劇場公開日 2018年6月1日

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レディ・バードのレビュー・感想・評価

全176件中、141~160件目を表示

3.5親も必死に生きている

2018年6月9日
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社会には、親に対して、聖母のように完全な愛で完璧に包み込むという虚像がどことなーくあるけども、親だって必死に生きている人間なんだ、親だって愛されたいんだ!という気持ちにさせてくれる映画でした。

思春期、アイデンティティなんてものはまだまだわからない時期に「何かしたいんだ!」、「何か成し遂げたいんだ!」という想いを頼りに突き進んでいく姿に懐かしさを覚えると同時に、自分も親にこんな迷惑をかけてたやーという気持ちも湧いてきました。

親へも子へも感情移入できる素晴らしい映画です。

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ポンコツスープ

4.0親の愛の深さを教えてくれる作品

2018年6月9日
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鑑賞方法:映画館

どぉやって自分の感じたことをレビューに書こうか悩んでいたら日数が経ってしまった(^◇^;)

予告や既に観た人のレビューにあるほどのものかな?と言うのが率直な感想。映画そのものは破天荒な女子高生の行動が面白いし興味深かったけど、それだけ。あぁ〜あたしも女子高生のときこんな風に感じてたなーとか、その行動めっちゃ気持ちわかる!とか懐かしい感じはあったけど、その程度。

ラスト15分までは。

そこまできたら急に"レディ・バードの話"として観ていたものが「レディ・バード=自分自身」に置き換えられ、高校の時に似たようなことがあたしと母親との間にもあったな、とかその時の母親もこんな気持ちだったのかな?なんて考えながら観ていたらいつの間にか涙してた。

高校生当時にはきっとわからなかった気持ち。歳をとったからわかる気持ち。"親"になった事はまだ無いけど、"親"になったらまた新しい気持ちが感じられる事を予感させてくれる作品。

観終わった後は無性に母親に電話したくなった。そして電話した。
なんだか照れ臭くて言えなかったけど、心の中では『あたしをこんなに愛してくれてありがとう』の気持ちでいっぱいだった。電話の途中で何度泣きそうになった事か。

その親の愛を知った時に『レディ・バード』が『クリスティン』を名乗るようになったところまで自分と重なるという奇跡✨

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らまんば

3.5若手実力派の演技力!

2018年6月9日
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鑑賞方法:映画館

思春期の女の子の気持ちをナチュラルに演じた秀作。ブルックリンも良かったけど、さらに演技力を発揮した感じ。とにかく自然なのがいい!

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タイガー力石

4.0さり気ないのに、しっかり響く

2018年6月9日
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家庭の経済力が教育の格差を生み、教育の格差が将来の方向性をかなりの確率で決定していく。あの頃でもかなり顕在化していたのですね。富裕層を一層富裕にしたレーガン政権、IS ISを生んだイラク戦争(池上彰さんや町山智浩さんの著作から教わりました)などのネタをさり気なくしっかりと挿入してあるので、大人(両親)たちの環境や思想が、一少女の思春期の葛藤や将来の選択にも実は大きく関わっていることが伝わってきます。
若い人にとって共感性が高いだけでなく、思春期は遥か昔のこととなったオトナにとっても、どういう世の中を子供達に残せるのか、という社会的責任を痛感させられる意外とイタイ作品でした。

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グレシャムの法則

4.0どちらの気持ちもわかる

2018年6月9日
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鑑賞方法:映画館

かつて17歳だった自分、
これから17歳を迎える娘を持つ自分。

どちらの気持ちも痛い程分かるなぁと
どちらにも感情移入しながら観ました。

良かったです。

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バロン

4.5What it all comes down to...

