ゴジラ キング・オブ・モンスターズのレビュー・感想・評価
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怪獣総進撃やゴジラファイナルウォーズに金をかけるとこうなる
50年以上主演を勤めハリウッドでも活躍した日本人俳優は私が知る限り高倉健さんとゴジラだけである。2014年に健さんがご逝去された今、ゴジラだけが世界で主演を張れる日本の映画スターだろう。その日本を代表する映画スター、ゴジラのハリウッド第三作目。
今回の映画、プロレスに例えると分かりやすい。新日本怪獣プロレスの絶対エース、ゴジラとタッグパートナーのモスラがこちらも絶対ヒール、キングギドラ、ラドン組と戦う海外興行を打ちましょうと。そして、ゆくゆくのギミックとしてこちらもWME(World Monster Entertainment)のエース、キングコングと戦いましょう!という流れである。
さてゴジラの海外興行だが、ギドラの垂直落下式ブレーンバスターやモスラの地獄突きなど大技の連続で繋ぎのワザが無い。非常に大味な戦いだった。CGで自在に動かせる弊害かスピーディーに動かしたい気持ちは分かる。が、怖くないのである。ここら辺、庵野さんはゆっくり動く恐怖みたいなものが分かっているので動かないゴジラを怖く見せることが出来た。
また、止め画で荘厳にバーンと見せる場面が連続してしまい途中からその演出飽きちゃった。
CGで圧倒的な画を見せてくれるのはいいが、頻繁に続くとお腹いっぱいになってしまう。
あとこれは文化の違いだがハリウッドはやっぱりゴジラ・怪獣<人間、またはゴジラ・怪獣≒人間なのである。声の模倣でコントロールできたり、格納基地だったりハリウッド版ゴジラは制御できてしまう描写がある。そのシステムは瓦解するが違う!全然、違う!ゴジラはそもそも制御できねーんだよ!この辺、キリスト教で戦争による本土攻撃や地震がない文化圏だと分かってもらえないのか。人間が抗えない圧倒的なものなのだゴジラは。人間(というか文明?)がゴジラを制御できる描写を入れてしまうと今回の映画のように幾ら荘厳な神々のように演出してもちっぽけに見えてしまう。
そしてドラマパートについて。スターウォーズの時も思ったのだが人類の殺し合いの起因が家族喧嘩というのが本当にムカつくのだ。お前ら家族の不和に世間を巻き込むんじゃねーよという怒りがあって本作も然り。ある一つの家族の問題の裏で、描写されなかった何千万、何億という死があるはずなのだ。
この話はお母さんの拡大自殺の話だ。お母さんは子供を失った時点からいつ死ぬかずっと考えていた。そして子供がいないこの世界を道連れにして死のうとする話である。
多分、エメリッヒの2012みたいに脅威の近くに居た家族としてやりたかったのかもしれない。が、今回は脅威の原因がこの家族である。全く応援出来なかった。(この辺ギャレゴジはまだ家族の配置うまかった。)
あとねー、女の子がギドラとゴジラ呼び寄せるでしょう…。ゴジラ映画で子供が活躍するパート萎える説…。
散々書いてしまったが期待値高かったから色々思ってしまった。この映画の良かったところを話したい。
モスラがカッコいい!やっと、やっとである!モスラ、こんなカッコよかったっけ!スゲーよ!
あとキングギドラ!元々、CGで動かすべき骨格である。CGで奴を動かすとこんなに派手で強いのか!
