劇場公開日 2018年7月14日

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志乃ちゃんは自分の名前が言えないのレビュー・感想・評価

全99件中、61~80件目を表示

5.0私を恥ずかしいと思っているのは私。

2018年9月10日
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くり

2.5違和感

2018年9月10日
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自分の周りに吃音の人はいないし、自分が似たような葛藤を抱いたことが恐らくないからイメージがしづらかったのは残念なことなのですが、全体を通して説得力のある「リアリティ」を私は感じることができませんでした。なんだか見せつけられているような。違う。

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みな

4.5過去の自分を見ているような気がしました

2018年9月10日
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れんげ

4.0すべてがいい

2018年8月26日
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蒔田彩珠と南沙良のツーショットがとにかくいい。あまりに良すぎて後半がつらい。人が人に接近しようとすることとそれを伝えることの不器用さと、打ち解けていくことの美しさと、それが壊れていく儚さと、シンプルに歌を通じてそれしかないけど、それがいい。映ってるものがとにかくいい。

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ONI

4.5「人間」が詰まった作品

2018年8月26日
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携帯電話が無かった時代、ネットがなかった時代、
そして「吃音」という言葉が世間に広まっていない時代。

青春という限られた時間にしか味わえない
惨めさや残酷さ、そして美しさを
これでもかというくらいに詰め込み、
煮詰めた作品。

鑑賞者の琴線に触れるまで
心を殴り続けてくるような、
暴力にも似た映像と台詞と演技は
痛くて辛くて、とても苦しいものだけど
見終わった後に不快感は残らず、
むしろ何か少しだけ温かい物を心に残してくれる、そんな映画でした。

今、学生の人に見てほしい映画としては今年一番かもしれません。

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サイレンス

4.0子役が女優にメタモルフォーゼする瞬間の青春音楽映画

2018年8月24日
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泣ける

楽しい

幸せ

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Naguy

3.0自分に好きになれ

2018年8月18日
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若手実力派女優二人の見事な演技に共鳴し、二人を応援しながら見守ってあげたい、そんな風に感じた作品。自分に自信が無く、自分を好きになれない、少女の思春期の心境を上手く描いています。
2018-160

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隣組

4.5ゴールデンコンビ

2018年8月15日
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泣ける

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Keiji

3.5おじさん目線で若者たちの青春を見る

2018年8月14日
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痛さ、若さゆえの痛さが伝わる映画でした。
カヨの親が出ないのは少し気になります。

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

5.0言葉を紡ぎ出すことに苦しむ貴方のための映画

2018年8月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

人気漫画の安直な実写映画化が批判を浴びている昨今だが、本作はそのようなものは一線を画する、本気で作られた映画である。
そもそも原作は人気漫画といっても作者の実体験をベースとした私小説的なものであり、よく言えば文学性の高い、悪く言えば地味な作品である。漫画実写化が流行っているといっても、そのような種類の漫画が映画化されることはそう多くない。
映画は原作を丁寧に再現しており、改変部分についても納得がいくものであると思う。(賛否両論あると思われる結末の改変は、自分としては正解というか必然ではないかと思う。理由はネタバレになるため省略。)パンフレット代わりに発売されたオフィシャルブックを見ると、原作者との密な連携のもとに映画化が進められたことが伺える。
オーディションで選ばれたという主演の南沙良と蒔田彩珠は、すでにいくつかの作品で優れた演技をしており、報道によれば今後の出演作も多数決まっているようだが、現時点での知名度は低く、所謂「客を呼べる役者」ではない。撮影当時14歳と役よりも若い年齢であったと聞いて驚いたが、このキャスティング一つとっても、この映画が本気で作られていることが伺える。

