ゴジラ キング・オブ・モンスターズのレビュー・感想・評価
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モンスターバース、3作目にして大化け!来年のvs. Kongも超楽しみ
モンスターバース1作目「GODZILLA ゴジラ」は、エメリッヒ版「GODZILLA」よりオリジナルへの敬愛を感じさせたが、今一つ盛り上がれなかった。敵怪獣ムートーをデザイン的にも設定的にも好きになれなったのが一因。「キングコング 髑髏島の巨神」もまあ悪くないな、という程度の感慨だった。
だがどうだ、マイケル・ドハティ監督、自身も長編のメガホンは3本目で、しかも過去2本はホラー作品らしいが、ほとばしるほどのゴジラ愛!ゴジラを54年版の本家により近づけ、伊福部昭のテーマ曲も劇中とエンドロールで流れて胸アツ。そしてキングギドラ、モスラ、ラドンのそろい踏み!過去のゴジラ映画を観ていない人は「三大怪獣 地球最大の決戦」「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」の2本だけでも予習しておくといい。本作鑑賞後に元ネタをチェック、もありだ。来年の4作目、キングコングとの対決も期待度が上がった!!
前作(ギャレゴジ)と真逆の大放出サービス!
前作は「怪獣が現れた世界」にいろんな隠喩が込められていたが、今回は敢えて真逆に針を振り切り、怪獣対策チーム「モナーク」+四大怪獣が大騒ぎするお祭り的な展開に。いささか哲学性が減じたことは残念だが、開幕早々怪獣が登場するだけでなく、怪獣バトルがもたらすしっちゃかめっちゃかな混乱を存分に楽しめる。
ただ、前作を踏襲していないというわけではなく、ギャレス本人が自ら明かすまで誰も気づかなったであろう「銃を撃った奴は死ぬ」の法則がチラリと出てきたり、芹沢の物語を膨らませていたりするのは好印象。方向性は違えど随所に東宝シリーズへのオマージュも仕込まれていて、「ああ、大好きなヤツが作ったな!」と感じられるのも共通している。
割り切りの良さが災いして、ちょっと明快になりすぎたという印象もあるのだが、それも次作に繋げるための交通整理だと思って『ゴジラVSコング』を待ちわびようと思います。
まさかの王道
やっぱりゴジラ映画はゴジラはじめ怪獣が暴れまくって街壊して、火を吹きまくって、水中戦もあり、空中戦もガンガンやったれ!が楽しくていいですね。まさか、ハリウッドでここまで王道とも言うべきゴジラが出来ていたことに驚きました。オリジナルゴジラストーリーに対するリスペクトが過剰なまでに伝わってきました。
なんでこんなことやってんだろう?的なストレスのたまる家族物語もすかっとすっ飛ばす怪獣の暴れぶりで全てを許します。
残念なのは、ゴジラの頭が小さくて凄みに欠けること。分かってはいるんだけど、スマートなんだよなあ。ハリウッドゴジラ。シン・ゴジラの方がゴジラらしかったなあ。野村萬斎はすごかったんだなあとも思いました。
しかし、ギドラ、モスラ、ラドンのデザインは秀逸でした。ギドラに至っては、龍が現実に存在しているようなよく出来たギミックで、首同士が喧嘩したり助け合ったりと微笑ましいところもあったり。モスラは神々しい姿で、ラドンはオリジナルをなぞりながら存在感を増したカッコいい出来。ただ、それ以外の怪獣が明らかに手抜きだろという感じで、実際、そんな活躍もなくて残念でしたが。
ドルビー・シネマで観たせいもありましょうけど、光と闇の対比やおなじみのBGMなどが非常にクリアで心地よく響いてきました。
これ観て思い出したのですが、アベンジャーズってゴジラから着想得てます?
