未来のミライのレビュー・感想・評価
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金返せと思った映画は久しぶり
皆さんの酷評納得です。
酷かった…。
予告やCMを見ていた程度で、予備知識無しで見ました。
勝手な予想で、未来のミライちゃんが何か重大な事を回避するためにくんちゃんの所に来るのかな?とか、逆にくんちゃんが未来のミライちゃんを助けるのかな?とか、手のアザがキーワードなのかな?とか…思ったりしましたが、まーったく、なんにも関係無かったw
いや、それはわたしの予想が外れたってだけなんだけど、だったらあの予告映像は何なの?見事に騙された。
まずあり得ないのはお母さん。二人目だよね?新生児以前に経験してるんだよね?だったら動かない赤ちゃんより、優先すべきはくんちゃんでしょうに…母親学級で習うよね?おっぱい以外はお父さんに任せなよ。
あと、りっぱな家でおもちゃもいっぱいあるのに、なんでベビーベッドが無いんだよ…買うかレンタルしないの?くんちゃん新幹線殴打事件(未遂)の後、なぜ対策を講じないの?お雛様より優先だろうに…とか、その他全てにおいてイライラが募る。
お父さんはもなんだかなーって感じだけど。仕事に集中しくんちゃんが飽きていくところ、トトロのオマージュ?それ必要だった?
声優さんの声は気にならなかった。タレントさん使った映画ってあんなもんだし。
ただ視聴中くんちゃんは2歳位だと思ってた(笑)。2歳のわりには頭いいな~でもまだ赤ちゃんな所もあるからな~、2歳ならこんなもんだろう、って。
でも4歳設定なんですってね。びっくりです。4歳であれはない。知ってたら もしかしたら違ったかも知れない。
細田監督はもっと4歳児を観察した方がいい。トトロのメイちゃんや蛍の墓の節子の方が4歳らしいよ。
全体として、子育てあるあるを詰め込んだよ!子育てって大変だよね!皆でちょっとづつ成長して行こうね!っていうのが、鼻につく。言いたいことはわかるけど、映画で見たいのはそこじゃないんだよなー。
少し不思議な体験を通して成長してくのは把握できたので、何がどうなるの、と期待して見ていれば、それぞれのエピソードがぶつ切りで関連性がなく。
唯一、ひいじいじの戦争で足を怪我して~プロポーズのエピソードだけが感動的だったくらい。過去のお母さんと部屋を荒らすシーンは狂気的だし、駅のシーンで自分の立場は未来ちゃんのお兄ちゃんでしか認められないとか、可哀想過ぎた。
そもそも、ミライちゃんがくんちゃんの前に現れる意味って何だったのさ???
最後の「今の私たちを~」を言わせるため?細田監督、才能枯れたとしか思えません。
小3の娘と見ましたが、見終わって「駅のところが怖かった」とだけ、言いました。家に帰ってからTVでCMが流れても反応無し。
君の名は。とかファインディングドリーとか見終わった後は「また見たい」とかCM見て「面白かったよね」とか言う娘が、です。
よっぽどつまらなかったんだろうなーと。
うん、お母さんもつまらなかったよ。
家族を養う大変さと、その連鎖を感じた
家族を養うことに興味のない人には何にも面白くないと思う。完璧でない家族の形を不思議な形で作品に落とし込んでおり最後にはなるほどなと思わされた。しみじみした気持ちになりながら、自分の家族のありかたについても考えさせられた。
評価点
伏線が分かりやすく張られ、分かりやすく回収されていくので楽しみやすい。完璧でない、できない家族の姿に共感できる。
不満点
ちょっと話の展開が強引。あと、同じ展開が続くので若干ひまくさい部分も多い。
ちなみに酷評されてる声、ぼくは全然違和感に感じなかったんですが。
疑惑が確信に変わった一作
前々から「細田守って大した事無いんじゃないかなー?」とは思ってたけど、、この作品を見て疑惑が確信に変わりました、、笑
細田守で良いと思ったのは「ぼくらのウォーゲーム」と「時をかける少女」くらい。
「サマーウォーズ」だって「ぼくらのウォーゲーム」のリメイクだったし、「オオカミ」は見てないし笑
絵はキレイだけど、お話をつくるのが苦手なのはよーく分かりました、、
「未来のミライ」にも触れておくと、皆さんがレビューしてる通りで、とにかく主人公のくんちゃんにイライラする笑
4歳の子どもが自分のこと「くんちゃん」って呼ぶか?
