RENDEL レンデルのレビュー・感想・評価
全8件を表示
謎多きヒーロー
とは言っても、こんだけ分からんことが多いヒーローはおらんやろ。
珍しいフィンランド製ダークヒーロー?アクション
ある薬品会社の横暴で職を失った主人公ラモが、愛する妻と娘を養うためにその薬品会社に就職し、大量の文書の整理を任される。その中から謎のワクチンの情報を見つける。
一方、そのワクチンを無償で他国に輸出し、一種の人体実験的なことをしようとしている経営者。
その息子が超ドラ息子なのに、そのワクチンの輸送などなど一手に任されていたが、ある夜搬送途中に黒い仮面に黒装束の男の襲撃を受ける。その男の正体は?その目的は?
序盤はこの黒マスク男レンデルの活躍と、ラモの薬品会社で謎のファイルを見つける顛末が並行して進んでいく。そして、あるタイミングでその二つの物語が一本の線になっていく、はずなんだけど、一本になるまでの過程があれこれ端折られ過ぎていて、謎が謎のまま終わってしまう部分が多数ある。
一番顕著なのが、何故レンデルはそんなに強いんやろ?という、まさにヒーローものの根幹をなす部分がほぼ情報ゼロ。手を出した薬品もこんなに圧倒的なパワーやらスピードを生み出す属性のものではない気がするし、もともと特殊部隊にでもおったんかと思うような身のこなしやし、もうちょっと情報ちょうだいよ…。
敵もなかなかクレイジーなファザコンがヴィランの中心なんやけど、取り巻き一号の方が明らかに強いし、途中鳴り物入りで登場したラロッカ一味に至ってては…、M男くん向けに男勝りキャラ女子とおっさん向けにエロさ満点女子を登場させて、でちょっとサービスしたかったんかな。退場もあっさり。
新聞記者さん?もなんか主人公の秘密に迫るわけでも悪の組織の陰謀を暴くわけでもなく、主人公のけがの手当てをしておしまい。
ナースか!
やりようによってはもっと全然面白かったと思うのに、あまりに中途半端で終わっといて、続きあるでーみたいな予告パートは必要ないですよ。今の物語に集中してください。
回りくどい復讐劇
平凡な中年サラリーマンが妻子を殺された復讐に黒マスクの怪人に変貌、なぜ彼がそんなに強くなったかの説明もないから半信半疑で展開を追うが、確かに不死身のスーパーヒーローというわけでもなく時々負けそうになるので冷や冷やもの。
更に肝心の仇を狙わず手下や傭兵どもを相手に奮闘するばかり、やっとラストになって本懐をとげるが気を持たせすぎ。
アクション映画の割には敵味方ともに家族関係の描写など雑味が多いので他のヒーローもののような躍動感に欠けている、エンドクレジットで続編予告、ハリウッドのヒーローもののようなシリーズ化を目論んだようだが頓挫しているらしい。
フィンランドってもう少し知的で物静かな国民性かと思っていましたが、子供まで殺す犯罪映画を作るとは結構、非情な面もあったのですね、悪党にも女性進出というところは男女平等の国らしく思いますが・・。
胡散臭い製薬会社と戦う胡散臭いヒーローにがっかり
胡散臭いワクチンを開発している胡散臭い製薬会社ヴァラケミカル社のデューデリをした結果、こりゃダメだと判断して業務提携をやんわりお断りした財務部長のラモ。実はそんなデューデリは出来レースでマネージメントレベルでズブズブ、ヴァラ社のクレームでラモはあっさりクビに。福祉国家のイメージがあるフィンランドとて失業者には冷たいのか、なかなか再就職の目処も立たずボチボチバイトでもと思い詰めているところでヴァラ社からのお仕事オファー。それはやっぱり胡散臭い感じの資料整理。そこでヴァラ社の実態を知ったラモは機密資料をこっそり自宅へ持ち帰り読み込んでいると謎の男達の襲撃を受け、目前で妻子を殺されてしまう。絶望と怒りに打ち震えるラモは漆黒のコスチュームを纏う男レンデルとなり復讐を誓う。
