かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発のレビュー・感想・評価
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有村架純は可愛いい。強い。
夫を亡くしてその連れ子と夫の故郷へ帰るという話だから、少し暗いトーンで始まるのかなって思っていたら全く逆!血の繋がらない親子が新しい土地でしっかり生きていこうという姿が清々しいほど前向きに描かれている。
亡き夫の夢でもあった、鉄道運転士を目指して
奮闘します。
しかし、そんな展開も途中まで。仕事、シングルマザーへの周囲の偏見、血の繋がらない親子の関係など現実の壁が否応なくこの親子にぶち当たり、とても辛いシーンもあるけれど、そんな試練をこの家族はどう乗り越えていくのか…。ここは各自しっかり見届けていただきたいところ!です。
ラストのセリフ家族になるための出発進行なんですねー。
少し前有村架純ちゃんの4回泣けますのキャッチコピーのコーヒーが冷めちゃう映画よりはるかに泣けました。
今ひとつ泣けない映画
物語、登場人物の設定、ロケーションと申し分ないにも関わらず、今ひとつ泣けそうで泣けない…(笑)作り手がそれを活かしきれていないのだ。心理描写やストーリー展開が雑な印象。もっと丁寧に描けば、とても良い映画となったのに…残念。兎に角、作り手にあまりセンスを感じなかった。興行成績は良いようだが、スルーしてもよい作品。
*有村架純ファンと鉄道ファンは、外せないでしょうけど…(笑)
*無理に泣かせにかかる映画は、ダメですな(笑)
家族とは。
じわじわうるうるきます。
古い
サツマイモカレー
死別した旦那の連れ子と共に旦那の実家を訪れ、そこでローカル鉄道の運転士になる女性の話。
連れ子の母親は出産時に死亡。その子の母親になると決意し再婚するも数年で今度は旦那が突然死亡。
生前旦那が元仕事仲間に騙されて抱えた借金があり、東京のアパートを追い出されて連れ子と共に鹿児島にある旦那の実家を訪れそこに住み仕事を探すというストーリー。
血は繋がらないものの上手くやっている母子が、あれこれ言わないものの優しい義父に見守られながら、揉まれて互いを思いやり真に家僕になっていくという判り易い展開で、ちょっと大袈裟に感動ストーリーに持っていこうとしているシチュエーションもあったけれど、とても面白く温かい気持ちになれた。
修ちゃんはもういない事を一番吹っ切れていなかったのは晶
走るシーンに弱いんですよねぇ。走り出した有村架純が一番良かった。
プロが作った映画の安心感。翻して言うと物足りなくもあり。晶の両親は、彼女が家族を欲しがる理由を際立たせるために描いて欲しかったし、二人が結婚に至るまでだったり、父子家庭の描写だったりも、何故に無い?って思う。言葉足らず、って言えば良いのか。。。
あざとさ回避のために端折ったか。過剰演出を嫌ったか。何れにしても、キャラを立てて丁寧に話を進め、泣かす所もしっかり準備。しつこく無い処は好感持てました。
有村架純の「癒してあげるから感」が好きなのと、焼肉ドラゴンで完全に二皮は剥けた桜庭ななみの笑顔で、元は取れた!
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追記
やはり、晶が走り出すシーンが一番好きです。
無言だった電話の向こうから絞り出す様に、ゴメンなさいの声。思い出の場所に座り込んで悩んでいた晶は、 何故運転士になりたかったのかを思い出しました。
携帯に登録した「修平」を消去。「俊也」に変更します。修ちゃんのお父さんと修ちゃんの子供が「家族」になった瞬間、晶は立ち上がりました。
運転士になりたい。家族を乗せて、あの風景の中を、修ちゃんの故郷を走りたい。晶は走り出しました。思い出の場所、思い出の風景を置き去りにして。
このシーンもそうですが、柴崎幸三さんのカメラ、至るところで良かった!
感動!
びっくりしたのは有村架純と
桜庭ななみってうちが初めて見た時は
まだ中学、高校生の役を演じてたのに
今ではお母さん役を演じてて
成長を感じた💓
電車の仕事ってこんな大変なんだね。
命を背負ってお仕事してるんだね。
ふと考える時あるんだよねー。
運転士さんって仕事終わったら
一体どうやって帰ってるんだろうって。
泊まってそのまま仕事してる時や、
早番の時は事務所で着替えてちゃんと帰ってるんだね
こんな家族関係すごいし、
こーいう家庭って将来強くなるよね。
責任さも感じたし、
なんかすごく感動した。
文章力変(笑)
鹿児島らへんの鉄道の運転の仕事だけど、
ちょっとだけ鉄道の勉強になったかも(笑)
鹿児島のなんかちっちゃい電車って
電車じゃなくて汽車?っていうんだね!
線路は北海道から鹿児島までずーっと
繋がってること!
