君の名前で僕を呼んでのレビュー・感想・評価
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合わなかった
鑑賞当時、日比谷のシャンテがいつも満席という人気っぷりだったので期待を膨らませて近所のmovixで鑑賞。感想は「長かった、、」の一言。映画館で初めて席を立つか悩んでしまった。
多くのレビュワーの方が言うように映像と音楽は美しいし、ティモシーシャラメのラストシーンはさすがと思ったがそれだけと言えばそれだけ。LGBTという設定に関係なく、お金持ち一般人の私生活ラブストーリーをただ眺めて終わりましたという感じ。ストーリー展開も読める部分は色々あったし、共感もできなかった。
私個人は抽象芸術(表現)があまり楽しめない人間なので、そこが影響したかなぁ、、そういった表現方法が好きな人は色々と共感できるかもしれない。
ちなみに余談ではあるが、このサイトやヤフーでは辛口コメントがいくつか散見されるものの、某「フィ○マー○ス」では絶賛コメントで埋め尽くされていたので、何となくユーザー層の特徴が見えてきて面白かった(笑)
美しく、淡く、儚い
せつなさ
場面一つ一つが、
蝿の意味をだれか教えて
風景と音楽の美しさ、セリフの知的な言い回し、評判通りでした
そこは素晴らしかった
あと最近の映画はびっくりするくらいの喫煙率w久々にいっぱい煙い映画見れました
が、
・親の理解度が素晴らしいを通り越して不気味
別に同性愛であることを悩め、気持ち悪がられろ、拒絶されろと言いたいわけではない
ただあまりにも理解がありすぎて、なぜそこで二人で旅立たせる???
それもし異性愛でも同じように送り出した?
息子じゃなく年頃の娘がやってきた青年に同じ感情抱いても?
一番ラストのおめでとうの電話のあとの表情の芝居は素晴らしかった
でも、すごく不気味でした
当時ってエイズがゲイの病気と言われてた時代よね?
・蝿
あのやたらいる蝿はなんなんだ?
なにか文学作品のオマージュ?心理描写??
どなたか解説してください
ぶっちゃけ二人が互いに触れ合ってる時間と蝿がたかってる時間、映画内でほぼ同じくらいなんじゃない?ってぐらいいる蝿
途中の果物で◯◯シーン、そんな格好で寝たら蝿が何匹たかるんだろうと怖くて怖くてwww
・オリバーーーー完全にお前にとっちゃ一夏のアバンチュールやないかい!
いや、ゲイであることを隠さなきゃいけないとか
いろいろ事情はあるのかもしれませんよ
父親のこと言ってたし
でもね
別れたの8月の終わり?9月の終わり?
ハヌカって12月だよね?????
4ヶ月後に「俺◯◯した」って
泣けるとか感動するとかじゃなくてなんか
お前にとってこの恋ってなんだったの?と悲しくなった
良くも悪くも"きれいな"話
劇中の音楽はとても良かったし挿入歌にも惹き込まれた。★2.5中の2は音楽へ。
ゲイ映画ならば悩め不幸になれ世間とのギャップに苦しめ、というつもりはないけれど、あまりのそういった悩みの浅薄さに突っ込みたくなった。この時代だともう少し厳しいのでは?悩みは描かれないわけではないのだけれど…。
マイノリティを押し出したいのかただ美しい恋愛を語りたいのか、よくわからない。他の作品を出すのは失礼だけれど、ブロークバックマウンテンのように、きちんと時代の風潮や世間の偏見などの背景を踏まえた上で(同性愛、異性愛に限らず)初めて恋愛って成立するんじゃないだろうか。世間があってこそ私たちは生活をしていられるし、周囲の目の中で誰しも生きている。深く切り込まないストーリーはただ薄っぺらく美しい。
あと新宿シネマカリテ、料金高めだからみんなWEBクーポン使おう。
call me by your name
場面転換が早すぎ、感情移入できない。
評価が高いのが信じられないのですが、まあ、、私の好みではなかっただけなのか…
場面転換が早すぎるのだと思うが、ブツブツとすぐ切れる。「美しい景色だなー」とか「きれいなピアノだなー」とかじっくり楽しむ間も無く次のシーンに移ってしまう。
あとは、恋心が育っていく過程、恋に落ちていく様子が全然分からなかった。
例えば「気になる人をつい目で追ってしまう」とか「会話を重ねる中で人間性を知って惹かれていった」とか「好きな気持ちを否定して逆につっぱねてしまう」とか、、何でもいいんですけど…
「え?どこらへんで好きになったの?」という感じ…感情移入できませんでした。
さらに、どういうラブストーリーにしたいのか、『一夏の素敵な思い出』みたいにしたいのか、『本気で愛してしまった』系にしたいのか、全然分からない。かといって、どちらでもないリアリティがあるわけでもないし。
フランス人の女の子の話もよくわからないし、
お父さんの突然の語りも、内容自体は素敵だが、「そういう感じの話だっけ?」という感じ。
題名もポスターも前評判も良かっただけに残念すぎました。
こういう映画を観て泣ける感性がほしい
アカデミー賞のなんとなくの評判と評価を見てピンときて、たいしてあらすじも知らないまま観てしまった。
少年と青年がお互い探り合いながら距離を縮め、気持ちを告白したシーンでああこういう(ゲイの)映画だったんだと気づく。内容的には苦手な部類だし、日常を描くどちらかというと単調な展開だったが、最後まで飽きずに観入っていた。
その理由は、ティモシー・シャラメの演技に尽きる。決して前面に出る演技ではないが、複雑な感情や心情変化を見事に表現し、そして極めつけは最後の暖炉を眺めながら泣くシーンだ。あれだけの固定アップであの微妙な表情を演じきる技術と度胸に大物さを感じた。
間違いなくまたアカデミー賞に戻ってくる、これからの成長に注目したい役者のひとりだ。
作品のメッセージとしては、昨今敏感に扱われるLGBTをテーマとし、父親が息子を慰めるシーンの言葉にすべて詰め込まれているような気がする。
君の名前で僕を呼んで 僕の名前で君を呼ぶ
70年代のマイナーな邦画を思い出させるけど
タイトルなし(ネタバレ)
いい映画だったぁぁぁ☺️
#TimotheeChalamet がとにかく素晴らしかった!
