「Pool, Deadpool. レベル高けぇぇ!」デッドプール2 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Pool, Deadpool. レベル高けぇぇ!
前作のデッドプールのエンディング後のオマケシーンで「次回はケーブルが出るよ」っと予告があってからずっとソワソワしていたアメコミマニア(にわか)なのですが、いっやー、ジョシュ・ブローリン見事にケーブルでしたね!原作アメコミだとケーブルはもうちょっとゴツいのでジョシュ・ブローリンはイメージと合わないかなっと思ってたのですが、しっかりと不器用で武骨なケーブルさんでした。娘の名前ホープなんや~。なんか泣ける。
主演のライアン・レイノルズ、前作に続き今作もしっかり作り込んでます。個人的には比べると前作の方が好きだったのですが、今回も平均値は大きく越えています。なかなか世の中にバラバラになったり、真っ二つになったりする主人公いないですよね!?キャラクターの特性を充分に理解した話作りは見事です。
そして、ホントに小ネタが多い!アメコミでいうならアベンジャーズやX-menはもちろんの事、キャプテン・アメリやスパイダーマンのセリフをそのまま使ってたり、相変わらずグリーン・ランタンネタ使ってたり。メタメタしまくりです。こういうのって好きな人には嬉しい演出なんですよね~。
ネタも分かりやすい物もあれば、分かりにくい物もありまして。デップーがケーブルに「片目のウィリー」と言うシーンは思わず「グーニーズかよ!」っとツッコんてしまいました。(ジョシュ・ブローリンは80年代の映画「グーニーズ」に主人公のお兄さん役で出てました。「グーニーズ」は海賊片目のウィリーの財宝を探しに行くお話です。)きっと分からないネタも沢山あったんだろうなぁ。レベルが高過ぎる!!
キャラで言えばドミノも良かったですね!原作のドミノって殺し屋なんでもっと殺伐とした雰囲気なのですが、今作では殺伐感はなくなり、好感もてるラッキー・ガールになってました。新キャラもさることながらコロッサス、ネガソニックと前作のキャラクターもちゃんと出ているのもポイント高い所です。
ブラピがバニッシャー役で、マット・デイモンがケーブルに車取られるおっさん役でカメオ出演してたのには正直気が付きませんでした。何気に豪華だな!
もうX-men本編からは抜け出て独自路線で進んでるデッドプール。そう言えばウルヴァリンも本編あまり関係なかったですし、このまま独自路線を突き進んでいってもらいたい物ですね!