今度電車好きなS田に
会ったら自慢してやろ!(笑)
そしてこの映画勧めよ(笑)
木下ほうかの最後の
「やった…」
の決めポーズ可愛かった💓
カレーがきっと食べたくなる
RAILWAYS過去2作。とても感動した作品です。
そこに第3弾ができたと聞き、今度は劇場へ足を運びました。
「これはディーゼルで動くから、電車じゃないんだよ気動車だよ」という息子。現役運転士の祖父からの「テツの血筋」と言ったところでしょうか。
電車運転士になるための免許研修だったり、おれんじ鉄道の構内の場面は、鉄道好きにはたまりません。
鉄道の話はサブで。メインはやはり家族の話。
義理の親子だけど、仲のいい晶と息子。祖父・節夫のところに転がり込んで始まった3人家族。
一つ屋根の下で暮らしていくうちに、何となく家族らしくなる。
これはきっと節夫の懐の広さによるのかな。
晶が仕事で挫折したとき、同じ仕事の節夫の励まし方が「あまえちゃいかん」的な大人の対応だったのもいい。
挫折は自分で乗り越えなきゃ、解決しないもの。
終盤息子が崩れていく場面は、「無理しなくていいんだよ」って近所のおばさん風に抱きしめたくなりました。この息子役の子が、なかなかいい味出てました。
「守りたい・大切にしたい」人がいることで。人は次の一歩を踏む出せるのではないかな。
観終わった帰り。「右よし!」と車のギアを握って確認しちゃいました。
そして。絶対夜のおかずはカレーにしたい!。あの食材入れるとどうなるかなあ(ネタバレ故省略)。
列車(あ、気動車か)と海・山が重なると。本当絵になるなあ。
最後いい気分で席を立ちました。
意外に引き込まれた
☆☆☆★★★ ノベライズ版は読了済み。簡単に。 ノベライズ版を読ん...
☆☆☆★★★
ノベライズ版は読了済み。簡単に。
ノベライズ版を読んだ時に、有村架純が元キャバ嬢とゆうのがちょっとだけ引っ掛かっていた。
彼女の幼顔とまんまるタヌキ顔から、キャバ嬢のイメージが湧かなかったので…。
しかし映画ではその辺りの設定は語られてはいなかった。
僅かに、修平との出会いの時に着ている服装や濃い化粧。それに、先生役の桜庭ななみの年齢を当てるエピソードで、それとなくわかる程度に抑えていた。
いわゆる、1つの家族モノ…と言えるのだろうか。
派手なアクションシーン等は無く(当たり前だ!)CGバリバリな映像も無い…って……あ?一箇所だけ明らかなCG場面が有った。
あの事故の場面。そこはあまり触れない方が良いのかな〜…と。
ノベライズ版を読んでいても、何となく「ここはCGが使われるんだろうな〜」との予想は出来ましたが(´-`)
そんな派手さとは無縁だけに、「だから日本映画なんて!」と言われてしまいそうですが。ちょっと待ってくれ!…と。
ノベライズ版を読んていて、「これならば、かなりの確率で良作になる予感がする」と、読んでいて思っていました。
その理由として。義理の父親役を演じるのが、國村隼と知った上で読んでいた…とゆうのが大部分を占める。
あの顔。あの声。あの風貌にあの人間味。
社会の底を何とか生きている仮の母と息子。お互いに支え合いながら、細々と繋がっていたものの。ちょっとしたボタンの掛け違いから事件が起こり。でもまた最後には、そのボタンの糸は太い糸となり、新しい家族として再生されて行く。
それを同じ屋根の下に住み、近くから見つめているのが國村隼。
日本映画ファンならば、義理の父親を演じるのが國村隼で有り。その演技の質を知るだけに。どんなハリウッド大作が相手であっても、肩を並べる程の作品になるだろう…と。
終盤、國村隼が親子3人の思い出の場所で有村架純に感謝の言葉を掛ける。
それまでも、國村隼が2人を見つめる数々の場面が有っただけに。日本映画らしさに溢れた場面が展開され。更にその後の【親子電話】の「明日は…」のセリフと、修平の携帯の或る部分を修正し。翌日、【息子】との「…要らなかったね」「そうだね!」のやり取り。
ノベライズ版でもグッと来る場面でしたが、映画ではよりウルウルとさせられる良い場面でした。
だからこそ言いたいのが…。
こうゆう日本映画の地味なところが実に良いんだよ〜!…って( ˘ω˘ )
とは言え。ノベライズ版を読んでいないと、多少の説明不足と思える箇所もチラホラ。
例えば、桜庭ななみが何故未婚の母を決意するのか?や。後半の《半成人式》は、桜庭ななみの代わりに着任した臨時教師の、勇み足が原因なのだが。その辺りの詳しい説明が無いので、学校行事の様に見えてしまうところ等も有ったのは、正直に記しておかないと…とは思えました。
それにしても、桜庭ななみちゃんが未婚の母を演じる時が来るとはなあ〜(。-_-。)
2018年12月3日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン7
他者との関わりを学ぶ
人生の色々
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