未来のミライのレビュー・感想・評価
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子育てしてる親から見たら共感
レビュー評価が低かったのであまり期待せずにみましたが、個人的にはとても良かったです。
自身も今男の子を1人育てていますが、2人目を産んだらこういう感じになるのかなぁとも思いました。
くんちゃんがお兄ちゃんとして自覚を持ち成長していく過程に過去の家族の繋がり絡めていて、ほっこりするストーリーでした。
お父さんが育児をやる様子や、仕事と育児にイライラしてしまう自分に悩むお母さんもリアルに描かれていて、そういう部分もフォーカスしている点はとても共感が持てました。
東京駅の描写も綺麗で、新幹線の不気味さも異彩を放っていて良かったです。
個人的にはとても好きな作品でした。
タイトル詐欺
主人公は、くんちゃんであってミライちゃんではありません。
ミライちゃんは沢山登場する不思議体験のうちの1人でしかありません。
なのにこのタイトルは何故??これがOKなら『過去のひいじいじ』でも良いわけで・・(ゴロが悪いってか(;´∀`)
完全にタイトル&予告詐欺ではあった。
では・・タイトルを置いといて内容はどうであったか?
■声に違和感
くんちゃん、4歳児の声じゃないよねぇ・・。
どうにもこうにも中高生の声。
別に棒読みとかじゃないんですけど。。
もっと幼い声優さん起用すればいいのに。。
自転車の練習シーンのお友達の声のほうがずっと子供らしい声ですww
この声のせいで、くんちゃんが憎ったらしく感じます。
■動きはリアル
くんちゃんの声は残念ですが動きはリアルな4歳児です。
階段の上り下りや、ズボンを脱ぐ仕草。
イヤイヤ期真っ最中に加えミライちゃんへの嫉妬でスネた様子の動きまでリアルで、そこは評価すべきとこかなぁ。
■サブキャラが魅力的
主人公のくんちゃんやミライちゃんよりも
『擬人化ゆっこ』と『ひいじいじ』がとっても魅力的w
■4歳児には酷な現状
妹や弟ができることで、第一子がより成長してくれることを親は望みがち。
お母さんは「なにかあったら、守ってあげてね」と、くんちゃんにお兄ちゃんとしての自覚を持たせようとします。
しかし、急に『お兄ちゃん』になれというのは酷ですよねぇ。
■中庭での不思議体験を経て成長するくんちゃん
過去や未来の家族と出会う体験と・・
最後の未来の東京駅はくんちゃんの妄想?も含まれていて
中庭の設定が不安定ではあります。(犬が擬人化してるしw)
この不思議体験で『お兄ちゃん』と自覚させるという手法は
非常に分かりにくかったです。
もっと自覚させる方法はいくらでもあったのに・・
■4歳児という設定をちょいちょい忘れがち
声の違和感もそうですが、4歳児が喋る言葉としては
時々大人っぽい発言をするとこも違和感しかない。
さらに最後の最後に今自分が居るのは、先祖の偶然と奇跡によって生まれたもの
・・ってのも4歳児にそれ言っても分かるんなぁ。。
そもそも何故赤ちゃんが生まれるのか?・・って事すら分からないのに。
今まさに小さいお子さんが居る親には為になる映画かも。
イヤイヤ期だから・・と投げやりにならず、子供の気持ちを汲み取ってあげる
気持ちのゆとりや時間を持とうと思える作品には仕上がっていると思います。
ただ全体的にはつまらない作品でした。
なんかなぁ、違うなぁ。 理解しようと観てたけどどうもなぁ。 なるほ...
なんかなぁ、違うなぁ。
理解しようと観てたけどどうもなぁ。
なるほど。とか、ピンとはこなかった。
意味は分かる、くんちゃんの成長する姿。
皆の大変だった過去を振り返りながら成長する物語。
でも無理矢理感が強い。そういう世界観なんだろうけど。
とはいえラストの地下鉄のホームに未来ちゃん迎えに来てからは何故か感動した。
何の感動かは分からない。
面白いかどうかでいうと、面白くなかった。
この世界観は謎。
もう観ません
遅ればせながら地上波で視聴しました。
前作の「バケモノの子」で
「映画館ではもう観ない」と決めていたものの
気にはなっていたので地上波に降りてきたのを
録画して視聴しました。
いろいろ賛否両論があるのも納得。
ただ、過去作品にくらべてターゲットを絞りすぎたせいか
賛も否も弱く、こんなにお金をかける価値のある作品だったのか?
