ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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勿論オギーを主役として物語は幕を開けますが、子どもたち一人一人を主役としたオムニバス的紙芝居に、途中、転じます。彼らが何を抱えていて、何を想いどう向き合って行くのかを描くこの展開は意外でしたが、とても良かった。
オムニバス的物語の登場人物の抱える悩みや問題の質は異なりますし、程度の差もありますが、結果的には全員が成長して行きます。そこには彼ら一人一人に手を差し伸べてくれる、折れた心に添え木をしてくれる、何者かが登場する、ってとこがミソで、それこそがこの映画の主題だと思います。オギーがこの映画の全てじゃない。
ちょっとした助けがあれば子どもたちは成長できるし、生き方を変えることができる。大切なのは心を閉ざさないこと。心を閉ざしさえしなければ、誰かが手を差し伸べてくれるからね、っていう映画。
青少年諸君向けかな、やっぱり。教育映画に推奨しますわ。いずれにしても、ココロに清らかさの欠片も残ってないおっさんさえも、幸せな気分にしてくれる素敵な映画でした。
普通だった
展開が、めっっっちゃ普通だった
難なくスラスラっと進んで行くストーリーで、少し軽すぎるかな?という感じ、、
ペットが死んでもそれについて何かあるわけでもなく、友達からのいじめはそこまで酷くはなく(小学生だから?)なんというか、サラサラしてました
邦画にこの手の作品がないのが寂しい。
原作は児童文学で、映画版と物語の進行に多少の入れ替えがある。
また、主人公オギーの姉ヴィアの彼氏は原作では白人だが、映画版では黒人に変更されているし、作品自体にポリコレ的な要素がまったくないとは思わないが、友情や家族との関係を通してオギーの成長を描く素晴らしい作品に変わりがない。
こういう作品を創り出せる作者を心の底から尊敬してしまう。
映画館では中年の筆者が年甲斐もなくおいおい泣いてしまった。
そして原作を読んでもまた泣いてしまった。
去年から邦画の原作を読むことが多くなった。
もちろん本作の原作は児童文学で邦画の原作は成人向けの小説なので、一概に比較するのは難しいだろうが、日本の小説は人間不信を前提とした作品が多く、読後に爽やかな感情を抱くことはない。
新聞でもTVでも平和が大切だとか人類皆兄弟的な論調を見かけるが、肝心の映画や小説でまったく反対の作品が多いのにはなにか異論はないのだろうか?
『万引き家族』を見て明日学校に行ったら友達に優しくしようと思う小学生はまずいないと思う。
しかし本作を観れば友情の大切さに気付かされるはずだ。
そして現在の日本でこの手の作品が生まれないことにも一抹の寂しさを感じてしまう。そんなに日本は蹴飛ばしたくなるようなひねくれた社会になってしまったのだろうか?
もし日本でこういった作品が生まれていたとしても話題になることもなく、映画化もされていないとしたら事態はもっと深刻である。
本作は文科省の特別選定作品となっているが、小中学生以下の児童が多く観ることに期待したい。
現在子育てに奮闘中のお父さんお母さんにも、孫のいるおじいちゃんおばあちゃんにも、かつて小学生だったすべての大人たちにも、観て欲しい作品である。
映画館の上映は終わっているので、これからは配信サービスか、DVDやBlu-rayの購入かレンタルになるので、自宅で鑑賞することになる。
人目をはばからずに泣けるから安心である!
心洗われる作品
ひとり映画館で号泣。
主人公の少年にすっかり心を奪われました。
まず、キャストもとても良かったし、構成もそれぞれひとりひとりに注目を当ててシーンを振り返るところも私の好きなタイプの作品でした。
何より。選択するなら『優しさ』を。
みんながみんな、それぞれ愛に溢れていて。
友達や家族を傷つけてしまうことがあるけれど、そこで優しい気持ちを以って接することができれば、きっとうまくいく。
自分の心が荒んだ時にはまた見たいと思う笑
家族の愛の力
きついハンデを乗り越えさせ続けたのは、家族の愛情。
両親も姉も色々抱えながら、オギーに溢れんばかりの愛情を注ぎ続ける。オギーはちょっと人とは違うことを忘れて、こんなに幸せな子供そうそう居ないんじゃないかと思ってしまう。
鼻持ちならないいじめっ子の両親と比較すると尚更のこと、よくわかりますw
それぞれのキャラごとの心情を見せるところは、ちょっと掘り下げ足りない気もするけど、全体として普通に良かったのでまあよし。
週末の始めに見るにはうってつけの1本でした。
普通でいるって難しい
もし、オギーの顔がみんなと同じようだったら虐められずにいたのだろうか。
その子供らしくない偏屈な性格から、もっと嫌われてクラスで浮いた存在だったかも知れない。
そしたら、映画で描かれたあんな事もこんな事も経験出来ないまま大人になって行ったのだと思うと、普通じゃない人生だって捨てたもんじゃない。
親切を選べ
優しくおしゃれなトンマナで、主人公だけでなくその家族や友人達それぞれを丁寧に描いた作品。
担任の先生が毎朝黒板に書く格言が沁みる。
「正しいことをするか、親切なことをするか、どちらかを選ぶときには、親切を選べ」
子供の素直さと、素直故の残酷さ。そう、親切の大切さだよー!
