ゴジラ キング・オブ・モンスターズのレビュー・感想・評価
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幾度も途中退席を考えた
荒唐無稽で退屈なストーリーは我慢しよう。シンゴジラのようなクオリティは期待していない。じきにゴジラが現れて圧倒的な巨体とエネルギーに打ち震えるだろう。そうなれば理屈など吹き飛ばしてくれるに違いない。ハリウッド映画を楽しもう。そう思っていた。
ところが怪獣が登場するたびに、その期待値がどんどん下がっていく。この監督、映画って大きなスクリーンで観ることを知ってますか?それともスマホ限定の映画?画面いっぱいのクローズアップが多すぎる。巨大さを一番効果的に表すのは遠景、引きの絵であることを知らないのか。ひと昔前ならば難しかった遠景での特撮も今の映像技術ならば、空気の層の厚みや重さも含めて想像を絶する巨大な生物が数キロ先、数百メートルから迫ってくるリアリティーを表現できるはずなのに、それがまったく駄目。せっかく全体像が判るシーンも空や山の頂上など遠近感ゼロ。
圧倒的な破壊力もエネルギーも遠景視点でこそ、その存在をリアルに体感できるのに、耳元でドッカーン、ドッカーンやられても爆破現場に放り込まれたような感覚だけ。
どんなに技術があってもセンスがないと、こんな惨事を招いてしまうのか。
モスラの美しさを観客に強要するような演出やセリフもキツかった。えっ?これでキレイ!って感動するとでも信じてんの(苦笑)。だって、キラキラし過ぎて画面がハレーション起こしていて、なんだかワカんないから。最後にゴジラが天に向かって雄叫びを上げるシーン、ジュラシックパークじゃねぇかよ!あぁ残念極まりない。
怪獣大乱闘は迫力満点!
はじめに、私はゴジラ映画はハリウッド版恐竜タイプゴジラ、前作2014年ゴジラ、そしてシン・ゴジラしか見たことのないにわかですので、あしからず。
ストーリーは人間のエゴがやはり要になっていて振り回される怪獣たちが少し哀れに感じます。
ただ、バトルシーンはかなりの迫力満点で胸熱だし、飛行シーンなどはまるでスターツアーズに乗ってるかのように錯覚してしまうくらいハラハラドキドキしてしまいました。
途中、思わずビクッとしてしまうようなシーンもあります。笑
日本人ゆえに感情移入してしまうシーンなのかもしれませんが、芹沢博士がマークを諭す"おみくじ"のシーンから、潜水艦でゴジラのいる遺跡に向かい芹沢博士が核を使うシーン。そして日本語での別れの言葉。
前作で印象的だった提督との広島の話も頭の中で思い起こされ、泣きました。
日本の俳優に、渡辺謙という人がいて良かった。誇りを感じましたし、製作陣から日本へのリスペクトを感じました。
リスペクトといえばエンドロールの最後、初代ゴジラ俳優である中島春雄さんの写真を見てまた泣きそうになりました。ゴジラシリーズ見てない私もその伝説は知っています。
初代から見てみようと思うくらい今回のゴジラは余韻が残っています。
今度は4DXでもう一度見たいと思います。
アメリカ人には無理
VFXに対しては全く文句がありません。素晴らしい作品です。
内容は全然ダメ。
レッドブルと同じように使われる核
核以上に恐れられた兵器のオキシジェンデストロイヤーがただのミサイル。
※学ばないアメリカ人とでも言いたいのでしょうか?
盛り上がるシーンは全て過去のゴジラシリーズのパクリ。オマージュと便利な言葉を使ってますけど… いい部分をつなぎ合わせて1つの映画にすることは誰でもできます。
ゴジラの本質 核の脅威 戦争を繰り返さない 核以上の兵器を持ってしまう日本 ゴジラとゴジラ以上の兵器を葬り去るために死んだ芹沢博士 全然理解してない映画だなと思いました。
まさに怪獣映画
とにかくゴジラや怪獣が暴れまくってくれて大満足。
どことなくVSシリーズを彷彿とさせてくれましたし、過去作を彷彿とさせる設定もグッド。
最後のある意味での夢の対決には胸が熱くなりました。ゴジラ好きなら是非観てほしい作品です。
明るく楽しい超・モンスタームービー!
ゴジラを華々しくスクリーンに甦らせた、2014年のギャレス・エドワーズ版から、問題作「シン・ゴジラ」を経て、再びハリウッドが放った超ド級の超大作!
往年の「明るく楽しいみんなの東宝映画」時代にこぞって上映された、ゴジラ以下、人気怪獣カルテットが満を持して集結。
2014年版以上に、日本版へのリスペクトを追加し、シリアスさや人間ドラマは適度に、怪獣同士のバトルに見所を詰め込み、2020年の「ゴジラ vs コング」へ繋げるに十分過ぎるエンターテイメント映画が誕生した。
悔しいが、この手の映画を造らせたら、やはりハリウッドは物凄いものに仕上げてくる。
はっきり言って、理屈抜きで楽しい!!
