「残念でした…」未来のミライ るーかさんの映画レビュー(感想・評価)
残念でした…
これまでの細田さんの作品はどれも面白く好きだったので、今回も期待して公開日に観に行きました…が、残念の一言に尽きる感じでした。
特に違和感を感じたのは子どもたち。
くんちゃんは4歳児にしては体格や言動が幼い。赤ちゃん返りだとしても、2歳頃のイヤイヤ期のような行動…。その反面、言葉の理解力の高さなどは小学生のよう。お母さんのくんちゃんに対する接し方も幼児に話すような感じではありませんでした。(ふたりでアルバムを見るシーンなど)
また、ラストシーンで未来ちゃんがバナナを食べていましたが、7ヶ月くらいではあの食べ方は出来ないと思います。
仕事柄、どうしてもその辺りの子どもの年齢と発達のちぐはぐさが終始気になって仕方がありませんでした。子どもを主人公にするならもっと設定をしっかりしてほしかったです。
ストーリー的にも主人公はもう少し年齢の高い子がよかったのでは。
そんな違和感が全体的にあったこと、盛り上がりに欠けていたことなどが相まって、勿体ないなぁと感じる映画でした。
子育て中や経験のある方、兄弟ができたばかりの子どもなどには楽しめる作品かもしれません。
ただ、東京駅のシーンはとてもきれいでしたし、福山雅治さん演じるひいじいじが格好よすぎたので、その分の✩2.5です。
本当に、福山さんが格好よかった!
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