監獄の首領のレビュー・感想・評価
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殺れるチャンスはあったのに
チャンスはあるけど、最後までとっておくボス戦。
はじめは謎が多いが、物語が進むにつれ、そういうことだったのか!とわかってくる、そんな映画だった。
最後の締めはやはり銃は使わず肉弾戦という。この映画もそうで、やはりそうなるかーと思った。
ハンソッキュの死に顔はあのまま目を開けていて欲しかった。
エグいシーンは本当にドキドキさせられたし、
気持ち悪い〜〜と思うくらいちゃんとエグかった。
刑事の先輩の横顔が、原口あきまさに激似で笑ってしまった。正面はそうではないけど、横顔が、、笑
首領と書いてドン
監獄の中にいる受刑者たちが、監獄を抜け出しては殺人や強盗を繰り返す。
しかし収監されているという鉄壁のアリバイがあって逮捕する事ができない。
ひとりの刑事が自らその刑務所に潜入しその組織犯罪を暴き出す。
韓国映画特有のエグさやアクション満載。
荒唐無稽ではあるけれど、映画としては楽しめる。
後半は…
展開が読めて、ハン・ソッキュのラストシーンは捻りが欲しかった。銃を捨て二人闘うのもリアリティがなかった。監獄からシャバも牛耳るボスというのも既視感あるが、刑務所長と結託して、収監中の受刑者たちを引き連れ、シャバで犯罪を繰り返すというのは初めて。やりたい放題で出所したくないのもわかる話。時系列が前後していて多少戸惑うが、なるほど、殺された兄の復讐のための監獄への潜入捜査だったのか。キム・レウォンは時々坂上忍に見えた。
スゴい設定だけど入り込める
監獄がリアルで汚い壁や床から臭い匂いがして来そうなので
スゴい設定だけど入り込めた。
監獄の首領に取り入るまでがスゴく良かった。
小物を倒して監獄の中で成り上がって、
首領の片腕になって行く様はワクワクした。
監獄の中を自由に闊歩するのも入った事ない自分には
有り得そうだなと思いました。
流石に犯罪を請け負ってると言うのはよく分からなかった
けど。
誰も分かってないって感じで話は進んで行くけど、
そんな上手く行くかな?
2回目観たらツッコミどころはたくさんありそう。
中盤のラストくらいから真相に向けて雰囲気が変わって、
薄氷を踏むようなギリギリのドキドキする展開が続くの
だけど、
ラストは今まであの手この手でバレないようにやって来た
男がエラい雑だなとは思いました。
首領の普段の冷静さ、周りにも気を使って然るべきところに
金を使う、キレた時の恐ろしさと言うキャラクターは
とても良かった。
終始ハラハラ…
冒頭の殺人事件に始まり、夜な夜な街に繰り出す囚人たちと手引きする看守陣、刑務所内カーストとこれにまつわる裏切りや下克上の試み etc...
カーストのトップは就くべきしてその座にいるのだと思い知らされる出来事の数々。
生きるためにボスに付く人々。ボスに歯向かえば悲劇と隣り合わせ。
いよいよその現実に疲れてきた頃に相関図の全容が見えてくるが…
刑務所長をも手中に収める囚人のボスであるイクホは、官吏をも含めた刑務所界のトップに立とうとしていて、私は終始「それは一体何の意味が…?」とモヤモヤだったけど、その歪んだ発想に対する批判は最後にきちんとユゴン(元刑事)が言ってくれた。
最後のその台詞と、劇中で繰り返し語られる「そこ(刑務所)も人間が住む場所、同じ時間が流れてる」という言葉のなかに、この映画のメッセージが込められているのでは。
絶対権力を持つ受刑者
刑務所の中で絶対的な権力を持つ受刑者。もうなんでもできちゃう。刑務所の監視する人間も同行しなくてOK。
その設定に違和感を感じなければそれなりに楽しめる。
それでも後半の展開は想像を超えるものはなかった。そこそこの良作ってこと。
終盤の展開が残念。
監獄から出た受刑者たちの犯罪に焦点を置いていると思いきや、監獄での新参者の成り上がりのストーリーでした。映画の世界観は好きです。いろいろと騙し騙されが続き、絶望的になるのですが、そんな展開にしたらなんでもありじゃんとは思った。
まあ、楽しめました。
監獄のドンの最期が凄い!
潜入した刑事役の俳優が、いきなり囚人達からリンチに会い、それを弾き飛ばしてのし上がっていくストーリーも良かった!傷だらけになりながら、監獄の首領に取り入っていく!そして最期は悪事を暴いて決別するシーンが凄い!一進一退で、どうなるんだろうって心配になるほど!で、最後はどうなるでしょうかね?
ありえないけど
受刑者が車に乗って外の世界にぶり刺しなんぞ食べにいっちゃうんだぞ。
もちろんぶりと一緒に酒だってのむんださ。
まあなんとも漫画のようなお話ですが、
これがすこぶる面白い。
緊張感は半端なく、疲れるのも疲れるんですが
嬉しい疲れ。
韓国映画は裏切らないなぁ。
あーおもしろかった。
お金ファーストな刑務所カースト
なんと!女性出演者がほとんどいないという男くさーーーーーーい映画だった
舞台は刑務所
描かれるのは刑務所カースト
受刑者だけでなく、刑務所長、刑務官も含め
そのカーストのトップに君臨するのは
受刑者イクホ(ハン・ソッキュ)
所長も刑務官もイクホの言いなりで
イクホはますます力を強め
世界を手に入れたような振る舞いをする
そのカーストに挑むのは、
野心溢れる新入りのユゴン(キム・レウォン)
ユゴンは一体どこを目指していくのかが描かれる
これは刑務所という特殊な世界を描いているようでいて、
「金と腕力さえあれば、世界を自分の手の中に収めることができる」という韓国らしい社会の縮図が見られる
多少、荒唐無稽かなと思うこともなきにしもあらずだけど
「ワイロ」さえあればなんでもできそうな韓国ならありなのか??
とも思ってしまう
ならば正義はどこにある?
と考えると、ちょっと絶望的な気持ちになる映画だった
刑務所映画は脱獄が付き物なところを、出入り自由で外で犯罪を犯すなん...
刑務所映画は脱獄が付き物なところを、出入り自由で外で犯罪を犯すなんて発想に無いし、ボスが本当バリバリにヤバい奴だからストーリー全体が緊張感ビリビリで面白かった♪
模範囚
所長さえも手の内に入れて刑務所を牛耳り、受刑者を自由に出入りさせて犯罪を請け負う刑務所の支配者である受刑者のボスと、犯罪を犯してその刑務所に入所して来た元刑事の話。
元刑事であることから他の受刑者から可愛がりを受ける主人公が抗い、根性をみせてボスのグループに参入し右腕になって行く。
受刑者の中でのボスの立場、刑務官や所長とボスの力関係、それを体験して行く元刑事等々、圧倒的な支配感と元一匹狼の哀しさがとても良い。
中盤以降で話が転じるがそれも想定内だし、ちょっと煽り過ぎだったり、ショッパイ描写や展開とか、ツッコミどころはあるものの、人物像の描写が丁寧で作中に入り込み易いし、テンポも良くて面白かった。
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