2018年6月8日
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支離滅裂、神経過敏な10代、暴走しながら徐々に世界と自分が見定まる。対してヒステリックな母親像、同じくアラニスのPerfectが如し。困った母娘だ。どうしても実生活とかぶってしまう。
実に様々な要素が細かく入り乱れて喜怒哀楽の抑揚が変化しながら話しが進む。その抑揚を指揮するシアーシャ・ローナン。彼女が全てを支配する。彼女の微妙な間や表情や動作の変化で空気が陰鬱にも軽やかにもなる。ブルックリンも良かったが、今の彼女を観れるのは貴重な経験。

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Kj

3.517歳

2018年6月7日
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鑑賞方法:映画館

17歳の女子高生の話。
先日観た「恋は雨上がりのように」も同年代の主人公だったが、日米違うので、文化的には全く異なるものの、この年代のストレスや将来への不安は似たり寄ったりなのかな。
どちらも母親との距離感が、微笑ましい。
本作で、主人公クリスティン(レディバード)を演じて、大ベテラン、メリル・ストリープやフランシス・マクドーマンドと肩を並べてアカデミー主演女優賞にノミネートされた、シアーシャ・ローナン。実際は23歳のようですが、無鉄砲さやどことなくあどけない背伸びした感じが、自然過ぎて17歳にしか思えない。名演。

ストーリーは、レディバードを中心とした、他愛ない日々の話なのだけれど、何か目が離せなくて引き込まれる。父親が良い味出してて好きだなぁ。

日曜日の昼下がりに観るのによさげな作品です。

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AMaclean

3.5女子高生の日常

2018年6月7日
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鑑賞方法:映画館

スウィート17モンスターに似てた。

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blue

4.5ダサくても全てがキラキラした日々

2018年6月7日
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鑑賞方法:映画館

素晴らしかったーーーー
どこにでもいる、なんの取り柄もない女子高生の最後の一年間を、時に痛々しく、笑わせながら、とてもみずみずしくキラキラした青春の日々に描き出した作品

2002年、カリフォルニア州サクラメントにある小さな町で暮らす高校三年生のレディ・バード
彼女には、監督と脚本を担当したサクラメント出身のグレタ・カーウィグ本人の自伝的要素が込められている

女子高生のレディ・バードは、自分の身の回りにあるもの全てが、ダサくて嫌だと思っていた
イケてる彼氏がいて、イケてる友達がいて、大学はニューヨークに行くことが、目指すべき理想の世界だと思っていた

けれど、彼女がそう思っていた理想の一つ一つを手に入れてみてはじめて
「現実は理想とは違う」
ことに気付き、もっと大切にしなければいけないものがあることを知る

恋や友情は、見た目のカッコ良さで得ることはできないし
どれだけ都会に憧れても、自分の育った街にかなうものはない

私は、この映画があまりにもキラキラしているので、
なぜ、どこにでもいる平凡な彼女が、こんなにもキラキラしているのかを考えた

そして、彼女をキラキラ輝かせているものは「現状に満足しない向上心」だと思った

どんなにカッコ悪い失敗をしてしまっても、どんなに理想と現実の違いに落胆しても
「私には、違う世界がある」と信じて前に突き進むからこそ、誰よりもキラキラと輝いているんだと思った
現状に満足し「私は一生サクラメントでいい」と思ったら、
そこで成長が止まってしまう

そして、自分を信じ続け、前に向かって歩み続けた結果、
それから16年後には、アカデミー賞にノミネートされる映画監督にまでなるのだ

その成功は、田舎町でくすぶっている「パッとしない女子高生たち」を励ますに違いない
輝かしい成功を手に入れたかに見えるグレタ・カーウィグでさえ
女子高生の頃は、田舎によくいる平凡な女の子だったのだから
何より自分の内なる声を信じて突き進めばいいのだ
両親は反対しているように見えて、誰よりも応援しているのだから

きっと、グレタ・カーウィグのお母さんは、これを号泣しながら観ただろうと思った
私ですら、後半は涙を流しながら観たのだから

あぁ、本当に素晴らしい映画だった

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とえ

4.0シアーシャ、ローナンを楽しむ映画。

2018年6月6日
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映画の楽しみ方は、
ストーリー、脚本のたくみさ、俳優さんの演技、美貌を堪能するとか、
と様々、あっていいでしょう。

落語とか、歌舞伎だって、ストーリーは同じでも
何度も楽しめる。

忠臣蔵とか代表的な映画でもそう。

これは、ストーリーは、王道で、
女優さんの演技を堪能する映画だと思います。
で、それだけの価値がある。
自分には、ありました!

