「そんなに薄い?いいえ。」未来のミライ 混ざり物無しさんの映画レビュー(感想・評価)
そんなに薄い?いいえ。
この映画が薄いと感じる、ただの家族のつながりがなんだっていうんだ、と?
私はそうは思いませんでした。薄い様で薄くない。軽い様で軽くない。ファンタジーな様でリアル。
上手く纏められなかったであろう余計な内容も確かにあります。けれど、くんちゃん(子供)が主人公だと改めて考えると、そんなに余計ではないのでは。
これを薄い退屈な内容と感じてしまうような環境で育ったのは正直羨ましくもありますが、この、何とも言葉で表現し難い大切なことを知らずに過ごすのは、私は嫌です。
両極端なレビューは、今、激変しつつある日本の社会、人々を反映しているかのよう…。映画を見て、レビューを見て、色々と考えさせられました。
兄、姉、弟、妹、独身の人、これからパパママになる人、定年した人~、
様々な時代、立場で感じて欲しいという細田監督の願いの様なものを感じました。
映画、見に行ってよかったです。
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