未来のミライのレビュー・感想・評価
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アニメだから出来うる人生賛歌!
冒頭。
俯瞰の家。
くんちゃんの吐く息。
曇る窓。
空から降る雪。
雪を掴むと水に変わる。
それを見て「ふしぎ」と呟く、くんちゃん。
この時点で目頭が熱くなって、それ以降はもうくんちゃんの一挙手一投足に泣き笑いの連続。
親ってなんだろう。子どもってなんだろう。
人間の少しつづの成長は、自分ひとりでなし得ることではなく、過去からの地続きであること、それが未来に続いていくことをコミカルでファンタジックに描いていく。
鑑賞した回は、朝イチの回だったにもか変わらず、お子様少なめで、お一人様のおっちゃんばかり。
そんな中、1組のファミリーのお子ちゃまがシーン事に「わあ!」とか「おお!」とか「可笑しいね」とか言っていて、とても微笑ましくなりました。
子ども的にも面白く、大人は大人で我を見返す機会になる重層的な作品なので、
ぜひぜひ親子で観てほしいです。
最近アニメ映画が不作…
作品タイトルやポスターを見て、この内容が予想できたお客さんがどれくらい居たでしょう? 個人的には全く予想外の内容で正直凡作、『おおかみこども』と『バケモノ』の2作と比較しても劣ると思われます。
まず、何故か声優さんソッチノケで売込み中のアイドルタレントや役者をメインに起用している件で、唯一主役のキャスティングが…(監督OK出した感覚が謎)。
そして今作は〝4歳児が主人公〟の企画からして微妙で、結局誰に向けた作品かも不明でした。兄妹が出来て上の子が嫉妬するアルアルネタ、一方4歳児に感情移入できるか、くんちゃんカワイイ!と思えるか… 4歳児と代々家族の絆?をファンタジーで観せたにしてもその意図はあまり伝わらず。ひょっとして親の苦労? ソレはちょっと…
当初ミライちゃんが主役かと思ってた程ですし、そのミライちゃんも助演をキメる程ではなく、中盤と終盤の肝心な所だけ手を伸ばすものの、主役の4歳児がストーリーの足を引っ張り加減という奇妙な現象を醸している中でアレでは薄く弱い。
ストーリーでは全般にくんちゃんのクソガキ振りが発揮されますが「子供ってこうだよね〜」と言う共感は子を持つ母親?各位には得られたんでしょうか。リアルでクソガキに振り回された親御さんに対して、アニメ映画でリアリティ溢れるクソガキ描写を見せられて面白いか?と疑問は湧いて出ました。娯楽映画でそんなのを観たいお客さんが如何程居るのかは興行収入が示すとして。。。
そしてそのクソガキは異世界転生した際には、なんだか8歳児前後の背伸びした印象を醸していて描写のバランスが奇妙に感じられます。中段に設けたギャグシーンも使い込まれた演出であまり評価対象にはなりません。
幼児描写は宮崎駿氏が巧くて(本人は自覚ないでしょうが)、細田監督はポストに名が載ってる割にまだ足元レベルと言う印象が否めません。雨と雪ではココまでアレじゃなかったのになと…
では良かった所は。人の動きを細かく表現されていました。そして東京駅。こう云うリアリティはアニメとしては評価できますが、これは半分アニメーターの力量ですのでソッチの手柄で。ビジュアルの綺麗さ・解像度の高さはもはや劇場版では当たり前になったので、取り立てて褒める程でもなく。
終盤の馬やバイクのシーン、自転車の件は程良く描けてたと思えました。
そんな少しばかり良い所があったくらいで徹頭徹尾不安定を映像化したような今作は、サスガに期待ハズレと言わざるを得ません。
ジブリ無き今、日テレ電通は細田監督を神輿に乗せて盛り上げていますが、空回りな雰囲気と併せ、そもそも作品タイトルやキャスティング等から広告代理店やTV局の手垢を勘ぐる時点で萎えてしまいます。
細田美術館
今年一番泣いた!
ヤバい!