あとゴジラvsデストロイアの時、小6だった私にあのラストのゴジラは汚いだろう。それでギドラと戦ってくれるのだからテンション上がらない訳がない。
昔、東宝がやってた娯楽路線のゴジラはハリウッドにお願いして文化的側面を持つ怖いゴジラは日本で作るって流れになって欲しいなと思いましたね。
最後に芹沢博士があんなことに…。次作からあの中国人博士にバトンタッチだとレジェンダリーが中国企業に買収された時に危惧してたことが現実のものになったな…。
ケンジラ
凝りもせず、吹替版で観ました。
2D版です。
事前に主人公の動物学者の吹替えは
今売れている、田中圭と知っていました。
主人公の役者は54歳で田中圭は34歳
ということで、どうなるかと思いましたが
始めは違和感を感じつつ、怪獣バトルの
オンパレードなので、そのうち気にならなく
なりました。主人公の妻の科学者役の吹替えは
木村佳乃でしたが、違和感なく最後のクレジットまで
わかりませんでした。吹替えうまいです。
主人公の娘役の吹替えは芦田愛菜でしたが
これも全く気になりませんでした。
本編ですが、その筋には超おなじみの
ゴジラをはじめ、キングギドラ、モスラ、ラドン
が出てくることは、4年前の前作がわかっており、
デザインにも何かハリウッド的なひねりを
加えるのかと思っていました。
ふたを開けると「なんだ、そのまま!」という
感じで、監督がなにやら、コジラオタクということで
かなり日本版に忠実にしたようです。
怪獣同士の戦いは、日本のように着ぐるみ同士の
大相撲ではなく、完全CGでのプロレスでした。
バトルのシーンは、音楽と効果音でごまかしていますが、
やはり、CGだと軽く感じてしまいます。
また、各怪獣の出番は前作より何倍も多いのですが、
登場シーンは雪の中とか滝の中とか、粉塵の中とか
台風の中とか、海の中・・・とかで、前作でもそうでしたが
真昼間の明るいところでのバトルが観たかったです。
それでも、こんなにお金をかけて、しかもハリウッドで
コジラオタクの監督が、これまでのゴジラ映画のオマージュ
をふんだんに盛り込んで作っているのですから、
明るい場面で、ということは贅沢かもしれません。
※CGのキングギドラは顔つきはなかなかよいですが、
3つの首が細長くで、日本版の着ぐるみのような
ドシドシ感はありません。いまだかつてなく、スピーディに
動きまわります。エメリッヒ版の走るゴジラのように
人間を追う場面もあります。
※モスラは、日本版のもふもふモスラてではなく、
蛾ではなく蚊のようなデザインで、あまり好きでは
ありません。
※ラドンは、日本版の動きを派手にした感じで
また、立場的にドラえもんのスネ男のような
行動をとります。
※来年は、ゴジラVSキングコングです。
※ゴジラを保護しようとする芹沢博士役の
渡辺謙は、今回おいしい役をさらっていきます。
【ネタバレ注意】
これから観る人は読まないでください
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆キングギドラに負けたゴジラに替わって
渡辺謙が核の力で変身した燃える闘魂ゴジラが活躍します。
☆お話しでは、全地球に他に17体の怪獣が
出現するという説明があったので
楽しみにしていましたが、予算不足か
そのうちの4体しか画面には登場しませんでした。
この怪獣たちは、ハリウッド版独自のもので
デザインもいまいちです。
(アンギラスやデストロイアが出ることを期待していました。)
想像より全然面白かった
ゴジラの形状がだいぶ日本よりに変更されていたので違和感をあまり感じることなく見れました。
なんといってもCGがとても綺麗でした。
最後のエンドロールが退屈でたくさんの人が帰りましたが、エンドロールの後に少しあります。続編を匂わすだけのシーンですが。
観たいものが観れたので大満足
ゴジラファンではなく、子供の頃観たことある位の人間です。
ちゃんとしたゴジラ映画を見たのは、20年程前が最後で、その後、2014年のギャレゴジ、シン・ゴジラを視聴。
ついでにどちらかと言うとゴジラよりモスラが好きでした。
それでも新作が出なくなると寂しく、ハリウッドでゴジラ映画作ってくれないかなあ・・とは思っていました。2014年ゴジラも、ゴジラの神秘性や美しさは観れたものの、もの足りず。(98年のトカゲはポスター見た時点でなかったことにしました)
今回は、どこかで見た事あるシチュエーションのオンパレード、いちいちかっこよく美しい怪獣達、、こんなにやってくれちゃうの?!という放出大サービスっぷりに、やっぱり怪獣映画最高やと、子供の頃の思いが蘇りました。ストーリーはまあ破綻してましたが、気になりませんでした。
