劇場版ポケットモンスター みんなの物語のレビュー・感想・評価
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これが、ポケモン映画。
ポケモン映画としては100点
素晴らしい
ポケモン映画みんなの物語を観ました。
公開前に予告編をみてもこれどんな話なん?という感じでどのような話か分かりませんでした。今回の話は今までの伝説ぼーーん、ピカチュウぼーーーん、バトルどごおおおおん。って感じではなく、群像劇でした。伝説祭りが好きな人にとっては少し、退屈かも知れません。
ポケモン初心者の女子高生。
嘘をつくことを止められなくなったおじさん。
ポケモン嫌いになってしまったお婆さん。
誰よりもポケモンが大好きなのに人見知りで人とうまく話せない青年。
優しさ溢れる少女。
そして、みんなを導く絶対的主人公である、サトシ。
きっと誰かに感情移入出来るはずです。
めちゃくちゃ面白いと言われたらまあ、悪くない。ぐらいだし、つまらないかと言われる全然そんなことはなく、本当に"素晴らしい映画"でした。
主題歌の「ブレス」も最高だった。
来年も楽しみです。
安定。
ポケモンの世界観が前面に出ている
ポケモンの原体験を持つポケモン世代監督による、メッセージ作品
ポケモンが変わった!
ゲーム発売が1996年だから、まもなく四半世紀。言わずと知れた"ポケモン"は、家庭用ゲームのみならず、アーケードゲームやカードゲーム、TVアニメやキャラクターグッズ、近年はスマホ向けの"Pokemon GO"など、クロスメディア作品の金字塔である。
ところが。劇場版アニメ21作目にして、これまでの全20作品の監督(総監督)を務めてきた湯山邦彦から、若干33歳の矢嶋哲生監督に代わった。つまり、ポケモンの原体験を持つポケモン世代による、作品となる。
昨年の「~キミにきめた」から、サトシとピカチュウの新しい冒険がリセットされたが、今作がいままでのポケモンと大きく異なるのは、今回はなんと群像劇なのだ。
本来の主人公であるサトシやピカチュウが出会う、"幻のポケモン"のサイドストーリーをことさらに取り上げる、マンネリなワンパターンから脱している。
旅の途中で、風の町フウラシティー(修正:2018/7/15)に立ち寄ったサトシとピカチュウが出会った仲間たちは、ひとりひとりが、トラウマや欠点を持ち、それぞれの過去や現在と戦っている。
脚を怪我したことから走れなくなったアスリート女子高生。誰よりもポケモン愛溢れるのに、自信のないポケモン研究者。ウソをつきすぎて自分をごまかし続けてきた中年男性。とある過去からポケモン嫌いになってしまったおばあさん。自分を助けるために怪我したレアポケモンをかくまう少女。
そんなフウラシティーの"風祭り"の最終日に事件が起きる。
それぞれのパートナーポケモンとともに、力を合わせて事件に立ち向かい、自分自身の問題をも乗り越えていく。
"初めて出会ったポケモンとの体験や、気持ちを思い出してほしい"という矢嶋監督の、ポケモン世代ならではの原点メッセージがつまっている。
(2018/7/15 /ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ)
満足の一本
満足度高し!
ルギア大好き人間が鑑賞しました
予告編を見たときから、フルーラの笛と共にルギアの影...
ルギアと金銀世代のポケモンが大好きなので本当に楽しみにしていました!
昨年のきみに決めたも鑑賞しましたが、前作は映画オリキャラとピカチュウが話す演出が気に食わず...今作に期待すると同時に、昨年のような展開になったらどうしようという一抹の不安もありました。
とはいえ、映画が始まれば不安はすっ飛び中盤から涙と鼻水でズルズルでした!
短い時間の中で、最近のポケモン映画よりも多い主人公たちそれぞれの話を進め、彼らが自然に出会い違和感なく話がまとまっていたと思います。
恐らくサンフランシスコが舞台なのでしょうが、映像もとても綺麗でシンプルな動きもかっこよく見えました!爆誕とは時代が全く違いますが(笑)、どこがCGなどというのは私にはほとんど分からなかったです。
ルギア好きからするともう少しルギアを見たかった、というのもありますが物語自体が面白かったので最後に美しい良いとこ取りルギアを大画面で見られただけで大満足です。
作中では人間とポケモンの関係性・共存に言及する場面が何度かあり、ゼラオラに関するストーリーもその言葉が関わっています。
「ルギア爆誕」では共存がテーマだったかと思いますが、今作においても同じテーマ性が感じられたのは個人的に嬉しかったです。
「一緒に住んでいるから壊してはいけない」「何を?」「相手の世界を。お前にはお前、私には私。それぞれの世界がある」(ルギア&サトシ/ルギア爆誕)
-ポケモンアニメ名言botより
このルギアの言葉が、今作でのフウラシティの人々と山に棲むゼラオラや野生ポケモン達との関係性を示すものだと思っています。
作中より前の時間は嘘をつくことで人間がポケモンの世界に立ち入らないようにしていました。しかしそれは見かけだけの共存であり、今作後には本当の意味での共存が可能になったのではないでしょうか。
興奮覚めやらぬまま書いてしまったのでゴチャゴチャですが、とにかくここ最近のポケモン映画で最も満足度の高い仕上がりになっていたと思います!
ゼラオラが喋らない、きちんとポケモンらしかったのもよかったです◎
面白い!!!
劇場版ポケットモンスターみんなの物語
『劇場版ポケットモンスターみんなの物語』完成披露試写会におよばれ。
本作は、人気アニメ「ポケットモンスター」シリーズの劇場版第21作目にあたる。
前年公開の「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」から始まった、サトシとピカチュウの新しい冒険を描き、今作には伝説のポケモン「ルギア」が登場するのだから楽しみにし過ぎて試写会の3日前から眠れませんでした。
試写会当日は期末テスト後とおなじくらいのHP5の瀕死状態で真夏日の中、溶けそうになりました。
1年に1度の祭りで盛り上がるフウラシティを舞台に、新しい仲間たちとの物語が紡がれる。
風祭りの最終日に、ルギアからの恵みの風がもらえるというフラウシティで、偶然、お祭りに参加していたサトシとピカチュウは、リサ、カガチ、トリト、ヒスイ、ラルゴという5人の仲間と出会います。
それぞれが悩みを抱え、パートナーのポケモンと一歩を踏み出せずにいる5人との出会いが、運命の歯車を回し始める。
ポケモントレーナーでなくても、涙なしでは見られない感動巨編だ!
万里小路セシル
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