ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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久々の人生において何度も観たくなる名作。こんなに心に残るセリフやシ...
久々の人生において何度も観たくなる名作。こんなに心に残るセリフやシーンがつまった作品はアイ・アム・サム以来かも。ディスアビリティを抱える主人公だけに焦点を当てるのではなく、関わる周囲のキャラクター達の視点からも語られ、それぞれの抱える悩みや素直な心情にも共感し全てのキャラクターの弱さや人間味に感涙する。
そして、何より、オーウェン・ウィルソンさんの自然体から発する一言の破壊力がすごい。存在が作品の温かさそのもの。だと思う。
優しさに溢れる世界
ハンデ、差別やイジメだけでなく、人間(ペットも)関係も含めた生き方を教えてくれる。主人公オギーのまわりには、家族や友達、そしてチューバッカがいて優しさに溢れてる世界だった。僕もご多分にもれず、同じような経験をしてきたから終始涙が出そうだった。でもね。僕の横からシャアが言うんですよ「君の生まれの不幸を呪うがいい」と…そして現実に戻されるのでした。
良く見るための光
人を良く理解するには、良く見ること。
物を良く見るには光が必要だ。
芸術においても、光のもとで対象物を良く観察することによって良い作品が生まれる。
太陽の周りで煌めく惑星たちを、良く見よう。
これは、銀河系にそれぞれの良さをもって存在する惑星たちのストーリーだ。それらは太陽のもとに集まり、輝き、生き生きとしている。
私たちにオギーの様になれと言うのではない。
この作品が太陽となって、私たちに、他者を良く見るための光を投じているのだ。
ジュリア・ロバーツの良さは言うまでもないですが、
ミランダ役の、ダニエル・ローズ・ラッセル、美しかったですね。なんとあの大人びた(しかもセクシーさもある)彼女、まだ19歳とは...
今後が楽しみな女優がまた1人増えました。
道徳教育に使ってほしい
とにかく登場人物が人として素晴らしい人ばかり。
現実は、なかなかこのようにはいかないとは思いますが、自分の言動次第で周りも変わる。人は見た目ではなく、中身を見ている。オギーだけでなく、誰にでも当てはまる強いメッセージがありました。
原作のR・J・パラシオは自分が実体験したある出来事をきっかけに、その日のうちに執筆を始めたという。原作者の深い想いが伝わってくるような作品でした。
子供ってすごい
主人公の少年だけではなくて彼を取り巻く家族や友達にもスポットを当てた映画でした。
子供ってすごいなと思います。残酷な面もあるけど、大人ができないようなことも簡単に乗り越えてしまったり。
現実ではこの映画のようにすんなりとはいかずもっと困難や葛藤があると思いますが、この映画は『一般的な枠から外れていても分かりあうことができる』という希望の映画だから、この終わり方で良いんだと思います。
ただ、この話はオギーが魅力的だったからハッピーエンドだったのであって、オギーが卑屈な子供だったら、とか、頭が悪い子供だったら友達になりたい人なんていなかったのでは?と思います。私は多分、オギーみたいな人だったら友達になれると思う。けど、そうじゃなかったら、例えば疾患で卑屈になった人だったら、話が通じない人だったらどう接していくのが良いのか、と考えてしまいます。
勇敢なオギー姿には泣けたけれど…
泣いたわー
予想通り泣いたー
生まれつきの障害により、他の子とは違う顔を持つ少年オギーは、これまで自宅学習をしていたが
ミドルスクールからは、他子たちと同じように学校に通い始める
しかし、同級生たちは、オギーを化け物扱いし…
原作が児童小説だけに、子供の心に寄り添った物語になっている
見たものをそのまま感じる子供たちは、オギーを化け物扱いするし
当然のようにイジメにも遭うし、友達の裏切りも経験する
けれど、初めはオギーの見た目に慣れなかった子供たちはも、
やがて幼いなりに「見た目よりも中身」であることを学んでいく
私には子供はいないけれど、すっかり親の目線でオギーのことを見ていて