と思えば「否」としか答えられない。そんな映画。
ウォーゲームから始まりこれまで細田監督作品を観てきて
思った事。
語弊があるのを承知で書きますが。
細田監督ってエンターテイナーとしては
0から1を生み出せる人ではないのだろうなということ。
すでに1があるものを5にも10にもして
人に伝えることが得意な方なのだろうな…と感じています。
監督ご本人が「映画を通してどうしても伝えたいこと」が
監督手ずから原作、脚本に関わった作品になればなるほど
あまりあるように感じらません。
あるのだとは思いますが、他監督さんの作品群に比べ
そのテーマへの情熱は感じないのです。残念ながら。
だからテーマとは別のところ
監督自身のジェンダー感や家族感、性癖などの
意図せずぽろりと画面にでてしまったものに
目がいってしまうのだと思います。
やはりアイデア出しや脚本は他の方に任せた方が良いのでは。
もし次回作があるのだとしたら
何か小説などの原作がある作品ならば
見てみたいと思います。
監督ご自身が原作、脚本の作品は地上派で流れていても
もう観たいとは思いません。
上白石萌歌が残念すぎる
未来のミライが主人公、じゃなかった。。
タイトルどおりの感想です。
彼女は主人公ではないが この物語の一連の不可思議な事象のカラクリを完全に理解掌握してるっぽい。 なぜだ。。。 それを知るに至った経緯や、なぜあの時代のくんちゃんに会わなければならなかったのかを ミライ本人の視点で描いてもらえたら、発想的にベタ感はあれ 個人的には好感もてたかもしれません、
まあ、あくまで個人感想なのでご容赦ください。
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時代がクロスオーバーななかで そこんとこを理解できちゃってるのが、未来のミライと同じ時代のお兄ちゃん(未来のくんちゃん)と、犬のゆっこ、の3キャラもいるのか(逆に云えば3キャラだけなのか)がわかりませんでした。。。
ひいじいちゃんは、幼児のくんちゃんの素性や事情については知ってなさそうでしたが、それならば 知りもしない子の面倒をアレだけみちゃうのもなんですかね。。
中盤でチラリとだけでも本人同士が絡むのなら、だったら最初から未来のくんちゃん自身が会えばいいのに。。。
犬のゆっこに至っては、さらにここで 陳腐な擬人化を重ねる、、、微妙。 犬目線でわかる何かを人の言葉にのせて説明したかったのでしょうか、、
ひとり行きの新幹線についてなどの終盤のミライによる懇切丁寧な説明も、幼いくんちゃんに対してというよりも観客に解説してる感じがしましたね。
映画「天国でまた会おう」でも書きましたが 映画を観ている側に解説をするためだけのキャラって要らないと思いますし その存在が不自然なんですよね。。
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見続けるのが苦痛
ぶっちゃけつまらないし意味が分からなかった。
嫌々気の子どもの頭の中の事かしら?と思ってたけど、
それにしては成熟し過ぎてるし、
意味のわからないシーンもラストに謎がとけるのかな?と思ったけど、
意味の分からないまま終わってしまった。
まず、くんちゃんの声がどう考えても無理があるだろ
と引っかかり4歳にしては喋れるし、
冒険物とかだと普通の4歳より喋れてても、
引っかからないのかも知れないけど、
リアルな成長モノだとしたら、
子を持つ親としては感情移入出来ない。
エピソードがいくつかあったけど、
全部同じ事の繰り返しに見えて、
物語に起伏がなく見続けるのがしんどかった。
見終わって残ってるのは、
オシャレな家と変わったケーキくらい。
今までの作品も、
女性キャラが自分の好みじゃなかったり。
何処か引っかかる所があった細田守作品だけど、
今作で完全に離れたモノになってしまった。
リアルでいろいろと思い出した
日本テレビからの地上波初放送とのこと。録画して比較的早く視聴したと...
日本テレビからの地上波初放送とのこと。録画して比較的早く視聴したと思うが、細田守監督も私と同い年というのが考えさせられる。とても比較にならないので嫉妬さえないが、同じ時間を過ごしていたのにと思う。この映画を観ると、昭和後期から平成にかけて崩壊し続けてきた男女愛、夫婦愛、家族愛、兄弟愛、親類愛などを揺り戻して行きたいというような気持ちが込められているように思えた。ちょうど、男女の性が乱れてしまい、真面目な男女は苦労して犠牲になった時代である。
頭からフリーセックスになってしまった男女はこの映画を観ても恥さえ感じなくなっているか反撥するのだろうが、こうした映画が社会をとらえなおさないと、ますます少子化や性暴力や離婚や不倫や援助交際や枕営業や貞操のない、金などを目当てに性行為してしまう人たちを減らせないのかも知れない。新海誠監督も一人の運命の人を探し出すというテーマで日本の性の意識を修正しようとしているのかはわからないが、細田守監督はすでにその先をテーマにしたようだ。この映画が世界的にも承認されたというのは、世界全体が性のモラルについて反省しようとしている予兆だろうか。大事にしてもらいたい映画だと思う。
些細なことで繋がり広がる家族
タイトルなし
子持ちが観ても
昨年、一歳の誕生日を迎えた我が子と映画館まで足を伸ばせず今作は地上波で観ました。
2人目妊娠中で、作品と同じお兄ちゃんと妹の組み合わせの予定です。
作品と共通点を持った上で
うんうん頷けるところはあるし、
これからこうなるのかなぁと観ることも出来ました。
どう考えても、ターゲットが絞られすぎてるし、
子供が見るには最後の電車は怖すぎる。
アニメーションなのに、子育て中の親以外には何も響かないであろう作品というのが
映画という枠組みの中では厳しすぎた。
単純に、面白いか面白くないかで言われるとどうしても評価は下がるよなぁというところ。
まぁ、共通項が多い人は時間があれば観ても良いかもしれない。けどよく考えたら、子育て世代が映画ってのはハードル高いよね...子供と一緒に見るには怖いシーンもあるしなぁ...
子供から見た世界
幼児から見ればこの世界は不思議でいっぱいです!そういうところがよく再現出来ています。そういう目で見れば一見突拍子もない荒唐無稽の展開も楽しめました。
ある意味一番細田作品で地に着いた話なのでスケールの一番小さい映画とも言えます。
見る人を選ぶ映画でしたが、私は楽しめました。子供のいる親は共感要素が強いのではないでしょうか?そう行った方にオススメです。
ただ、一言言いたい!
くんちゃんがわがままもわがまますぎて観てるこっちが恥ずかしくなるって思ってしまった。と、思えばところどころ子供らしくない会話シーンもある。これらが個人的な不満点です。
総評
家族映画としてぼちぼちな映画。思いのほか深いテーマで難解。子供には向かないと思う。親がホームビデオ感覚で見る分には良作!
まぁ
万人受けではない
伝えたいことはわかった
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