劇場公開日 2018年7月14日

  • 予告編を見る

志乃ちゃんは自分の名前が言えないのレビュー・感想・評価

3.778
28%
50%
15%
5%
2%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

全78件中、1~20件目を表示

4.0女優と女優。

村山章さん
2018年9月30日
PCから投稿

悲しい

楽しい

高校生の話だが、この映画を撮影した時、志乃役の南沙良も加代役の蒔田彩珠も中学生だったという。マジか。マジですか。

思春期の揺らぎをみごとに演じられたのは、思春期の女の子たちが演じているからだろうか。いや、そんなビギナーズラックみたいな話ではない。自分たちの声を、動きを、感情をコントロールして表現しているからこそ、これだけの作品ができたのではないか。

というのも、例えば志乃が感情をほとばしらせて泣くシーンで南沙良からみごとな洟ちょうちんが垂れる。形だけの演技ではあんなものはそうそう出るものではない。蒔田彩珠の音痴という演技も、クライマックスでは最高の感情を運ぶ武器となる。

中学生だとか高校生だとかは関係がない。女優と女優の素晴らしい演技に終始惹きつけられた。そして菊池くんは本当にウザかった。物語的には彼のいいところが見えてくる構造だと思うのだが、そんな気分になれないくらいガチでウザかった。菊池、ウゼえんだよテメエ!

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 11 件)
村山章

4.0原作者の思いを見事に昇華した

2018年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

撮影期間が2週間という厳しい条件だったそうだが、非常に素晴らしい青春映画に仕上がっていた。メインキャストの3人がとにかく輝いている。

吃音の女の子が主人公だが、原作者の「ただの吃音漫画にしたくない」という思いを映画製作サイドもよく汲んでいる。原作よりも存在感を増した菊地など、主人公と対象的な存在の、対象的な悩みを描くことで、主人公の悩みは独特なものでなく、青春時代に誰もが抱くものであることが強く押し出された。
志乃は上手にしゃべれないが、菊地はしゃべりすぎてしまう、加代は歌が下手と三者三様の悩みを等価に描くことで、吃音の特別感を原作以上に上手く打ち消している。

ラストの加代の絶妙なヘタクソな歌が心に沁みる。あの年頃の、あの瞬間ではなくては歌えないと思える、そんな特別な感動のある歌だった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 14 件)
杉本穂高

4.0そこに友達がいてくれるだけで世界はまばゆく変わる

2018年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

高校生活が始まる。出かける前に鏡の前で繰り返した自己紹介が、みんなの前だと何故かスムーズに言えない。志乃ちゃんは吃音を抱えた女の子。冒頭の5分間、彼女の胸につかえた思いが痛いほど伝わってきたのは、かくいう私も学生時代に軽く吃音っぽかったからだろうか。

だが、本作は決して吃音だけに特化した映画ではない。そこから見えてくるのは、誰もが何かしら悩みや苦しみを抱えて生きている、ということ。そして、そこに友達が静かに寄り添ってくれるだけで、人生の見え方は180度変わる。

現に冒頭のシークエンスを抜けると、不思議なほど温かみのある映像に包まれる。そしてこれまで一人で奏でていた単音の人生にもう一つの音が加わり、映画の色調も「表現すること」をめぐる和音へと変わっていく。その神々しさ。類い稀なる青春映画を真摯に奏でた演出に敬意を表すると共に、主演の二人はもちろん、いい味を醸し出した男の子も高く評したい。

コメントする
共感した! (共感した人 8 件)
牛津厚信

5.0これは私の話。きっと大勢がそう思う

2018年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

コミュ力が高くて新しい学校でも新しい職場でもすぐ友達ができる人や、容姿や運動神経に恵まれ小さい時から周りにちやほやされてきた人なら、共感できないかも。けれど、初対面の人と話すとき緊張したり、多くの人の前で話すのが苦手だったり、外見やそれ以外のことで劣等感があったりする人なら、きっと「志乃や加代は自分だ」と思うはず。

南沙良と蒔田彩珠が、高1の春~夏を不器用だけど懸命に生きる志乃と加代を瑞々しく体現している。2人の路上ライブのシーンもいい。ブルーハーツの「青空」、ミッシェルガンの「世界の終わり」を女性デュオでやるという発想にも感心。歌詞もちゃんと物語につながるし。

原作の舞台は押見修造の出身地・群馬県(背景に西桐生駅が描かれるコマがある)だが、映画では沼津、下田でロケを行い、多くのショットで背景に海が映り込んで青春にふさわしい「青」があふれる。心から推薦したい傑作。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 21 件)
高森 郁哉

3.0笑うなってったって

2021年11月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

志乃ちゃん

鼻水 鼻水! (^∇^)

いやいや 青春の鼻水

朝ドラ みーちゃん役の蒔田 彩珠ちゃん
の作品って事で観ました。

テーマとブルーハーツの青空も合っている。

とてもいい映画だとは思います。
けど
あの鼻水に全部もってかれた。
歌とかぶさって ふふふ

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
けいにゃんZ

3.5友人の加代については、志乃が3人目の加入について拒否反応があるとい...