改めて、ゴジラが最強の怪獣王であることを痛快に味わえる、第一級の娯楽作。
良くも悪くも単なる怪獣映画
ゴジラはヒーロー
IMAXにて鑑賞。
前作と違い、怪獣の出し惜しみ一切なし!
水中から覗くゴジラの臨場感。噴火する火山から蘇るラドン。飛行するラドンとキングギドラの戦い。全てが前作を上回る迫力で最高に楽しめた。
アメリカ人にとってゴジラはヒーローなのだろう。
位置付けが平成ガメラを彷彿とさせる。
次々作でキングギドラがメカキングギドラとなって復活し、それを元にゴジラへの復讐に燃えるメカゴジラが誕生!宇宙から最強のスペースゴジラが来るなんて展開があれば胸熱なんだが…
個人的にはガイガンも来て欲しいです。
キングコングとの前哨戦では無いんですが…
予告編の迫力が凄かったので、それなりに期待して鑑賞しました。
で、感想はと言うと…面白いし、迫力はあるし、東宝ゴジラのリスペクトも感じられるけど、個人的にはちょっと惜しいかなと。
ゴジラ、キングギドラ、ラドン、モスラと四大怪獣のバトルは迫力満点。
特にラドンとモンスターゼロと称されるキングギドラの登場シーンは大迫力!
ゴジラもキング・オブ・モンスターの風格十分で、怪獣映画としては文句無しです。
東宝のゴジラシリーズのリスペクトが多分感じられるので1970年代に公開された「東宝チャンピオンまつり」を意識した感がプンプン。
また、劇場アニメ作品の「GODZILLA:怪獣惑星」を意識もしているであろうし、初代ゴジラのオマージュもあって、長きに渡ってゴジラシリーズを観てきた者にはいろんな部分で感慨深い物があるかと思います。
でも、長き観ているからこそ、ちょっとした違和感も感じられたり、なんとな~くではありますが、荒く感じる物があるんですよね。
気になったのは…
・四大怪獣以外の他の怪獣いる?
世界中に怪獣が17体も出てきて、地球上は怪獣ランド一色状態。
人間には絶望以外の何物でもないのに、何故かその他の怪獣はさほど危機に感じないんですよね。
ゴジラとキングギドラの怪獣王決定戦以外のその他大勢のザコキャラ怪獣となって、ゴジラの圧倒的存在の引き立て役になってるのがなんかちょっと…な感じです。
あんなに怪獣が実はいたのに今まで分からんかったんかい!とツッコミたくなりますw
・ラッセル家族の活躍、あんなにいる?w
人類壊滅防止のキーワードになっても、引っ掻きまわしたのは確実にラッセル家族w
特に母親の狂いっぷりはアブナイどころ騒ぎではないw
娘の超絶ラッキーな不死身っぷりもなんかシラケる感じで、ちょっとどうかなと。
・コングとの前哨戦な感じがなんか嫌。
「キングコング:髑髏島の巨神」を含む「モンスターバース」3作目とした位置付けであっても、個人的にはキングギドラよりもキングコングの方が強いとは到底思えないんですよね。
キングギドラとゴジラの戦いは怪獣王最終決定戦なのに、実はこの後にキングコングとの戦いが控えているぞ!と言う、前降り的なのが劇中にチラホラ。
前作の敵怪獣のムートーもなんか無かった事の様になってるし、ムートー→キングギドラ→キングコングの順番もなんか違う感じがするし、それだったら、正直ゴジラvsキングコングよりもキングギドラvsキングコングの方が興味が引くのになぁw
他にもオキシジェン・デストロイヤーの扱いが軽くて、芹沢博士が身を呈してのゴジラ復活は核爆弾でなくて、形を変えてもオキシジェン・デストロイヤーの方がしっくり来るかと思うんですよね。
全編怪獣バトルが多くて、中盤辺りにはちょっとお腹一杯な感じがしなくもないと、重箱の隅をつつく様なツッコミをしてますが、迫力はやっぱり凄いんですよね。
特にラドンの巨大怪鳥っぷりは大迫力で「ガメラ」のギャオスにも引けを取らぬ迫力。
キングギドラの迫力も素晴らしいです。
細かな設定はやはり「シンゴジラ」には敵わないかなと思うんですが、ゴジラが大好きな人はいても、ゴジラが嫌いと言う人はいないんじゃないかなと言うくらい、日本人にとってはゴジラのDNAが組み込まれてるぐらいの存在感があると思うんですよね。
ゴジラやモスラのBGMやエンドロールもゴジラ愛が感じられるし、迫力十分だけに細かな部分にももう少し手を入れて欲しかったかなと。
期待からの惜しさではあるからこそ、やっぱり惜しい。次回のゴジラvsキングコングには期待!…しても良いんかなw
ゴジラ映画リアル世代にはたまらない!
本日観てまいりました
期待を裏切らない映画でした
モスラ対ゴジラからリアルタイムで観ています
シリーズの中でも最も好きな地球最大の決戦の正にリメイク版と言ってもいい映画ですね!