作品トーンとしてはDC系、特にバットマンを意識してるっぽいんですがアメコミの魅力って半分はヴィランが占めているわけで、そういう切り立った敵キャラがいないのが非常に残念。ちょっとだけ個性的なのはラモに美人の相方がいて彼女が何かと助けてくれることですが、彼女が何者かという説明が一切ない。途中で何となく解ってくるんですがそこはもうちょっと劇中でコスって欲しかった。まぁ色々頑張ってはいるんですけどこのジャンルでDCなりMCUに対抗するのは無謀。中途半端なアクションで見得を切られてももうハァ?としか思えない。もっと観客の度肝を抜くアイディアがないと対抗できないです。妻子が殺されるシーンを見せるってのが新味なのかもですけどそんなにエゲツないわけでもないし。ということで一応続編を匂わしていましたけど私は観ないです、お疲れ様でした。
フィンランドのダークヒーロー
悪徳企業の秘密資料を持ち出したが、バレてしまい妻と娘を殺されてしまう。
主人公は変身して適度に強いダークヒーローとなり、復讐を始める。
フィンランドのコミック世界で細かいことはいいかも。
この映画の世界のフィンランドには警察が無い
レンデルが復讐するお話に
主人公がなんやかんやで妻子を殺されレンデルになるまでが所々にはさまれて
なんだか分かりにくい映画です
謎の女、レンデルの強さ、でも案外弱かったり
敵に魅力が無い、やばいお父さんのモラハラの影響でグレた息子が手下を率いてお父さんの命令で汚れ仕事
でもみんなポンコツなのでレンデルに復讐されまくり、かと思ったら個性強めな傭兵部隊が登場、アレ微妙に苦戦するけど結局倒すレンデル
レンデルってそんなに強くない?
無理してるの?
あっそういう事ね
なんだそりゃ
続編作るつもりなの?
うーん、もしも作られても観ないなぁ
追記
レンデルのマスクは顔にくっついてもう取れないんですよね
食事はどうするんでしょう
皮膚と融合しているけど削ればいいのかな
たしか顔に塗った後削ってましたよね
境界線ダークヒーロー
ダークヒーローにしても子供目線はほしいよね
マーベルもDCもそこは意識してるはすだし
そこ外して自由にしちゃうと一気にB級感突入しますね
画面暗いし、アクションも地味?だし
ストーリー?というより数々の刺客との攻防の応酬がメインな感じ
退屈はしなかったけどわかりやすいタイムラインってホント大切
そこどうにかしたらもっと面白かったかも
ごく普通の人がダークヒーローに、という展開は好き
主人公喋らないんだから刺客達をモブ扱いしないで人気出る位の個性出してあげればよかったのに
ジャンプとか読んでれば当たり前のキャラ付けなのに勿体ないなあと、この手の映画のヴィラン達には毎回思いますねえ
画面のレイアウトとかとてもしっくりきて見やすかったし、これ見よがしなCGとかないし、俳優さんにも違和感を感じなかっただけに色々と残念
しかし昨今は世界各国でヒーローものダークヒーローものの映画が作成されてて面白い
権利の壁を超えたワールドヒーローズムービーをいつの日か観てみたいですねえ(*^ω^*)
レンタル視聴
釘バット
子供をモルモットに新薬の実験を行う犯罪企業に家族を殺された男がダークヒーローとなって立ち向かう話。
犯罪企業に飼われるギャングの行いをことごとく邪魔しに現れるレンデル。
メチャクチャ強い訳ではないけれど、なかなか強いダークヒーローで、レンデルは何者だ?金髪姉ちゃんは誰だ?という流れからネタばらしも含めて展開して行くストーリー。
パイソン6インチを撃ちまくるおバカな息子と釘バットの連れは、キャラは良いのに振り切れず失笑止まりだし、時系列がちょっと弄ってあって判りにくいのと、それ程派手さや痛快感がないのは残念。
もう一歩ってところかな。
全8件を表示