君の名前で僕を呼んでのレビュー・感想・評価
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アプリコットの夏
オリヴァーを演じているアーミー・ハマーが本当にかっこよすぎ(身長195cmだとか)。
エリオはおそらく始めから彼に惹かれていたのですね。そしてオリヴァーの方も。
ママや友だちとはフランス語、パパや彼とは英語、メイドさんらとはイタリア語で話すエリオ。ママがドイツ語の本を訳して聞かせるシーンもありました。
欧米の知識階級の家庭のバカンスって こんな感じなんですね。
いいんだけど、二人が結ばれるまでの前半がやや長い。滝のシーンで終わりかと思った。
マルシアはちょっと可哀想(この女優さん、ルイ・ガレルの妹。そういえば似てますね)。
原作があるそうですが、ラストには私はがっかり。
彼の結婚相手は何も知らないんですよね。
題名の意味はわかりましたが、どんなに好きな相手でも自分の名前で呼ぶのは、わたしには無理。混乱してしまいそう。
美しい
抑制してはできない経験
エリオにはかわいい彼女いたね
オリヴァーもナイスバディとワンチャンあったね。この女性達との距離感の縮め方はすごくフットワークが軽い。それが世間の認識なんだと思う。男女だし
でもエリオとオリヴァーは違う。男性同士だから。だから近づくまでに少し時間がかかった。
何度もエリオを制するオリヴァー。電話のシーンで何気なく言った「僕の父に知られたら矯正施設行き」という言葉。
エリオの家族が寛容なだけで、マジョリティなのはオリヴァーの父親なのだと思う。
「幸いまだ恥じるようなことはしていない」
と制する際に言った言葉。
恥という認識があるオリヴァー。
この言葉のまま引き下がっていたら、父親の言う「抑制ゆえに得ることができなかった経験」になっていたんだと思う。
オリヴァーはエリオがとても好きだけど、好きだから一歩引いたような感じだった気がする。
エリオは好きだから繋がっていたいような、でもそんな言葉では片付けられない二人〜!!!
そして別れはしんどいの言葉しか出ない。
帰り旅の宿の中、眠っているエリオを見ながらとても悲しそうな顔をするオリヴァーは見てて辛い。
オリヴァーの最後の言葉
「I remember everything(何ひとつ忘れない)」
これはあの夏の思い出がオリヴァーという人間の一部を構成しているということ。エリオも同じ。
そして「君の名前で僕を呼んで、僕の名前で君を呼ぶ。」この行為はどういうことなんだろうと思ってた。
相手を思い相手を呼ぶ行為は相手を二人称として認識している。
じゃあ相手を思い自分を呼ぶのは一人称としての認識なのでは?と思った
君の名前で僕を呼ぶという行為は、自分の中に相手がいるという事実を認知し肯定し、同時に愛を伝えているということなんだと思う。
相手が心に住んでいる状態の自分を愛しそうに呼ぶんだよこの二人は!尊い!!
ひと夏の、過ぎ去りし失恋だけど、彼らを構成する一部分、父親の過ごせなかった経験を二人は自分の中に取り込んだ。
抑制しては手に入れることの出来ない世間的にはマイノリティな経験が、とても綺麗にまとめられていた。深い…深い…
失恋を映した映画
色っぽい
色っぽいなぁとは思う。
電話口で互いの名前を呼ぶシーンとか。
だけどあんまり入り込めなかったのはなんでかなぁ。
あんまり人間臭さがなかったからかなぁ。
あんなに綺麗なものかなぁ。
同性愛の物語なら、チョコレートドーナツ、アデル ブルーは熱い色のほうがよかったなぁ。
2018-58
アミハマ様のおかげで、男子の短パンに目覚めました😍
ただしアミハマ様に限りますが。
BL系はあんま得意じゃないですが、目的は美しすぎると聞いたアーミー・ハマーを拝むこと。
いやぁもう……おっふ連発😍
誰かに似てると思ったら、若いときの神々しいアラン・ドロン。
甘いマスクに低い声、高身長、反則です。
ティモシー・シャラメも写真で見るより美しかった。
年下らしいちょっと甘えた感じが上手かった。
恋愛だけかというと、そうでもなくて、エリオのご両親の教育というのもテーマの二本柱の一つ。
子供を信じるということ、必要であれば向こうから必要とするし、多くは干渉しない、必要とされれば惜しみない愛情をあげる、そんな二人は思春期の子供にとってとても心地よい気がする。
直接的な描写はなくても、そういう描写はあるので苦手な方にはあまりおすすめしません。
時間もちょっと長め。
でも一見の価値はあります。
人を好きになるのに理由なんていらないを地で行くことに、なんの恥ずかしさもないと教えてくれます。
父親の言葉がなかったら…
イタリアの風景、音楽、彫刻。好きな方にはとても美しい景色が広がります。
全て理解してくれたような母、告白という形で慰める父。
物分かりの良すぎる彼女…。
すべて美しすぎて、観た後に余韻が
残らなかった。
父の言葉のあのシーンがなければもっと評価は低くなったと思う。
趣味の問題かも知れないが、個人的に言えば最近見た
「彼の見つめる先に」
の方が同じ青春の男同士の恋愛を扱った映画としては、深く心に残ったし、説得力があった。