オギーのような子供がいたら、いてもたってもいられないだろうと思った
それでも、ジュリア・ロバーツ演じるお母さんは、「かわいい子には旅をさせよ」のような気持ちで、誰よりも優しく賢い息子の背中を押して学校に通わせたし、
その苦渋の選択は正解だったと思う
オギーが学校へ通うようになって、オギーだけでなく、クラスメイトたちも、一年でオギーからたくさんのことを学んだからだ
ただし、これはファンタジーだと思ってしまうほどに、全てがうまくいきすぎだし、ここに真実はない
いくら小学生だといっても、悪魔のような子はいるし、そういう子を排除すれば問題が解決するわけでもない
オギーは、これから社会へ出ていくにあたり、いかにそんな悪魔と共存して生きて行けばいいのかを学ぶことが、本当の教育だと思う
周りの子たちが100%改心するなんてことは、ただの理想郷であり
臭い物に蓋をしてやり過ごすのでは、
いつまでも免疫ができない
そうではなく、本当の社会の汚さを知ることも、生きていく上で大切なスキルなのだと思う
さんざん泣いておいて、こんなことを言うのもなんだけど
その辺に児童小説ならではの、物足りなさを感じてしまった
イジメの根っこはもっと深く広く張り巡らされたものだと思う
ただ、どんな時も負けないオギーの強さは素晴らしかったと思う
テレビのナレーションつき実話で充分な感じ
良い話ではある。共感もできる。
ただ、そんなに深い話にはなっていない。
テレビで似たような話を何度か見たが
ナレーションつきで、泣かされた。
評価が凄く高いので、何があるのか何かあるのか
観てみたくなったのだが、映画としては
小さくまとまっていて、良くもなく悪くもなく。
こういう話が好きな人が、公開して真っ先に観に行くからか、おのずと評価が高くなっている気がする。
幸せの涙で心が溢れる
感動を求めて観に行きました。
人間のもつ心の弱さ醜さを、本来の強さ優しさに変えてしまう、そんな奇跡の力をもった少年マギーの物語です。
何人かの主要な登場人物の人となりや心の内も丁寧に描かれていて、とても分かりやすくできています。
心が幸せの涙でいっぱいになりました。
ぜひ観てください。
久しぶりに爽やかに感動した。
ストーリー展開が予想外。オギー中心だけで進むと思いきや周囲の人々をしっかり活かしての展開。悲劇でなく幸せ感の涙がいくどとなく流れ落ちた。ジュリアロバーツとオーエンウィルソンの二代スターなのにふたりとも控えめな演技が光ってた。それに何よりも子役達が上手くてさすが!
役者が全員素晴らしい
ジュリアロバーツを久し振りにみる。
昔はラブコメに出る口の大きな美人というイメージだったけれど、気がつくと彼女の作品を観るといつも勇気をもらっていることに気づく。娼婦の役も教師役もできる良い役者。今回も強く優しい女性を演じ、彼女の魅力が存分に引き出されている。そして、彼女だけでなく出演者全員がとても素晴らしい役者だった。夫役の俳優さんはジュリアロバーツととてもお似合いの夫婦感がでていて、素直にこんな明るい夫が欲しいと思った。そして子役たち。幾人かの子役はそれぞれに焦点を当てて、彼らの生活背景や感情が描かれる。子どもの世界の悩み、葛藤、素晴らしさがよく伝わってきた。観て良かったと心から思える作品。
「メイズ・ランナー 最期の迷宮」、「空飛ぶタイヤ」、「ワンダー 君は太陽」、どれを見ようかと迷ったが、これにして正解だった。
movix堺で映画「ワンダー 君は太陽」(Wonder)を見た。
「メイズ・ランナー 最期の迷宮」(Maze Runner: The Death Cure)を見ようかとも思ったが、
2作目がどうも「迷路を走る人」じゃなくてゾンビの映画になっていたので3作目も微妙な映画になっているかもと思った。
「空飛ぶタイヤ」は池井戸潤の原作なので、はずれることはまずないだろうと思われる。しかしこの作品はTV版の評価が非常に高いのでそちらをDVDなどで見ることにする。
自分でも「ワンダー 君は太陽」を見るとは思っていなかったのだが、米国の映画サイトでの評価と観客満足度が共に高いので見てみようかと思った。
キャストで著名な人はジュリア・ロバーツくらいか。
ジュリア・ロバーツもけっこう老けたなと思ったのだが、