ポケさん
2021年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

友人の加代については、志乃が3人目の加入について拒否反応があるということに気づいてやれとちょっとイライラ(笑)

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
ポケ

2.0素敵な青春ではある

2021年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

寝られる

それぞれが抱える悩みがあって、それを忘れさせてくれたり、励ましてくれる友達がいて、歌というものがあって。
それは素敵な青春だと思う。
ただ、1本の作品としては個人的には面白くない。
もともと期待して観始めたわけではないけど、しのかよが盛り上がってきて、笑顔で何かをやり遂げた二人を思い浮かべてしまったから。
一度しのかよが壊れてからもギリギリまで笑顔のラストを期待してしまった。
志乃は自分の弱さを認め、付き合うことを決意する…というのが一人で勝手に完結していて腑に落ちない。
意図してこのような表現なのでしょうけど…
感動的なシーンを作れと言うわけでは無いが、この後のやり取りが無いというのはすごく気持ち悪い。スッキリしない。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
しおまる

3.5場面緘黙症

Yuune.さん
2021年6月12日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Yuune.

4.0親目線で見て泣ける

2021年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ジュリエッタ

4.0ただの青春ものではない。10代の葛藤を描いた人間ドラマである。

2021年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
キッスィ

4.0成長するってこと

リンクさん
2021年4月11日
iPhoneアプリから投稿

思春期において誰もが多かれ少なかれ対峙する葛藤を沼津の美しい風景とともに鮮やかに瑞々しく描写する。

15歳、高校一年生という年齢の三人が悩みもがきながら、それでも前に進もうとする姿に美しさを感じる。

人間ってこういう時期にこういう過程をちゃんと踏むことがとても大事だよね。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
リンク

3.0志乃ちゃんの歌も聞きたかった。

2021年1月9日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 1 件)
共感した! (共感した人 2 件)
れいすけ(休眠中)

4.0志乃ちゃんは自分の名前が言えない

2020年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

よくある主人公がいったんはポジティブになったけど、何かがきっかけで絶望して、最後には結局ハッピーエンドという流れかと思ったけど最後が違った。
最後もう一回2人で歌うのかと。
このラストには驚き。見方によってはみんな1人ぼっちになったみたいな感じだけど、最後のありがとうを言った後の志乃の表情からは彼女たちの未来に対する希望を感じずにはいられない。
来年3人で文化祭で歌っている姿が容易に想像できる。

入学して時が経つにつれるクラス内の人間関係の変化がリアル。アイネクライネナハトムジークでも演じていた通り萩原利久は高校生役が似合う。

吃音という言葉を一切使用していないのも興味深い。
自分が恥ずかしがるのを恐れて逃げずに立ち向かう。

学校の周りや町の景色が綺麗すぎる。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ABCD

5.0加代ちゃんはやっぱりひかりちゃんか

2020年12月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ずん

5.0涙と鼻水と青空

mtmtさん
2020年12月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

原作に衝撃を受けて映画も鑑賞してみたら、主演の二人がとてつもなくフレッシュで素晴らしかった。
原作に比べて動きを抑えた演技の反面、鼻水たらしながら泣くシーンや二人で演奏したり一緒に過ごすシーンのあふれる生命感がとても美しく見えた。
少しビターながらも光の差し込むラストシーンも素敵。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
mtmt

4.0児童文学にまで引き上げる様な実写化アレンジ

カメさん
2020年11月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.8
原作ではあまり感じる事が出来なかった大事なテーマを、実写化する事により、眩しくきちんと伝わってくる。児童文学になりそうな位いい作品に仕上がっており、原作に対して作り手の愛情が深い事が伝わってくる。
また主演の2人が言うまでもなく素晴らしく、すでに名女優なりそうなオーラを出している。
いい実写化だ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
カメ

5.0後味の残る作品

Yushiさん
2020年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

観賞後、すごくモヤモヤとした印象が残る(でもいい意味で)。1つの文章にはまとめられなかったので以下箇条書き。

・友人を独り占めしたい感覚。自分から逃げたい。自分と向き合う。友人を作ることで世界が広がる。自分の存在を消すこと、空気みたいになることはズルい。

・菊池くん…。彼の辛さが痛いほど分かる。

・有名な俳優が出ていなくても充分良い作品になり得る。むしろ、そっちの方が良い?(有名な俳優だとその人の俳優としての「人格」が滲み出てしまう?)