ゴジラを倒せ
いきなり出てきたオルカ。ゴジラと戦わせる怪獣かと思ったが、どうもそうではないようだ。最後の最後まで分からず、解説を読んで理解した。なーんだ、あの装置のことか。
――こんなふうに、外国の怪獣映画は分かりにくい。テーマもストーリーもあるのだが、途中からそれが吹っ飛んでしまう。そう、ゴジラに敵対する怪獣が現れて、プロレスが始まり出すころからだ。
米軍との戦闘シーンも迫力があるが、怪獣同士の闘いは物凄い。感動すら覚えるほどの大迫力シーンの連続である。もうこうなったら、テーマもストーリーもどうでもいい、というような描きっぷりである。もともとこちらは、あまりよく理解も共感も出来ていないのだが。
それにしても、なぜそんなに怪獣に親近感を覚えたり、崇拝に近いような感情が持てたりするのだろう。芹沢博士はゴジラ好き過ぎでしょ。
やっぱりゴジラは人類と敵対する怪獣でないと。ゴジラが人類の味方になったり、人類がゴジラのペットになったりというのは、違うんじゃないかな。
しかも、キングギドラをやっつけた後にそれまで関係のなかったクモンガやムートーやモスラに倒されたラドンまでが甦ってゴジラにひれ伏すなんて。あれはいったい何なんだ。日本のラドンはゴジラとは対等と思っているぞ。モスラも蛾というより蚊に大きな羽が付いたもののようだし。オーマイガー!
怪獣王がハッキリと描かれた作品
まず初めに、主観的な感想だけを述べるのであれば、本作は本当に素晴らしい作品でした。
この約60年間、ほぼ肩書きだけだった「怪獣の王」という存在を、しっかりと描写してくださったことに深く感動しました。
特に最後のシーン、怪獣たちがゴジラにひれ伏し、その中、まるで「私が王だ」と言わんばかりに咆哮する姿は、本当に格好良かったです。
「王たる所以」を丁寧に描いてくださったことに感謝します。
本当に最高の作品です。
それでは、具体的な内容について触れていきたいと思います。
前々作であるモンスターヴァースシリーズの「GODZILLA ゴジラ」の続編として描かれていることに驚きました。
軽く設定を引き継ぐ程度だろうと予想していたのですが、しっかりと続編として作られていた事に驚きました。
そのため、前作を観ていることが前提となっており、観ていない場合は内容に違和感を覚える部分が多々ありました。
私自身、ゴジラシリーズは昔から観ていたものの、モンスターヴァース作品は本作が初めてだったため、少し違和感を覚えました。
その上、前々作の内容に関する説明がほぼない点は減点ポイントだと感じました。
次に、人間ドラマについてですが、粗があるものの、許容範囲内だと思います。
しかしながら、母親のキャラクターが自己中心的で、頭が痛くなるほどでした。
つまりは「タイタン、怪獣たちに、人間が破壊した自然を元に戻してもらうんや!あ、でも自分の子供は大切だから殺さんといてな!」という自己中心的な姿勢が強く感じられました。
これはあくまでも私の主観ではありますが、自己中心的であるという点は間違っていないように思います。
続いて、モンスターヴァースの最大の見どころである怪獣描写についてお話しします。
私自身、この描写を楽しみにしていたと言っても過言ではありません。
結論から申し上げますと、タイタンの描写は非常に素晴らしかったです。
まずCGが非常に美しく、ゴジラやギドラ等タイタンの鱗や毛、目などが丁寧に描かれていました。
さらに、スピーディーで迫力ある戦闘描写が圧巻でした。
展開が一転二転する中で、高画質での迫力ある映像が非常に印象的で、強く引き込まれました。
また、その戦闘シーンを彩るBGMも素晴らしかったです。
ゴジラのメインテーマがアレンジされており、通常は絶望感の強い曲ですが、今回は安心感のあるアレンジが施されていました。
アニメの良いシーンでオープニングテーマが流れるような雰囲気で、まるで勝ち確BGMのようなBGMが非常に効果的でした。
コーラスも相まって、作品の雰囲気をさらに盛り上げていました。
ここからは、私の感想です。
「王たる所以」を描いた作品。怪獣王、キング・オブ・モンスターズ。
敵でも味方でもない、善悪を超越し、外敵を、偽りの王を討つまでを描いた流れが非常に印象的でした。
