劇場公開日 2018年3月30日

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「チャーチルの性格を表す音楽にも注目」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0チャーチルの性格を表す音楽にも注目

2018年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

思っていた以上に音楽が良かった。
重厚さと軽妙さが入り混じった組曲が、気難しいながらも好々爺なチャーチルの性格を如実に表している。
とにかくチャーチル役のG・オールドマンがほぼ全編出ずっぱりの喋りっ放し。映画賞を軒並み獲得したのも納得の演技。
タイピスト役のL・ジェームズや英国王役のB・メンデルソーンも好演。

後半部での史実にないシーンは正直取ってつけた感もなくもないが、そこで引用される詩の意味を思えば必然。
本作を観た後に『ダンケルク』→『人生はシネマティック!』と続けて観ればより飲み込みやすくなるかも。

regency