・海が「青」が「青」春を演出している、

コメントする (コメント数 1 件)
共感した! (共感した人 7 件)
Yushi

2.0どんどんわるくなる

津次郎さん
2020年7月11日
PCから投稿

いつもの日本映画なんだろうな、と思って見た。
が、抑制があった。

素朴な田舎の高校生である。
それを描写する映画も、お涙頂戴や承認欲求や岩井俊二風や、吃音に対する特別な問題提起を用いていない。
また、ここでの演技があがなわれることで、別のステージが拓けるアイドルが演じているわけでもない。
無欲で、ピュアな映画だと思った。

のは、菊池君の加入までである。

孤独が躁になって顕れてしまう奴はいるし、志乃が心を閉ざすきっかけとして、分かり易いが、あまりに過剰だった。
人と対峙したとき、感情をつかさどるのは、相手のデリカシーである。どもりがあろうとなかろうと。

すなわち彼が必要悪となり、そのオブセッションを乗り越える曲線が描かれるはずだった。ところが菊池君、あまりにけたたまし過ぎて、志乃だけでなく、観る者の感情をも著しく乱してしまうのである。そこで、雰囲気を崩したついでに文化祭の演劇風さらけ出しで、凡庸な映画になった。

実体験に基づく原作であることを顧慮したい気持ちが無いでは無いが、個人的には菊池君が強すぎた。文部科学省選定映画が関山であろうかと思う。

寂しげな志乃、クールな加代。海辺で、光りのおびただしい土地である。顔にあたる光彩がまばゆい。うつむいて泣いたとき、鼻水の条がきらきらと輝いた。かえすがえすも残念だった。

コメントする
共感した! (共感した人 2 件)
津次郎

4.5【”ずっと独りぼっちだったけれど、もう魔法はいらない・・” 葛藤しながらも自らのコンプレックスと向き合い、新たな一歩を踏み出す少年少女の姿が心に沁みいる作品。】

NOBUさん
2020年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

泣ける

難しい

幸せ

■今作の魅力

 1.キャラクター設定の妙と演じる若き俳優さんたちの姿
 ・志乃(南沙良):人前に出ると、緊張のため吃音になってしまう高校一年生の少女。美しい唄声を持つ。
 ・加代(蒔田彩珠):音楽が大好きで、ギターを奏でる事で自分の居場所を保つ少女。少しだけ、音痴のため友達と距離を持つ。
 ・菊池(荻原利久):おバカキャラを出そうとするが、クラスの中で浮いてしまうちょっとイタイ男子。中学時代に苛められていたらしい・・。

 という、様々なコンプレックスを抱えた高校一年生を演じる、南さん、蒔田さん、荻原さんの姿。取り分け南さんが演じる志乃の姿は沁みる。
 白眉は、ラストに近いコンサートでの志乃の魂の叫びのシーンであろう。

 又、ツンデレだが、心優しき加代を演じる蒔田さん。イタイキャラを演じる荻原さんの姿も印象的。この三人が奏でる演技のトライアングルが素晴らしいのである。

 2.1970年代のフォークソングの使い方
 ・随所で奏でられる”あの素晴らしい愛をもう一度” ”翼をください”のメロディが醸し出す風合。

 3.1990年代のJ-POPの使い方
 ・曲数は少ないが、”ザ・ブルーハーツ”、”ミッシェル・ガン・エレファント”と、上記フォークソングとの相乗効果。

 4.盤石の”足立紳”の脚本
 ・3名の若手俳優の名演を引き出す安定の脚本。劇中の音楽の使い方も素晴らしい。
 今作の素晴らしさは、足立紳の脚本と南沙良さんを筆頭とした若手俳優3名の方々の演技に依って成り立っていると言っても、過言ではないであろう。

<ある視点から、様々なコンプレックスを抱えた若者たちを描いた青春映画の秀作。改めて、足立紳の書く脚本の凄さを認識した作品でもある。>

<2018年9月 シネマテーク高崎にて鑑賞>
ー鑑賞当時、激しく心に沁み入ってしまい、とても恥ずかしい思いをした挙句、鑑賞記録を紛失・・。-

<2020年6月 別媒体にて再鑑賞>

コメントする (コメント数 4 件)
共感した! (共感した人 8 件)
NOBU

3.5南沙良さん凄い

トタ助さん
2020年5月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

吃音に悩む志乃と、音楽が好きだけど音痴の加代がバンドを組むことに。
空気が読めず孤立してしまう菊池を含めて、3人が成長する様子にホロッとする。

この映画、とにかく志乃を演じた南沙良さんが素晴らしい。緊張して話せないもどかしさ、惨めさ、自己嫌悪みたいな思いがとても伝わる。

しかし、タイトルが残念。原作が漫画だから仕方ないか。。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 6 件)
トタ助
「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の作品トップへ