そして、本作全体の映像はやや暗い印象を受け、怪獣たちもほとんどがシルエットとして描写されております。この点については「見づらい」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はその描写を非常に高く評価しております。
シルエットとして描くことで、怪獣の恐ろしさや壮大さ、さらには神々しさを見事に表現できていると感じました。
ただし、減点ポイントとして、以下の点が挙げられます
続編として作られているが故に、観ていることが前提となっており、説明が少ない点。
難解な内容であるうえに専門用語が多く、一度の鑑賞では内容を理解しきれない上、購入したパンフレットで補完する必要がある部分が多い点。
人間ドラマの粗さや共感しにくいキャラクター設定。
とはいえ、CGの作り込み、迫力あるスピーディーな戦闘描写、そしてBGMは非常に素晴らしかったです。
総評として、人間ドラマは粗が目立ち、専門用語が多いため新規の視聴者には優しくない作りではありますが、戦闘シーンの完成度の高さからカジュアルな観客や前々作を観ているファンには高評価を得られる作品だと思います。
個人的な評価としては星3.5〜4が妥当と思われます。
ちなみに私のおすすめシーンは、モスラが羽化して神々しく羽を広げるシーンと、王と成ったゴジラが咆哮するシーンです。
ハリウッド版ゴジラ第2弾。
アイ・ラブ・モンスターズ
今作は、モンスター VS モンスターがメインで、現代の建造物の崩壊などの描写もあり見応えがある。
お馴染みのゴジラ、黄金の三つ首キングギドラ、蛾のような羽を持つモスラ、シンプルデザインの翼竜ラドン、芹沢博士(渡辺謙)、古代文明の痕跡も登場する。
エンディングロールがとても良かった。
~~~余談~~~
映画版ではなく、“CAPCOM CO., LTD.”のゲーム『モンスターハンター(以下「モンハン」)』にも、ゴジラ級の巨大モンスターが登場する。
PS4のアイスボーンのゾラマグダラオス(ゴジラっぽい)、歴代のモンハンシリーズに登場している知名度が高いミラボレアス(金色にして首増やせばキングギドラかな)、PSP時代のヤマツカミ(ほぼ空中に浮かんで飛んでいるという共通点のみだけどモスラか、いや、やはり強引すぎるか)、ラオシャンロン(立ち上がった姿はゴジラっぽい)、砂を潜るジエン・モーラン、Wiiの海中のナバルデウス、3DSのダレン・モーラン、PS4の黄金のマム・タロトも巨大である。
モンハンでは大砲を使って大ダメージを与えていた。
皆で協力すると討伐しやすくて楽しかった。
ただ思い出しただけ。
持論だが、かつて巨大な生物が存在していた頃、冬はなく植物も巨大で、酸素濃度が高かった。水蒸気層は気圧が高いから空中でも巨大生物は容易に浮かんだり飛んだりできたと考えられる。
暖かった頃は広大な大地と海が南のさらにずっと向こうまで広がっていた。
北を中心に全方向が南で、この世界は氷の壁に囲まれた円であり、その円は計り知れないほど大きい。数年前に知ったときは衝撃的だったがアースは球体ではないし、月への距離だとか地球の曲率だとか、数字のマジックで洗脳されている人の数も計り知れない。
どのみち現在は行けないのだが、宇宙や他の星という仮説に見切りをつけたかわりに、現在は南の氷の壁の向こうにロマンを抱いている。
だから常識外れのファンタジーのほうが、事実に近いような氣がして面白い。
怪獣ハルマゲドン!人類は生き残る事が出来るのか?
迫力満点の怪獣対決に大興奮!
ゴジラだけじゃなくて、キングギドラ、ラドン、モスラなど、日本でもお馴染みの懐かしい怪獣たちの登場に感激でした。
クライマックスのロンドンは、まさに「ゴジラ・ザ・ライド」みたい。
ただね、作品的には、ゴジラを反核の象徴って、考えてる人には納得できないでしょうね。核爆弾で復活するって、どういうこと?って感じ。
でも、自分にとってのゴジラは幼い頃から、怪獣のヒーローであって、怪獣同士の争いに勝利していくさまはカタルシス以外の何者でもありませんでした。。大きな期待に十二分に答えてくれる大満足の一本です。 懐かしいヒーローのゴジラが帰ってきたって感じでホンッと楽しませてもらいました。
CGで描かれた怪獣達がホンッと素晴らしくて、如何にもそこに在るように映し出されています。バトルだけでなく、登場シーン も素晴らしい!
