響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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初めて書きたくなるくらい最高
平手友梨奈は欅坂46の活動でも、表情豊かで、見入ってしまう存在感を持っている。顔は別に好みでもなかったのに、テレビやライブの映像を見て、短い曲がまるで短編映画のように思えてくるくらいの存在感に、心を掴まれてしまった。
原作は絵が苦手なこともあり見ていない。映画も当初はレンタルでいいか〜、くらいに思っていたが無性に気になってしまい、大スクリーンで見た。見て正解だった。原作も気になりだす程に期待以上に楽しめた。
400本以上は映画を見ているがまさかの上位入りレベルだった。
周りは経験豊かな俳優で固め、平手は響と一体化したかのごとく役に溶け込んでいた。自分の意志を曲げない姿勢はまさに「僕は嫌だ!」と不協和音を恐れたりしない状態だった。
突飛な行動は痛快で、想像を超える笑いや爽快感まであった。
なんかおかしいこと言ってるしやってんな!と思いつつ、確かに、、!とも思わせる意志の強さ。
センターという重圧とともに生きる彼女だからこそ説得力と共鳴は高まり、睡眠不足でも眠気ゼロで見終えた。続きもぜひ見たい。
ひびきに共感してしまった。
一般的には、とがった天才少女の想定内のストーリーなので、評価が低い人が多いと思う。
わたしは、主人公の『個』について共感した。
SMAPのヒット曲にある『個』ではなく、ひびきのような『個』。
この意味が伝わる人には、ぜひ見てほしい。
動物園での主人公(平手さん)の表情が好き。
響の本を読んでみたい。
どこの世界も天才を取り巻く環境は大変だ
平手友梨奈の取り巻かれてる状況そのままなんじゃないかと感じた。
でもどんな天才でも、子供な面は子供なんだなって。
それを支える周りがいるという面があるからこそ、天才はいるんだなと強く感じ取れた。
序盤の展開が物足りなく、寂しい感じもあった。
脇を固める役者が素晴らしく、登場人物の葛藤悩み、感じ取れた。
配役も絶妙に惜しい面もあった。けどここには書かない。
よくできた作品であった。
響のビキニは見られない
「新潮45」(新潮社)が休刊を発表した。原因は水田水脈代議士による性的マイノリティを「生産性がない」とLGBT差別を載せた記事、及びその批判への擁護・反論を特集記事を掲載したことによるものだ。この映画(原作はマンガ大賞を受賞)の設定がまるで時期を合わせたかのように公開されたのも興味深い。昨今、LGBT差別、セクハラ、パワハラが大きくマスコミに取り上げられているし、作品中にもセクハラシーンがあり、それを許さない主人公響(平手友梨奈)が芥川賞作家の顔面に蹴りをいれるのも面白い。暴力は許されるものではないが、言葉の暴力に対して非力な15歳の女子高生が真っ向から立ち向かう姿に爽快感を覚えた観客も少なくないはずだ。
物語の核は、一風変わった女子高生響が大人の社会のルールに縛られることなく、自分の主張を貫き通すといったもの。文芸雑誌の新人賞に応募、とはいえ、受賞したいという俗的なものではなく、誰かに自分の小説を読んでもらい、感想を聞きたかっただけと平然と語る響。それが編集部の花井(北川景子)の目に留まり、ネット公募にもかかわらず自らデータ化して応募させる。やがて、新人賞を獲ることになり、それが芥川賞ノミネートへと突き進むことになるのだ。本人は受賞というものに全く興味がなく、ただ読んでもらって人を幸せにできるならいいという考え。そこが天才たる所以なのか、観ていて気持ちがいい。
