響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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音楽のライトノベルだと思っていた。
設定がなんとなく
「涼宮ハルヒの消失」
と
「37セカンズ」
に似ている。
・世襲での真の芸術家は日本には1人もいない。だから、小説家も1人もいない。
・日本の小説家で天才と思える作家も一人もいない。勿論、僕の見解での話。
・日本の小説で心が震えた小説は、まだ一冊も無い。いやぁ、三島由紀夫先生の「豊穣の海」くらいかなぁ。でも、天才的な作品とは思えない。勿論、僕の見解での話。
・「書きたいものがあれば書き続ける」確かにその通り。しかし、強引に書き続ける事とそれを押し付ける事が、正解とは限らない。この状況で「筆を置け」と言う発言もだいそれた話ではない。また、感情をコントロール出来ないのだから、冷静にスクリプトを考えると言った作業も困難になる。
・「日本語を並べただけではストーリーは動き出さない」と言った台詞があった事と、逆に「愛の無いAIでも、文芸作品は創造出来る」と言った最近の考えを鑑みると、作家は、実体験をしないと個性的で且つ天才的な作品を生み出せない事になる。だから、残念ながら、圧倒的に経験値の幼い15歳の少女には、天才的な小説は書けない事になる。
・そもそも、文◯春秋の個人的見解。
「癒着してんじゃない?」と騒がれるのが落ち。だから、パパラッチもどきにdisられる。
言うまでも無い。
社長の一言で100万部も刷られて、それが天才的な名作になっちまうなんて、「事実は小説よりも奇なり」と言う言葉が聞いて呆れる。
芸術性のある作品と意図的な作られた感動作をどこで見極めるかになるが「編集者も作り手になっている。」そんな現状を考えると、個人が創造した芸術性の高い作品は、大変に少ない事になる。
・駄目なライトノベルを何冊も読んでも、名作を生み出せる叡智は生まれないと断言する。文芸作品ファシズムではないが、残念ながら雑音は幾ら聴いても雑音である事と同じ。
染谷将太に似てると書き損ねたからココに
序盤で響の異常性ともいえるような、普通じゃないエピソードで彼女を形作っていく。響の常識、価値観、概念は、一般的な常識を持っている人物たちと激突していくことになる。大体、バーで鬼島と会うところくらいまでかな、そこまでは響とその他の人物の常識のズレに腹を抱えて笑っていた。本当にシュールで笑えたんだ。
一見すると異常行動のアブナイ女子高生の響と、その他の人物で、正しい事を言っているのはどっちだ?おかしいのは本当に響なのか?このアベコベな感じが笑えたんだよね。
そして鬼島とバーで会ったあたりから響の行動、言動は他者に影響を与え始めるようになる。
ここまでくると響のキャラクターにブレはなくなり、予測可能なキャラクターになっているのだが、イマイチ信用できない不安が残るため、何度か訪れる不穏な場面でハラハラドキドキしてしまうサスペンスも面白かったよね。頭では何もしないだろうと考えていても、彼女ならもしかしたらと思わせるには十分な演出とキャラクターだった。
響は、実は映画的には主人公らしくない主人公なのだ。初めから終わりまで一貫していて変化や成長がなく、他者に影響を与えていくだけのキャラクター。「ディープインパクト」でいえば隕石の「ロード・オブ・ザ・リング」でいえば指輪のポジション。
響の言動、行動、小説によって変化する回りの人々を楽しむ物語で、そういう意味では響というキャラクターは、小説が好きなだけの女子高生で、とても退屈な主人公だったとも思える。
それでも面白かったことに変わりはないけれど。
響の「あなたの小説、好き」という言い回しに少々違和感を感じていた。天才小説家とは思えないほどの、最も幼稚な表現ではないか?響の純粋さを表す言葉選びなのかなと考えたが、答えはラストシーンにあった。
