ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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やや古い映画だが良い作品
今年433本目(合計1,524本目/今月(2024年12月度)12本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
シネマートの跡地にkinoシネマ心斎橋という映画館ができました。木下グループの「キノシネマ」がメインになりますが、キノシネマ心斎橋のサイトを見る限り、ぱっとどの作品が「木下グループの作品か」というのはわかりづらい事情もあるので、「現テアトル梅田と旧シネマートを足して2で割ったような映画館?」という感じになりますね。
ストーリーとしては、生まれつきの顔の疾患などで小学校に行くことをずっと嫌っていたものの、5年生になるにあたっていってみようかと行ったら、案の定いじめにはあうものの、良い人も出会えその1年後(5年生の修了時)には…といった趣旨の映画です。
障害や顔つきなどでいじめるというのは学校にせよ職場にせよありますが、特に初等教育という場においてのそれは、子供の「学ぶ権利」(子どもの学習権)との関係でまずいことになります。一方で、「顔がおかしい」などの「笑ってしまう」ところで「笑ってしまう」ことそれ自体をやめましょうというところに趣旨が伝わるかは、小学5年生(10歳くらい)ではギリギリかなという気がします。
ほか、「ヴィア」パート(お姉ちゃんパート。オリヴィア)ほか3~4人の視点で描かれています。その中で「この子がこの障害を生まれてきたのも遺伝子の一致で…」といった話も出てくるので、「親側の善意有過失の出産によるもの?」という考え方も出てきそうですが、その「出産の責任の話」は一切出てきません。話の飛びすぎを抑える趣旨であろうと思います。
日本においても、例えば火災・震災や重度身障・難病などで見かけ的に「顔にやけどが目立つ」など、何らかの意味で「顔にコンプレックスがある」状況は発生します(実際に東日本大震災だって起きました)。このとき、日本においては趣旨を考えて「個人が一部を隠すフード等を着用することは禁止しない」となっており(兵庫の震災のときも同様)、日本ではこの点、震災での「火事によるやけど」で多く生じる類型であることから、日本のほうが取り組みは早いほうです(むしろ、当該アメリカでも「なら、その部分だけフードをかぶっていく」という考え方はなかったのかな)。
気になる手は多々あるものの、重度身障、難病等に相当しうる子の小学校等の初等教育に行く、周りをそれを応援するという、今現在2024年現在風にいえば「子供の学習権の実現、その学習権が担保されているかを大人それぞれが見守る」という部分に大半きます。この点については古い映画でもあるため明示的に触れられることはなかったですが、気が付く方はいるかなといったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/映画全般の「選"択"の"択"が「選たく」「選だく」?という字幕について)
映画内では「存在しない」英単語 supposably と、「存在する」英単語 supposedly がどちらも登場します。
存在するのは後者ですが、不慣れな子は前者を使ってしまうことがあります。前者はたとえば、probably 「おそらく」といった語が基礎語であるため、こちらに「合わせる」傾向があり、そのため「存在しない」単語を作ってしまうことがあり、その「存在しない」単語に対して「Dをつけて使うのが正しい( supposedly が正しい語)」ということを主人公側が述べています。
ただ、この点は特にネイティブでも誤用が多い使い方の一つであり、何らか字幕に工夫が欲しかったところです。
(減点なし/一度しか出ていない人たち/「シャルロット」さんなど)
「シャーロット」さんだっけ?最初に学校を案内して「たとえが全部音楽、芸能チックだから誰もついていけないから黙ってて」と言われてそうそうドロップアウトするシャーロットさん(シャルロットさん)など、一度しか出ない人は案外多いです(ただ、この作品は明日以降の2024年12月13日以降において予告されている続編について、「本作品であまり光の当たらなかった人を中心に描く第二幕」ということになっていますので(詳細は続編版参照のこと)、ここは微妙かなというところです。
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(減点なし/参考/この映画と現在(2024年のつながり))
本作品それ自体は明確なフィクションですが、本作品はいわゆる「言葉によるいじめ」がふんだんに、かつ年相当、時代描写も正しく登場するため(Wiiがギリギリあったころ)、他作品の同趣旨の映画と共に映画であることをことわった上で、大学等の研究対象としてしばしば登場します(なので、原題タイトル名に movie などで検索すると、論文などがヒットすることがあるが、この映画の福祉論の観点からの見方であったり、いじめ論であったりといったものがしばしばみられる)
主人公が替わる、少年少女の友情映画。そして犬を含めた家族の愛情物語...
