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映画「VIKING バイキング 誇り高き戦士たち」 VIKING バイキング 誇り高き戦士たち
劇場公開日:2018年2月6日
解説
大国ロシアの礎を築いた男たちの壮絶な戦いを描き、2016年ロシア映画興行収入第1位を記録した歴史劇。西暦800年代後半。リューリク一族率いるバイキングがキエフを制圧し、その地をルーシと称するように。それから約100年後の977年、ルーシを支配する大公スビャトスラフが死去し、キエフを長男ヤロポルク、オーブルチを次男オレーグ、ノブゴロドを三男ウラジーミルがそれぞれ統治することになる。やがてヤロポルクと彼を妬むオレーグが衝突し、オレーグは殺害される。ウラジーミルはヤロポルクとの関係を良好に保つためキエフへ話し合いに向かうが、なぜかキエフはもぬけの殻だった。そしてそこには、兄からの宣戦布告のメッセージが残されていた。ウラジーミル役に「ハードコア」のダニーラ・コズロフスキー。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。
2016年製作/137分/ロシア
原題:Viking
配給:インターフィルム
スタッフ・キャスト
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2019年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ヴァイキングや騎馬民族を過剰評価するのは、いかにも農耕民族日本人の歴史観だね。
原タイトルにない「誇り高き」を追加し、司馬遼太郎作品や大河ドラマ風の英雄譚にした訳だ。
殺した弟の嫁レグネダを略奪して孕ませるわ、兄を征圧してその嫁イリーナ(アンナ)と内通し、利権目当てでキリスト教に改宗→ローマ帝国侵略と皇女アンナと政略結婚。ウラジミールことキエフ大公のハンパない外道ぷりに、後半突然の葛藤シーン(本心はイリーナは俺の嫁宣言)で、無理矢理「実はイイ人」補正するから所々に矛盾が目立つ。自分から兄弟を奇襲しといて「もう争いは止めよう!」と言い出し、キャラがブレブレで見るに耐えない(笑)。
因みに後にキエフ公国は、騎馬民族モンゴルに征圧。海賊が山賊に滅ぼされた史実には因果応報を感じる。
レグネダの「あなたの神はいない。死んだらそれまで」に全面同意だ。蛮勇を尊ぶ神など、強欲な人間が即席で仕立てたまがい物だ。ドーピングでイカれた「ベルセルク」も同じ。
ところで、レグネダは途中からいなくなったが、ご都合主義で消されたのかな?
史実と歴史創作は別物って事で。
2018年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
10世紀、ロシアの礎を築いた英雄ウラジーミル1世(キエフ大公)の伝記モノでバイキングの話ではなかった。ルーシ人を収めるキエフ大公の3兄弟の争い。
その後の東ローマ帝国との争いの中で皇帝バシレイオス2世の妹アンナと結婚しキリスト教を国教とするまでを描く。
そもそもの知識がない上にバイキングの戦いをみるつもりだったので、なかなか集中できず。兜なんかはバイキングっぽかった。
ルーシ人のルーツがバイキングって事ね。海戦はなし。
2018年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
バイキングがロシアを制圧、その後三兄弟に分割される。
しかし、骨肉の争いが起き長男と次男は亡くなり、三男が後を継ぐかたちに。
昔の話なのでとても汚い。