光輝くモスラは、小美人こそ居ませんが、神々しく美しい。いかにも女性受けしそうです。 溶岩と共に登場するラドンも大迫力でしたが、キングギドラは、さらにそれを上回る大迫力でした!翼を大きく広げた姿は、巨大なゴジラが小さく見えるほど威圧感がありました。
そして、本作品の素晴らしさは日本映画に対する愛に満ち溢れていたところと感じます。 前作同様、ゴジラを地球の守護者として描くところは平成版ガメラへのオマージュでしょうか。キングギドラを宇宙怪獣として描くところも良かったです。 オキシジェン・デストロイヤーが出てきたり、芹沢博士の件なんかは最初のゴジラへの敬意ですかね。
そして、何より一番感動したのはあの音楽の復活です。ゴジラ、モスラ本当に身震いが止まりませんでした。
まぁ、歌まではさすがに・・・
「ゴジラ✕コング 新たなる帝国」が楽しみです。モスラも登場するということなので、本作品、見直しちゃいました。
今までのアメリカ版と打って変わって
さすが?
大風呂敷を広げて破壊された世界
総合:60点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:85点|音楽:65点 )
怪獣大集合ということだったが、実質的にはゴジラ・キングキドラ・モスラ・ラドンの4体のみで、他は世界中で暴れたというだけのその他大勢扱い。そしてそのせいで世界は壊滅的な打撃を受けてしまい、いったい何億人の人が死んで文明が致命的な損害を受けたことだろうか。アメリカは近代は戦場になることもなかったが、作品中では放射能汚染を含む壊滅的な損害を受けてしまい、作品を鑑賞したアメリカ人はそれをどう受け止めただろうか。
ここまで大きな話にしないと成立しないものでもないだろうに、実際に破壊された世界の映像などほぼ無かったのに、どうしてこんな大風呂敷を広げてしまったのだろうか。キングギドラは世界の怪獣を目覚めさせて地球を破壊しようとするのに、目覚めさせたラドンと意味もなく同士討ちで戦い始めるし、サンフランシスコを破壊した人類の敵のゴジラは人類の味方になるし、軍事兵器の使用法は非現実的だし、色々と変な設定と話だった。怪獣たちの戦いに絡む科学者の家族の話は面倒だった。そしてここでも中国がやたらと登場して、中国におもねるのも目につく。
見どころとしてはやはりハリウッドの素晴らしい映像技術で暴れまわる日本製の怪獣たちで、ここはやはり日本の技術では敵わない。ゴジラの主題曲がアメリカで編曲されて流れたのも良かった。
(テレビ録画/ノーカット版)
究極のアンチ・ヒーロー
私はゴジラ初心者だ。はっきり言ってゴジラについては全くの素人さんである。
そんな私が観たこの「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」、めちゃめちゃ面白かったです。
だって、デカイ怪獣が地球上ところ狭しと乱闘騒ぎなんだよ?面白くないわけないでしょ!
何とかこの怪獣たちをコントロール出来ないかと右往左往する人間の小ささ。サイズだけじゃなく、存在感が小さい。
大自然の猛威に感じる無力さと通じるものがあると思ったね。
我々にとって虫や小動物がそうであるように、巨大な力の前で逃げ惑い、何とか生存しようと足掻くぐらいしか、人間には許されないのだ。
この作品の前にアニメ版「GODZILLA」を観ていた影響なのか、ギドラの悪役感が尋常じゃない。
「出やがったな、ギドラめ!」
まだ何もしてないのに、登場するだけでヴィラン扱い(あくまで個人の感想です)のギドラさん。ゴジラ最大のライバルとして、デカさも厳つさも文句なし。
対照的に何だかちょっと可愛い感じのモスラ。こっちも何かデカイ蛾なんだけど、羽毛たっぷりの羽がモフモフでゆるふわコーデ(あくまでも個人の見解です)。
現実にあのサイズの蛾と対面するのは嫌だけど、まぁギドラとかゴジラとか見ちゃうと?可愛い系かな?的なね。
一応ストーリーとしてゴジラたち巨大生物の生態やら出自やら歴史やら語られるんだけど、この映画で大事なのはデカイ怪獣がガチでぶつかり合うアクションなわけだ。
その中で、何となくゴジラさんは私たち人間の味方なのかな?って勝手に期待したり、応援したりするのが楽しい。ゴジラさんがどう思ってるのかは、この際関係ない。勝手に推します!
哲学的なゴジラが観たいならアニメ版3部作、ゴジラから生まれる人間ドラマが観たいなら「シン・ゴジラ」。
ゴジラ、ギドラ、ラドン、モスラの大暴れが観たいなら「キング・オブ・モンスターズ」!