おそらくは、ゴジラ=大自然=地球の味方というテーマをひたすら貫いている様に見えました。キングギドラは地球を破壊するのでやっつける。人間は、だいぶ人口減ったと思いますが、それで許して貰えたみたいですね?アマゾンの原生林が復活したり、えらい明るいポジティブな展開だなあと笑ってしまいました。
核の扱いが軽いところは気にはなるものの、アメリカの方は日本人のような教育を受けているわけではないですから、仕方ないとは思います。核爆発が大量起こったらそれこそ地球終了だと思うんですけどね・・
一箇所気になったのが、芹沢博士がゴジラに核弾頭を与えて死んだ後の流れです。ゴジラはマーク達を明らかに意識して見つめ、直後に、オルカの正体がゴジラの声と人間の声を合成したものだと視聴者に知らされます。またその時リン博士も古代人は巨大生物と共生していたように言っていたと思います。そして例のテーマに和太鼓奏者の方々(だそうです)のかけ声が合わさったOSTが流れる。まるで芹沢とゴジラが一体化したような、ゴジラ=大自然とそれを崇拝する人間の関係性も大事みたいな事を感じました。アミニズム的な、神がかり的な、一種の儀式のような事なのかなあと。ドハティ監督は、自然のためなら人間は滅びていいと思う、とインタビューで仰ってましたが、一方で人間が自然を崇拝する事が大事である、という意識もあるような気がしました。
まあ怪獣プロレスが観られればそれでいいんですけど。
「日本の技術の粋」と言うべきでは
とにかく全てが素晴らしかった…
ストーリーとしては欠陥はたしかにある。
いくばくかの強引さ、そこは残念な点であることは間違いないと思う。
ただ、途中からは東宝の特撮の良いところを見ている気がして。
そして前作のゴジラでもそうだったが、人類に対するアンチテーゼもしっかり付いている。
荒唐無稽さというべきか、エゴというべきか、そのようなものが引き起こした怪獣大乱闘というカオス
どうなっちゃうの感と、アベンジャーズレベルじゃないぐらいの人口減少だろと思える感もやはり怪獣映画の醍醐味とも言うべきか
とにかく怪獣映画を見たなという感想。
モスラの立ち位置は本当に感動。
役者の顔アップのカット割り
怪獣の攻撃パターン
そしてわかりやすく音楽
最大限のリスペクトを感じ、感動。
ギドラ、ゴジラの立場が違うのはまあしょうがないかとは思うが、モスラ大好き人間としては超大大満足!!!
最近の風潮のシリーズ化Cパートはいったいどういう方向に進むのか……
とにかく今はうろ覚えになってる金子監督作品を見たい!
単純明快な怪獣バトル!
変に小難しくせず、怪獣達の迫力あるバトルを楽しめる良作
モスラは扱い滅茶苦茶良いのに、バトルではほとんど活躍せず無駄死にっぽいのが残念。
日本の映画を見たことがないと、モスラがゴジラを回復してあげていることが伝わらなさそう。
ゴジラはお金かけて、大迫力のバトルを映像化してくれるだけで十分楽しめる。
音楽も聞いただけでテンション上がる
渡辺謙が死んでしまったから、次回作からは日本人いなくなってしまうんだろうか?
核の王ゴジラ、怪獣王になるの巻
ハリウッド産新生「ゴジラ」シリーズ第2作は、ゴジラに加えてキングギドラ、モスラ、ラドンも登場し、東宝チャンピオンまつりの趣。
ゴジラとムートーと死闘を繰り広げたときから5年。
特務機関モナークの基地では、巨大生物を隔離・管理していた。
そしてまた、クジラたちのコミュニケーション方法を分析した結果を用いて、「オルカ」と呼ばれる巨大生物とコミュニケーションがとれる装置の開発も進められていた。
ある日、中国雲南省の基地で、ある巨大生物を冬眠から目覚めさせる実験のさ中、環境テロリストたちによって装置が奪われ、その巨大生物が目覚めてしまう・・・
といったところから始まる物語で、前作から引き続いての出演は、芹沢猪四郎博士(渡辺謙)とヴィヴィアン・グレアム博士(サリー・ホーキンス)。
巨大生物が闊歩していた古代があり、巨大生物を管理しようとしている特務機関モナークもあり、ということで、前作から引き継いでいる部分もあるが、なんとなく別物的要素も多分に感じる。
それがなんだかよくわからないのだけれど、コミュニケーション装置「オルカ」だとか、世界各地で巨大生物が目覚めるとか、指揮する部隊の指揮所は陸海空と転戦するとか、うーむ、とにかく盛沢山。
盛沢山すぎて、よくわからないところもある。
キングギドラは宇宙生物で、ミステリアス星人が作ったんだっけ?
(ミステリアス星人は出てこなかったね)
モスラは変態生物だが、幼虫からすぐに繭になっちゃったな。
(インファント島ではなく、ウンナン省なのね)
モスラとくれば小美人だけ、出てこないのかしらん?