「傑作」や、それに類する言葉は物語上使えなかったんだね。鬼島に対しても「天才」とは言ったが「傑作」とは言わなかった。
回りの人たちが響の小説に対して「傑作」だとはやし立てる中、天才鮎喰響にとっては、まだ世の中に「傑作」と呼べる小説は存在していないのかもしれないね
天才の抱える闇
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高校の文芸部に女性部員が2人、一人が響の平手でもう一人がアヤカ。
平手は出版社に送った小説が北川の目にとまり、新人賞デビュー。
アヤカは父が有名作家で、その娘としてデビューする。
平手は天才だが性格が異常ですぐ切れて暴力をふるいまくる。
同じ部の先輩の指を折ったり、同時新人賞の男を椅子で殴ったり、
感じ悪い小説家の顔を蹴ったり、失礼な週刊誌記者をシバいたり。
それが問題となるが北川が精一杯力になってくれて、
芥川賞と直木賞の同時受賞という奇跡を成し遂げる。
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あらすじを書くと上記のようにシンプルなんだけど、
響の激しくて異常な性格と、天才的な能力と、
仲間思いで寂しがり屋な性格の描写がメインやったかな。
まあシュールな話ではあるんやが、結構おもしろかった。
天才には天才の抱える闇や悩みというのがあるもの。
同じく天才のおれにはそれが良く分かり、何度も涙したわ。
でも15歳やからこそ、その天才さがそのまま出せるだけで、
ほとんどの天才は社会に出て丸くなり、個性が減ってしまう。
印象深いセリフ。
「才能のない奴の妬みを買うのも天才の仕事だろう」
うん、おっしゃる通り(場)
しかし平手友梨奈がハマり役やったなあ。
原作を知らんから原作の響がどんなんか知らんけど、
何一つ違和感が無かったし、本当に天才作家に見えた。
あと北川景子は知的で柔和なイメージだからこそ、
感情表現が心に響く。一番感情移入できるのはこの人やったな。
知らない世界が面白い
出てくる中の人が本当の悪人って感じの人がいなくて
見ていて、嫌悪感とか少なく見れて良いです。
動物園での響ちゃんが、いっきに15歳の中学生に戻ってて、キリンが後ろにいた時の反応や、アルパカに興奮するところとか、本当に演技?ってくらい自然でめっちゃかわいいです。
ダブル受賞するかなーって思ってみてたけどダブル受賞した瞬間、鳥肌立ちました!
小栗さんと柳楽さんは別の小説家として、ちょい役で出てくるけどやはり存在感がすごいです。
今までは自分が違うと思うことをされると
頑固に曲げずに人に暴力をしちゃう子だったけど
周りに大切な人が増えその大切な人を傷つけられたりすると、暴力が止まらない。
けど見ててほんとスカッとします。
明るくないし頑固だしけど人想いだけど冷たく見える、そんなに笑わないと思ったら嬉しいことがあると顔に出ちゃったり、めちゃくちゃ愛らしいです。
映画が進むにつれてどんどん響ちゃん好きになります。
人が面白いと思う作品で作者の分際で何ケチつけてんとってセリフ、ずかーんって来たし、まだ傑作を描いた覚えもないって。
とんでもねえ。
初刷100万部ってやばい。
そんでもって1400円のものが100万部売れたら
10%が作者の手元にいくから1億4000万が手に入るんだって、えぐぅ!!!
最後小栗の件で、鉄道止めちゃったから、賠償請求が何千万ってなるけど、賞金の値段確認して、大丈夫みたいな。
すんごいスケールだ、小説の世界はまったくわからないけど、めちゃくちゃ面白いなぁって思いました。
そして響がふみちゃんをしっかり信頼してて最高です。
平手さん演技うまいのですね。
竹を割った…
響の潔さにスッキリ。 そして主演の方の演技の説得力に脱帽しました。 見終わった後でアイドルなのだと知り驚いた!