完璧な良い子は誰も居ないけど、みんなほんとはいい人達。
表彰式のシーンはうるっときます。
みんな
同じじゃないし、何らかの問題を抱えていて、そして、優しい…。
一言で言うなら、そんな感じ?
(タイトルを考えるのが、難しかった。)
良い話だった。
DVDまで買って観たいとは思わないけど、テレビとかで放送があったら、もう一度観たいかなぁ…。
ただ、ここまでは良いけど、主人公がもう少し大人になって、恋愛・結婚となると、こうも簡単に話は進まないのかなぁ。そういう意味では、深刻さはあまりなく、単純な話だったのかも…。
とても良い作品でした。
ずっと観たかったのですが、やっと最終日に鑑賞する事が出来ました。
ホロリとさせる所とクスリとさせる場面の妙が素晴らしい作品だったと思います。
実社会なら、まぁ、そんなに甘くはないでしょう。登場する人々も確かに基本「良い人」ですしね。
でも私はこういうハッピーエンドで、鑑賞後清々しく席を立てる作品が大好きです。
DVDが出たら購入して、もう一度家で観たいと思います。
善良な心は他人を幸せにする。
久しぶりに、とても幸せな気持ちになる映画に出会えた。
こんなに純粋で、幸せな気持ちになるのだから、普通と違うことは全く悪いことではない。
世界には、物や情報が溢れ、複雑なように思えるけど、親切にされたり友達になれば嬉しいし、悪口を言われれば悲しいのは、誰でも同じ。単純で大切なことが、世界を輝かせるのだと思う。
評判の良さで期待しすぎたが安定の感動
テーマはよくある「生まれもった容姿や病気により差別やいじめを受け、それに立ち向かい乗り越えていく」ストーリー。展開もそれぞれの登場人物の視点で描かれ、主人公だけでなく周りの人たちも各々の悩みや葛藤を抱えているのだが、それもちょっとできすぎた話。
そんなどストレートな内容なのに、ホロリとさせられてしまうのは、個性を持ったキャストたちの温かさ故か。
やはり子を持つと親目線で見てしまい、子どもたちの幸せに心動かされてしまうものである。
泣いたけど
オギーの成長を見守る気持ちで感情移入したし、泣いた。
オギーや周りの子供たちは本当にいい子たちだと思う。
彼の友達や姉など、様々な視点から語られることで、物語がより立体的に見えたのも新鮮だった。
でも観賞後、しばらくすると、残っているものは少ない。
おそらく、綺麗すぎた。
基本みんな良い人たちで、プルマン家も仲が良く、お金もある。
でも実際はそんなに上手くはいかないことの方が多い。
正義は負けるし、努力したって報われないことも多い。
この夏の家族ムービーとしては、ワンダーよりも万引き家族の方が、深く胸に刻まれた。
お涙頂戴なストーリーじゃない!
難病の少年が主人公と聞いて、お涙頂戴なストーリーね、と思って観ましたが前々回違いました!確かに辛いことはあるけど、前向きに生活しようとする主人公の性格だとか、少年を取り巻く人達の視点とか小さい子供から年輩の方まで幅広く楽しめる作品だと思いました。
心が温かくなる
ひとつの海外ドラマを凝縮させたような映画。
主人公を中心に、
周りの人たちの人間模様や
様々な感情を描いた作品。
君は太陽って、そういうことだったのか!
タイトルとリンクした内容に、
徐々に納得。
あたたかいストーリーにほろりと涙。
素敵な映画だった。
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