルズは会社で上司にイビられるわ彼女にフラレるわの散々な毎日で溜まった鬱憤を“スキズム“のコメント欄に罵詈雑言を書き散らすことで晴らしていたところ、激怒したサイトの運営グループに自宅を特定され襲撃されてしまう。マイルズが目を覚ますと50発ずつ銃弾が込められた拳銃がボルトで両手で固定されていて、“スキズム”最強の殺し屋ニックスとの対決を命じられる。
これはメチャクチャ痛快。『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』、『ウォンテッド』、『ジョン・ウィック』、『ハードコア』といった作品に滲んでいる突き抜けたバイオレンスと乾いたギャグが綯交ぜとなった感じですが、本作の一番の特徴はアクション映画あるあるを絶妙に裏切る想定外の展開。ありきたりなアクション作品なら最後まで生き残るタイプのキャラクター達があっさり惨殺されていくので、R15+指定も納得の凄惨な描写がよりビビッドに映えます。この辺りは監督・脚本を手がけたジェイソン・レイ・ハウデンの作家性が冴えたのだと思います。ダニエル・ラドクリフは本作でようやく自身にまとわりつくハリー・ポッターのイメージを払った感ありですが、本作の目玉は殺し屋ニックスを演じたサマラ・ウィーヴィング。要所要所でコカインをキメながら高笑いで罵詈雑言を浴びせながら雑魚キャラを殺して殺して殺しまくる合間にチラッとキュートな表情を見せる孤高のキラークイーン、ニックスはマーゴット・ロビーの当たり役ハーレイ・クインを軽々と超えたと思います。
本作はニュージーランド映画。ロケ地もニュージーランドとミュンヘンということで映像に映り込む風景も独特の雰囲気を醸しています。韓国、タイ、インドネシア、ロシアといったバイオレンスアクション先進国がまた一つ増えたという実感で胸がいっぱいですが、ダニエル・ラドクリフのファンと思しき女性客がうんざりした表情で退席していく姿もまた印象的でした。
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