レディ・バードのレビュー・感想・評価
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何もない田舎が嫌いで、干渉しすぎの親が嫌で。
思春期あるある
2018年度ベストムービー!
クリスティンが、親友ジュリーの所に戻り和解するシーンにホロッとする。
*この作品に共感出来るのは、どこかまだ子どもっぽい女子高校生が、進学とか親からの自立、恋愛、友達との友情といった日常的な問題を、比較的リアルに描いているからだと思う。アメリカの学園ものというと、過剰にドラッグやらセックスが描かれ、"アメリカとは、そういう文化なのか"と思わされて来たが、決してそうではなく、日本人と同じ様にアメリカの若者も将来について悩んでいるのだ("中産階級は"との但し書きはつくが)。
NYで新しい生活を始めるクリスティンの姿を見ていると、こちらまでワクワクしてくる…たとえ、悩みはまだまだ多くとも…。傑作である。
こんなものじゃないの
共感ではないが
痛いほどに
あっちこっちに激しく動く、レディ・バードことクリスティンの感情に振り回される92分。
大きな起承転結のストーリーというよりも、小さな出来事が重なって重なって、主人公も友達も家族も少しずつ成長していく様がコミカルに切り取られていた。
個性的な魅力に溢れたキャラクター達とポップな展開に楽しく観ることができた。
自我の強い母と娘の、まくし立てるようなやり取りとすれ違いには自分の身にも覚えがありすぎて胸がつかえたようになる。
自分のことを愛し真剣に思ってくれているからこその小言とわかっていても、素直に受け取れない。
ただ認めて欲しい、肯定して欲しい、わかりやすく愛して欲しいだけなのに。
わかる、痛いほどわかるよその気持ち…
映画だと不思議と客観視できるもので、母親の気持ちもグッと伝わってきた。
個性ある娘をもっと可愛がりたいし褒めてあげたいけれど、心配は尽きないし現実的な経済問題も山積みで、どうしても口を出さずにはいられない。
注意して注意していたのに、信頼を裏切られた時の悲しみと言ったら。
くしゃくしゃの手紙から伝わる彼女の心にはどうしたって胸が締め付けられる。
キュンとする恋愛模様とクスッと笑える友情模様も楽しい。
「君の名前で僕を呼んで」ではあんなに瑞々しく綺麗で可愛かったティモシー・シャラメが、今作ではアンニュイな雰囲気漂う若干身勝手な色男になっててびっくりした。
改めて、俳優ってすごいよなとつくづく思う今日この頃。
フィルムの質感が好きで、全体的にカラフルな構成で楽しかった。
まあわりとどこでもありそうな話で、女子高生がワーワーやってるだけと言ってしまえばその通りなんだけど。
余韻はあまりないけどサクッとスッキリ観られて、家族や友人への愛が深まる映画だった。
よかった
監督に注目していたので、とても楽しみで、観たあとももちろん気に入り...
赤毛のシアーシャちゃんがとっても可愛い!
可愛い可愛い、シアーシャローアンちゃん!
彼女の作品は欠かさず観てます(笑)
あの可愛らしい笑顔と、真っ白い肌はとても魅力的。
今回は髪を真っ赤に染め上げて、親や教師に反抗する思春期の女の子を演じていました。
前作の『ブルックリン』の時といい、彼女の田舎娘っぷりは板についてきた感じです(笑)
この映画の舞台は、サンフランシスコの片田舎サクラメント。
田舎のダサい空気に嫌気がさしている彼女は、絶対N.Yの大学に進学したいと思っている女の子です。
色々小言を言う面倒な母親と、ピアスだらけの顔の兄に、うつ病の父の存在に、うんざりの毎日。
この街から一刻も早く出たいと思っている彼女は、必死にお金を貯めて街からの脱出計画を企てています。
ボーイフレンドを作ったり、タバコを吸ってみたりと、思春期ならではの好奇心でいっぱい!
誰しもが経験したことのある、ちょっとした反抗心を宿す姿に、共感したくなる女性も多いのではないでしょうか?
これはまさに過去の自分を投影しているかのような、懐かしい映画なのです。
2002年が舞台という事で、まさに16年前16歳だった自分にはドンピシャ!
水も甘いも経験できる悩める乙女心に、共感の嵐でした(笑)
ますます、シアーシャローアンちゃんの事が好きになってしまいそうです!
今回は特別ゲストとして、モデルのSUMIREさんに登壇していただきました!
細くて美しい姿に、もううっとり…(o^^o)
彼女の美貌に私の目は釘付けでした(笑)
そんな彼女のトークは、同じ女性として共感できることばかり!
反抗期はなかったと語る彼女ですが、高校生の頃の葛藤や、想いは共感できることばかりだったようです。
やはり、同じ女性として同感と感じる事がたくさんありました!
過去の自分から、理想を求めて現在の自分へ羽ばたけるように、自分も頑張りたいと思います‼︎
素敵なゲストに感謝です。
ありがとうございました(^^)
苦悩を爽やかに描く
田舎が嫌で、素敵な家に憧れて、クリスティンという名前が嫌で「レディ...
田舎が嫌で、素敵な家に憧れて、クリスティンという名前が嫌で「レディ・バード」と呼んでという。この街を出てニューヨークの大学に行って、いつか自分は何者かになれると信じてる。痛々しいけれど、自分の気持ちにまっすぐで、かわいい。
似た者同士のママとはいつも衝突していて、パパはその間でいいクッションになっていて。
私も田舎が嫌で都会に憧れて出てきたから「わかるわかる」って思いながら見ていました。そんな娘を見ていてイライラするママの気持ちも、今ならわかる。
最後はジーンときちゃいました。愛にもいろんな形があるな。
イケメンなのに残念な彼氏たちや、個性の強い高校の先生たちは笑えます。シスターはシャレの通じるとてもステキな方でした。
笑えて泣けて、すごくよかった。とっても好きな映画です。
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