ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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家族愛に溢れた素晴らしい作品
見終わって心が暖まる作品
てっきり、子役の男の子の成長と葛藤を中心に据えた、ハートウォーミングストーリーだとばかり思って、やや構えて見に行ったんですけど、そこにもうひとひねり加えた上質のドラマがありました。
具体的には、登場人物の一人一人を主人公に据え、章仕立てで話を展開することで、ある人物から見ると可哀想な男の子も、実は羨ましくて仕方がないという、皮肉でリアルな展開に変わっていき、ほとんどの人が映画の中でいい方向に成長します。
言ってみれば主役の男の子の顔が醜いのは、誰が見ても分かる可哀想なハンディキャップで、大人には守ってあげるべきポイントとして映りますが、子供にとっては「メガネ」「そばかす」「ガリガリ君」「デブ」などの、分かりやすい肉体的欠陥で、映画的にはそこを強調したことで一瞬で物語の方向性をみんなが理解できるという、アイキャッチの役割を果たすことになります。そこがこの映画の画期的なところで、怪物と少年の複合したキャラクターを持つ主人公というのはアニメでしか見ていない気がします。
個人的に感動したのはお姉ちゃんが舞台で熱演するシーン。劇中劇のセリフの一つ一つが身の回りの人物に当てはまり、まるで閉じ込めていた感情を吐き出すかのようにみんなの心に響きます。それにしても子役の演技がどれも素晴らしい!
中にはちょっとほろ苦い結末を迎える人もいますが、こんなに出て来るキャラすべてが成長するドラマもなかなか珍しいと思います。『THIS IS US36歳これから』なんかが好きな人にはきっとぴったりハマる映画でしょう。
お姉ちゃんの彼氏のバイオリンの腕前を披露して欲しかったのと、お父さんの影が薄いこと、その他、思ったのと違う展開になったこともいろいろありますが、全体的には満足できる一本でした。
ジュリア・ロバーツがしゃしゃり出て来ないのも良かった。
結局、誰にしろ欠点があって、そこをお互いが理解し、認めることが大切なのだと分からせてくれる映画です。息子に見せたいけど、興味ないんだろうなぁ。同じ年頃の子供たちが、どう思ったか、すごく気になります。
世界は素晴らしすぎて気付けない
感動😭😭
27回
まず、泣けた。
普通じゃないってなんだろう。
普通ってなんだろう。
確かに27回も手術して尚且つ顔に影響が残っているのは普通とはいえない。
では、この劇中で「普通の子」は誰なんだろう。
10才にして27回は負担があまりにも大きすぎる。
精神的にも体力的にも。
27本のバンドを飾るのは痛みと苦しみの象徴。
性格はまず歪むし、死にたくなるかもしれない。
後ろ向きになり自分は要らない子だと思うかもしれない。
それでも明るく聡明で優しくまっすぐな子に育ったのは家族の手厚い支えだろう。我が子を決して恥じず、閉じ込めもせず、外の世界へと向かわせる。オギーも親にも完全に依存する事なく奇跡に近くね?って思った。
「太陽」はオギーだけでなく全ての少年少女のことを指すな。
最初、オギーだけでなく、周りの人々からの視点や境遇にもスポットが当てられててとても好感が持てた。
特に姉であるヴィア。
弟のことは大好きで大事。両親も大事。
でも太陽のオギーほど気にはかけてもらえない。
それでも弟が落ち込んでいたら助ける親友でもある。
かつて、一人っ子だった彼女。親の愛を全て注がれていた時期があった彼女。その辺、上の子として産まれた子は複雑かもしれない。
たくさん我慢したんだろうな。でも君も家族から見たら太陽なんだよ。
子供って何かきっかけさえあればすぐに仲良くなるのがすごいなぁと自分の子供の頃を振り返るが確かにそれはそう。子供の頃なんて足が早いって事だけでモテてたようななもんだったし。結構単純。
自分よりもすごい、一緒にいて楽しいなんて最高の友達。
一度は裏切ったジャックもどうしてもオギーと仲直りしたいと願う。
こんな本音と建前事件は大人でもよくあることだけどたった10才の外見にハンデのある少年には死ぬほどキツい。
それでも許すオギーの器の大きさと優しさ、彼もまたジャックという初めてできた友達を諦めきれなかったのだろう。
あまり気に入らないなぁと思ったのが校長先生の「オギーの顔は変えられない。だからこちらが変わる必要がある」という言葉。
学校全員がオギーと仲良くなる必要もないし、ハンデがあるというだけでオギーもただの少年だ。
それこそ逆に差別ではないだろうか?