主人公が替わる、少年少女の友情映画。そして犬を含めた家族の愛情物語。
オギーを演じたジェイコブ・トレンブレイは『ルーム』(2015)の天才子役。
物語:オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガスト(オギー)は、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。
そんなラケル・ハラミロ・パラシオ(Raquel Jaramillo Palacio)による児童文学小説「ワンダー」の映画化。
読んだ子どもたちはオギーのその後の人生を知りたくて、自分たちで勝手に続編の構想をしてオギーのその後を書いたりしてたらしい。
作者のパラシオに正式に続編の依頼が来ても、ファンの子どもたちが作った続編やその後のオギーの想像を壊したくなかったのか 続編は執筆しなかったらしい。
しかし、いじめっ子のジュリアンに視点を当てた物語が書かれ それが映画化される。ジュリアンの祖母サラのサバイバル『ホワイトバード はじまりのワンダー』(2024)だ。
ジュリア・ロバーツの表情がいい。
優しくあたたかい気持ちになる
1人を中心にしたみんなの愛や優しさや強さが溢れ出す映画
家族愛に溢れた素晴らしい作品
見終わって心が暖まる作品
てっきり、子役の男の子の成長と葛藤を中心に据えた、ハートウォーミングストーリーだとばかり思って、やや構えて見に行ったんですけど、そこにもうひとひねり加えた上質のドラマがありました。
具体的には、登場人物の一人一人を主人公に据え、章仕立てで話を展開することで、ある人物から見ると可哀想な男の子も、実は羨ましくて仕方がないという、皮肉でリアルな展開に変わっていき、ほとんどの人が映画の中でいい方向に成長します。
言ってみれば主役の男の子の顔が醜いのは、誰が見ても分かる可哀想なハンディキャップで、大人には守ってあげるべきポイントとして映りますが、子供にとっては「メガネ」「そばかす」「ガリガリ君」「デブ」などの、分かりやすい肉体的欠陥で、映画的にはそこを強調したことで一瞬で物語の方向性をみんなが理解できるという、アイキャッチの役割を果たすことになります。そこがこの映画の画期的なところで、怪物と少年の複合したキャラクターを持つ主人公というのはアニメでしか見ていない気がします。
個人的に感動したのはお姉ちゃんが舞台で熱演するシーン。劇中劇のセリフの一つ一つが身の回りの人物に当てはまり、まるで閉じ込めていた感情を吐き出すかのようにみんなの心に響きます。それにしても子役の演技がどれも素晴らしい!
中にはちょっとほろ苦い結末を迎える人もいますが、こんなに出て来るキャラすべてが成長するドラマもなかなか珍しいと思います。『THIS IS US36歳これから』なんかが好きな人にはきっとぴったりハマる映画でしょう。
お姉ちゃんの彼氏のバイオリンの腕前を披露して欲しかったのと、お父さんの影が薄いこと、その他、思ったのと違う展開になったこともいろいろありますが、全体的には満足できる一本でした。
ジュリア・ロバーツがしゃしゃり出て来ないのも良かった。
結局、誰にしろ欠点があって、そこをお互いが理解し、認めることが大切なのだと分からせてくれる映画です。息子に見せたいけど、興味ないんだろうなぁ。同じ年頃の子供たちが、どう思ったか、すごく気になります。
世界は素晴らしすぎて気付けない
感動😭😭
27回
まず、泣けた。
普通じゃないってなんだろう。
普通ってなんだろう。
確かに27回も手術して尚且つ顔に影響が残っているのは普通とはいえない。
では、この劇中で「普通の子」は誰なんだろう。
10才にして27回は負担があまりにも大きすぎる。
精神的にも体力的にも。
27本のバンドを飾るのは痛みと苦しみの象徴。
性格はまず歪むし、死にたくなるかもしれない。
後ろ向きになり自分は要らない子だと思うかもしれない。
それでも明るく聡明で優しくまっすぐな子に育ったのは家族の手厚い支えだろう。我が子を決して恥じず、閉じ込めもせず、外の世界へと向かわせる。オギーも親にも完全に依存する事なく奇跡に近くね?って思った。
「太陽」はオギーだけでなく全ての少年少女のことを指すな。
最初、オギーだけでなく、周りの人々からの視点や境遇にもスポットが当てられててとても好感が持てた。
特に姉であるヴィア。
弟のことは大好きで大事。両親も大事。
でも太陽のオギーほど気にはかけてもらえない。
それでも弟が落ち込んでいたら助ける親友でもある。
かつて、一人っ子だった彼女。親の愛を全て注がれていた時期があった彼女。その辺、上の子として産まれた子は複雑かもしれない。
たくさん我慢したんだろうな。でも君も家族から見たら太陽なんだよ。
子供って何かきっかけさえあればすぐに仲良くなるのがすごいなぁと自分の子供の頃を振り返るが確かにそれはそう。子供の頃なんて足が早いって事だけでモテてたようななもんだったし。結構単純。
自分よりもすごい、一緒にいて楽しいなんて最高の友達。
一度は裏切ったジャックもどうしてもオギーと仲直りしたいと願う。
こんな本音と建前事件は大人でもよくあることだけどたった10才の外見にハンデのある少年には死ぬほどキツい。
それでも許すオギーの器の大きさと優しさ、彼もまたジャックという初めてできた友達を諦めきれなかったのだろう。
あまり気に入らないなぁと思ったのが校長先生の「オギーの顔は変えられない。だからこちらが変わる必要がある」という言葉。
学校全員がオギーと仲良くなる必要もないし、ハンデがあるというだけでオギーもただの少年だ。
それこそ逆に差別ではないだろうか?