確かにあの親子のストーリーはちょっと?でしたが、まぁ怪獣映画ですから 笑
怪獣同士の闘いがカッコよければ許せます
もう少し各国の軍隊が協調し出現した怪獣を攻撃すると言った王道のストーリーだったらもっと楽しめたのになとは思います
少しそういう場面はありましたが、伊福部さんのフリゲートマーチをバックにF22やF35との空中戦とか見れるともっとうれしかったなぁ…
さすがにあの曲のカッコよさはアメリカ人にはわからないのかな?
自分的には最後にゴジラが吠えるエンドロール直前の部分は無くていいかなと思いました
地球最大の決戦が最後だけ怪獣総進撃になっちゃいましたね 笑
というわけで映画のストーリーを考慮すると星4つなのですが、怪獣同士の闘いとエンドロールの音楽がそれを補って余りある映画でした!
それともうひとつ感じたことは、何十年も前の映画なのに地球最大の決戦のキングギドラが街を襲うシーンが、本作に劣らない迫力なんですよね
円谷監督ってやっぱり類い稀な才能の持ち主だったんだと改めて思いました
円谷監督がいなければこの映画も生まれてなかったでしょう…
円谷監督に感謝です
頭空っぽにしないと観られない映画
粗さがいいのかも
映像はすごいけど、脚本がしょぼい
字幕版で見てきました。
怪獣などの映像面では文句なくスペクタクルですごいなぁって思うんですが、脚本がスカスカで、もったいない。
ともかく人間側にまったく魅力もなければ説得力もない。
どちらかというと、主役級の家族3人には腹が立つレベル。
でもって、オリジナルのゴジラのメッセージ性と真逆なことしてるように思えるところあるんだけど。それも唯一の日本人キャラがそれ発動してるし。えー…って思ったーよ…(私のオリジナルに関する記憶の方が混乱してるのかな???)
ほとんど全編通してどったんばったんギャーギャーばかりなので、後半だれてきて疲れる。
でもって、日本が作り出したコンテンツだけど、日本が映し出されるのはエンディングクレジット中の地図ぐらいしかなくって、中国の方がスポットライト浴びるとか、なんだかな。これも中国資本入ってんのかしら。日本人キャラはいる(いた)けど、日本色を徹底して排除している感じ。
しかし、怪獣の造形、ゴジラなどの怪獣の鳴き声、ゴジラのテーマ、モスラのテーマなど、2019年でも十分に通用するものが何十年も前に作り出されていたんだなぁ、と再認識できたのはよかった。
良い所もあるけど...
吹き替え版で鑑賞。
メインの怪獣達のバトルは期待している通りに迫力があり、アレンジされた音楽が流れた瞬間はテンションが上がり楽しかったです。
脚本や人間側の演出は正直言って見ていてストレスが溜まります。
モブの人達は呆気なく死ぬのに、メインの親子だけはどんなダメージを受けても大した怪我もしませんので見ていてハラハラなど出来ないです。(実は人間もギドラと同じ様に宇宙から来た生物って伏線があったならスミマセン見逃してました)
危機に陥った時に登場人物の顔アップで一言言わせるのだけは映画の中で一回までにして欲しい(どうせ死なないだろとしか思えない)
この吹き替え版だけなのかは分からないんですが、母親のあるシーンで一回だけ字幕が入ったのです。
字幕版でもアレあるんですか?
アレは怪獣映画見ている奴はバカの集まりだろ?みたいに感じてしまったので非常にトサカにきました...
色々言ってますけど自分としては楽しめたんで何回か見に行きます。
ハリウッドのゴジラ。
自分は子供の頃からゴジラが大好きな怪獣っ子です。
ちなみに第1作と1984とビオランテとxメカゴジラとシンゴジがお気に入りです。ヘドラも好きです。
まず、正直なところ予告を見た時点では「こりゃあんまり期待出来ないな」という感じでした。
前作のギャレゴジはまあまあ好きだっただけに、かなりのガッカリ予告でした。
なのでめちゃめちゃハードル低い状態での鑑賞でした。
しかしいざ蓋を開けてみると、これが中々良い。
何が良いって、歴代シリーズへのリスペクトはそれなりにありつつ、ただの物真似や焼き増しじゃなくてあくまで自分たちの解釈を織り込んでゼロから作り上げていたのが良い。
ハリウッド的な部分とゴジラ的な部分が、互いにあまり邪魔せずに上手く混ざり合っていた。
もしハリウッド的な部分を捨ててしまったら、それはハリウッドで作る必然性がないのだ。そういうのは本家本元の日本で頑張って作るべきものなのだ。
そして逆にあまりにハリウッド的要素に偏ってしまうと今度はゴジラである意味がない。(エメリッヒ版のように。)
そういう意味で、今作は(そして前作も)「ハリウッドのゴジラ」としてちゃんと成立していたと思う。
人間サイドの話も割と楽しめたし、怪獣バトルも良かった。
ただ、ここまで書いておきながら、僕はそもそもハリウッド映画ってそんなに好きじゃなくて(笑)、「いくらなんでも主人公達は強運すぎるだろ!」感が半端なかったので☆4。
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