調べてみたら自分よりも年下だった。
映画を見て分かったことだが、ジュリア・ロバーツは左利き。
(キアヌリーブスも左利きだった。)
米国にもプリウスαがあって、それがTAXIにも使われている。
生徒たちのキャスティングを見るとカナダ人が多く英国人もいる。
きれいな英語を話せればハリウッド映画にも出られるチャンスが多いようだ。
10歳の少年オギーは、妊娠中の障害で人とは違う顔をもっていた。
小学5年生になって初めて学校へ通うことに。
同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、
オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。
子供たちの演技が上手。
いじめる子供も、オギーをかばうようになる子供たちも上手い。
終盤には泣ける場面もいくつかあった。
見ようかどうか迷った映画だが見てよかった。
上映時間は113分。
長さは感じない。
満足度は5点満点☆☆☆☆☆で5点☆☆☆☆☆です。
人を見る自分を変えることが出来る
同名の原作『ワンダー』を基に
ジュリア・ロバーツ、オーソン・ウェルズが両親を
人とは違う顔を持って生まれたオギーを
特殊メイクでジェイコブ・トレンブレイが演じる。
10歳で始めて学校へ入学、
両親、姉は入学時、それぞれアドバイスを送る。
主役のオギー中心の話かと思えば
オギーの周囲の人間にフォーカスを当て
その時どういった心境かを描いていく…
オムニバス形式のストーリー展開となっている。
この作品内にある『人の見た目は変えられない、
でも人を見る自分を変えることは出来る。』
という言葉はずっと残して欲しい名言。
オギーへのアドバイスや愛を与える様々な人物が
オギーがいることで深く結ばれていく。
人って一人で生きてないんだなって実感。
素直に親切に。
すごくシンプルだけど皆が子供の頃に教わったこと、
改めて再認識させられる良い作品。
素晴らしかった。 多幸感がはんぱない。涙止まらない。みんな優しく想...
素晴らしかった。
多幸感がはんぱない。涙止まらない。みんな優しく想い合ってる。
静かな強さと自身の魅力で周りを変える力を持ったオギーは、本当に魅力的で周りをも輝かせてた。登場人物全員愛すべきキャラクター過ぎて最高すぎる。
あぁーーー良かった!
人をいたわれ みんな闘っている
主人公(オギー)だけの目線でストーリーが進むのかと思いきや、主人公以外の登場人物にもしっかりとスポットライトを当て、それぞれの背景やストーリーがオムニバス形式できちっと描かれています。
それぞれの登場人物たちへの感情移入もしやすく、あーこういうことあったなとか、今も似たようなことしているかも...とか、自分の人生を振り返る良い機会にもなりました。
特に、ラストシーンは大号泣...笑
自分だけじゃない、みんな闘っているんだよ、だからこそ周りへの思いやりや労りが必要なんだよ、という当たり前だけど忘れがちなことを思い出させてくれました。
面白かったです!
年に一度くらいは素直になりたい方は是非‼️
自分ひとりだったら、曇りなくそのままのオギーくんを受け入れるのにさして時間はかからないはずなのに、周りの人間の目があると、自分が少数派(イジメられる側)になることが恐くてなかなか素直になれない。
多くの人にとって優しく振る舞うことの方が、精神的な負荷(良心の呵責)の面からも本当は簡単なのに、なんでこんなに難しいんだろう。一歩を踏み出すだけの少しの勇気があれば、誰でもできるはずなのに。
強い人、権力を持っている人の顔色を窺って、空気を読んだり忖度することが習い性になってしまった大人たちこそ、素直に学ばなければいけない映画かも、と思いました。
素直に泣けました
どうせお涙ちょうだいなんでしょと思いつつも、TOHOシネマ週間で1100円だったんで、観て行きました。これ、オギー目線だけでなく、お姉ちゃんやら友だちやら、色んな目線で描かれてるのが、オムニバスみたいで良かったです!素直に泣けました
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