オギーは常に下を向く。
そして靴を見て、その人を判断していた。
しかし、最後には人を知りたいのなら「よく見ること」と締めくくる。
オギーの自信としっかりと未来を見据えることができる言葉だと思った。
宇宙飛行士になれたらいいね。
あと、スターウォーズ観てないからネタがわからなかった。ごめん。
優しい人達のお話
久々に心地よい余韻。
ワンダー 君は太陽
泣きまくり
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主人公の少年は先天性の病気で何度も手術を繰り返し、顔に跡が多く残ってる。
この子を普通の小学校へ通わせる決意をした両親。
母に教育を受けて来たため、主人公は極めて優秀だった。
それで親が金持ちでスクールカースト上位の生徒からイジめられることに。
でもそのグループの一員でもあった子供と親友になる。
それで一気に学校生活に希望が湧いたが、親友が自分の陰口を言うのを聞いてしまう。
「あんな顔だったら自殺する」カースト野郎にそう言ってたのだった。
その日から主人公は親友と口をきかなくなり、再び孤立してしまう。
でも女生徒のサマーが見かねて声をかけてくれ、勇気づけてくれ、仲良くなる。
親友も陰口は悪気なく言っただけで、主人公と仲直りしたいと思ってた。
サマーから経緯を聞いた親友は自分の非に気付き、主人公に謝る。
そして主人公の悪口を言うカースト野郎を殴る。これで仲直り。
そして親友とコンビで取り組んだ理科の自由研究が賞を取る。
さらに主人公は「生徒オフザイヤー」みたいなのにも選ばれる。
しつこく主人公をいじめるカースト野郎は親の意向で退学した。
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劇場で見た。予告編の時点から泣いてもてた作品やから、本編でも泣きに泣いた。
不幸な要素を持って生まれた主人公、でも素直で健気に生きる姿は胸を打つ。
出て来る大人たちは皆そんな彼を大事に扱うのだが、子供たちは違う。
親友の悪気ない陰口のクダリ、誰でも似た経験があるんじゃないかな。
そしてどん底で孤立した時に助けてくれる、本当に心根の優しい人間もいる。
主人公の話と並行して、主人公の姉の女子高生ヴィアの話も展開される。
親友が急に冷たくなって疎遠になってしまうという話。
虚栄心で見栄を張って人気者になった結果、ヴィアと距離を置かざるを得なくなった。
こういう経験も誰もが持ってるんじゃないだろうか。
ヴィアへの申し訳ない気持ちに苛まれた親友は、ヴィアに大きなプレゼントをする。
その結果、2人はまた親友に戻れたのだった。
またヴィアには、普通じゃない弟を持ったせいで悩みもあった。
どうしても弟中心になり、親の愛が足りなく感じてしまうのだった。
それでも弟を愛し、優しく力づけて見守ってやるのだった。
どれもピンと来るエピソードで、素直になり相手を思いやる大事さを教えてくれる。
本当に感動する映画。素晴らしいわ。
基本的に外国人女性に興味ないおれやけど、ヴィアにはグッと来たわあ。
アメリカ人のくせにおくゆかしく温かみがある。素敵な女の子だと思う。
女優はイザベラ・ヴィドヴィッチっていうらしい。
性格の優しさが演技に出てたわ。これからも応援したいと思う。
全475件中、21~40件目を表示