自分は、初めて免許とって、
感動しながら走った地元の道を思い出した。

それだけでも、充分だよ。

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ヒノタマ

5.0主演女優の魅力がすごい

2018年6月6日
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ありきたりな言葉になっちゃうけど、自然体に見えた。表現力ゆたか。
ありきたりな青春期を描いているのかもしれない。国、宗教、性別、年令、青春期に生きた時代、どれも私と違うけど、所々にうなずいちゃう。
映画みたいな、ものすごい大事件は起きない。でも、あの時間を生きてる彼女にとってはひとつひとつが大事件だよ。

ラストシーン終わり方好き。これからの彼女を観たくなる。

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らっこおやじ

3.018歳の少女の青春ストーリー

2018年6月6日
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よくこの手の映画はあるけど、一番リアリティのある18歳のアメリカの少女の青春ストーリーでは?

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ごっとん

4.0不覚にも感動した

2018年6月6日
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観ている最中は、期待値が高すぎたのかイマイチ感があったのだが、後半からラストはちょっと泣きそうになるくらい自分の思い出と重なり感動した。
毎年一本はこの手の計らずも感動してしまう作品に出会い嬉しくなってしまう。デッドプールのように誰でも笑えたり共感出来る訳じゃないから自分だけの感動として大事にするしかない。

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マクラビン

4.5シアーシャ・ローナン

2018年6月6日
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笑える

楽しい

幸せ

グレタ監督が2分で決めた!
と耳にしましたが
まさにレディーバード=シアーシャ・ローナン!
憑依しているかと思うほど彼女は役にハマっていましたね・・

「名子役は大成しない」ジンクスをシアーシャはブチ破ってくれました!

オスカー候補も大大納得です!

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ねもちゃん

5.0アメリカらしい映画にじわりきた

2018年6月6日
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知的

泣ける

楽しい

テンポがよくて軽やかで、笑えて卑猥で、時にポロリ…清く正しくまさにアメリカ映画らしい作品。
ちょっと偽善的かなっと思ったりもしたけれど、低予算で脚本と編集を一生懸命工夫しながら物語を紡いでいるような姿勢が非常によくて、お涙ちょうだい的な演出にも素直に泣けた。予想以上の制作費で、いろんな面でびびったけど…
良き監督が良き俳優を使って、良き映画を一生懸命作った結果を堪能できるといった印象を受ける。この作品の質というものは、表面的なものでは見えてこない気がする。
悪くいえば、単にアメリカ人のノスタルジーなのかもしれないけれど、それが結構感動的で、大国主義とは違ったパトリオットが伝わってくる。
それほど期待していなかっただけに、非常に見入ってしまった。多分、期待して見たとしても、感動しただろうけれど。

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SH

3.0フツーじゃん!!なんて思っていたら、グッときちゃった。 学校の事、...

2018年6月5日
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フツーじゃん!!なんて思っていたら、グッときちゃった。
学校の事、進路の事、友達の事、特別な事をやりきれない日常にモヤモヤ。こんなありそうな女子の日常、最後までそんな様子なんだけど、自分の居場所が見えた時、安心と愛情にスルスルと涙が滑り落ちて行った。
文化の違いなのか、人間の差なのかわからないけど、ここぞって時の母親の距離感が羨ましく感じた。

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パプリカ

3.0大評判な意味が感じなかった…。

2018年6月4日
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サクラメント女子高生の紆余曲折な青春ドラマ、っていうことしか感じられなかったんだけど…。ぶつかり合う母の愛、優しく包む父の愛、兄弟や友情のありがたさ、普通な展開しかわかりませんでした。