わーわーうるさくて、可愛げのカケラもない、、
そしてワンパターンな中庭の下り。
細田守の実体験なんだろうけど、、「こういうことあるよね?」「子どもの成長って良いよね?」「大人も一緒に成長するのって良いよね?」っていう価値観の強要がすぎるなぁ笑
こっちはお金と時間を払って見てるんです。
見終わった後に見たことを後悔させるような作品を作るのはやめてくださいm(_ _)m
今回はあかんかったなぁ
簡潔に言うと、いろんな物は詰め込んで三田は良いけど、説明不足と思った
はじめっから「なに?」「なぜ?」と疑問だらけで、世界観もいまいち理解できなかった
想像力や頭の問題じゃなく、「観てる」じゃなく「見せられてる」ってのが根本にあってずっと変わらなかった
ただ、かっこいいシーン、おもしろいシーンで狙ったところでしっかり心は持っていかれたので、やっぱり書いてる人はすごいなと思った
後、なぜか恐怖を感じさせる描写がところどころ挟まれてて、子供の恐怖を大人の自分が体験してる不思議な感覚があった
関係ない話やけど、自分の中での細田守監督の作品の一番好きなところはバッドエンドとハッピーエンドを混ぜて持ってくるとこやと思う
そこに魅力を感じて見続けてきたけど、今回はそれがなかったのが一番残念(-_-;)
正直、素直にジュラシックワールドを見とけば良かったかな?と思った笑
想像してごらん、自分の親を、爺さんを、その先の会ったことのない曾爺さんを。
はじめは観るつもりはなかった。酷評の嵐を見るにつけ、何も自分からその感情を味わう意味もないと思った。
だけど、夏の時期にろくな映画がないのは常で、そういえば神田松之丞も出てるらしいなあ、くらいのノリで。だからハードルは低かった。
いや、よかったですよ、これ。
作画の緻密さは保証済。だいたい、4歳のガキが主人公なんだから、ストーリーはそいつの主観であり、現実と空想との境なんてあいまいだし、おそらく怖くなければ超常現象だって全然平気なんだろう。だから、未来ちゃんが高校生になって現れてきたって受け入れちゃう。どうやってやってきた?なんて考えない。曾爺ちゃんや未来の自分に会ったって、自分とウマが合うかどうかだけが判断基準だ。
4歳のガキなんて、そんなもんじゃない?
だいたい、くんちゃんくんちゃん言ってるけど、本当はなんて名前なんだよ?ってことでしょ?そんなあいまいな存在でしかないくんちゃんにとって、目の前に現れた出来事が現実なのか、空想なのか、ただの夢の中なのか、現実逃避の感情が強すぎて現れた幻想なのか、わからないだろうし、わかるつもりもない。まず、そこから入らないと、この映画はとてつもなくつまらないものに感じるだろう。
そして、自分がくんちゃんになった気分で、自分自身の親や、爺さん婆さんや、写真でしか見たことない曾爺さんは自分をどう思っているのだろう、どんな思いで家族を見つめてきたのだろう、ひとつひとつの出逢いがあって今の自分がいるのだなあと想像したとき、もう50を過ぎたオッサンの僕は、とめどなく涙があふれてきた。
つまらなかったと感じた人も、のちのち自分が家族をもち、親目線で子供たちを見つめたとき、この映画の良さに気付くでしょう。
繋がり
どこにでもいる小さな男の子の日常。そして成長。
それでも血が繋がった家族にとっては大きな成長。
小さな日常が重なって、過去から未来に繋がっていくんだなぁ。
自分が子供の頃ってどんなだったかな。
いつか親になる機会があればどうなるかな。
なんて考えてみたり。
とにかく山下達郎さんの歌が良い!
愛犬ゆっこが憎らしさもあってかわいい!!
くんちゃんは時々うるさい(笑)
7/13くる度にナイスの日だ。って時かけを思い出したり、甲子園がテレビで流れているとサマーウォーズを思い出したりするくらい大好きな作品にはならなかったけど、お盆の時期にはピッタリかな。
今年はお墓参りに行けなくても、私は元気ですってご先祖様に手を合わせようっと。
ハラハラやドキドキは殆ど無かったけど、楽に楽しめた。
期待していただけあって…
おおかみこどもの雨と雪、が本当に大好きで、細田守監督新作となれば 自分の中でもかなりハードルを上げて 鑑賞してしまったのですが、それを考慮しても…イマイチでした。
レビューでも多く指摘されていますが、主人公くんちゃんの声が残念でした。女性が演じる男の子役に大して抵抗はありませんが、今回は最初から最後まで ストーリーうんぬんではなく そこに引っかかってしまいました。苦手な声と喋り方でした。制作中、主人公の声を女性にしようか同年齢の男の子にしようか迷っている、と監督がインタビューに答えていたのですが、何故 男の子にしなかったのか… 残念です。
また、話がどこに向かっていくのかよく分からず、正直 「今 なんの時間?」と思ってしまうシーンが多かったのが、退屈に感じてしまいました。登場人物に感情移入できなかったからでしょうか。なかなか世界に入り込めず、間延びしているなぁ…と思う瞬間が何度もありました。
あと、個人的に、絵の CG感?を過去作に比べて、感じたような気がします。手描きの美しさが減ったような気がするのは私だけでしょうか?