ラストは切なすぎる😭大好きな人が結婚しちゃうとか(しかも女性と!)自分も経験あって辛すぎた...。
記憶に残る名作でした!
ただのLGBT作品と思うことなかれ 285-19
イタリアの美しい風景と共に17歳と24歳の青年のひと夏の恋の行方を描いた作品。よくあるラブストーリーのような運命的でキラキラした出来事はないし、二人の会話は核心を避けた漠然とした会話。だからこそのリアリティ。愛を伝えるセリフは無く、お互いに友情を超えた何かを確かめ合うように自分の名前で相手を呼ぶ。
LGBTの映画だと思って観るのはその時点で勿体ない。もっと普遍的な恋の美しさを描いた作品。美しいものを見た時、美味しいものを食べた時、それを伝えて共有したくなる気持ちに性別は関係ないでしょう?同じことで、 確かな気持ちを共有するのに性別も宗教も年齢も関係ない。 エリオとオリバーはそれを分かっていたから惹かれあい、重なりあい、その事に葛藤がなかったのだろう。葛藤がないからこそ、後悔もせず、「何一つ忘れない」というセリフが出てきたのだろう。
常に流れている透き通った、どこか悲しげなピアノ、鮮やかな色合い、イタリアの夏のみずみずしさ、美しい気持ち。この映画観る事でこれらを体験したなら、2人と同じような純粋な、しがらみのない気持ちを感じられるのでは。
桃のシーンは語り継がれるであろうシーン。父のシーン、エンドロールの3分は個人的な映画ベストシーンに入る。
(映像 5 脚本 5 演出 5 音楽 5 配役 5)×4+見返したい度 5 = 100+5 = 105
自分より遥かに大人で、太陽のように健全で、自由で、天真爛漫に見えた...
自転車で殴りたい
イタリアののどかな避暑地でキラキラ光る、エリオ少年の成長と淡い夏の物語。
上映中流れる押し付けないピアノの音は自然で、木の緑、水の透明感ときらめきと一緒に、気が付くとスーッと身に染み込む。
主人公エリオとオリヴァーの彫刻のような容姿も素敵。
……なのだが、なぜに好きでもない女とやった?
世間の偏見もあるだろうけど、物語の中ではほんのりそんな空気が流れる物の、こういうテーマの映画にありがちな一方的で、暴力的な差別は無かった。
なのに、なぜにマルシアと? は?
ここからマルシアに感情移入。
好きだからオリヴァーに抱かれるようにこっちも気持ちは同じ。
切ない知らせに涙するけど遥かに酷いことしてるからな。
「うっそぴょーん」みたいに雑にやり捨て、私だったらそのまま自転車で殴る。
そして、お父さんだよ。
え? 待って、お父さん? カミングアウトはいいよ。
いや、良くない。
え? じゃ、なに? 好きでも無いのに、しゃーないからお母さんと結婚したと? ん~? じゃ、なにか?
自分は望まれて産まれてきたんじゃ無くて、世間の偏見からの保身と流れで産まれてきたんかい? と、これまた私だったら自分の存在価値に疑問持つ。
確かに、世の中はマイノリティに厳しく、そういう偏見が無ければ映画もハッピーエンドで終わってたかも知れない。
お父さんも自分を偽って生きてきて辛かったんだと思う。
思うんだけどさぁ~……。
悪いのはそういう人達を取り巻く環境なのは理解できるんだけど、心にモヤモヤが残った。
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