「1よりも格段に好き」デッドプール2 バイザーさんの映画レビュー(感想・評価)
1よりも格段に好き
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今回のデッドプール2、結論から言うと、すごく良かったです。
僕は前作デッドプールをそこまで評価しておらず、その理由として、
前提説明が長すぎてストーリーラインが単調というものがありました。
また、どうしても予算の関係でアクションが制限されており、
最後の戦いも少人数での肉弾戦に見えてしまうという問題はあったと思います。
その点、今回のデッドプール2は予算も倍近くなり、
前提説明も済んでいる、すなわち、前作の問題が解決され、
ストーリー・ギャグともにデップーちゃんのだいご味を味わえるのではないか
と期待して劇場に足を運んだところ、案の定、理想的な仕上がりに。
Xフォース、ケーブル、ジャガーノート、それぞれの登場人物や要素が
ストーリーのためではなくギャグやケレン味のために機能していて、
特にXフォースの滑空飛行では、「何て不真面目なんだ!」と爆笑しつつ
感心してしましました。
そして、誰もが評価するポイントだとは思いますが、エンドロール後の
メタ展開に拍手!
デッドプールは、世界一セクシーな男に選ばれながら、『グリーンランタン』『ウルヴァリン』
とアメコミ映画に辛酸をなめさせられてきたライアン・レイノルズの
まさに復讐(アベンジ)の快作となったと思います。
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