15時17分、パリ行きのレビュー・感想・評価
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なにこれ?本人なの?
ちょっと駆け足だけど、ヨーロッパが実は思ったより狭いのがよく分かる映画ですね。
あっという間に時間が経つのを忘れるほど引き込まれました。
フォレスト・ガンプ的な歴史映像との合成は、益々技術が進歩してるなーと思ったら本人たちなの?マジで?
観光シーンについて、長いだの単調だの否定の意見がよく聞かれるが、まずあんなに臨場感のある観光シーン今までにありましたか?
まるでローマやバチカンに来ているかのような観光シーン、とても楽しみました。
パリ行きは運命の分かれ道だったわけで、結果的に。
でも何でも自分で体験して判断したいっていう主人公の生き方だったんでしょ、パリに行くことが。
で、結果は悲劇に巻き込まれると。
だけど、それはトータルでマイナスではなかったんですよね?
ずっと我が子を信じていた人生負け組のママたちが誇りを取り戻す結果にもなった、
わたしは全編で時間を忘れるくらい楽しめた。
それが一番の指標。
本人が演じる映画
史実に基づく映画は数あるけれど、当事者本人達が出演している映画ってあっただろうか?
列車テロそのものは、比較的早く解決してしまうので、そこに至るまでのエピソードに多くが費やされた。
それにしても役者でない素人3人が、安っぽい再現フィルムになってないところがイーストウッドの力かなあ
まず、この映画はタイトルと予告編を観た後、本編を観ると想像していた...
まず、この映画はタイトルと予告編を観た後、本編を観ると想像していたものとかなり違いました。
こういう構成の映画だとは想像していませんでした。
しかし、それによって登場人物のバックストーリーをよく知ることができました。
そのバックストーリーがほとんどを本編の占めていました。少し、長く感じました。
しかし、そのバックストーリーに焦点を当てた作品だということが、本編を観てわかりました。
主人公の3人は本人ということでしたが、演技がとても素晴らしかったです。
子供時代の3人の子役は少し子供らしさに欠けていたと思います。口達者な役の設定ということでしたが、それでも、少しセリフに子供らしさがなかったです。
しかし、子供時代のシーンでは笑えるシーンも多かったです。
勇気を貰える一作。
クリントの作品はどれも安心して見れる。
余計な音楽もなく、とても真面目に描かれた勇気を貰える一作。
とともに、いくつか運が良かったとも言える場面もあり。
一概に英雄呼ばわりされて良いのだろうかと本人達も改めて振り返る作品になったと思う。
何はともわれ、不幸中の幸いに、彼らが居合わせてくれた事の巡り合わせに、当事者の方たちは彼ら(神)に感謝せずにはいられないであろう。
それと、エンディングロールですぐに席を立たないほうがいいですよ。
God Bless!!
また泣かされたんです...
どうしてこの監督さんには、
サラリと泣かされるのでしょう。
なかなか結果の出ない人生。
思い描いた人生を辿れないもどかしさ。
主人公は、
誰でも共感してしまうような、
普通の悩みを持つ青年。
「普通の人」つまり、
「自分」の鏡のような存在が、
信念を結実させるお話。
人を救いたいという信念が、
過去の苦汁に一つとして、
無駄はなかったと証明する瞬間、
私の涙は止まりませんでした。
クリント・イーストウッドの、
成熟した人生観から当てるスポットは、
いつも心を揺さぶります。
イーストウッド映画にハズレなし
落ちこぼれ3人組の青春グフィティのような普通なら退屈な映画になりそうな作品だが、展開の中に事件をフラッシュバックのように挿入し緊張を維持して行く、さすがイーストウッドと言いたい作品、イーストウッド映画にハズレなし。しかし犯人に対する過剰とも思える反撃は、アメリカの憎しみが現れているように感じた。日本の柔術が捕縛に役に立っているのはちょっとうれしい。
イーストウッドが「運命に捕まった」男達を再び描写
『アメリカン・スナイパー』の主人公を「運命に捕まった男」と評したイーストウッドが、再度「運命に捕まった」男達を描写。新作の度に不要と思われる要素をドンドン削っていくイーストウッドが、とうとう俳優まで削ってしまった。
まるで技を受ける体作りを止めた初期パンクラスのプロレスラーのように。
中盤以降の観光シーンが続く件で、「ひょっとしてこのまま観光案内ビデオとして終わるのか?」と錯覚してしまったが、そうした“貯め”を一気にクライマックスで爆発させる。
何気なく登場する女性を妙に艶めかしく撮る辺りも、イーストウッドらしさ爆発。
どちらかというと日常映画
あの事件をメインに作ってるというよりは、どうしてスペンサーが勇気ある行動に出れたのかという経緯をメインにしている感じです。他のアクション、戦争映画のような迫力はありませんがリアルが故の生々しさがよく出ています。
言葉ほど大それたものではなく、幼少期に周囲と上手く馴染めず問題児扱いされていた3人(うち2人は米軍)。スペンサーは元々人を救うことに憧れ米空軍に志願します。しかし、自分が配属されたかった部署へは行けず別の部署で救命活動や格闘技を日々学んでいきます。
幼馴染みたちとの楽しい旅の途中で例の無差別テロに遭遇します。この場面自体はあっという間に過ぎていきますが、このあとのスペンサーの対処は望まぬ場所で受けたはずの救命活動の訓練により1人の命を救います。
この3人は欧州へ旅行するのですが、海外旅行の楽しさや旅先で出会う人たちとのやり取りはとても楽しそうで日常系の作品が好きな私としては良かったです。
テロリストよ、見たまえ。
当事者たちが演技をしていたということに、改めて驚きました。
3人とも、本物の役者かと思ってしまうほどでした。
勲章授与のシーンなんかは、大統領を含め、どこまでが現実で、どこからが再現なのだろうと、すごく良くできているなと感心しました。
事件のシーンが非常に短く、それまでの行程が冗長だと批判される方もいますが、私はあれでいいのだと思います。
まるで違う映画を見に来たのかな、と錯覚してしまうくらい楽しい旅の様子が流れ続けるのですが、そもそも事件さえ起こらなければ、人の生活はあんなにキラキラしたものなんだということを表したかったのではないでしょうか。
いかなる理由があろうとテロは許されるべきものではないと、痛烈に批判する効果があったと思います。
感動しました。
3人の主人公の勇気溢れる行動、
そしてその生き様に感動しました。
この映画から、大切なことを学びました。
この映画を、もっと沢山の人に観て欲しい。
最後は感極まって泣いてしまいました。
この映画が大好きです。
もう一度観に行きたい。
また観に行きます。
素直に勇気に感動し勇気を与えてくれる
実際のテロリストの出現から制圧までは15〜20分ぐらいだと思うけど(映画の中でも長くない)、なぜ3人がテロリストに立ち向かおうと考えたのか、なぜ制圧出来たのかに焦点を当てた素晴らしい内容。
普通(以下?)の人もヒーローになれる、なる瞬間があるということかな。
それにしても、主人公も含めてほぼ全てのキャストが、実際の現場にいたというのは驚き‼️過去の怖い体験を(再現ドラマの中でとは言え)追体験するということは、辛いことだろうに。それだけでも、拍手!
