シリアからの叫び

シリアからの叫び

解説

「国連UNHCR難民映画祭2017」(17年9月30日~11月12日)上映作品。

2017年製作/111分/アメリカ・チェコ合作
原題または英題:Cries from Syria

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映画レビュー

5.0Asian Documentaries で観られます!!

2021年8月17日
iPhoneアプリから投稿

シリアの悲痛な叫び というタイトルで、配信されています。一ヵ月、千円足らずで、とてもたくさんの質が高い、様々なジャンルのドキュメンタリー作品が観られる、アジアンドキュメンタリーズで、配信されています。とても丁寧にアサド政権からの歴史、シリアの人々の闘いの歴史が順を追って、凄惨で眼を覆いたくなるような、本物の映像、証言、衝撃、一人一人の人間としての当たり前の叫び訴えと時にわずかですが笑顔を見ることができます。繰り返しになりますが、チャプターに別れており、時系列に、悲劇の階層を分けての解説、ナレーション、背景の説明がとても丁寧で、さまざまな関係者が寄ってたかって極悪非道のシリアの内戦、なぜ誰と誰がなんで内戦しているのか、外国軍が爆撃して内戦なのかなんかのかもよくわからなくなってしまっていたところ、が非常によく整理されていて理解でき、このような非道なことが国家レベルで層をなして何重にも人民、子どもや女性、学校、病院、住居に行われていることに怒りと自分の無知無力さをかんじます。エンドロールで、ナレーション ヘレンミレンとありました。映画.comさんは、ヘレンミレンの紹介ページに本作品ナレーションも追記してほしいです。アジアンドキュメンタリーズはしばらく前から会員になりいろいろ拝見していますが、非常におこがましいけど、僭越だけど、今日ほど、自分にフォロワーさんがもう少したくさんいてこれを観ていただける人がたくさんいたら、と悔しい思いは初めて。どなた様にも、アジアンドキュメンタリーズに登録して、他の作品と合わせてたくさんの方がご覧になることを切に願い、ほかに自分にできることはなんだろうか。2021年となっていても世界には、日本も含め野蛮で文明化されてるとは思えない事象であふれています。

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