相手が自分の尊敬する作家であろうが、初対面でも敬称無し。天才的な文章力があるにもかかわらず、挨拶もろくにできない、社会生活には不向きな人格なのだ。何度も暴力沙汰を引き起こしても、被害者に謝り、彼女のまっすぐな性格により和解する。一方で、話題の女子高生小説家のそうした暴露記事を書こうと躍起になるゴシップ記者に対しても、世間に謝る必要はなく本人に謝れば済むという感覚の持ち主でもある。そこには大人社会のルールを無視するというより、どこか根底に少年法により守られているという信念さえ感じられるのです。ただし、最終的には鉄道会社からの損害賠償請求を受け入れるというエピソードがあり、法律は順守している一面もある。
大人社会、とりわけ政治家の失言や差別発言が目立ってる世の中。ネットの中でも批判している人間はかなりいるのですが、これがマスメディアに取り上げられてもそのうち沈静化し、「解決した」とされてしまう。この響のような人間が暴力ではなく、ペンの力で立ち向かっていってくれればと願うばかり。そして、小栗旬演ずる売れない作家とのエピソードもなかなか良いのですが、わずか少数の人間が評価していることで自殺を思いとどまるほど満足できるのかどうか、もしかしたら伝説的W受賞少女に出会えたことに幸せを感じただけかもしれません。
主人公の暴力性を強調するレビューも見受けられるのが気になりますが、文学少女×アクションといった設定が面白いのであって、ここから暴力を取り除いたら全く魅力のない映像作品になってしまいますよね。むしろ、腐った大人社会に立ち向かえ!とエールを送りたくなる痛快な作品でした。
エンドロールまで見逃せない作品
映画館で何度か鑑賞しました。
響の周りの人達の人間ドラマが主軸になっている映画だと思います。
自分も才能はあるのに、身近に圧倒的な無自覚な才能を持っている人がいることのもどかしさ。自分に対する虚しさと怒り。
圧倒的な才能を潰したくない、世に出したいと奮闘する編集。当の本人が自分の思い通りにしてくれないもどかしさ。自分のことを信頼していくれている事への嬉しさ。
響は暴力的で現実ではありえないようなキャラクターです。ただ、自分の好きな作家や動物を前にすると普通の高校生の一面がみえます。とてもかわいらしい。
平手さんは漫画の響のイメージそのままでした。響として生きていた、と彼女は言っていますが正にその通りに感じました。
恋愛要素なし、過去にも未来にも行かない、大爆笑するところもない。動物は喋らない、人は死ななない、巨大生物は襲ってこない、災害は起きない、、、
104分の中でここが盛り上がる、という場面がないので、最後はこれで終わり?と感じることも。
これで終わり??と思っても、エンドロールを最後まで観て欲しいです。主題歌も含めて響という映画。主題歌のある部分で毎度涙してしまいます。
アイドル映画だと言ってしまえばそうなのかもしれませんが、それで観ないのは勿体無い作品だと思います。
もうすぐ劇場で観れなくなってしまうと思いますので、少しでも興味をもってお時間ありましたら観て欲しいなと思います。
観たあとに、自分はどうやって生きているかな、少し考えさせられるような映画でした。
自分にとっては出会えてよかった、とても面白い大好きな映画となりました。出演者の方々の演技もとても好きです。
タイトルなし
評価が良かったから見たけど
なんで?
って言うくらい駄作
高校生がただただ暴走して
自分の信念だかを押し付けて
社会の常識に囚われないらしいが
だだの我が儘
北川景子も言っていたが
暴力はダメでしょ
暴力が出るほど腹立つ理由も分からん
友達同士の掛け合いは
まぁまぁ良かったけど
響の暴走ぶりに目をつむり
どうやって纏めるのかと
途中まで期待していたが
なにあの展開
盛り上げおいて
全くおちがない
一体この映画は
何を伝えたかったの?
アイドルを映画デビュー
させたかったの?
