未来のミライのレビュー・感想・評価
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理想の家族像の押し付け
あまりにも酷い。
度を過ぎた我儘小僧の癇癪と、
度が過ぎた育児放棄の両親と、
何がしたいのか分からないサブキャラクター達が織りなす、わけわからんホームビデオ
それが第一印象。
この映画のほとんどの時間は、主人公のくんちゃんが白昼夢の様に色々な世界を旅していくのだが、この白昼夢の一つ一つに意味が全く無い(誇張無しで本当に意味が無い)
くんちゃんは映画を通して精神的に成長する事も無いため、観ているこちらとしては意味不明な白昼夢を見させられているだけの完全に無駄な時間になっている。
白昼夢以外の部分はくんちゃん家の家族像を映す、ホームビデオの様な時間となっている。
監督はどうやら確固たる「理想の家族像」を持っているようで、話の合間合間にしきりにこの理想像を主張される。
だが問題なのは、その「理想」が一般とは致命的にかけ離れた、普通の感性で観たら不快とも取れる家族形態なので、主張される度にこちらの不快指数が鰻登りに上がっていく。
(特に、我儘放題のくんちゃんと、育児放棄としか見えない両親の不快度が高い)
全体を通してのメッセージも全く無い。
その為、観てもこちらの心には何も残らず、怪映像を無理矢理観させられた不快感のみが残るという酷い映画になってしまっている。
公正なレビューを書きたいので、良い点も紹介したいのだが、残念な事に褒めるべき点が見つからない。
一回の視聴は耐える事が出来たが、二度と観たくはない映画。
細田守作品はアニメオタクには向かない
映画館では2018年8月6日に地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
1100円なら高いとは感じなかったし見終わったあと損した気分にもならなかった
赤ちゃんの妹がいきなり中学生になったり犬がおじさんになったり子供の頃のお母さんと遊んだり若い頃のひいおじいさんが運転するバイクに乗ったり
SFファンタジーですね
成長した妹にときには助けられてくんちゃんが家族のルーツの知る物語
初鑑賞のときは事前情報は殆どなく観たのだがくんちゃんとミライちゃんのお母さんの声が麻生久美子だということだけはすぐにわかった
キャラとしてはゆっこが一番好き
2番目は遺失物窓口の駅員さん
作品としては可でもなく不可でもなく星3つが妥当
多くのレビュアーが指摘しているが上白石姉妹の妹の方が担当したくんちゃんの声は特に気にならなかった
久米田康治画伯によればアニメオタクの聴覚は凡人とは違うらしいので共感できないのは仕方がない
アニメオタクはわりと神経質な人が多いから
ニコニコ大百科の掲示板を見てもそれがよくわかる
プロの声優を起用しろという意見が多いが僕はそのプロの声優の声が嫌いだ
名探偵コナンのレギュラー陣準レギュラー陣のようなベテランの皆さんはともかく若手となると沢城みゆき以外受け付けない
鬼滅の刃の「戦え!戦え!戦え!」は騒音以外の何物でもない
おそ松さんの声優陣より福山雅治の声が好き
若い声優はどいつもこいつもアニメオタクに媚びた気持ち悪い声を出すので生理的に無理
プロの声優の起用を好まないアニメ映画監督はアニメオタクが嫌いなんだろう
アニメを作っているのにアニメオタクが嫌いとはおかしな話だが
そういえばガンダムの人もアニメオタクは嫌いで10代の女子の方が好きらしい
僕もアニメオタクは大嫌いだ
くんちゃんの声だけでなくくんちゃんそのものを嫌う意見も目立つ
くんちゃんになったつもりなら少しは楽しめると思うけどね
ロリコンは同性の子供を嫌う傾向があると聞いたことがあるが関係があるかどうかよくわからない
細田守監督作品はアニメオタクには向かない
『未来のミライ』に至っては独身男性になにも響かないという意見はわからなくはない
ターゲットはアニメが特に嫌いじゃない10代から40代の普通の女性だろう
男というものはバンド組むにせよバスケット始めるにせよ女の子にモテたいわけでアニメーターだって同じじゃないか
アニオタには全くお勧めできないが鉄オタなら楽しめるかもしれない
全体的に評価は低いがレビューの数を観ると興行的には大成功の部類とみて間違いない
評価はどうあれ映画はたくさんの人に観てもらうのが一番でその点では『未来のミライ』は勝ち組といえる
隠れた名作アニメ