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peanuts

5.0青春映画の傑作

2018年6月4日
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幸せ

楽しい

笑える

主演のシアーシャ・ローナンは「ブルックリン」以来、監督・脚本のグレタ・ガーウィグは「フランシス・ハ」以来であったが、本当に素晴らしい作品で感無量であった。
ストーリーはカトリック系の高校にて大学受験を控えている少女クリスティン、自称レディ・バードが家族や友達、恋人との関係性に悩み、苦しみながらも人として成長していく様を描いたものである。
まず、主人公のレディ・バードの人となりが「フランシス・ハ」のフランシスといった感じ。品が無くて痛々しいけど、ちゃんと自分を持っていて憎めない感じ… そうゆう難しい役どころを見事に演じたのはシアーシャ・ローナン。彼女は多感なキャラを演じるのも上手い。また、「ブルックリン」のような郷愁を脚本に加えているため、若干のデジャヴを感じる。
非常にリアリティがあるのが本作の魅力の一つ。各キャラクターの気持ちは一方通行がほとんど。多感な思春期における葛藤や悩み、全ての描写にリアリティがあって痛々しくも鑑賞者の心に寄り添うものとなっている。
主人公の母親役のローリー・メトカーフの演技も絶妙。娘と対立しながらも親として愛情を注ぐ母親を見事に演じていた。ティモシー・シャラメやルーカス・ヘッジズも良い演技だった。
作品全体の雰囲気、世界観が自分のツボすぎた。ウィットに富んだ会話にクスッと笑えるし、全体の関係性を俯瞰で見れるというのが心地よく、人の成長を目の当たりにできる。展開が早いけど密度濃くて飽きることもなく、音楽を含め演出も非常に可憐でその世界に飛び込みたくなってしまう。ここまで、ヴィヴィッドかつ豊潤な映画は久しぶりである。
青春映画が大好きな私にとって、日常的でリアルな描写の中で、そのキャラの心情の変化が見られたとき、そのキャラを愛おしく感じてしまう。その効果が存分に発揮されたのが本作であって、キャラクターだけでなく、作品全体に愛着が持てる。個人的には「JUNO」や「ぼくとアールと彼女のさよなら」に並んで青春映画の傑作だと感じる。
今後のグレタ・ガーウィグの監督作にも注目していきたい。

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ジンジャー・ベイカー

4.0たとえて言えば「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のような。そのような主人公の日常を坦々と描く手法。個人的には自分の子供のことを投影するようにこの映画を見た。

2018年6月3日
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鑑賞方法:映画館

TOHOシネマズ西宮OSで映画「レディ・バード」(Lady Bird)を見た。

冒頭から、走っている車の助手席からいきなり道路に飛び降りるような、そんな無鉄砲な女子高生が主人公である。

同居している兄は大学を卒業してもアルバイトをしている。
母親は夜勤の仕事。
父親はやがて失業。
家庭は裕福でなく、どちらかというと貧困地域に家がある。
演劇部の友人との友情と確執。
複数のボーイフレンドとの異性交遊。
地方都市(サクラメント)での退屈な生活に飽きている。
NYやSFなどの都会の大学に進みたい。
そのような主人公の日常を坦々と描く手法。
たとえて言えば「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のような。

我々夫婦にも近い世代の子供がいる。
個人的には自分の子供のことを投影するようにこの映画を見た。
カミさんにはまだ映画を見た感想を聞いていない。
こちらから尋ねないと映画の感想は言ってくれないのだ。

米国での観客満足度はかなり高い。(79%)
また批評家の評価は見たことの無いような高得点だった。(99%)

上映時間は94分。
映倫区分はPG12。
性的な表現が少しある。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

4.5レディーバードという反抗期

2018年6月3日
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題材はありきたりでも、確実に胸を打つ作品。

思春期の子を持つ親なら誰でも共感するだろうし、叱ってばっかりで自分を褒めてくれない母親を持つ子なら、まるで自分のことのように思えるかもしれない。

子供には分からない親の愛情と親には分からない子供の感情を互いに理解していく描写が実に上手であり、話の展開もテンポ感もバランスのとれたお手本的作品と言えるだろう。

ティーンの言葉がストレート過ぎる点や、アメリカの経済状況の厳しさなどもリアリティがあり、日常に溶け込むような作風も好感が持てる。

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TOKIES