本編のほうですが、おそらく彼女の生き方には多くの大人は眉をひそめ、身近にいたら迷惑だと感じる人が多数であり、映画の中でもあったように批判を浴びせるのは現実社会と同じ。
しかしよく見ると、彼女は理由も無く暴れているのでは無く、また必ず揉めた相手とも後にしっかり対話をしている姿勢、そして行動にはしっかりと筋が通っており、また多くの場合相手を納得させている。 自分自身『社会に出たら…』とか『相手が間違ってるとは思うけど大人にならないと』と納得しないまま謝罪したり、自分の信念を曲げた経験を思い出してしまった。
鬼島が問い詰められる場面で、本質をグサリと刺され鬼島自身で惰性で作品を書くようになっていることを気づかされたシーンで、私自身もグサリと刺さるものがありました。
自分に言い訳をして納得いかない行動を取りその結果にも不満を残すのでは無く、自分にまっすぐに全てを受け入れる覚悟をもって生きたいなと思いました。
勝手に解釈した映画
あまりにひどかったのでレビューします。
演技や俳優には問題はなく、むしろ主役周辺はハマっていたと思います。
しかし、そもそもの原作からの落とし込みか原作読んでる人からするといまいちです。
というか最低です。改変と言ってもいいです。
特に鬼島との出会いのところ、鬼島が怒ってるような表現になってますが原作は全く違うと思います。
現実を突きつけられたのと、未来にかけるというか。少なくとも怒ってる感じではないです。
あと、吉野先生が出てこないのもやっぱり違和感が強いです。だからゴスロリのくだりがイマイチ。
あと、響の受賞会見も前後がないからなんであの格好なんかもわからん。
受賞会見に出た理由もわからないしね。
会見内容も違いすぎる。
響は書き続けたいとか言わないと思うんだよね、書くことが生きてるってことなので。だから書き続けるって発言はしない、書かなくなることは死ぬことと同義なのだと思う。
それを鬼島にも伝えてるから。
取材のくだりなどは、本筋と違うので逆にカットできると思います。
破天荒さを全面に出しすぎです、破天荒は破天荒なんだけど、それは響本人がもつしんというか意思からくるものなのだと思います。
山本春平のくだりなんかは原作どおりで良かった。
まあこれも勝手な私の解釈なんですが。
脚本の勝手な解釈な感じがして残念でした。
勝手に脚本家の言いたいことが混ざってしまって濁ってる。
原作とは違う方向になってる気がします。
原作好きな人にはオススメできません。
ほんとに役者さんは悪くないです。
演技は素晴らしかった。
ただ脚本がクソなだけで。
本質
小説をテーマにした映画って考えるとどこか暗いような印象があったけど、そんな思い込みを払うくらいに面白かった。
主人公の女の子が色々と常識離れしていた。
小説を書く才能、自分の感情を抑える事が出来ない精神。だけど、物事の本質を考えた時に自分の存在や自分の主張を誰かの意見の中に置いてしまうと見えなくなってしまう。
演技もとても素晴らしく、どんどんひきこまれてしまった!面白い映画でした
なんか凄いの観た。 響の感性が。 尖った才能が徐々に社会の中で矯正...
なんか凄いの観た。
響の感性が。
尖った才能が徐々に社会の中で矯正されてちっちゃく丸まっていくのはこういうことなんだろうな、と感じた。
響は丸まらなそうだけど。
文学の世界の一端も垣間見られた感じがする。
登場人物がまだまだ描ききれてない感じなので、この世界で新しい話をどんどん作れそうな気がする。
次はないのだろうか。
面白い方の棚に入れるかな
私も小説書いてる
10年やってたなら、あなたの小説を読んでおもしろいと思った人は少なくともいるわけでしょ
それは私かもしれないし
売れないとか駄作とかだから死ぬとか
人がおもしろいと思った小説に
作者の分際で何ケチつけてんの
私が出たらあなた死ぬつもりでしょ
駄作しか書けないから死ぬ?
ばかじゃないの
太宰も言ってるでしょ
小説家なら傑作を一本書いて死ねって
私は死なないわよ
まだ傑作を書いた覚えはない
山本がどう救われるのか、どうなるか気になった。
結構好き。
平手さんどうかなーって思ってたけど、すげーあってる。小説家ってみんな気性が荒いのか!
いくら小説良くても人間性問われるような、、
でも話の内容はすげーちゃんとしてるから引き込まれた^_^小栗旬もっと出ても良かったんじゃないのか。
個人としては、おとぎの庭の内容がもう少し知りたかった。
天才を表現するのって難しいね
イマイチ自分にはハマらず。
天才なら何をやっても許される、実力があれば周りは黙るしついてくる。これをエンタメとして見せるのはめっちゃ面白いと思うし主人公の天才性にワクワクする。
でもコレはイマイチでした。
響ちゃんの圧倒的な才能っていうのが周囲の反応からしか見えてこない…だから彼女の成功が周りを傷つけながらも周りに助けられているだけのキャラの濃さゆえのものにしか見えない。
才能の片鱗を見せる方法が、強すぎるこだわりと周りに馴染めない奇行がそれだっ!ってのは天才はこういう人種だという押し付けに感じてしまうし、もっと主人公の持つ抑えられない何かを共感出来なくても納得させるシーンが欲しかった様に思います。
流れを楽しめば良かったのだけど、途中で色々考えちゃってあまり楽しめませんでした…
東宝なのに面白い!!
