犯罪都市のレビュー・感想・評価
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マドンソクが今回も魅せる
韓国警察と韓国ヤクザと中国新興組織の三つ巴の争い。
三つ巴と言ってもヤクザは大したことないから、警察と中国組織の一騎打ち。
なんと言っても主演の強面ドンソクが良い。新感染でゾンビを拳で打ちのめしたのが印象的だが、今作でも、ヤクザ相手に己の拳が最強の武器と言わんばかりに素手で叩きのめす。
ムキムキすぎて腕の可動域が狭いのもギャップで可愛い。背中かけないんだろうなぁ笑。
傷を負ってもノーダメージと言わんばかりの耐久力、そして観ている側のどーせ勝つんでしょという安心感。
あれ、なんかこんな作品見たことあるなぁ…
ワイルドスピードスーパーコンボだわ。マドンソクはドウェインジョンソンの領域まで行ったんだなと思った。
男前刑事ドンソク
この映画で「朝鮮族」という言葉が使われるが、この朝鮮族というのは単に韓国や北朝鮮の人を指すのではなく、「中国に住んでいる朝鮮民族」のことを指している。
日本ではあまり馴染みがないので、少し混乱した。
ドンソクが敵をボコボコになぎ倒していく展開はマブリー映画のお約束だが、今作は実際にあった出来事を題材にしているからか仮にドンソクが主演じゃなくても十分に面白いシナリオだった。
王道なシーンばかりで多少バイオレンスだが安心して観られる
キャラのよさ際立つ
この映画では、「実はこの男は悪人だった」というような裏切りはない。人間臭いキャラに溢れ、初めは警察とヤクザの関係ですら何だかほほえましい。ヤクザの一人は小峠にすら見えた😁
しかし、そこに毛色の異なる悪が現れる。その残忍さはやはり韓国らしいやつで、恐ろしい。そういう悪い雰囲気を主人公が張り手でぶっ飛ばしてくれることで、爽快感が生まれる。
最後のタイマンには、「やって来た‼️」と胸が高まった。野獣のように向かってくるあいつを豪快にやっつけてくれてスッキリ❗
この映画を見てて、ケンカが強いとはどういうことか考えた。昔から「刃物をもって本気で人を殺そうとしている奴とは戦うな」と言われるが、恐怖が人を無力にしてしまうからだというのがよくわかる。同様になぜ、街の人たちも理不尽な取立に屈してしまったのか、それも恐怖からだった。そこにくると、主人公はめっちゃ頼もしく、腕っぷしも強い。
恐怖を見事に打ちのめしてくれる、いい映画です。
マ・ドンソクのビンタ
マ・ドンソクのビンタでいきなりテンションが上がる。
まあ例の如くばったばったと悪い奴らをやっつける姿は気持ちいい、そして情け容赦ない朝鮮族のやり過ぎな暴力をも超えていく存在感と強さには圧巻だった!
一緒になって勝利の気分を存分に味わった。
拳銃なしの刑事設定が面白い。
韓国のアクション映画の見初めは“シュリ”だった。
銃撃戦の痛快さだった。弾痕と血しぶき。それが珍しく、香港ノワールの“狼たちの挽歌”を超えた痛快さだった。それ以前では、サム・ペキンパーの“ワイルドバンチ”。そして、それらのアクションの源流し黒沢明の“七人の侍”のような気がしていた。
それが、この映画で変わってしまった。肉体の凄さが痛々しく伝わってくるのはマ・ドンソクの肉体なのだろう。決してカッコよい肉体ではない。今までに考えられないようなカッコ悪い肉体・・・・固太り。まるで相撲取りの肉体美。しかし、でも、何故カッコよく見えるのか?
それは「愛嬌」。傷ついてもめげない痛々しいまでのタフネス。かれの身体から滲み出る哀愁なんだろう。従って、銃撃の必要性はない。
僕はセンチメンタリズムに弱い。
【マ・ドンソクの上腕二頭筋に見惚れる。極上のVシネ韓国バージョンでもある。】
韓国、衿川警察・強力班を率いるマ・ソクト(もう、役名もマ・ドンソクで良いじゃない・・と一瞬思う・・)達
VS 中国マフィア黒龍組 ボスはチャン・チェン(ユン・ゲサン:爽やかな役から脱却し、印象に残る残虐なボスを好演)
VS 韓国マフィア(イス組&毒蛇組&最大勢力を誇る暴力団を率いるファン社長:マ・ソクトとは持ちつ持たれつの関係を維持している)
の凄惨な物語。
ではあるのだが、何故か主役がマ・ドンソクを務めるとそこはかとない可笑しみが映像に生じるのは何故であろうか?
