デス・ウィッシュのレビュー・感想・評価
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全米ライフル協会プレゼンツ
「 … ここまでは、全米ライフル協会の提供でお送りしました。皆さん、銃はくれぐれも合法的に入手のうえ、取り扱いに十分注意して敵をやっつけましょう。」
そんなテロップが出てくるんじゃないかと思ったくらい、銃バンザイな映画。
これって問題作でしょう。リメイクにしても、これが現代の作品なのかと目を疑った。
復讐による憎しみの連鎖には全く目を向けず、
ただ自分の感情の赴くままに行動することを良しとしちゃってるし
劇中にでてくる犯罪者が、ほとんどみんな有色人種。
この手のものを堂々と公開できるところに、アメリカの根深い病巣を見た気がする。
そういう意味では、意義深い作品だと言えなくもないのかな。
ブルース・ウィリスを含めて、これに関係してるやつ全員が
僕の中では要注意リスト入り。
プロバガンダをやりたいなら、もうちょっとスマートにやってくれ。
ブルースウィリスだからか。
羊ではいられない・・狼覚醒
チャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」のリメイクと言うより、ジョー・カーナハンの脚本により正統派のリベンジ・サスペンスに生まれ変わったといって良いだろう。絶賛すべきは普通の家庭人が観ても眉をそむけることなく勧善懲悪に酔わせてくれる心遣いだろう。
卑劣な犯罪者を描くのだが凌辱シーンなどはカット、この辺の配慮がありがたい、そして仕置き人に留まらずきっちり犯人に落とし前をつけてこそのカタルシス。
不甲斐ない警察捜査、野放しの犯罪者、荒廃した街、無責任に煽るだけのマスコミなど巧みに描き、全てが主人公の止むに止まれぬ思いを後押しするので多少惨い私刑でも許せてしまうから見事だ。
ブルース・ウィリスはダイハードの不死身のヒーローのイメージが強いからなんなく復讐できても不思議はないのだが、普段は人助けのERのドクターで銃の撃ち方すら初心者の設定、羊の皮を脱ぎ捨てて狼に変身してゆく様も面白い、好演でした。ただ、弟役が曖昧な芝居をするものだから気をまわし過ぎてしまった、このひっかけは気に入らない。
結末も見事、ドクターは頭が良いから幕引きまで考えて用意周到、溜飲が下がりました。
といっても映画だから、ほんとの銃社会は怖い、ライフル協会推薦的なところは微妙です。
いつものブルース・ウィルスとギャップが…
引きこもり映画劇場には最適な1本よ😘
痛快!面白かった。コロナで引きこもる鬱々した日にはもってこいかも。1974年製作のチャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」(原題DEATH WISH)をブルース・ウィリス主演でイーライ・ロス監督がリメイク。ブルースもイーライも大好物なのでアマゾンプライムで発見してさっそく視聴。元軍人や元刑事が不条理な悪を成敗するプロットはよくあるけど、銃も撃ったことのない素人が泣き寝入りせず凶悪犯に立ち向かうところが当時は斬新でした。今回は技師を犯罪都市シカゴのER勤務の医師に置き換えてリメイク成功。イーライらしくギミックも多々あり楽しめました。ブルース60代半ば、きっと100歳までアクションやるでしょう('ω')ノ
ブルース・ウィリスはやはり魅せる演技がうまい
ダイハードからのファンではあるが、それ以降はなにを見てもジョン・マクレーンにしか見えなかった部分があった。しかし、それはジョン・マクレーンを見ていたのではなく、それがブルース・ウィリスの演技であった。彼にして言えば、それでいい。ジョン・マクレーンやポール・カージーを見たいのではなく、ブルース・ウィリスを見たいのである。だから、無数にある映画を選ぶときに、ブルース・ウィリスの名前を見て、「お!」と思わせる。そんな稀有な俳優だと思っている。
デスウィッスのオリジナルは見たことがない。見てみたいと思ったけど、たぶん先にオリジナルを見た方がいいのだろうなと、本作を見終わったあとに感じた。ぼくにしたら、本作がオリジナルになってしまったから。
