ゲティ家の身代金のレビュー・感想・評価
全131件中、101~120件目を表示
スクルージ
クリスマスキャロルのスクルージを地で行くゴウツクバリの爺さんが、孫の誘拐身代金を払う払わないと揉める話。
と、書いてしまうとスカスカな感じがするが、さて、彼は深い思慮があって払わなかったのか、それとも単にケチなだけか。その一点だけ追っていくのが楽しみどころか。
リドリー・スコット監督の作風のうち、、ハラハラ・ドキドキが続く系ではなく、ストーリーを追う方面の映画だ。
クリス・プラマー演じるゴウツクバリの爺さん”ジャン・ポール・ゲティ”。彼の放蕩息子と離婚して、一人で子供を育てるアビゲイルは、ミシェル・ウィリアムズ。ゲティ爺さんに指示されて、アビゲイルを手伝う元CIAのチェイスには、マーク・ウォルバーグ。などなど豪華な布陣。
この映画、ケビン・スペイシーがセクハラ問題で降板し、急遽クリス・プラマーに依頼して撮り直し、2週間で仕上げたとの裏話も。
ミシェル・ウィリアムズは、昨年の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」と同じ母親役。悲劇の母親という立場はいっしょだが、今度は戦う女性という役柄。「グレイテスト・ショーマン」では、破天荒な主人公の奥さん役で出演。たしかその時も富豪の娘だったか。いまノッてる女優さんの一人ですね。
人質の身代金は一切払わないと明言したことは一見冷たい対応のように見えるが、 前例を作ってしまうと十数人いる孫たちが今後も誘拐の標的になってしまうという思慮に基づいたことだと思う。
Movix堺で映画「ゲティ家の身代金」(All the Money in the World)を見た。
1973年に起こった米国の石油王ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫がイタリアのローマで誘拐された事件をリドリー・スコットのメガホンで描く。
ケビン・スペイシーがセクハラ問題で降板して撮り直した作品としても知られている。
主演はミシェル・ウィリアムズ。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」では地味な役だった。
「オズ はじまりの戦い」や「シャッター アイランド」にも出演していたようだが、
印象には残っていない。
38歳。キレイな人である。
亡くなったヒース・レジャーの配偶者だったらしい。
ジャン・ポール・ゲティが人質の身代金は一切払わないと明言したことは
一見冷たい対応のように見えるが、
前例を作ってしまうと、ジャン・ポール・ゲティの十数人いる孫たちが今後も誘拐の標的になってしまうという思慮に基づいたことだと思う。
実話を基にした作品で、長い長い緊迫の場面が続く。
人質を傷つける場面は可哀想で見ていられなかった。
人を誘拐して金を要求するような卑劣な人間はすべて死んでしまえと思う。
上映時間は133分。
長いが長さを感じることは無かった。
映倫区分はR15+。残酷な場面があるので。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
期待外れでした
何ともミステリアスな話。そして、栄枯盛衰を感じます。
実話を下にした作品。
いやぁ、お金持ちはケチと言う話はありますが、実際そうなんですね。って言うか、ケチと言うか、あらゆる事で常人の理解を超えています。ジャン・ポール・ゲティの名前は、本当に名前だけ知っていましたが、当時世界最大の大金持ちで、しかも、ものすごいケチだったんですね。
そして、金持ちの息子はドラ息子を地で行くかの様な息子。誘拐されたのは、その息子の子で、ジャン・ポール・ゲティから見ると孫になります。この孫も、なんかドラ孫(って言う言葉あるのか?)ですけどね。
映画は、事実に脚色しているので、これがそのまま事実だとは思いませんが、中々ミステリアスな進行をします。うーん、こんな事があるんですねぇ。
この映画で避ける事が出来ないのが、セクハラ騒動とのかかわり。当初、ジャン・ポール・ゲティは、ケビン・スペイシーが演じていたんですが、例の“#MeToo”運動により、降番が決定。アメリカ公開が約1か月後に迫っていたのですが、クリストファー・プラマーがジャン・ポール・ゲティを演じ、9日間で再撮影して公開にたどり着いたと言う。いやぁ、作品の出来栄えを見ると、とても急な代役で、しかもたった9日間の再撮影とは思えない出来栄えですね。
そう言えば、この1970年当時、世界最大の石油会社でもあったゲティ石油ですが、いまは全く名前を聞きません。1985年に、テキサコに買収されていたのでした。
ケビンスペィシーなら!