期待していただけあって、かなり落ち込みました。
心温まる佳品!
ネットでは酷評が目立ちますが、私は良いと思いました。
主役の声がどうとかって意見もありますが、違和感があるのは最初の一声二声くらいだと思いますね。ちょうどイヤイヤ期の子どもの様子や仕草が丹念に描かれていたと感じました。
一番楽しかったのは、くんちゃんと女子高生ミライとペットの犬(おじさん形態)が雛飾りを片付けるために奮闘するところですね。てっきりこの三人で旅をしていくのかなと思っていたので、あっさり終わって少し残念でした。
そのあとは、それぞれ小さい頃のお母さんやひいじいじと触れ合って少しずつ主人公が成長していくという構成ですね。それぞれのエピソードは心温まる感じですし、映像的にもダイナミックな見せ場があったりして楽しめました。
ただ、このくんちゃんの小冒険同士の繋がりがいまいち弱いとは思いました。
「この伏線がこうつながるのか!」といった長編映画ならではの物語全体のダイナミックさは感じにくい作品かもしれません。
クライマックスも「まぁそうなるよね」という感じで、全体的に予定調和だという印象は否めません。
しかし、現実と過去(ファンタジー世界)を同時に見せていくことで、くんちゃんだけではなくて家族全体が成長している様を見せようという意図は伝わってきました。
自分の小さい頃はどうだったかなぁとか、あるいは家庭を持ったなら自分はどうかなぁといろいろ思いを巡らせながら温かい気持ちで見られる作品だと思いました。
観る側の力がとても試される映画…
ストーリーから読み取れたのは、無意識が輪廻していくという仏教的なこと。
性格はどのように作られるか?というアドラー心理学に通づるところもあるなぁなんて思いながら観てましたが、結構「(´・ω・`)??」って思ってしまうとこもあって、まだまだ自分の力量不足を感じた映画でした。
いや、単に分かりにくい映画だっただけなんだろうか…。
くんちゃんの声に違和感や、セリフにイライラするっていうレビュー多いですが、まぁ分かります。
自分は違和感そんななく、セリフにイライラもしなかったけど。
けど多少は鼻に付くかな。
また観たいかといわれたら、とりあえず映画館では観ないですねぇ。DVD出ても観るかどうか…。
でも自分の観劇する力が上がれば面白く観られるのかなぁ。という意味でまた観るかも(笑)
小説版だけで十分な内容。子供向けではない。
子育て経験したら興味持てそうだけど映画として楽しめるものではないのでは…
作ったひとの頭のなかを見てみたくなる映画。
解説がほしい映画。
磯子に住んでる人は楽しめそうな映画。
なんで監督の地元でもない磯子にしたんでしょう。飛行機工場があるから?
ちょうど画面の外に施設があるんだけど、もしかしてそこ狙いました?
