劇場公開日 2018年9月14日

  • 予告編を見る

「映像演出の粗が目立つ」響 HIBIKI 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映像演出の粗が目立つ

2019年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

原作未読。
小説界に天才少女現る!な感じの物語。その女子高生は日常も破天荒だった!

破天荒は女子高生主人公を演出するのはいい(特殊効果にも目が行きがちだ)が、他の映像演出の粗さが序盤から気になる。。。

原稿の輸送のシーンから始まり、男性の文芸部入部の拘り、北川景子のキーボードの打ち方、木に落ちて助かる木の位置、落ち方、木のしなり、本屋の行列、響にアングルを合わせようと隣の男性の変な走り方、編集長のタバコシーン(煙)、暑さを微塵も感じない海岸、パイプイスの破壊力と破損度、
服装色々、来たり戻ったり、四季はどこ行った?
etc 自分的に細かすぎるが気になる〜。
監督にこだわりは無いのかな?ただ話繋がっていれば良いのかな?

内容の面白さをよりエンターテイメントにしようとした形が、不条理部分を強調させ私には裏目に見えてしまった。

俳優陣の演技はまずまず。
主役の平手友梨奈、頑張った。しかし、無愛想な設定時にやけちゃいけない所をにやけた様に感じる場面がいくつか見られた。

脇役のアヤカウィルソン、北村、神楽、野間口等ベテラン俳優陣、頑張った。
しかし、ピンポイントで神楽優弥、小栗旬を使っただけの価値があったか?と言われればNO。

もう少し演出を上手く表現出来ればと残念である。
見てくれだけの映画と思う人もいるかも知れない。
原石(設定)は面白かったのに勿体ない。

巫女雷男
サプライズさんのコメント
2020年5月15日

昨日鑑賞しました。
細かいところ気にしちゃうの、分かります。小説的な表現も欲しかった。雑だなと素直に思っちゃいました...

サプライズ