アニメと侮るなかれだ。
家族の歴史を丁寧に紡ぐ優秀作品だと思う。
妹ミライが産まれたことで兄である自分が中心ではなくなったことに、反抗する兄クンちゃん。
そんな妹が、未来からクンちゃんのもとにやってくる。
クライマックスは、クンちゃんとミライの亡き祖父が戦争に行き船ごと玉砕。
大海で重傷を負い足から血を流し呆然としながら、自分を照らす太陽に向けて右手をかざす祖父。
陽の光にかざした右手から、自分が生きていることと生き延びるという本能的な力が湧いたのかもしれない。
足に重症を負いながらも、泳いで生き延びたシーンは涙が止まらなかった。
祖父は、自転車に乗れなくて悔しい思いをしているクンちゃんに「遠くを見るんだ」と教える。
足元ばかりを見ていたクンちゃんは、遠くを見てこぐことで自転車に乗れるようになる。
この祖父がいて、足の悪い祖父を支えた祖母がいて、両親がいて、子どもたちがいる。
池井昌樹の「手から、手へ」の本を彷彿とさせる作品となっている。
これは育児経験者じゃないと分からないことが多い
私は好きです。
子育てのジレンマがわかりやすく描かれていると思います。短くスッキリさせていますけど、それは逆に見やすくていいです。
子供のイヤイヤ期というか、赤ちゃん返りとかすごい共感させてもらいました。
「親」、「兄姉」の経験がないとちょっと面白くは感じないかもしれないですね。
えっ?この映画本当にG指定なの?
えっ?この映画本当にG指定なの?
と、ずっとイジワルな目線で観てしまいました。
だってどう考えても“薬物使用描写”のオンパレードなんだもの(笑)
えええっ!?なんでそうなるの!?的なトリップワールド全開です(笑)
観ている方の神経がヤられてしまいました。
つまらない。
ひいおじいちゃんカッコイイ
音声だけ聞いてたら小、中学生くらいかと思った
妹が生まれたことにより、両親の愛情を奪われてしまったと感じる男の子...
遅れをとってしまったか
すべて憶測だけど、新海誠がそれまでマイナーだったのにいきなりヒットメーカーに躍り出た。
宮崎駿がほぼ前線をしりぞき、ジブリがかつての極真会館のように分裂し、ポスト駿競争において、新海にという意味だけど
まあ、新海さんもポスト宮崎言われてましたけどね
別に細田守ひいきする理由がないですけど、なんかここまで腰砕けにさせられる作品みせられるとなあ。どうしたんだあ、と
そりゃオリジナルで作品つくり続けるのは、たいへんでしょうよ わたしも趣味と言うか年齢的にも体力的にも、食べてくいきまでは無理っぽいが、お話書いたり描いたりしてるんでねえ
でも、だからこそ思うわけですが いますごい、とてもかなわないどうしてこんな発想ができる?と思える作家がいない!
かつての押井守、富野よしゆき、りんたろうとかかなわない、という作家がいないよ
百歩譲って万歩でんぐりがえって、
まあ、虚淵玄とか庵野秀明かあ?うーん
ヒットメーカー作り出すためになんか、売ることばかり もう、いいや
細田さんも最近なにしてるのかなあ いずれ復活してくれと切に思うものであります
声優が酷すぎた…
子供が嫌いになる、少子化推進映画
主人公である幼児から17、8の女の子の声がするのは何のトリックなんだろう?と思いながら見ていたら、何のトリックでもないミスキャストだったので驚いた。
解決すべき命題のない、目的のない映画。
視聴者をなにかに共感させるつもりもないので、主人公の一挙一動にイラつく。
暴れる子供、赤ちゃん返りで甘える我が子をフォローもせず叱りつけるだけの母親、まともに子育てができない父親、やはり下の子をかわいがり上の子を蔑ろにする祖父母…。子供と、子供を取り巻く環境すべてが嫌いになる。
物語は祖父母のプロポーズや雛飾りの迷信など、雑に転がされた伏線がそのまんま回収されていく。面白くもないエピソードを長尺で何個も見せられた挙げ句、最終的に贈られるメッセージは「過去と未来はつながってる」だ。どんな顔をすればよいか分からなかった。いい話をされたのか?
庭で子供が不思議な出来事に巻き込まれてあって納得できるのは文字ベースの児童文学だけだ。
おしゃれな注文住宅の中庭で不思議ワールドが展開されるのって、造花から花の妖精が出るくらい納得いかない。
脚本と主人公の声優選び以外はよかったです。
細田守さん、二度と単独脚本を書かないでほしい。
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