本気のBL
どこまでも美しい
未成熟な官能が匂いたつ、ひと時の恋愛
1983年の夏、北イタリアの田舎町。
古典美術の教授(マイケル・スタールバーグ)を父に持つ17歳の少年エリオ(ティモシー・シャラメ)。
教授のもとには、毎夏、研究助手の青年がやって来る。
ことし、やって来たのは、米国のユダヤ人青年オリヴァー(アーミー・ハマー)。
華奢なエリオはひと目で、頑健な肉体と持つオリヴァーに惹かれるが、その感情が何なのか・・・
といったところから始まる物語で、同性愛の物語。
そういってしまえば身も蓋もないのだけれど、ひと時しか成就しない恋愛、成就したからといって幸せが続くわけではない恋愛の物語なので、切ないことこの上ない。
そんな少年エリオの恋愛物語を、映画は巧みに魅せていきます。
イタリア語・英語のみならず、フランス語も巧みで、同年代の女性からも好感を寄せられるエリオ。
ピアノも弾け、バッハの楽曲を他の作曲家風にアレンジして弾けたりもする。
その上、ナイーヴで、スパスパ吸うタバコの煙の影に、本心を隠している・・・
対するオリヴァーも、ギリシア彫刻のような頑健な肉体を持ち、エリオの友人の女性たちからも好感を持たれている。
教授からの信頼も厚い。
この距離感を、遠景で(特にオリヴァーの顔・表情がわからないような距離で)撮ることによって、対象への憧れが強くなっていきます。
なぜだかわからない欲望(それはたぶんオリヴァーに対する独占欲と疎外感)に駆られたエリオが、友人のフランス人女性と初体験を経て、オリヴァーと結ばれた後の生々しい描写は、近年の映画ではなかなかお目にかかれないような官能。
未成熟な官能が、箍が外れて、外まで匂いたったかのような感じ。
それに伴って、オリヴァーの顔・表情もアップで写されるようになります。
そうなって、はじめて、観客はオリヴァーの頑健な肉体の奥の精神にまで触れたような感じになります。
結末としては、予感のとおりの、ひと時しか成就しない恋愛、成就したからといって幸せが続くわけではない恋愛となるわけだけれど、最後の最後にエリオの父である教授が意味深な(字面どおり深い意味を持った)言葉をエリオに投げかけます。
個人的には、この父親の台詞は余計、蛇足。
画竜点睛を欠くの反対、言わずもがな。
そんな言葉なんてなくても、エリオはわかっているはず、感じているはず。
そう思いました。
合わなかった
鑑賞当時、日比谷のシャンテがいつも満席という人気っぷりだったので期待を膨らませて近所のmovixで鑑賞。感想は「長かった、、」の一言。映画館で初めて席を立つか悩んでしまった。
多くのレビュワーの方が言うように映像と音楽は美しいし、ティモシーシャラメのラストシーンはさすがと思ったがそれだけと言えばそれだけ。LGBTという設定に関係なく、お金持ち一般人の私生活ラブストーリーをただ眺めて終わりましたという感じ。ストーリー展開も読める部分は色々あったし、共感もできなかった。
私個人は抽象芸術(表現)があまり楽しめない人間なので、そこが影響したかなぁ、、そういった表現方法が好きな人は色々と共感できるかもしれない。
ちなみに余談ではあるが、このサイトやヤフーでは辛口コメントがいくつか散見されるものの、某「フィ○マー○ス」では絶賛コメントで埋め尽くされていたので、何となくユーザー層の特徴が見えてきて面白かった(笑)
美しく、淡く、儚い
せつなさ
場面一つ一つが、
蝿の意味をだれか教えて
風景と音楽の美しさ、セリフの知的な言い回し、評判通りでした
そこは素晴らしかった
あと最近の映画はびっくりするくらいの喫煙率w久々にいっぱい煙い映画見れました
が、
・親の理解度が素晴らしいを通り越して不気味
別に同性愛であることを悩め、気持ち悪がられろ、拒絶されろと言いたいわけではない
ただあまりにも理解がありすぎて、なぜそこで二人で旅立たせる???
それもし異性愛でも同じように送り出した?
息子じゃなく年頃の娘がやってきた青年に同じ感情抱いても?
一番ラストのおめでとうの電話のあとの表情の芝居は素晴らしかった
でも、すごく不気味でした
当時ってエイズがゲイの病気と言われてた時代よね?
・蝿
あのやたらいる蝿はなんなんだ?
なにか文学作品のオマージュ?心理描写??
どなたか解説してください
ぶっちゃけ二人が互いに触れ合ってる時間と蝿がたかってる時間、映画内でほぼ同じくらいなんじゃない?ってぐらいいる蝿
途中の果物で◯◯シーン、そんな格好で寝たら蝿が何匹たかるんだろうと怖くて怖くてwww
・オリバーーーー完全にお前にとっちゃ一夏のアバンチュールやないかい!
いや、ゲイであることを隠さなきゃいけないとか
いろいろ事情はあるのかもしれませんよ
父親のこと言ってたし
でもね
別れたの8月の終わり?9月の終わり?
ハヌカって12月だよね?????
4ヶ月後に「俺◯◯した」って
泣けるとか感動するとかじゃなくてなんか
お前にとってこの恋ってなんだったの?と悲しくなった
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