ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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「なんでこんなに高評価なの?」
「低評価がつけられない作品だから」
って感じの作品だった。
万人ウケする(特に日本人がすき)。
褒めています。見て損はないです。
友人のみならず家族、恋人とどうぞ。
オギーのみならず周りにスポットライトを
当てる作品の作り方に心が動いた。
ストーリーは単純明快なのにどうしてか
ハラハラしてしまう。まるで自分の息子や
友人、弟のように心配して、怒って、笑って、と
忙しい映画でした。
ハンディキャップを描いた作品は多々あるが
多くは本人にライトを当て美しく飾る印象がある
今回、姉にマイクを回してセリフを与えたのが
良かった。家族の中で自分がそうだからかもしれない
太陽系の惑星ひとつひとつがとても優しくて
オギーを愛しているからこんなに
気持ちよく映画館を出られたんだなぁ
ありがとうございました〜〜
久々に泣いた。
反則
ストーリーや展開、結末すらも予想通りなのに…。やはりやられちゃうんですよ。感動、泣きポイントがあちこちに散りばめられていて、わかってるんだけど、ジーンときてしまう。歳とったといえばそうなのかもしれないけど。号泣というより、感動の温かくて爽やかな涙を誘う、秀作。不遇な子供が、健気に頑張るだけでダメなのに、周りがまたいい人だらけで、ここまでくると反則だ。
主役のオギー役のジェイコブ・トレンブレイくん。あのルームの天才子役の子がなぁと、親戚のおじさん風に感動している暇もなく、オギーの親友のジャック役のノア・ジュプくん(最近、マット・デイモンを向こうに回し、サバービコンで堂々の名演をした子です)、サマー役のミリー・デイビスちゃんなど、彼の周りの子供たちが輝いてる。ジュリア・ロバーツやオーウェン・ウィルソンの演じる両親もきちんと物語を構築する柱として画面に根を下ろしている。オギーの姉ヴィア役のイザベラ・ウィドウイッチも重要な役どころをしっかり魅せてくれた。あと、収穫はヴィアの親友のミランダを演じた、ダニエル・ローズ・ラッセル。ヘプバーンを彷彿とさせるめちゃくちゃ目が印象的で、めちゃくちゃ美人。かなり気になりました。
オギーを中心に、まわりの家族や友達のエピソードを章立てでしっかりと描き、その章の主役となる各役者さんが、それぞれのキャラクターや関係性を期待通り演じ切ることで、王道の話を輝かせ、最後まで楽しませる。監督・脚本のチョボウスキーさんに完敗です。
泣くー!
顔に障がいのある少年オギーとその両親だけの話でなく、5歳くらい上の姉、彼女の友達、オギーの同級生たちを描くことで、表面からはわからない、各々のそれなりに複雑な心境を描いている。自分の子供時代の友達関係を思い出したり、それどころか職場での人間関係を思い出したり…、誰もがそれぞれの立場を経験しているのではないかな。
それだけに、泣くポイントが全編のあちこちにあって、これで泣かない強い涙腺の人が羨ましいわ。
個人を大切にする自由なアメリカの学校教育も、オギー達の支えになっていた。アメリカ全部がこんな感じだと良いけど。
更にこれは、主役は「ルーム」、その親友役は「サバービコン」の天才子役共演の映画でもある。
母親役ジュリア・ロバーツの論文完成のお祝いで、夫からもらったプレゼントの箱のフタをパカッと開けて笑いながら閉めるシーンは、プリティウーマンへのオマージュ?
爽やかな勇気をもらえました。
あの親にして、あの子あり
いや〜いい作品でした
とっても温かい映画!
学校教材にしていいくらい、全方位的に良い映画。
調べたら、主人公は『ルーム』のあのコか!表情がちゃんと表せないキャラクターなだけに、演技が大事だと思っていたが納得。
人間は誰だって独りでは生きていけない。
いろいろな支えを得ながら、それぞれの立場でそれぞれの苦悩や葛藤を乗り越えて、一歩一歩成長していく。
この作品では、主人公の苦しみや成長だけでなく、それを囲むいろいろな登場人物の視点で描いたのは上手い。それぞれをちゃんと一つの成長譚としてフィーチャーしてるのは、映画により深みを与えてる。
悪意のある私の様な歪んだ観客には、多少「本人の頑張りというより周りの理解に助けられすぎ感」と「いい人ばっかり残る感」は否めないものの、それでも温かい気持ちで映画館を出られるハートウォーミングムービー。
たぶん「親」という立場で観る人はまた違う見方もできるんだろうな。
家族で観て、感想を言い合うってのもいいんだろうな。
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