小さい子供がけっこう来てたけど、親御さんはちゃんと前評判見たのかな?って心配になりました。
中学生以降なら楽しめそうだけど、小さい子にとっては怖いかも。
あと、終盤辺りのあの子は蛇足。
バケモノの子を思い出してしまいました。
あれよりは良い作品だと思います。
後日、小説に目を通しました。
曾祖父の話は小説での補完を読んどいた方がいいです。ほかはさして収穫なし。
レビュータイトルで「十分」と書いてますが、それどころじゃなかったです。
小説版だけでいいです。
ところどころ良い部分はあったが…
子供にはトラウマ
子ども(7才)と行って来ました。
途中にいきなり出てくるプロペラエンジンの爆音から半泣き。
駅での迷子シーンからブランケット頭からかぶって耳をふさいでました。
内容もタイムループネタで子どもには理解出来ず、ホラー映画だったみたいでもう2度と映画を見に行かない!って事に。
その夜から一週間位、夜泣きが続いてます。
映画館では見る価値ない
番線等何も予備知識を入れず、誘われたので見に行ってきました。
基本細田監督の作品はすぐに見ていますが…だんだん作品として魅力を感じなくなっていて…誘われなければDVDで見れば十分かもな…ぐらいの気持ちだったんですが、今回は誘われて見てきました。
結論から言うと、個人的には映画館で見る必要はないです。
なにもストーリー的な知識がないから悪かったのかもしれませんが、主人公くんちゃんの声の違和感半端なく、最初っからのめり込めずうわー…全くあってないの一言でした。
声優の不一致だけではなく、ストーリーとしての山場もなく、いきなり犬が人になり尻尾が取れて自分に指して犬になってしまう。前置きがなく不明。置いてきぼり。
雛人形のくだりでは片してもらう目的で未来から妹未来ちゃんが来る。早く片してもらわないと婚期が遅れるから。(でも好きな人と実際に婚期が遅れたとかの描写はなく、未来から来るだけの理由とは思えない)
3人で片付けてて明らかにおかしいのにパパは全く気が付かない。(ここも萎えてきました)
ここだけで最初の30分ぐらいのはずなのに、何みさせられてるんだろう。これみんなよく最後まで見てるなと思ってしまいました。
素人が作ったんではないだろうかと思うほど、見終わったあとに感じたのは、この作品には中身がなかったです。
正直、この手のアニメーションならクレヨンしんちゃんをみさせてもらったのが何倍も有意義な時間だったなと思ってしまいました。
なので、次の作品が出たときは映画館ではまず見ないです。
好み分かれそうな
作家性
もっとシンプルでも良いのではないかと思う。
なんとなーくメッセージは分かる。
紡がれていく命だとか、育児だとか…それらが全て連続していく時間の中の断片ではあるのだけれど、当事者たちには「全て」なわけで、少なくとも過去ではなく、今なのは間違いない。
俯瞰なんかでは見れないし、一時的なものと平静も決めこめない。頭では分かっていても。
とまあ、そんな事を感じながら、それでもタイムトラベルって切り口はどおなんだ?と。
色々と小難しいあるようなないような理論をふりかざさねばならないわけで…こんな世界観を引っ張りだしてきた事に驚いた。
とってもとっても良く分からない。
片付けた覚えもない雛人形が綺麗に整頓され片付けられてたら、それはもはやホラーだよ。
あった事もない爺さんの写真を見て、思い出を語り出したらホラーだよ。
やりたい放題のくせに、妙なルールなんかも感じ…そんなだから「まぁ、アニメだしな」的は諦めと「作家性」などという至極無意味な単語にぶち当たる。
とまあ、そんな事を思いつつも、大人目線の子供と子供目線の子供の違いなんてものには感心したり…酷く厄介な子供に病名なんてものを付けて区分けしたのも「大人」なわけで。
隣の誰かと比べて形に嵌めるのも「大人」なわけで。
子供にしてみりゃ、なるほどいい迷惑だなとも反省したりもした。
彼らには彼らの世界があるのだ。
野放しにするのは良くないが、まずは「親」っていう概念は捨てた方がいいように思ったし、実際問題、自分が親である事の定義は子供が与えてくれているのだ。
一緒に成長していけば良い。
そんな事を帰省の荷物を積み込んでいる夫婦の会話に垣間見たりもしたかな。
と。
そうは言っても、この作品の「子供」も子供を観察してる「大人」なわけなので…多数の共感はあったとしても、子供が見てる世界とは程遠いのだろうなと思えてしまう。
そんなこんなで多くのしこりと、「??」が大部分を占めた作品だった。
もうこの1作だけで脱皮してくんないかなぁ。
人は,夢のなかで何をしているのだろうか?
この映画を見て思った。夢のなかで,人(の心)は何をしているのだろうか?‥‥
理不尽で不条理な現実の時間を過ごしたあとで,それを過去の体験や知識に照らし合わせ,自分なりに受容できるもの(夢)として組み立てようと(頭脳が)働いているんじゃないだろうか。
大人になった私たちでさえそうなのだとしたら,日々が初めて体験することばかりの幼児にとっては,夢のなかで(心は)どんなに忙しく立ち働いていることだろう。
子供の心を覗くことが出来ない私たちには想像することしかできないけれど。
この映画,夢と,夢によって成長する子供の心を俯瞰して美しい映像で見せてくれた,希有な物語だった。
監督の挑戦的な試みに心からの拍手を送りたい。
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