「難しい話です」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
難しい話です
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どの視点から観れば良いのでしょうか。世界を救った英雄談、リーダーの苦悩談、戦争賛成派もしくは反対派、戦地で戦っている隊員とその家族。
おそらくはチャーチルは世界の緊急ボタンのような立ち位置なのでしょう。ヒトラーが出てきたから首相になった。ですから終戦後は選挙で負けているようです。役目は終わったということでしょうか。劇中彼も苦悩していますが、自分が首相になった理由について。それはやはりヒトラーを止めることなのでしょう。国民の意識が彼を首相に押し上げたわけですから彼の決断は国民の決断。大多数の国民もそれを求めていると理解して良いのでしょうね。もちろん電車に乗っている人の中にはダンケルクやカレー部隊に家族がいる人もいるでしょう。声が大きい人の意見だけが通るわけではないのでしょうが、自分に都合のいい意見だけが耳に入ったかも知れません。全員100%賛成などありえませんから仕方ないのでしょうが。でもやはり戦争は避けるべきですよね。あそこまで抜き差しならない状況になるまでに前首相が手を打つべきでした。ま、後からは何とでも言えますが。
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