(と、思ったら、チャン・ツィイー扮するチェン博士が双子だったのね。気づかなかった・・・)
ラドンは、キングギドラを倒す側ではないのかぁ?
(モスラと格闘するとか思わなかった)
と、過去の東宝シリーズに目配せし、オマージュを捧げているのがよくわかる。
オマージュ、というか本家『ゴジラ』で最も重要なシーン、「オキシジェン・デストロイヤー」も芹沢博士によって起動させられるのだけれど・・・
えええ、本家では「原水爆以上に危険な兵器にもなりうる装置」として、その使用の是非を博士が苦悩するのけれど、「原水爆以上に危険な」ってあたりはほとんどなく、結果的に滅私奉公的な感じになっているのは残念。
ま、ゴジラやキングギドラの巨大生物たちを殺すのならば、自らの手で・・・というのはわからなくもないが。
さらに、このオキシジェン・デストロイヤーがほとんど役に立っていないあたりが哀しく、傷ついたゴジラに核を与えて蘇らせようというあたりは、恐るべし「核の威力」である。
で、最終的には「核の親分」ゴジラが、『ライオン・キング』ならぬ「カイジュー・キング」になるわけなのだが、これって、政治的観点では、かなりヤバい感じもしないでもない。
とはいえ、サービス精神満点なので、よくわからないなりにも愉しめたけれども、ね。
なお、第3作は自然界の帝王「コング」との対決(vs核の王ゴジラ、といのも凄まじい)のようだが、第4作は是非とも「環境破壊の象徴・ヘドラ」と一戦交えてほしいものである。
吹替えは、違和感。
吹替えで観た。
主人公の声に違和感。
見た目と合わない。
キャスティングが間違ってると思う。
役者は全く悪くない。制作側に問いたい。
声ってすごく大事。
キャラクターが生きるのも死ぬのも
演技だけじゃなく、声もあるのだと思う。
ゴジラたちの格闘シーンは迫力が凄くて良かった。
モスラ、キングギドラ、ラドン、ゴジラ。
沢山出てきて豪華だった。
エンドロール後の、終わり方だと
次回作があるってことだよね。
次はメカゴジラかな?
普通に楽しめた。
特にゴジラ愛のない私が観ても、それなりに楽しめました。
怪獣同士の戦いが派手なのは楽しいのですが。
周りへの影響ってあんなもんで済むかなぁ。
建物の破片とか、ものすごい速度で飛び散ると思うし、やけに無傷なメインキャスト多いなぁ。
オルカやたらと頑丈やし、あの嵐の中修理すんのも早いなぁ。
とか、ご都合展開に対してそんな事考えるのはフィクションだし野暮なもんだ…とは思いつつも、
一応、現実世界で起きているような描写ですし、なんだか集中して観れませんでした。
きっとゴジラ愛がある人は楽しめるシーンあるんだろなとは思いましたが。
忌まわしいラッセル一家と哀れなモスラ
前作から5年後、超法規的組織モナークによって怪獣の調査、管理が行われているというのが本作の設定であるのだが
設定と対立軸に無理があると結論付けられる
まずはモナークにつて
前半でアメリカ上院委員会によってモナークの活動が批判されるシーンがあるのだが、そもそもこの組織がどこの管轄であるのか疑問である
その後の設定描写も考慮すると国連傘下のものと解釈できるが、それならばこのようなシーンは矛盾が生じる
またモナークはその采配下、あるいは米国や他国の軍隊と対等に軍事作戦を展開するだけの能力が与えられているが、その割には南極基地にろくな配備もせず、みすみすテロリストに制圧される醜態を晒した
またそれ故にこのテロ組織も極めてみすぼらしく見える
モナークが国連所属ならば本作のテロ組織は中国やロシアに置き換えることができ、随分と見栄えも良くなっただろう
そして本作におけるモナークの象徴ともいえるアルゴという巨大な飛行艇には苦笑を禁じえなかった
その巨大さ故の鈍重さや脆弱さは言うまでもなく、対怪獣用空中空母がB-2を想起させるステルス機なのには製作陣のやっつけ感しか感じられなかった
次にラッセル一家である
本作ではストーリーテラーの役割をしているが、正直なぜ怪獣映画に家族の絆をここまで取り上げられなければならないのかが疑問である
マディソンについては、申し訳ないがお前は兵士でもましてや大統領でもない、あの状況で兵士が何人も負傷しヘリや戦闘機が何体も撃墜してまで救う価値はお前にはない
映画で子供は殺せないと言われるがマディソンを助ける意味を私は見い出せなかった
そして The BBA エマ
なぜ彼女があそこまでサイコになる必要があったのか、その必要性が感じれれない。そのせいで後半のテロ組織の存在が空気になってしまった