言いたい事も自由に言えない日本に、キレのある主人公が舞い降りてしまった感が良く出ていました。記者会見の「世の中がどうとか誰が言ってたじゃなくて、彼方の意見は?」と言う台詞が特に好きです。度々の「貴方の小説好き…握手して下さい」も最高でした。嫌な人たちもいますが、しつこ過ぎずバランスが丁度良かったです。「お伽の庭」と「四季降る塔」、共に具体的な内容や良さは観客には伝わってこなくて、上手い具合に雰囲気進行なのが何か良いです。友人の方がスランプに陥っていくのも違いが際立って良かったです。東宝なのに面白く、浜辺美波でもこうはいかないと思うので、平手さんの主演作をもっと観たいです。「センセイ君主」は画面が真っ白でしたが、月川監督なのに画面がクリアなので観易かったです。
常識のボーダーラインを蹴り壊す
レンタルDVDで鑑賞。
原作マンガは未読。
平手友理奈の存在感の凄さよ。「常識って下らないものでしょ?」と言わんばかりに、破天荒な行動を取る鮎喰響。破天荒過ぎて着いていけない部分はあったけれど、欅坂46の世界観を背負っているかの如く、ぴったりの役だなと思いました。
演技が上手い下手以前に、そこにいるだけで醸し出されてしまうスター性。天才と云う役柄を見事に体現するその佇まいに惹かれました。周りを固める豪華俳優陣(しかも演技達者ばかり)の中にも決して埋もれず、輝きを放っていました。
欅坂46の結成当初から、どこか山口百恵と同じようなオーラがあるなぁ、と感じていましたが、最近はそれが顕著になって来たように思います。それが如実に発揮されたのが今回の役柄かもしれないなぁ、と…。今後もアイドルだけじゃなく、俳優業にもドンドン邁進していって欲しいです。
[余談1]
響の部屋にカワウソのぬいぐるみが置いてあった(笑)。
[余談2]
アヤカ・ウィルソン、久しぶりに見た!
こんなに大きくなってまぁ…(笑)。
めちゃくちゃ綺麗になっていて、びっくりしました。
※修正(2024/06/22)
ひびきのピュアでまっすぐな部分が全開 登場人物の劣等感からくる様々...
ひびきのピュアでまっすぐな部分が全開
登場人物の劣等感からくる様々な邪念を、えぐい方法であってもぬぐっていくが、結果的にひびきの才能が彼らを黙らせていく
本質の見極め方は学ぶことができた
対処方法は成長とともに改善した方が良い
いったい、どんな物語を描いたのか、、、見てみたかった
BECKの佐藤健を思わされたが、あのころは、生の声を聴けなくてガッカリした記憶があるが
ところどころでこぼれでていた ひびきの言葉や表現から想像を膨らませるのもまたヨシとするかなという解釈
自分自身のなかでも映画の楽しみ方や解釈の変化も感じられた映画だった
ひとりきりで角を曲がる
映画の予告編をみて、作品の存在を知り
最新刊まで一気に読みました!
映画版もレビューがよく、レンタル♪
この作品が映像になってて、最高でした
漫画で心にグッときた響の名言の数々は
平手友梨奈さんが血と肉を与えてくれて
心に鳴り響きまくりました!
痛快だったのは、ちょっとニッチかと思うのですが
『私だってお父さんとお母さんの子供よ』
登場人物を絞ったことやラストシーンも
感動しました♪
『新しい物語が浮かんだの。
また最初に読んでくれる?』
→泣、、可愛い、、泣
小説を久し振りに読みたくなりました♪読みます(笑)
『人が面白いと思った小説に作者の分際で、何、ケチ付けてるの』
漫画の次作がたのしみです!
心踊る文壇劇
後味の良い作品だった。本来なら直情型で暴力的な主人公は、周囲から忌むべき存在だが、却って受け入れられるのは、ある意味本人が誠実だからであろう。つまり言動一致しているのである。それは主人公自らが仕事や周囲の他人に対して、真面目で真心がこもっていることである。結果この映画の成功点は、主人公を通して、痛烈な社会批判も含め、痛快なストーリーになっていることにある。しかしながら主人公の暴力は作品を離れ、問題点になるかもしれないが、あくまでも主眼ではなく、作品のアクセントと取るべきかもしれない。俳優陣の熱演と好演出にも心動かされた。
空気を読む?自分の人生を生きる?
