未来のミライのレビュー・感想・評価
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爽やか感いっぱいのポスターに反して
☆☆☆★★★ 観る前は何故だか評判の悪さしか聞こえてこずに不安がよ...
☆☆☆★★★
観る前は何故だか評判の悪さしか聞こえてこずに不安がよぎる。
確かにわがままのすぎる男の子の話には最初から苛々が募るばかり。それが凡そ1時間以上も続いては、少しずつ気持ちが離れていってしまうのも止む終えないと思える。
しかし、これがある瞬間を境にして一瞬にして細田ワールドへと引き摺り込まれる。
細田監督独特な世界観。
しかしファンの人でも、今回だけはなかなかその世界観には馴染めないのではなかろうか。
何処か観客を突き放しているかの様な、異様な描写が続いて行くのだから。
ところが…。
ひいじじじと、ひいばあばの駆けっこ。
この瞬間に、細田監督の魔法が…。
スクリーンを通して、我が家の地図が見えて来てしまった!
何故!俺は生まれて来たのか?
今、俺は何の為に生きているのか?
昔から何となく感じてはいたこの思い。
それが突然に蘇って来た。
クソ〜泣かされてしまった。
悔しいからもう一度観て、何も感じないフリしてやるぞ!
2018年7月21日 イオンシネマ越谷レイクタウン/スクリーン2
悪くはなかった
未来も見ない
4歳児の描くファンタジー世界
細田監督一流の「異次元世界」「非日常世界」をめぐる旅は、今回は4歳の男の子が主役だ。新しく生まれた妹や両親に対する反発を抱えながら、過去や未来への不思議体験で成長していく姿を描いている。予告編ではミライちゃんが中心になってストーリーを展開していくイメージだったがそうでもない。ミライちゃんなしでも不思議世界は発生するので、彼女は仕掛け人であり、家族の声を代弁する巫女のようなものだと思った。4歳の男の子から家族はどう見えるのか。家族の原点となった曽祖父にかっこいいお父さんのイメージを重ね、前を向くことを学ぶ。子供の頃の母親には、片づけられなかったり猫を飼ってもらえなかった姿に共感する。言葉では説明できなくても、4歳の子供が家族に感じ取ったことがファンタジーの形でうまく表現されていた。
しかしながら、ストーリー展開にメリハリが少なく、笑わせるような場面もないので、あまりお子さんが楽しめる映画ではないと思う。
他人の家のホームビデオ見た感じ
退屈だった
こ、これはヤバい・・・
違和感が、、、
個人的にですが、内容以前に違和感がありすぎて、お話にすっと入ることができませんでした。
1つはくんちゃんの声です。他の方もたくさん言われていますが、くんちゃんの第一声を聞いた瞬間に「あれっ?」と思い、聞き続けていれば慣れるかなと思いましたが、どうしても最後まで4歳の男の子の声には聞こえませんでした。
またくんちゃんの会話の内容や理解力も、これもまた4歳児とは思えないものでした。
2つ目はお父さんです。これも声のことなのですが、星野源さんだと言うのが前面に出てしまっていて、くんちゃんのお父さんとしてではなく、星野源さんを見ているような感情になりました。ルックスもメガネをかけていましたし、星野源さん用に役を作ったような印象でした。
妹に愛情を取られたと思う長男という点に関しては、私が長男ということもあり共感できる部分もありましたが、それ以前にキャスティングの面で違和感があり、内容に深く入ることができませんでした。
親として子として
もったいない作品
レビューが低評価なのもわかります。
だって、一本の映画通してのストーリーの筋がない作品でしたから。
小さなエピソードを一つ一つ解決して進んで行く話だし、なにより普通の家族の話だし。
「映画を観る」と思ってドキドキワクワクや感動を期待する話ではないからですね!
でも、内容は良かったですよ。
現代社会において、普通の家族ってありそうでなかなか無い時代だし、過去の一つ一つの思いや行動が今の自分を作ってるっていう事を知ってもらいたいのも、この社会には必要かも。
こういう家族がなくなっている、という時代だしね…
どーしても、細田守監督作品というレッテルがね、作品の評価を邪魔してますよね^^;そういうところが、少しもったいない作品。
去年見た、「パターソン」が、ややこんな感じの作品で良かったですけどね!
ミニシアターでひっそりと上映されたら評価も違っていたかも!
素敵なアニメ。
世界は救わない、事件も解決しない、テーマは家族
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