兎に角つまらん映画
二度目の鑑賞
もう一度見てきました。
天才といえば「過激な言動や行動」を想像されがちですが、
私は「普通」や「日常」といったものを人一倍大事にする人、と思ったりもします。
その辺の監督の描き方、平手さんの演じ方が良かったので、
内容は既に知っているにもかかわらず「薄く」感じなかった原因だと思います。
北川さんも良かったですね。
記者会見前に「わたしが響を守るっ!」ってキメタ結果のフード防備w
響は、とんでもなく可愛く思ったんでしょうね。
ほんでマイク投げからの飛び蹴り と。
今年見た作品で1番の出来。
普段邦画はあまり見ず、洋画を中心に見てたのですが、主人公を演じる方が監督に口出しした、という情報を耳にして見て見ました。まず、終わった直後の感想としては主人公が本当に凄い!!という点です。小説、というとのをテーマにしておきながらとても迫力のある映画でした。邦画独特のねっとりするようなストーリーではなく、作中の問題を全てスッキリ解決してくれるような感じです。見ていて時が経つのを忘れる、このような映画はあまりないので見て損は無いと思います!
観ればわかる
きたね、これ。あっという間の2時間。
月川監督は勝負にきたなと思うくらいにエンターテイメントになっていた。
邦画にありがちな雰囲気を楽しんで、綺麗な俳優陣を眺めましょう、なんてないない。
主演の平手さんも小栗さんも人間臭く演じられていると思った。
北川さんが浮いてると思ったくらいに。
響ってこういう子なんだろうな、とスッと観れていたのは平手さんが演じたから?
キャラクターもあるだろうけれど、しっかと作品の主人公として君臨していたのも気持ちが良かった。
内容は普通ですが主人公の魅力に引き込まれます。平手友梨奈は天才だと...
内容は普通ですが主人公の魅力に引き込まれます。平手友梨奈は天才だということが改めてわかる映画。歌に女優に今後のご活躍が楽しみです。
★5以外を付けることは考えられない。
最初から最後まで全てのシーンが面白かった。
そして何より、響というキャラを完璧に表現していた。
漫画の響は細い顔で、映画の響は丸顔だが、実際に響がいたらこんな子だろうと思わせるような生の響がそこには存在した。
シナリオ的には主要キャラを一人削ったり、少しシーンを追加したりしていたが、全く違和感のない完璧なクオリティだった。
下手な映画オリジナルを入れず、スパッと切ったようなエンディングにしたのもセンスが良かった。
本質を捉えたこの映画化には、原作ファンとして感謝の念すら湧いてくる。
この映画に★5以外を付けることは考えられない。
是非一度見てほしい
レビューを見ると賛否両論あり、見に行こうか迷いましたが、とりあえず見てみようと思い公開されてから少し経っていますが見に行きました。
見た感想としては、面白かったというより引き込まれた、そんな感じです。飽きることなくあっという間に時間が過ぎてしまいました。
主演の平手さんは多少棒読み感があるところもありましたが、目力といい、自分を押し通す力といい、響そのもののように感じられました。もともとアイドルはあまり好きではなかったのですが、平手さんには興味が出ましたね。ところどころ可愛らしい部分も描かれていて、響の女子高生らしい部分が垣間見れたのではないかなと思います。最後の主題歌もとてもよかったです。
また、出番は少ないですが小栗旬さんの演技は本当に圧巻です。小栗さんがいることでこの作品にとても良い味を出していると思います。
好き嫌いが分かれる作品だとは思いますし、不快に感じる方もいるとは思いますが、一度は見てみる価値のある作品だと思います。見てもいないのに見たかのようにアイドル映画だとか悪く言っている人がいるのは本当に残念です。そのようなコメントには騙されず、まずは見てみてください。気にいる気に入らないはあるにしろ、少なくともこれはただのアイドル映画ではないです。もっと多くの人に見てほしい作品だなと思いました。
続編あるかな?
すごく良かったです。面白いです。自分を曲げない主人公を演じた平手さんの圧倒的な存在感?なんて言ったらいいか、分からないくらい、歌うたっているときのパフォーマンスに負けないくらいのやっぱり存在感‼️
映画を観終わった後に、すぐに原作漫画読んでしまったくらいです。コンビニに置いてあった本ですが…
原作も続いているみたいなので、続編があればいいなぁって思います。
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