「苦痛の2時間」未来のミライ まるまじろさんの映画レビュー(感想・評価)
苦痛の2時間
両親が、昭和のトレンディードラマの主役同士で結婚したその後?
みたいな、生活臭があるのは嫌。オシャレっぽい雰囲気が好き。
子供を産んでも、子供に振り回される生活は嫌。
自分達のライフスタイルは、変えたくないし壊したくない。
と言った感じで共感できず。
両親が親になりきれていないのに、くんちゃんは
親の手を借りず自力で立派なお兄ちゃんになってねw
と、言った感じで幼児っぽい行動や、感情を表すたび、
罰ゲームように過去や未来へ飛ばされるので、
見ていて苦痛を感じました。
くんちゃんが、中学生か高校性なら
先祖や親を見て成長するというというのも頷けるけど
まだ親の愛情が大事な時期の幼児なので見ていてただただ苦痛。
最後の駅のシーンが特に酷く、
兄ちゃんらしくならないと妹をどうにかするぞ!
と、脅してだるけ。
くんちゃんが自力で成長したわけでもなく、
なんだか良く分からない状況で脅しに負けだだけなので、
見て苦痛を通り越して引きました。
他にも庭の木がトリガーになっているのなら
過去のじいじの所にあの木があり、あの一族を見守ってる
みたいな設定でもあれば、過去と未来を行き来する違和感が
少なかったかもしれません。
最後には親子の愛情溢れるストーリーがきて
今までのモヤモヤやイライラが吹っ飛んでスッキリするだろう!
と、期待しつつ見ていたけれど…
親は最後まで、くんちゃんの心に寄り添うことなく終了。
プラレールのシーンは、おもちゃより愛情与えろよ!!
と、突っ込むためにあった?
こんな親になっては駄目です。って映画だった?
声が高校生っぽかったし本当は高校生の設定だった?
くんちゃんが幼児設定だったのは、犬のしっぽをケツに刺すため?
あれだけ仕事ができる夫婦の設定なら、子育ても育児書を
何冊も読んで参考にするんじゃないの?
と、ストーリーを考えた人を質問攻めしたくなりました。
2時間ストレスを貯めに貯め
貯めたまま話が終わるので、見た後ずっとモヤモヤが続き
どこかに吐き出したい気分になるそんな映画でした。