また彼女は仲間を間接的に虐殺したことに対して負い目を感じることはなく、それでいて自分と娘の身体を自然に委ねないのだからちゃんちゃらおかしい
彼女を見ていて反ワクチン運動を連想してしまった
それほどに彼女は活動家としては満点で科学者としては追放である
マークについてはオルカという怪獣操作機に併せて話に拙さを感じる
本作のオルカはまるで魔法の杖だ
極めて原始的なメカニズムで怪獣との交信どころか怪獣の部分的な操作まで可能にしてしまう
これはもうファンタジー映画じゃん Fantastic Beastでも始める気かよ、と見ていて辛くなってしまった
百歩譲るとして、原理は至極単純であるのだからマークはなぜオルカのシステムを世界中で共有しようとしなかったのか疑問でならない
後半に世界中の都市が怪獣によって荒廃するシーンがあったが、それ故に実に滑稽で哀れであった
最後に細かい描写への違和感について
海でゴジラが直立するシーンはすでにネットで話題になったからスキップするとして
本作では高い放射線量に対する機器の警告シーンが何回も登場するがどんなに少なく見積もっても渡辺謙がゴジラに到達することはあり得ない
せめて血を吐き、肌が亀裂しながら歩いてほしかった
本作の主だった人間は次回作で全員スキンヘッドで出演させてくれ
本作ではモスラのシーンも多く、とりわけ戦闘シーンは素晴らしい出来であったが、それだけにモスラの最後が単なるゴジラの弾除けというのには納得がいかなかった
その描写をするくらいならばラドンと相打ちでも良かったと思えるほど無残なものだった
そして、ラストシーン
ゴジラに跪くような動きをする他の怪獣たち
もう幻滅
実に人間臭い、お前ら本当に怪獣なの?
キングギドラを倒した時点で戻ろうとしないのはなぜ?
とまぁただただ設定が残念でならなかったのだが、
文明発展と環境破壊の対立軸はまさに喫緊の国際問題であり、こういったテーマをベースにするハリウッドはやはりハリウッドと思うことができた
また怪獣のCG、それらの戦闘シーンはこれだけで見る価値があると思わせるクオリティだった
よって総合的な評価として☆2とする
何度も足を運ぶ作品……?
何回も見に行ったという人もおり、期待して向かった。
が、なんだコレ?
ストーリーは滅茶苦茶、怪獣同士の戦闘シーンも迫力がない。
まだ東宝の90年代から2000年代のゴジラの方が良いんじゃあないだろうか。
私はゴジラファンではないので、冷静に見てしまう。
監督はゴジラファンだというが、三流同人誌を金掛けて装丁良くしました、というレベルの作品を見せられた感じ。
この感じは『ターミネーター3』を見たときに似ている。
『ゴジラ(初代)』にリスペクトしているなどと聞いていたがどこが? テーマソング使いたかっただけじゃあないの?
2度目のハリウッド版『ゴジラ』の方がまだリスペクトを感じる。
怪獣とは何なのか、そこを全然リアルに見せられなかった時点でもう終わってる。
「地球の意思」とのことだが、初代ゴジラはそんな生まれではない。昭和ゴジラの破茶滅茶さを元にしていてもあまりにも雑。
では、あの怪獣たちはどう生殖し、どうした食性をもつのかなど、ただ数を出せば良いと思っている監督には全く興味はあるまい。
2度目のハリウッド版『ゴジラ』はその辺りのリアリティをおざなりししていなかった。
『シン・ゴジラ』を100回見てから映画を作って欲しい。
ただただつまらないの一言。
1900円なら返金レベル。auマンデーで1100円だったがそれでも不満。
怪獣王ゴジラに乾杯🥃
前作のゴジラはなかなかちゃんと見せてくれない見せ方だったけど、今回はガチでゆっくりゴジラを見れました♪
前作とコング両方を見ていないと分からない部分もあるけど怪獣映画は怪獣映画だなと。
怪獣対決には人類はどうする事もできないって無力さの中で愛する者を必死で守ろうとする人間が美しくは見えるが怪獣にはそれすら要らないって位の圧倒的な破壊力と恐怖心を与えてくれる。
キングギドラのデザインも1992年度版の凶悪な感じでよかったし、ラドンも古代怪獣って感じでカッコよかった♪
モスラは美しく神秘的な女神怪獣で女性に人気なのも分かった。
今回は三代怪獣地球最大の決戦がベースなのかなって小さい頃に見たリバイバルと重なって懐かしさを感じました。
伊福部さんのオリジナルの音楽が効果的に使われてて思わず拍手しちゃいました👏
だめでしょ!笑 もったいない!