ストーリーは、もう少し深くじっくり流れるテイストだとよりじわじわと恐怖が伝わってくるのにな、と感じたが、1本の映画とするときに時間の制限がどうしてもあるのだろうか。ここ最近は、テレビやVODのドラマでも良質なものがたくさんある。2時間で終わらないのであれば、ドラマでいいんじゃない?ってことにもなりかねない。映画好きは2時間にこだわりたい、のかもしれない。ぼくはそうじゃないけど、以前はそう思っていた。(ここ最近、砂の器・ソロモンの偽証・クーリンチェ少年殺人事件をみてしまったから)
ラストは、これでいいのか?と倫理的に思った部分と、よかった!と思う主観的な部分があった。これから見る人はどう思うのだろうか。
ブルースウィルス好きなので
共和党色の強い映画。
よく出来ているが、強く銃容認派の政治色を感じる。何人も人を殺した犯人が捕まらないハッピーエンドには本当に驚いたし、共感できる部分も大いにあった。。BGMはAC/DCのBack in Black。
2回目
ブルースウィリスは、永遠にジョンマクレーン。
ブルースウィリス主演のクライムサスペンス。善良な市民である主人公が、妻が強殺されたことをきっかけに犯罪者を殺す殺人鬼に変貌する、と言うストーリー。
ブルースウィリス、格好良いですね。最初、銃の扱いに戸惑っていた彼が、暫くすると当たり前のようにジョンマクーレンになっていて笑えました。
ただ、ストーリー全体ではあっさりとし過ぎているように感じます。犯した殺人も少なくあっさりと本命に行き当たりますし、主人公の心理描写も少ないように感じます。重体だった娘もあっさりと完治しますし・・・
重くすれば良いとは思いませんが、もう少し心に残る部分があっても良かったように思います。
銃購入時やネットで犯罪情報を仕入れる場面は、シュールで笑えました。
【善と悪とのボーダーラインを考えさせられる作品】
単なる二人の"通常運転"
『狼よさらば』(1971)については、録画したのが残っているけど、未だ全然見てないから、参照せずにこれのみ感想。
端的に"味気無い"。
確かに布陣はこの手の映画に慣れた配役・スタッフだけど、だからといって超傑作が生まれるってことはなかった。
要はあまりに馴染みすぎてて、逆に新味が欠けていた。ジョニデ×バートンコンビの『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)。あれが二人にピッタリすぎて、逆に意外性が皆無。そういうケースとよく似てた。
一応ロスのお得意らしき手腕もあるにはあるんだけど、銃に不慣れなブルース・ウィリスは流石に説得力が無い。『キック・アス』のヒットガールが苛められっ娘ばりに違和、それに散々殺し屋役(『ジャッカル』(1997)、『ラッキーナンバー7』(2006)等)を務めてるからピンと来ない。恐らく僕にはキャストミス。スタローン、デ・ニーロだったらまだね…。
と、不満を並べてるけど、ビジランテの可否を巡る議論シーンは興味深いし、そんなに酷評するぐらいの出来じゃないのは確かだった。『午後のロードショー』でやったら、ちょいと顔見せしちゃうかも(そしてそのまま見ちゃうかも)w。
ところで最後の対戦相手、誰だっけ?って思ったけど、『サウスポー』(2015)でギレンホールのダチをやってたお兄さん(ボー・ナップ)だ。このキャスティングはビックリだった。だって見事にクズ役だもん!
死神かまたはヒーローか
舞台は犯罪が多発し、警察の手に負えない程の無法地帯と化した街、シカゴ。そんな騒がしい街に妻子と共に平穏な日々を過ごす医者ポール。ある日 ポールが留守中、何者かに妻子が襲われた。一向に進まない捜査を自らの手で自警主義に目覚めたブルース・ウィリス演じる医者が仇をとっていくストーリー✊🏿
物語でもあるが、一般人が法を無視して悪人を(殺害)裁くことの善し悪しが問われていた。
討論の中でインプレッシブな一節を掲げて置きます。
「警察は事が済んだ後にやってくる。遅過ぎる」
確かに(笑)
事後にやってくる警察に対してそれはどうしようも無い事だと私は思います。警察は予言者じゃないので(´・_・`)
最近じゃ、通報してから警察が来るまでが遅い〜〜だの、捜査が開始される迄の間隔が長すぎる〜などの報道が相継いでいますが事無きを得るのは難しいものなんですかね、、🤷🏼♀️🤷🏼♀️🤷🏼♀️
襲撃シーンですが、医師の知識を利用しての拷問シーンはブラックユーモアたっぷりで、所々出てくるグロシーンも良い味出してて迫力ありました!
ラストは角が立たない形で解決して何より〜BANG
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