オギーは常に下を向く。
そして靴を見て、その人を判断していた。
しかし、最後には人を知りたいのなら「よく見ること」と締めくくる。
オギーの自信としっかりと未来を見据えることができる言葉だと思った。
宇宙飛行士になれたらいいね。
あと、スターウォーズ観てないからネタがわからなかった。ごめん。
優しい人達のお話
久々に心地よい余韻。
ワンダー 君は太陽
泣きまくり
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主人公の少年は先天性の病気で何度も手術を繰り返し、顔に跡が多く残ってる。
この子を普通の小学校へ通わせる決意をした両親。
母に教育を受けて来たため、主人公は極めて優秀だった。
それで親が金持ちでスクールカースト上位の生徒からイジめられることに。
でもそのグループの一員でもあった子供と親友になる。
それで一気に学校生活に希望が湧いたが、親友が自分の陰口を言うのを聞いてしまう。
「あんな顔だったら自殺する」カースト野郎にそう言ってたのだった。
その日から主人公は親友と口をきかなくなり、再び孤立してしまう。
でも女生徒のサマーが見かねて声をかけてくれ、勇気づけてくれ、仲良くなる。
親友も陰口は悪気なく言っただけで、主人公と仲直りしたいと思ってた。
サマーから経緯を聞いた親友は自分の非に気付き、主人公に謝る。
そして主人公の悪口を言うカースト野郎を殴る。これで仲直り。
そして親友とコンビで取り組んだ理科の自由研究が賞を取る。
さらに主人公は「生徒オフザイヤー」みたいなのにも選ばれる。
しつこく主人公をいじめるカースト野郎は親の意向で退学した。
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劇場で見た。予告編の時点から泣いてもてた作品やから、本編でも泣きに泣いた。
不幸な要素を持って生まれた主人公、でも素直で健気に生きる姿は胸を打つ。
出て来る大人たちは皆そんな彼を大事に扱うのだが、子供たちは違う。
親友の悪気ない陰口のクダリ、誰でも似た経験があるんじゃないかな。
そしてどん底で孤立した時に助けてくれる、本当に心根の優しい人間もいる。
主人公の話と並行して、主人公の姉の女子高生ヴィアの話も展開される。
親友が急に冷たくなって疎遠になってしまうという話。
虚栄心で見栄を張って人気者になった結果、ヴィアと距離を置かざるを得なくなった。
こういう経験も誰もが持ってるんじゃないだろうか。
ヴィアへの申し訳ない気持ちに苛まれた親友は、ヴィアに大きなプレゼントをする。
その結果、2人はまた親友に戻れたのだった。
またヴィアには、普通じゃない弟を持ったせいで悩みもあった。
どうしても弟中心になり、親の愛が足りなく感じてしまうのだった。
それでも弟を愛し、優しく力づけて見守ってやるのだった。
どれもピンと来るエピソードで、素直になり相手を思いやる大事さを教えてくれる。
本当に感動する映画。素晴らしいわ。
基本的に外国人女性に興味ないおれやけど、ヴィアにはグッと来たわあ。
アメリカ人のくせにおくゆかしく温かみがある。素敵な女の子だと思う。
女優はイザベラ・ヴィドヴィッチっていうらしい。
性格の優しさが演技に出てたわ。これからも応援したいと思う。
観終わったあとはいい気分になれる
いじめが結構生々しく、リアルに描かれていてそれが逆に良かった。一時はどうなるんだろうって結構オギーに感情移入して不安になってしまったけどその後の流れは気持ちよかった。そうではない人もいるかもしれないけど。
今の学生たちに是非見てほしい。
気持ちが明るくなる
両親が素晴らしい
シンプルな感動 5回は泣く
鑑賞後の気持ち
感動した
鑑賞後の心の変化
なし
鑑賞後の行動の変化
人をよく見る
好きなシーン
いじめっ子が罰を受ける。でも子供自身は反省したシーン
嫌いなシーン
いじめっ子の親がしょうもないこと言ってるシーン
「最も偉大である人とは」考えさせられる作品
困難に立ち向かう少年とそれを支える家族の姿に、何度も胸が熱くなる。
特に、ラストシーンの小5修了式での少年と母親の会話はグッときた。
家庭学習をやめ一般の学校へ息子を送り出す母親の勇気ある決断は、なかなかできるものではないと思う。尊敬だ。
全体を通してみるとお姉ちゃんの友人のことやペットのこと等々、少々詰込み過ぎ感があったのは否めないが、いずれにしても心洗われる名作だと思う。
少年の夢がどうか叶いますように!
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