サクラメントの英雄達
2015年にアムステルダム発パリ行きの高速鉄道内で起きたタリス銃乱射事件で、犯人を捕まえた4人の内のアメリカ人3人についての話。
事件の始まりのカットをちょこっと差し込みつつの、3人が出会った小学生の頃の話少々。大人になって2人は軍人、1人は大学生という状況でヨーロッパ旅行に出かけることになった経緯と旅行中の様子から、事件に遭遇し犯人確保と顕彰という実際の出来事を、本人登場で再現していく展開。
ADHDを疑われる子供時代と、軍人になる切っ掛けや軍人としての評価や彼等の性格、旅行の背景や旅行中の心情等をドラマにしていている。
余計な仰仰しいフィクションを織り込んでいないのは良いし面白くはあったけど、映画としてのみどころはやはり事件の部分や事件に向かう背景。
しかしながら犯人の背景は何一つないし、確保した側の視点のみでストーリーが展開してくるし、アクションをみせる作品でもないから、その通りなのだけど唐突さと単調さが否めない。
上手いことドラマにしているとは思うけれど、再現番組等でナレーションを入れながら30~40分でみせて貰えば充分という感じがした。
かっこよくて、そして泣けた!!
電車に乗っていて 突然テロリストが表れて
銃を乱射し始めたら・・・
今 世界であちらこちら起こっている
無差別殺人
普通に楽しく平和に暮らしている まさにその時に
悪魔がしのびよる 今はそんな恐ろしい時代
その脅威をこの映画は見せつけてくれる
しかしテロリストに立ち向かうなど なんとかっこいい!!
私だったら 怯えて逃げて 撃ち殺されて終わりだろう
この作品は実話だそうだ それだけにまた 感動する
さらに 青年3人が実際テロリストに立ち向かった人物を
登場させているから これも驚き
彼らの演技も良かった
それと 最後エンドロールが出ると すぐ立ち上がる人がいるが
今回は立たぬように・・・
しかし 惜しいのは
映画の作品が94分と短い
トイレの近い私としては短いのは嬉しいが
主人公の少年時代から社会人となり
そしてテロに遭遇すると言う時間軸を考えると
ちょっと短い気がする
テロの部分だけにあてると ほんと時間はすぐに
終わってしまうので 3人の生い立ちも加えたのかもしれないが
私はもう少し彼らの 少年時代や人生も観たかった
クリントイーストウッドの作品は好きで
全ては観てないが ほとんど観ている
監督を長年やって作品を作っていると
やはり 年配になり人生経験をつんでくると
作品自体がやさしい感じになってくる
今回観て
クリントイーストウッドもやはり
作品自体が やさしい感じになっていると
私は思うが
他のクリントファンにはこの作品はどのように
うつったのだろうか?
2018.2.19 試写会 実話。 クリント・イーストウッド監督が...
2018.2.19 試写会
実話。
クリント・イーストウッド監督が実現させた新しくて大胆な試みに驚かされる。
無防備な普通の乗客たち。
誰が居合わせてもおかしくない。テロ事件。
たまたま乗り合わせた3人の若者たち。
その若者たちの出会いから
若者らしい日常まで描かれていてさらに湧く親近感。
ゾッとしながら、スゲーなスゲーよな
と心の中で何度も言いながら帰った。
キャストの人達に敬意を表します。
クリント・イーストウッド監督の作品をもっと観たい。
ごく「普通」の人々に捧げた物語。
世界仰天ニュース張りに実話ベースで進み「とある一般人」の人生を覗き見できる時間。
予告にはしっかりだまされました。中心に見えていた無差別テロ「タリス銃乱射事件」はほぼおまけ。
事件ではなく人間の変化と覚悟を体感する一作です。
自分があの場にいたら
試写で鑑賞。普通の男の子達が問題を抱えつつも普通に成長し、普通の生活の中で、突然、テロに遭遇する。そして普通ではない特別な勇気で行動を起こす。すべてが淡々と描かれる分、自分のすぐ近くで起こっている事のような臨場感。しかし実際に自分があの場所にいても何も出来ないだろうと思うと、彼らと自分との差はなんだろうなと考えてしまう。
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