相手がナイフで向かってきても、とにかく素手で戦うマ・ソクト。
(取り分け、張り手の凄い事。一発で相手は脳震盪。白鳳の”張り差し”にも対抗出来るのではないだろうか?と勝手に楽しむ。)
残虐な中国マフィア黒龍組のボス、チャン・チェンが空港から逃亡しようとするところを、トイレ内で、これまた素手で完膚なきまでに叩きのめすシーンでも、余裕でトイレから出て来て、ちょっとだけ”イタタ・・”という顔をするが、相変わらずのマ・ドンソクじゃなかったマ・ソクトである。
あと、当時の資料を見返していたら、(当たり前だが)黒龍組に、後に”水平カルビ味チキン本店”の極上料理人且つコミカルな演技で笑わせてくれたチン・ソンギュが出演していたことが分かり、(今作では、極悪役であったなあ・・)中々に感慨深かったことである・・。
<2018年7月30日 シネマテーク高崎にて鑑賞>
主人公のオッサン何てカッコいいのか!
同じような顔がいっぱい出てきてどの組織の話なのか少し分かりづらし。ただそんなことより主役のマ・ドンソクがカッコ良すぎる。なぜ韓国映画の主人公はむさいオッサンでもこんなにカッコ良いのか。アクションシーンのリアルさ含め、実写映画は完全に韓国が日本を圧倒。日本映画は若手女優を楽しむものと割り切ろう。
マブリーの魅力が詰まった作品
今やマブリーの愛称で親しまれているマ・ドンソク主演の犯罪映画。
朝鮮族マフィアや中国マフィアと怖い人は沢山出てくるんだけど、刑事役のマブリーが一番悪そうで怖そうっていうねw
マフィアを素手で吹っ飛ばすマブリー、逃げるマフィアをドタドタ追いかけるマブリー、マフィアや後輩刑事に「兄貴」と慕われるマブリー、気の弱い後輩を気遣うマブリー、行きつけの食堂で働く少年を思いやるマブリーと、マブリーの魅力が詰まった作品。
「一人か?」「おう、独身だ」
マ・ドンソクの無双っぷりを楽しむ作品。筋肉ムキムキ、腕の太さはドウェイン・ジョンソン並みという強行班(捜査一課みたいなもん?)の副班長をしている。朝鮮族が衿川警察所内で抗争を続けていたが、マ・ドンソクにかかれば平和的に解決。弱点はといえば、警察がプレハブ小屋の狭い中で活動し、警官が足りないことくらい・・・重要だけど。
そんな街にも中国マフィアが進出してきて、殺人、恐喝、何でもアリといった無法者集団っぷりを発揮する。しかも、表立ってるのは3人だけ。その中でも「借金を帳消しにしようとする奴と嘘つき」が大嫌いなリーダーのチャン・チェン(ユン・ゲサン)が怖い。斧を使って平気で腕を切り落とし、殺しもやっちゃう男。まるでジェイソン!
日本のヤクザ映画と違い、銃は全く登場しない。殴り込みなんて、みんな金属バットを持っているのだ(他の韓国映画もそう)。それに対抗するかのように斧やナイフで脅す中国マフィア黒竜組。ヤクザの人数の割に警察少なすぎ・・・マ・ドンソクがいれば30人くらいは相手できちゃうんですけどね(笑)
男の中の男マ・ドンソク!
面白かった。
民族間の争いが舞台なので、一見重たそうだけど、
コメディの部分も散りばめられてて、
とても良いバランスだった。
マ・ドンソクの魅力たっぷり。
強く男らしく、弱者に優しく、みんなの兄貴で
女の子に優しく、そして可愛い。
誰もが夢中になるキャラクターだった。
敵役の立て方も上手くて、
組のボスに凄まれて突然首元にナイフを刺すところから
ヤバさが際立って敵として最高だった。
ラストのタイマンも、こういう映画って最後接戦で
ギリギリ勝つみたいな展開が普通だと思うのだけど、
どう見てもマ・ドンソクのガタイは強そうだから
接戦は冷めるなぁと思ってたら、
やはり、それは監督も分かってらっしゃって、
余裕のケンカ運びでスカッとした。
とても面白かった。
クールな悪はかっこいい
中国マフィアのボスが男前。ルックス、頭の良さ、腕っ節の強さは群を抜いている。この男の最後はどうなるか興味津々で映画を観ていた。ラストシーンで韓国警察のボスとの対決は見物。両巨頭というか互いの組織のボスがタイマンで対決するのは組織の威厳をかけた闘いで見ていて楽しめた。
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