映像だけ!
ストーリーは小学生がつくったレベル!
主人公?(おとうさん?)のスキルに触れることなく、知らぬ間に軍人に意見したり、ゴジラと心通わしたりと
お前だれやねん!?と突っ込みたくなるシーンが多々。
お母さんは何がしたいの??
いらんことしすぎ。
ゴジラも勝手に人間の味方にしたり、じつは神的な存在だったとか薄すぎ。
ムカついて途中寝ました笑
期待しすぎたか…
(良かった点)
ラドンがカッコよかった!!いっそラドンを主役にしてラドンがゴジラやギドラを倒す下克上物語にしたほうがいいんじゃないかと思うくらい。空飛んでる感じもリアリティーがあった。
(悪かった点)
①人間パート多いです。そして時間を埋める為に無理やり入れ込んだみたいな感じがあって、凄く物語が雑です。こんなシーン要らねえだろと思うとこあったし、なんかイライラしました。「人間は地球の害獣何だから駆除しましょう」というさんざんこすられたネタを結構な時間をかけてやりだした時がイライラのピークで、無意識に貧乏揺すりをしてしまうほどでした。芹沢博士とか勝手にゴジラのこと友とか言っちゃうし、変態ストーカーも大概にしてほしかったです。そして、あんなに演出して昇天していただくのではなく、どっかのモブキャラにその死に様を報告させる程度で良かったのではないだろうか…と思いました。あとあの何とかっていうお嬢ちゃんが後半にどや顔笑顔を見せるシーンがあるのですがそこもかなりイライラしました。人間側では、唯一あの女大佐が良かったです。あまり自己主張せず、ただ任務を全うする…プロやな。
②キングギドラのあの造形、リアルCGにしたところで浮きますねー、リアリティーがちょっと厳しい。飛んでる感じもラドンとは異なり、うーんって感じでした。人間一匹を必要に追いかけちゃう感じも、なんか府に落ちませんでした。ただ、他の怪獣を操って破壊の限りを尽くすみたいな設定は良かったと思います。
③ゴジラがなんか可愛く見えるシーンが有り、全く威厳が感じられませんでした 。前回より熱線は破壊力が増しているように見えました。
④モスラのストーリー薄過ぎ…ただのエリクサーと化してました。もっと、モスラは守り神で人間の味方なのよ感を演出して欲しかったです。あのしょうもない人間パートを1/100にし、モスラの出番を増やしたり、モスラと関係が深い謎の少女二人組を出した方が良かったと思います。まあ、孵化シーンは美しかったです。
(総評)
無駄な人間どものシーンが多く、ストレスがたまりました。思い返して見るとシンゴジは人間パートは割りと淡々としており、その点が評価されていました。シンゴジはやっぱり名作やとこの映画を見て思いました。とりあえずあの女博士とテロリストは無しにし、環境破壊のせいで次々と怪獣が復活することにし、よってあのミートだったかな?あの組織も無し、組織関係者は全員削除する。オキシデンデストロイヤーも無しにし芹沢博士は怪獣の命名役程度にする。そして、空いた時間には、あくまでモブの一般人が混乱し逃げ惑うシーンやモスラパート、女大佐が一般人を救出するカッコいいシーンを入れる。これだけでも大分よくなるんじゃないかな?しかし、ラドンは良かった!!あの超重量級が飛んでる感じがうまかったねー\(^^)/
神々しさに感動で涙が出ました。
前作は覚えてないので、最初からゴジラがいたり、眠っていて管理されている怪獣が沢山いたり、モナークという怪獣を調査する組織があり怪獣と共存するべきだと、軍事会議?で発言しているのが何言ってんだと当然のように言われていたりとついていけなかったです。
しかしモスラやギドラの誕生など只の驚異でしかないのに、その迫力に力強さと神々しさを感じ畏敬の念を抱き、ストーリーに引き込まれました。
只あくまで怪獣のためのストーリーと言う事で人類にはスポットライトがあまり当たっていなくて、戦闘機だとか研究員とか軍人だとか都市だとかドンドンやられていくので、最近の映画より人の命が軽いことに違和感を覚えました。
これこそハリウッド!