そして、南沙良の演技が凄い。難発性の吃音症という非常に難しい役を完璧に演じているだけでなく、モデル出身の美少女でありながら鼻水を垂らして顔をぐちゃぐちゃにして泣く演技を2度も行っており、その熱量にただただ圧倒された。南沙良自身が原作のファンだったそうで、並々ならぬ覚悟で役作りに取り組んだに違いない。今年の映画賞では新人女優賞を多数受賞してほしいと思う。

以上、褒めてばかりいたが、この映画には問題点もある。時代考証が行き届いていないので80年代後半に青春を送った私にすらいつの時代の物語なのかわからなかった、とか、吃音症の表現をリアルにしたあまり物語のテンポが悪く大方の人には退屈な映画なのではないか、という点である。
だが、私から見れば、この映画を退屈に感じる人は、人とのコミュニケーションに苦労していない幸せな人なのかなあ、と思ってしまう。私は吃音症ではないけれど、人に話しかけるときにストレスを感じたり、一人ではすらすら言葉が出てくるのに人前では言葉に詰まったりするので、吃音に苦しみながら必死で言葉を紡ぎ出す志乃ちゃんの姿が他人とは思えず、ああ、こうなんだ、こうなんだよと思い、何気ない場面でも何度も泣きそうになってしまった。
少なくとも私にとっては、長く心に残り続ける映画になると思う。他の映画と比べて今年度ベストワンとかいう映画ではなく、自分のためだけに作られたオンリーワンの特別な一本である。

(2018/11/29追記)
南沙良と蒔田彩珠が第43回報知映画賞新人賞を受賞とのニュース。本当に嬉しい。長い報知映画賞の歴史の中でも、同一作品から女優2名が新人賞に選出されるのは初めてとのこと。

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uttiee56

4.0みんなコンプレックスを抱えてる

2018年8月11日
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大人になって汚れきった心をキレイに洗い流してくれるような、繊細で美しい清涼感のある映画だった

高校に入学したばかりの志乃は、吃音がひどくて、同級生と上手に会話することができない

しかし、ある時、クラスメイトの加代と友達になり、一緒に過ごすようになる
そして志乃は、加代から一緒にバンドをやろうと声をかけられ…

志乃は、とても繊細で、感受性の強い子だ。
周りにいる人たちの感情の波動を人並み以上に受信して、人並み以上に飲み込んでしまう

だから、上手に話せば話そうとするほど、吃音が酷くなってしまう

それに比べて、加代はとてもクールな子だ。
周りで起きていることを「適当に受け流す」というスキルを持っている。
そんな加代でも、大好きな音楽のことで笑われると耐えられない。
その辺は、まだまだ高校生なのだ。

