未来のミライのレビュー・感想・評価
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それ程悪くない笑
絵本を読むような感覚で観るべき
くんちゃんの声に違和感。
円形の系統樹
お盆休みで子供たちは実家へ。
わたしとカミさん二人はレイトショーの映画館へ。
まったく予備知識ゼロで期待せず、「未来のミライ」を観てきました。
ポスターとかで勝手に入り込む先入観も吹っ飛ぶいい作品でした。
こういう見せ方好きだなぁ。
家族を俯瞰するような世界観。
またアニメで泣いたよ。
魂には時間も空間も超えて、いろんなものとつながることができる。
そのワンシーンに出てきた円形系統樹。
すべては大いなる源である中心でひとつになる。
家系図とか系統樹は一見して分離を深めるかのように見えるけど、円形の進化系統樹のようににすると外側に広がる無限の世界を感じられ、多様性でありながら大きなひとつだとわかる。
それをさらに立体の3次元(実際の宇宙は4次元だけど)にするとトーラスとなって、はじまりもおわりもない無限の世界を認識できる。
過去も未来も、すべてはこの現在である今のわたしであるということを思い出そう。
わがまま少年を成長させるダイナミックな教育アニメ
まさにタイトル通りの内容だったと思う。
作画自体はどれも美しく、特に子供達の書き方がとてもリアリティかつ可愛らしく描かれていて終始ほっこりしていた。
ただ自分が引っかかった部分であり酷評の多い原因だと思われるのが、「世界観」だ。
どうしてこうなっていて、どういう理由で犬の尻尾が取れて、自分のお尻に刺すと犬になるのか。(ちょいネタバレすみません)
具体的な内容はともかく、主人公であるくんちゃんが体験する「不思議体験」についての説明やからくりが一切描かれていないのが、自分としては「どういうこと?」と終始思わざるを得なかった。
夢なのか?いや、タイムトラベルなのか?
それにしてはどうもアバウトに事が進められていくので、そこだけ絵本の作り話のようだった。
作品を通して、この映画は子供目線にも親目線にも考えさせられる所謂「大人向け」に近い印象を受けた。
が、過程はどれもふわふわしていて、上記の通り絵本や子供向けアニメのよう。
特に最後の方のシーンで、くんちゃんが絶体絶命?の時の世界観がよくわからん。
まるで、「わがままな子は鬼さんとこ連れてっちゃうぞ!」と小さい頃親からよく言われたまさにそれだった。
自分も含め、昔からの細田作品のファンは、どうしても過去の名作品と同じ心持ちで観てしまうので、内容はふわふわしていてかつ満足感のないエンディングを観て、ついつい酷評してしまうのも無理はないと感じた。
でも個人的にひいじいちゃんの声優の福山雅治はとてもハマり役だったし、そのキャラそのものも男も惚れるいい男という感じで好きだった。
他の声優は特に上白石萌歌と星野源が違和感たっぷりだったかな。
主人公でありながらどうしても女の子の声にしか聞こえなかった。
以上ですが、最後まで読んで下さった方々、もし何か意見がおありでしたら是非聞きたいのでコメントください。
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