ゴジラがハリウッドに行って何度も期待を裏切られましたが、これこそハリウッドで製作した意味がある!と言いたくなるほど自分的には、ハマりました。
ずっと今までこんなゴジラを観たかったのかも。素晴らしい迫力で、キングギドラの3つの顔のドアップは、圧巻!
映画史上さまざまなな怪獣映画の中で、怪獣のドアップシーンはあれど、怪獣の顔が大きく3つも同時に映し出されたい映画ってありましたっけ?
このシーンだけでも映画館で観れて良かったです。
ツッコミどころは多々あれど
これはこれで好き、私的にはシン・ゴジラより面白かった。
モスラの幼虫時代のウネウネ動くところが見られなかったのは残念だけど、キングギドラはかっこよかったし、随所に元のゴジラに対する愛を感じた。
ところで、前作で長男、今作で妻を失ったという事は、次回作では父が死んで娘が父と母の後を継ぐ話になったら…ちょっと笑えないですね。
日本版ゴジラの要素も取り入れたハリウッド版ゴジラ!
吹き替え版で見ました。
前作を更に越えるハリウッド版ゴジラ最高でした❗️中でもオリジナル(日本)版ゴジラのテーマをハリウッドでアレンジするのが凄かったです❗️
また、最後のシーンでゴジラがキングになった時に怪獣たちが膝まずくのが衝撃でした!
映像が凄かった
大本命のキングギドラを大画面でしかも圧倒的強さで戦うシーンを見ることができたので大満足です。
でも残念なのが脚本で、なんで母親はあんな行動をしたのか理解できませんでした
しかも娘も巻き込むし...
「ここはゴジラの家なんだ!」といいながら爆弾で吹っ飛ばしたのは少し笑ってしまいました。
家を吹っ飛ばされても人間の味方(?)になる彼の心は海より深いんだろう...私だったら絶対に許さない...。
キングギドラ、ゴジラ、ラドンのフォルムはすごく好きなのですが、蝶が苦手なのでモスラのフォルムが変わったことにすこし抵抗がありました。
でも好きな怪獣なのでもう少し、というかもっと登場シーンや戦闘シーンが欲しかったです。
というか、キングギドラが本当にすごくて、氷付けにされているだけでも王者の風格が出ていてとても良かったです。
顔が生えてきたときに別のギドラの顔が皮?みたいなものを引っ張るときとか、たまに顔三匹でじゃれあったり、一緒にビームを出す時を見ているだけて癒されました。
なので最後にゴジラに負けてしまうシーンでは思わず涙がこぼれそうになりました。
ゴジラも確かに王です。けど私にとっての王者はキングギドラなので、本当にゴジラには勝って欲しかったのが本音です。
でも思いの外たくさんキングギドラを見ることができたので良かったです!
感嘆と違和感
ゴジラシリーズはシン・ゴジラしか観たことありません。もちろんハリウッド版も。
それを踏まえての感想としては、悪くは無いけどあんまり面白くはなかったです。
ゴジラを含めた怪獣達の戦闘シーンはさすがハリウッドのCGだなあと迫力に感嘆しました。
ゴジラのキングっぷりにも興奮しました。
でも良かったのはそれだけ。
まずあの母親のやる事なす事意味がわからない。
娘も父親も止めろよ。というかあんな最終決戦の足元でちょろちょろしてて生き延びるって奇跡すぎる。
芹沢教授のラストシーンはうっかり感動してしまったけど(突然の日本語&英語字幕!)、ゴジラと意思疎通できるってのはドリーム過ぎないか?
ましてや怪獣とあんな機械でコミュニケーションとるとか!
モスラの誕生?シーンでは感動してるし。そんな間近でうっとり見てないで逃げろよ。
ゴジラ含め怪獣達の前に人間は無力でちっぽけな存在と思っていた私の概念とあまりにも異なる描き方だったので、最後までしっくりこない作品でした。
過去作品を観てからもう一度観ればまた印象が変わるのかもしれませんが。
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