「異様なほどのキャラ立ちの良さ」アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル kobyさんの映画レビュー(感想・評価)
異様なほどのキャラ立ちの良さ
主要キャストのキャラがくっきりと立ち上がって痛快そのもの。最後まで高揚感が持続する稀有の傑作。
出てくる人間がいちいち胡散臭く、ゲスさ加減もここまで来ればあっぱれ。
アリソン・ジャネイはもちろんオスカーに値するが、この手の映画でオスカーとは、アカデミー賞の懐の深さを感じる。
一方で対照的なジュリアンヌ・ニコルソン(最初のコーチ役)も最高。彼女はモンスター達に対応するキャラだが、こっちはこっちで十分に存在感がある。
最近(2024〜)アマプラで見た中ではベスト1の怪作。
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