ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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これが感動ポルノ?冗談じゃない!!
確かに全編にわたって優しさで満たされた作品で、「甘い」という感想が聞かれたり、障害をネタに感動を煽る「感動ポルノ」との批判が出るのも(100歩譲れば)分からないわけではない。しかし、この作品のもたらす感動がそんな安っぽいものだとは私には到底思えなかった。主人公だけでなく、主要キャラクターの心情を実に丁寧かつ繊細に描きながら、人と人が関わり合って生きていく時に普遍的に大切なことを、どこまでも真っ直ぐに描いた正真正銘の大傑作だと思う。障害者を描いた感動モノというところに拘らず、登場人物たちに起こっていることは私達の毎日の生活で起こっていることと同じじゃないか!というところに気づけば、素直にこの作品の良さを享受できるでしょう。
鑑賞後心洗われる傑作!
感想
人とは違う見た目からイジメや偏見に遭っていた少年が心の底の優しさ、暖かさで周りの人々を変えて行くという一見ありがちな話だが、この映画は少年(オギー)だけにスポットを当てず周りの人々にも当てているとこが素晴らしい!
オギーだけが特別苦しんでいるわけではなく、ひょんなことから人間皆負い目を感じて苦しみ始めるのであるということをとてもリアルに描いているため見ていて心苦しくなる場面がいくつもありました。よって、今作の何処かしらの場面が自分にもあるような気がするって思えると思います。
そして、苦しい環境の中それを支えている両親はもう無敵ですね!度々感動させられました。
オギー自身も最初は社会から身を遠ざけていましたが、人を惹きつける魅力を発揮していきます。本当に真の強い男の子で感動してしまいました。
とにかく、気になっていたら是非観て欲しい傑作です。
総評
友人を大事にしていこうと思える傑作だった。見終わったあと心温まること間違いなし!
見た目ではなく心が大事なのだ!という一見当たり前なことを、当たり前にできているのかということを改めて突いてくるテーマには感服いたしました。
難病者?これをジャンル映画と捉えていいのか
難病者?
もっともっと普遍的なものを描き切ってる秀作だと思いました。
細かい伏線の回収も素晴らしいが、もっと驚かされるのは人称が変わっていくところだと思います。特にジェイコブの名前がスクリーンに出てきたときは「おおー!!!きたーっ!!!!」って感じになりました。
うっざい演出もないし小物1つで何がどうなってるかを語ってるし、無駄なく2時間に納めてるのが素晴らしい。
あと、始まってすぐ涙腺決壊して、何度も決壊するy
【愛息子の外見による世間の偏見に家族一丸で闘ったブルマン一家の姿に深く感銘を受ける】
<ヒューマンファミリードラマの傑作>
遺伝的な要因で生まれてから27回整形したオギーを演じるジェイコブ・トレンブレイ君と母イザベル(ジュリア・ロバーツ)父ネート(オーウェン・ウィルソン)。
ブルマン家はオギー中心に回っていると言い、優等生として頑張る(でも悩みもある)姉オリヴィア(イザベラ・ヴィドヴィッチ)の家族の結束力の在り方に瞠目させられた。
この作品では、数々の泣かせるセリフが語られるが、ネートが息子にかける”君が自分の顔が好きじゃないのは知ってるが、パパは君の顔が好きなんだ”などという言葉を聞くと涙腺が崩壊する。(女性はイザベルの言葉に涙するのではないかな)
<2018年6月15日 劇場にて鑑賞>
人間賛歌
ラストの格言
『人をいたわれ
みんな闘っている』に尽きる
人間賛歌,懸命に生きる人間を応援する映画だと思いました。
オギーだけでなく,
その周りの人それぞれの立場で話が展開し
それぞれの人の心の内を知ることができるのが
良かったです。
みんなそれぞれ悩みもあれば苦しさもある。
自分だけじゃなく,どの人も闘いながら懸命に生きている。
人に敬意を持ち
人をいたわりながら生きていこうと
思わせてくれる映画でした。
心を綺麗にできる映画
どういうストーリーなのかもわからなかったが、先天性の病気で顔が普通ではない子を授かった家族とその子の1年をまとめた物語
感動を誘うようなものではなく、ごく普通な家庭を描いている分入り込めたし、最後には心が清らかになった感覚さえあった。
子供がいる大人だけでなく、小学生から見て清い心を養ってほしいと思える作品
誰だって主人公
オギーが主役で彼中心の話かと思いきや、「ヴィア」「ジャックウィル」「ミランダ」各々の視点で描く場面があり、すごく意外な展開。この既視感は「桐島、部活やめるってよ」にも通底している、みんなが主人公、的な展開で、オギー視点からすると脇役にしか映らない人たちにスポットを浴びせているのが素晴らしい。
大人になった今、コミュケーションの方法とその難しさは理解出来るようになったと思うが、そのアウトプットは個性により簡単ではない。ましてや思春期前後の友人関係は一度拗れたら修復は不可能。ヴィアもジャックウィルもミランダも悩み抜くが、全てを解決するのがオギーであるという奇跡。正に「太陽」である。
誰しもが主人公であると客観視できる事で、周りの人との交流を円滑に出来ると教えてくれる、教科書の様な作品でした。
客観視出来ない、「主人公は自分」としか見られない方に是非観て欲しい。
アレ?私の事ですか?