棲み分けの期待にもバッチリ応えてくれる、さすがのゴジラさん!
咆哮にオリジナル音源が使われていたり、チャン・ツィーが双子設定だったり、肝心なところでかかる音楽がゴジラのテーマだったり、制作サイドのゴジラ愛を感じられる、楽しい映画でした。
映像が本当に凄いんだよなあ
キングギドラ
ハリウッドのゴジラ怪獣映画の究極形も、世界公開を意識した制作と内容に残る不満
“For Serizawa”
第一作で核兵器の使用を頑なに拒んでいたDr. Serizawa。しかし今作はそれを自ら起爆する。
この描写に対して否定的な意見が多数あった今作。
一方自分は監督なりの日本という国に対するリスペクトの気持ちを感じた。
芹沢博士の父の形見である時計が広島への原爆投下を思い浮かばせる。
かつてアメリカは人間同士の争いに核兵器を用いた。
しかし今作はその被害者である日本人が核兵器を起爆する。その目的が他種との共生を目指すものであったというところが興味深い。日本人が使用するから意味があったシーンでもあったと思うし、歴史と精神的な進歩を感じる。
そして、芹沢博士が残した人類と他種生物(ゴジラ)との絆、そして中国人研究者の放った“For Serizawa”の言葉と共に最後の戦いが始まる。
この”For Serizawa”のセリフ、“For Japan”に聞こえたのは自分だけだろうか。またこれをアメリカ人でない人が発していることにも意味があった気がする。
ゴジラを使って日本へのリスペクトと、人類一丸となることへのメッセージも感じ取れた。
怪獣たちの迫力が凄い
人間邪魔
この監督、ホント日本のゴジラ作品リスペクトしてんだなってのが良く分かる映画。ゴジラ観て育った世代としては、登場音楽から怪獣の造形までほぼ完璧に再現されてて全てが鳥肌物ですな。やっぱり最強のライバル怪獣と言えばキングギドラ!北村龍平が最後に監督したファイナルウォーズ時に登場した時のギドラも全身鳥肌立ったが、こちらのギドラも負けてない。叫び声や飛行シーンも鳥肌。その他怪獣、ラドンやモスラもホント鳥肌。オールスターってのも頷ける面子で、もっと入り乱れてドンパチも見たかったな。
正直、ストーリー的に雑魚怪獣徐々に倒しつつラストにギドラ登場→ゴジラ負ける→核撃ち込んで復活→大爆発で倒す、の方が好みだったが、まぁアメリカ映画としては合格でしょう。往年のゴジラファンも楽しめる最高のモンスター映画でした。不満と言えば、人間が最後まで邪魔で余計なヒューマンストーリーは要らなかったけどね
世界にゴジラが怪獣界のキングと知らしめた!
ゴジラは幼少時代に大好きだった映画で亡き父と映画館で鑑賞してました。それも「ゴジラVSキングギドラ」が大好きでした。
約30年の歳月がたち、またこの子供の頃の興奮を大画面大迫力で楽しめるなんて、なんて幸せで素晴らしいことしょう!四大怪獣、ゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンが大暴れですよ!
アレンジは加わってますが、ちゃんと音楽も昔の映画音楽をベースにしてくれており、再び「モスラ~ヤ、モスラ~」って口ずさむことができるとは!
流石ハリウッドのゴジラでした。怪獣同士の戦いは大迫力。キングギドラが仁王立ちで羽を広げ稲妻がほとばしる姿は圧巻です!対してゴジラも負けてなく、放射能たっぷり満タン状態(さらに暴発気味)になったゴジラの姿と吠える力の凄まじさは、ただただ観ていて迫力に圧倒されました。2大怪獣の迫力に対して、モスラは綺麗な輝きと美しさに圧倒させられるという。
怪獣だけでなく、本作は人間ドラマもちゃんと描かれており(ママは許せないけどちゃっかり最後持って行っちゃうのが納得いかなかった)、家族愛やゴジラ愛!?なんかも良く描かれて入れ、渡辺謙が結構渋い役で名脇役な感じでしたね。
ハリウッドがゴジラ作ったらこんなになるんだって、実力をまざまざと見せつけられた感じです。でも、ちゃんと日本のゴジラへのリスペクトも要所要所に感じられ、ゴジラ好きの人たちが作ったんだなと思える作品です。
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