そんな、プラスとマイナスのふたりだからこそ気が合ったんだろうと思う

しかし、そこから、そんな2人の間にもう1人入ったら、2人の関係はどう変化していくのかが描かれている

私が、この映画で良いなと思ったのは、その吃音という悩みを抱える志乃を特別扱いしないところだった。

誰もが、人には言えないコンプレックスを抱えていて、みんな「心から話し合える友達が欲しい」と思っている
志乃だけが特別な存在ではないのだ

その中で、志乃はどうやって生きていくのか
どうやって、周りの人たちと付き合っていくのか
決して甘やかさず、距離を置いて自立を見守る

その志乃との距離感が良いと思った

なせなら、まさにそれが現実だからだ

自分がブスだと思ってコンプレックスを抱えて生きていても
誰も助けてくれない

どこかで、そんな自分を受け入れるか、整形手術を受けるかして、コンプレックスを克服していく

それは志乃も同じだ
吃音を治すことができないなら、そのコンプレックスをどこかで受け入れて生きていかなければいけない

しかし、いきなりコミュニケーションの達人にはなれないし、コンプレックスがゼロになるわけでもない

少しずつ自分の内側にあるコンプレックスを壊して、少しずつ前進していく
その歩幅とスピードが良いと思った

そして、二年生になった時の文化祭では、あの体育館に奇跡が起きているのではと思った

志乃の助けとなるのが、音楽というのが良かった
音楽には人を救う力があると、私は本気で信じている

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とえ

4.5ようやく作り上げた小さな世界の儚さ

2018年8月9日
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泣ける

悲しい

楽しい

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だしまきたまご

3.5青春のほろ苦さ

2018年8月9日
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泣ける

楽しい

幸せ

原作既読でお気に入りです。
原作漫画は吃音である主人公の物語という感じですが、この映画では青春群像劇として構築した風情、主演3人の演技素晴らしく大変見応えありました、海沿いの街風景も良かったですね。
ラストはちょっと?
原作のエピローグが気に入ってるのでそのまま入れても良かったかも。

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褐色の猪

5.0精神的に辛い作品、だがそれが良い

2018年8月6日
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悲しい

楽しい

原作の漫画を数年前に読んで、映画を先週見ました。
大きな原作の改変は無いんですが、
男の子(菊池)のキャラや立ち回りが違ったかな

吃音持ちの人は絶対見たほうが良いと思います。
最後のしのちゃんのセリフは、特に刺さります。

見終えたあと、来週も吃音だけど頑張って働こう…ってなります笑

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ぶろつー

3.0やっと見つけた居場所なのに

2018年8月6日
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わたしも中学生、高校生時、外見で同級生から笑いの対象とされた経験があります。
主人公のしのちゃんの切なさは解ります。
この映画を観にいったのはあの時代の自分に会いたくなったのかもしれません。
あの時味わった感情を確認するために。
確認しても仕方のないことですけど。
しのかよはしのちゃんがやっと見つけた居場所、、、
羨ましかった‼
わたしは見つけることが出来なかったから。
思春期に傷ついた心は死ぬまで消えないでしょう。
切ない感情をたんたんと表現したことで却って映像に引き込まれました。
文化祭のシーンは違和感があってもったいなかったかなー、。
秀才です。

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こっしゃん

1.0彼女たちの友情が薄すて、最後は半ば強引。

2018年8月4日
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難しい

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突貫小僧

5.0私も小学校、中学校で特に吃音に悩んでいたので共感するシーンが多く、...

2018年8月4日
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私も小学校、中学校で特に吃音に悩んでいたので共感するシーンが多く、ボロ泣きしました。

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‧✧̣̥̇‧

4.0タイトルを言うと笑われるのは何故

2018年8月3日
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吃音の女の子の話なんですけど、主演の人がすごく上手くて、喋りたいんだけど声が出てきてくれない感じをすごく表現してて、みている間ずっと、頑張れー!と心の中で応援してました。なので歌うシーンの、サビに向けて声が大きくでて自由にしてる所が感動でした。青春映画としてもとても良くて、高校生だった時代の、嵐のようだった思春期を思い出してしみじみとしてしまいました。全体的にとても良かった。オススメ。

余談なんですけど、なんの映画観てきたの?と聞かれて、志乃ちゃんは自分の名前が言えないですよ、と答えると、100%笑われたのが腑に落ちませんでした。すごく面白い映画なのに。

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あんこ

3.5青春だな!

2018年8月1日
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大阪ぶたまん

3.5吃音障害の問題に正面から向き合っている点は分かるのですが...

2018年8月1日
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吃音を抱える女子高生・志乃のクラスメートとの交流を描く。この作品を通じて、この障害のことが少し理解出来たように感じました。コミュニケーションが上手く取れない原因を上手く伝えられないがゆえに、益々周囲から孤立してしまうこの障害の難しさを、志乃役の南沙良が迫真の演技で見せてくれたように思います。ただストーリーについて少し不満を言えば、志乃と同じようにクラスで浮いていた菊池くんの扱いが少しぞんざいなように感じました。KYですが実は心根優しい彼も志乃と同じように周りの救いが必要だった筈。実話が下敷きですから致し方ないのかも知れませんが、志乃に拒絶されただけでお話が終わってしまったのはちょっと個人的には残念でした。

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ホワイトベア