Being Kind or Being Right
この映画の特長でもあるが、ヴィアに話しが一気に振られる展開にはドキッとさせられる。多角的な視点で人間関係を立体的に表現する。異なる者が社会に放り込まれて社会はどのように応答するか?多少、善意に満ちているかもしれない。対して、ジュリアンの母から発せられる真逆の排他を容認する見方。現代に通底する構図を描く。ジュリアンにも負うものもある。ジュリアンをどのように救うかという命題も重い。
着地は綺麗であるが、話全体としてはあっさりしている。
オギープルマン5年生にして初めて学校に行く
コニーアイランにいるドオリビアが泣かせる
オギーがハロウィンが好きな理由も泣かせる
ジャックウイルのパートまであるとは
犬死ぬ
ヴィアパートの演劇主役で感動
立て続けで理科研究でオギー脚光
すごい、いじめっ子の子にして親あり(子供だけ〜いは救いを)
サマースクールってやつか。
音楽盛り上がる
ヴィアもデート
両親にも時間が
年上女房なのかな
ゲップ
他校と喧嘩で仲直り
湖を見て一緒に泣けるあの一瞬
これからも辛いことあるんやろうな。
おとうさんが馬鹿っぽいのがイイ
修了式
あなたは本当にワンダー
予想出来る受賞なのに泣ける
誰だって一生に一度は賞賛されるべきだ
人をいたわれみんなも戦ってる
相手を知りたかったらやることは一つ
よく見ること
微笑ましくも温かく優しいオーラただよう映画
ファミリーが出てくる「感動物」には、何故か、素直に感動できなかったりするのですが、これは大丈夫でした(よかった)
映画を観ている間、ずっと、優しさに包まれた気分になりました。号泣した人はきっと、最初の最初からずっと泣いているかもしれません。自分は号泣はしませんでしたが、心にプチっと針を刺されたら、じゅわーんと涙が出てしまう感じ。特別なことに感動したというよりも、人間の優しさみたいなものが映画の世界に蔓延しているので、ずっと温かい気持ちに包まれるって感じです。
オギーが主人公なんだけど、「顔に奇形を持っていても勇気を持てば大丈夫」というような、単純な感動系ではありません。登場人物それぞれの心理描写や事情などがしっかり描かれており、どんな人にも共感できる群像劇になっているのがよかったです。特にヴィアの悩める姿が印象的で、「構ってもらえない淋しさ」はあるものの、弟オギーのことは誰よりも理解し可愛がってる、という対峙した感情をうまく表現していました。
ジュリア・ロバーツという人は、どの映画に出ても、存在感がすごいですが、この映画ではちょっと母親が目立ち過ぎて、父親の影が薄くなっていたような……?
小学校や中学校の映画教室で上映するといいかもしれない映画。
ずいぶん前に見た『マスク』(1984)、確か、ライオン病という顔に奇形を持った少年が出てくる映画。これを思い出しました。(ジム・キャリー主演のヒット作『マスク』じゃないよ)母親役はシェールでドラッグに溺れるしょうがないお母さんだったような。ストーリーだいぶ忘れていますが、それも、もう一度、見て観たいな。
心温まる友情と家族の物語
WOWOWで観ました。
先天性の異常で産まれながらに顔が歪んでいる少年の物語。小学校に通い出した少年はその見た目からイジメの標的にされる。優しい父と母、愛情を向けられずストレスを感じる姉。親友だと思っていた友達とのすれ違い。
登場人物それぞれの立場から見た、全く異なった心の内が、独白の形で語られる。
それぞれの等身大の悩みと葛藤が心に響く、そして人に優しくなれる心温まるストーリーでした。
タイトルなし
【人をいたわれ みんなも闘っている
相手を知りたかったら やることは一つ
相手をよく見ること】
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この映画の中にあった素敵な言葉です
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親切とは
刃物が触れるくらい近くにいることから
できた言葉だそうです
心が近づくと痛みが伴うかもしれない
それでも
誰かの側にいたい
相手をよく見て
寄り添っていたいと思う
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人と違うことは怖いことではない
強くそして優しく生きていきたい
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泣かせる映画だろうと思って観始めました
やっぱり泣けました
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イヤな奴だったジュリアン(問題なのは親)
でも彼も最後にはわかっていた
よかった。
彼らの未来は明るく輝いている
とてもよい映画でした😌
ひとり少年の成長物語
正直どんな内容なのかなあ、難病もの?と劇場スルーしていた私にゲンコツ!
「少年が自転車に乗れるまでの過程と、その後」と少し似てるんじゃないかしら。
自宅学習をしていたオギーが、10歳になったのを機に学校に通う。
”I't will be fine”=大丈夫。今行かなきゃずっと学校に行けない。と母に励まされるオギー。
周囲になじめずうまくいかないけど、実に少しずつながらもクラスメイトと輪を広げていく姿。応援しちゃいました。
スターウオーズ好きのオギー曰く「学校にチューバッカが来たら、僕もびっくりしちゃうもんね」。そんなコミカルな描写も楽しい。
人は周囲の人とともに生きていく。そんな感じで、。
ストーリーがオギーの周囲の人「姉」「クラスメイト」「姉の親友」とそれぞれの話が「章」形式で進んでいくのが、群像劇で胸打ちました。
ジュリア・ロバーツ&オーウェン・ウィルソンの両親役、グッジョブ!。そばで子供たちを支え信頼して、背中を押す姿。頼もしかったです。
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