本当にあった話なんやね。
苦労された方みたいやけど
金は、惜しいんやね。
前半は、つまらないなあ!
後半は、スリリングになってきたね。
孫役のチャリープラマ伸びるんちゃう?
クリストファープラマの孫ではないみたいやね。
ハドリアヌス帝もビックリ‼️
今年最大の期待外れ
今年最大の期待外れ。映画としてのルックはゴージャスの極みでも、リドリー・スコットならこの程度は普通。特に前半は腰を据え過ぎた語り口が退屈で緊張感に欠ける。J・P・ゲティを打倒すべき「皇帝」かつ「市民ケーン」として描くのも上手く機能していないと感じた。正直眠い
良くも悪くも職人監督としてのリドリー・スコットが前面に出ている作品。別にクリストファー・プラマーでもケヴィン・スペイシーでも…そんなことは大した問題じゃなかった。良かったといえば耳を切るシーンと、ラストにミシェル・ウィリアムズがあるものを目にしてわなわなするシーン。以上!
個人的には間違いなく今年のワーストテンに入る。でも別に怒りがこみ上げてくるような作品でもない。どうでもいい作品
ラストにJ・P・ゲティの胸像を映しながら"Baby, You're a Rich Man"が流れてたら好きになっていたと思う。嘘やけど
金持ちなのにケチ?、いやいや、ケチだらこそ金持ちになれたのよ。
とても面白かった
 じいさんがドケチで、オレが知っている金持ちもけっこう見栄を張らずケチなのでリアルに感じられた。長い映画なのに全然長さが気にならなかった。
 お母さんの頭がよくて強欲じゃないところが素敵だった。最後、おっかけられるところ、ドキドキした。
 お父さんが阿片窟みたいなところでラリっている場面よかった。車椅子になっていてかわいそうだった。
 誘拐犯の彼がお人よしで友達になりたいタイプだった。
タイトルなし(ネタバレ)
見応えあった。チェイスはごりごりに活躍して解決してくれる人かと思ったらそうでもなかった。チンクアンタが無事に生き延びて以前と変わらない生活を送ってることをただただ願います🙏
お金を手で数えてるのを見てそういう時代かーと思いました。
不自由な金持ち
大富豪の寂しさ…?
恐るべきゲティさん
生まれる前の話なので事件事態知らなくて、
でも世界一のお金持ちなのに身代金を出さないとか、
自分で洗濯をするとか、
ゲティさんに関する逸話が凄くて見に行きました。
お金に興味がないのに、お金お金って。
死んだら終わりなのに何が楽しいんでしょ。
命とお金を天秤に掛けるなら、何ならお金を惜しまないんでしょ。
(芸術品とかか)
浴槽に洗濯物が干してあるシーンは異様でした。
食事は質素かと思ったら、そこは違うんですね。
お金持ちだから周りも感覚がおかしくなるんですかね?
偽装誘拐まではわかるけど、
よく熟睡していられるな、ママ。
何ヵ月も放置で安心している警察たち。
子供と遊んでいる交渉人。
何だかなあ。
人の命って…
よっぽどチンクアンタの方が力を尽くしているように見えました。
一部を失ったとはいえ、無事にポールが帰ることができて本当に良かったです。
現実ではこの後も何かと起きているゲティ家。
チェイスが言っているけど、お金を持つと怖いですね。
クリストファー・プラマーの最後の演技が、
ゲティさんの孤独を現していて合っていたな。
全131件中、101~120件目を表示