50半ば過ぎのオレにはドストライク過ぎて今年一番泣いた!
これは、映像から赤ちゃんの甘酸っぱい匂いや、ウンチの臭いまで感じられるだけの人生経験が無いと感情移入は難しいだろうが、子育てが終わった世代から見れば涙無しでは見れない映画だ。
確かにシナリオは甘いし、漫然とした感じは否めないが、映像に重ねられる人生経験があれば決して退屈などしない映画だと断言できる。
シナリオをもっと練り上げれば、ジブリの家族ものに負けないものにできただろうにと思うと残念だ!
家族とその歴史というテーマは良いのだから、もっとファンタジーにふってエピソードを絞り混めばもっと良くなると思う。
細田監督ファンは決して裏切られたとは感じていないはずだから、さらなるものを次に期待したい!
うーん
妄想拡大型物語
世代でしょうか?!なぜ面白さが伝わってないのか…残念です
いい映画ですよね。面白かったと思います。確かに細田守監督のこれまでの作品とは違っているかも知れませんが、同じ作風じゃなければ酷評するというのはちょっと違うんじゃないかなと思います。世代なのでしょうか?
独身のかつ若い世代の方々には解釈しづらいのかもしれませんね。年代別評価を見たいものです!
青沼貴子さんの「ぽよぽよザウルス」じゃないけれど、くんちゃんの年頃は大人には理解できない考え、行動をする怪獣みたいなものです。それを成長してないとか、ウザいなんて一蹴するのはどうかと思いますね。飛躍しすぎとは思いますし危険な発言だと承知のうえで言わせていただくと、この映画の中でのくんちゃんの行動を容認できない親たちが増加していくことの方が怖い気がします。
親には親になる段階での、曽祖父母には時代背景を含めて、それぞれの成長・歴史があり、それを何故か不思議な体験を通し目の当たりにして自分なりに頑張って成長していくくんちゃん!そしてお母さん、お父さんもだんだんと成長(?)する姿を「ある、ある!」って観ながら少し目頭が熱くなる想いでした。
「千と千尋〜」みたく不思議な感覚も素直に受け止めながら楽しく観て欲しいと思います。たくさんの幅広い層の方々に観てもらえると評価がだんだん上がってくると信じたいですね。もう一度言います、いい映画でした!
※余談ですが、谷尻誠さんが実際に設計した階段状の家、最初の俯瞰風景と改築・増築?されたあと現在の魅力ある階段ハウスに変貌するあたりも見逃せないですね。
モンスターチャイルド👿
同じ家族の話なら「リメンバー・ミー」のように誰もが楽しめる娯楽作にするのか。
それとも「犬ヶ島」のように興業成績や評価は2の次で作家性を追求するのか。
「未来のミライ」はどちらでもない中途半端極まりない「あさがおと加瀬さん」と並ぶ本年度屈指の駄作アニメ。
「ストーリー」「キャラクター」「表現」全てにおいて中途半端だが、最も致命的なのがアニメの生命線とも言える「声優」だろう。
今回は俳優ばかりあてているが、「となりのトトロ」の糸井重里、「風立ちぬ」の庵野秀明などはカワイイとさえ思えるレベルだ。
全員がプロ声優ならまだ少しは観れたかもしれない。
それに最も気分が悪くなったのが4歳児が赤ちゃんの頭を玩具で叩くシーン(直接描写は無い)。
しかも未遂に終わった2度までも。
昨今児童虐待が大きな問題となっている中で、アニメで、しかも細田作品でこれを見るとは思わなかった。
「万引き家族」でもこんな描写は無かったですよね。
ファンが細田監督に求めるものを監督自身が理解していないのなら残念です。(;>_<;)
次回作は期待してもイイですよね?
日常の大切さ。
レビューの点ほど酷評するものじゃないと思います。
クソつまらん
最高傑作
お店や電車で泣き叫ぶ子供にイライラしちゃう人にはオススメできないかも...
細田守の自己満作品極まりない
余り出てこない、未来のミライちゃん
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