作中のお伽の庭という作品がどれだけすごいのかは、作中の批評からしかわからないが、生きるという事の概念が変わり、過去現在未来という概念が吹っ飛ぶくらいの物らしい。
それを書いた響こそ、作中のそういった概念を体現して生きているのではないかと感じた。
彼女が暴力を振るうのは、正論で、相手が間違っている時と誰かが傷つけられそうな時。そして、生命に未練がない。それは、他人を気にせず今を全力で生きているからなのではないか。
最初は、周りとのコミュニケーションが上手くなく小説の世界でしか居心地が悪く、また15歳と若いから、守るべき物もまだなく、生きる事に執着していないのではないかと思ったがそうではない。
響は、周りにどう思われようとどのように評価されようと関係なく、全力で感情表現し、全力で表現したい事を原稿用紙にぶつけて表現し、生きている。
口で売られた喧嘩を買い、暴力で返すのはどうかと思うが、見た目にそぐわず実は根っからの表現者。
大人は響を見て、大人になる必要があると考えるが、響は実は大人より大人で、本質を見抜いた上で誰にでも態度を変えずに直球勝負していて、生命を全うしていると感じた。
友達のアヤカウィルソンはその真逆。空気を読み大人達の意向に沿った結果、本当に表現したかったものを見失ったまま、二世として作家デビューしてしまう。でも、心の迷いに勝てなかった、妥協してしまった作品への評価は正当に本人に返ってくる。
響ほど極端に人を暴力で傷つけ周りの流れを無視する必要はないのだけれど、一度きりの自分自身の人生、思いっきり生きてますか?周りにや自分を、諦めてませんか?と聞かれているような作品。
ただし、響の両親が一切出てこないのは演出上仕方ないのだが、出てきていればもう少し響のキャラに生い立ちや育ち方が加わり、キャラクターに深みが増したかなと思った。
末恐ろしい
別人だった。
アレは誰だ?
全く裏側が見えなかった。
カリスマとでも言えばいいのか?監督の演出の果てにあのキャラが出来上がったとは到底思えず…15歳?物怖じしないにも程がある!
鮎喰響という強烈なキャラの恩恵はあるものの、欅坂のセンターでいる時の片鱗すらない。よく知ってる顔だ。何度も見てる。でも…アレは誰なんだ?
名だたる役者陣が巻き込まれていく様が見てとれる。海千山千の演技者達が嬉々として自らをさらけ出していく様が。
それほどか?それ程なのか?
彼女を目の前にすると、下手な小細工など消し飛ぶ程なのか?
誰しもが、全力で打ち当たらねばと覚悟をする存在なのであろうか…信じ難い。
中でも北村有起哉、小栗旬、野間口徹、柳楽優弥とのシーンはどれも良くて、北村氏や小栗氏に至っては芝居の境界線すら曖昧な程であった。アレを引きずり出したのが平手氏かと思うと、ゾッともするんだけど…あぁいう間合いこそが役者の醍醐味でもあるだと思う。
物語はセンセーショナルな幕開けで、後半にガッツリ盛り上がりもする。
演出も結構攻めてる。
蹴飛ばしてるし、パイプ椅子で殴るし、ビンタの応酬だったり…おおよそアイドル映画とはかけ離れてる。
だが、それでも、響=平手ではなかったら、ここまでの作品にはならなかったような気がする。
北川氏には荷が重い役所だった。
アヤカさんは好演だった。
心が震えたよ⁉️
まじで、心が震えました。
宣伝の時から興味があって、上映見逃して、やっとレンタル出たので見ました。
アイドルが主演ってところだけ気になってましたが、本人の演技がどうこうよりも
このアイドルをよく知らないから良く見れたのかな?
話の展開と回りの役者もかなり良かった。
かわいい女子のハーフっぽい子は、ほんとに可愛いし、ビキニシーンでほどよいエロいシーンもあった。
DAIGOの嫁は、上手いとかじゃなくて演技が好き。
他の作品でも書いたけど、小栗旬のちょっと暗い雰囲気出す演技はピカイチ!
全90件中、1~20件目を表示